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「人生が豊かになる禅 シンプル片付け術」枡野俊明 河出書房新社  2011年 / 有田和正さんはこんなことを ④-「子どもの生きる社会科授業の創造」明治図書 1982年 (前半)【再掲載】 [読書記録 一般]

今回は、枡野俊明さんの
「人生が豊かになる禅 シンプル片付け術」の紹介です。

わかってはいるのですが…。
「その都度」を心掛けてはいます。


出版社の案内には、

「究極のシンプル道は、禅にあり!持たずに暮らせば、自分が変わる。朝の
 5分掃除、場所別・片づけの習慣、リセット整理術など、今すぐ始めたく
 なる実践法を紹介。」  

とあります。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「その日にやるべきことをその日の分だけただ淡々と行えばよい」


・「『その都度戻す』を徹底すれば散らかりません」


・「毎日の朝5分間片付け」


・「『あれもこれもほしい』から抜けだそう
衝動買いしそうなときは大きく深呼吸しよう」



もう一つ、再掲載になりますが、有田和正さんはこんなことを④、
「子どもの生きる社会科授業の創造」(前半)を載せます。
わたしが学生だった頃に出た古い本ですが、
要約を読むと低学年にも社会科があった新任時代を思い出します。
土曜日の午後は部活指導に燃えていたころです。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆「人生が豊かになる禅 シンプル片付け術」枡野俊明 河出書房新社  2011年 

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◇禅に学ぶ持たない生活

  家は神聖な場所

  参道
   … 時間を掛けて長い距離を歩く間に身も心も整える
  
  部屋が自分自身の心の状態を写している

  物を捨てるのは最後の最後
禅寺 4と9 四九日   定期的に修理する日
  
  物に二つ目三つ目の命を与えよう
  
  本当の「もったいない」に気付きましょう  
必要のない物に囲まれた部屋で暮らせば心の中にも必要のない感情
   や疲れがたまっていく

  日々淡々と掃除という作務に取り組みましょう
その日にやるべきことをその日の分だけただ淡々と行えばよい

 「空(うつ)の空間」で季節の移ろいを楽しむ

  あるべきところにあるように



◇禅寺シンプル掃除&片付け術
  
  メリハリを付ける
    15分間こころを込めて一生懸命 

  無心になって体を動かす
    その瞬間目の前のことに
  
 「その都度戻す」を徹底すれば散らかりません 
    その都度    

  掃除道具はシンプルなもので十分
    「知足」

  手作りの道具は掃除を楽しませてくれる

  物をもたない生活は心地よい
    「本来無一物」「無一物中無尽蔵」

  自分を律すると顔つきが変わってきます
あなたの人生のリーダーは他でもないあなた自身です

  集中して部屋をリセットする期間を作りましょう
    自分の手で

  計画表を作り段取りして整理してみましょう
不要品整理
     → 汚れを落とす 
       → 整理整頓

 「捨てる基準」を作れば迷わず作業できる
衣服  
      2年間着なかった物は処分 → 思い出は一夏のみ
    
    大切 
     「自分の基準を作る」 

  頂き物は「思い出の深さ」を基準に処分する

  物を手放すときは即決即断で

  朝の掃除で一日を爽やかに始められる
    朝5分間片付け

  部屋の窓を開けて清風を呼び込む

  自分のスタイルがあると無理なく続けられる

  100日が習慣化の目安 
    3か月朝の掃除と週末午前中の掃除 + 気になる所1か所だけ

  玄関は自分の顔と同じ 
    盛り塩+打ち水

  靴はきちんとそろっていますか
    まず足元から

  客間や応接間はおもてなしの舞台
きれいに拭き掃除 + 見せたい物を置く + 花

  リビングはありのままの自分に戻れる場所

 「心のよりどころ」になる空間を作ろう  
    仏壇と床の間

 「手を合わせる場所」は毎日

  浴室とトイレには仏さまがいらっしゃいます
三黙堂
     → 僧堂・トイレ・お風呂

  台所は命をつなぐ食事を作る大切な場所

  寝室はひき算ですっきりさせる
  
  衣替えの時クローゼットの整理も行う 

  書斎はまず机の上から片付けよう
一日の作業が終わったらいったんすべてを片付ける

  書類は仕事の切り替え時に整理し直す
パソコンも
     - デスクトップには進行中のもののみ

  かばんの中の物は「所在地」を決めて整頓します

  郵便物は「その日の内に処理をする」が鉄則
    A4ファイルに項目整理    

  ベランダや庭も大切な家の一部と考えよう

  庭の掃除は観察することから始める



◇○○が変われば生き方が変わる

  私たちは物に生かされ空間に生かされている

  シンプルになると本来の自分を取り戻せる

  片付けると運が上がるのは当たり前 気付く

 「あれもこれもほしい」から抜けだそう

  衝動買いしそうなときは大きく深呼吸しよう

  人生を変えるには日々の積み重ねが問われる
  
  頭ではなく体を動かすことで身になる 







☆有田和正さんはこんなことを ④-「子どもの生きる社会科授業の創造」明治図書 1982年 (前半)【再掲載】

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◇タテマエ主義
 地域性というタテマエ主義

 流行という名のタテマエ主義

 克服法
    ① いいと思う本を徹底的に読む
② 幅広く本を読む
③「子どもを見つめる」

「バスと教育学説を追いかけない」
子どもを「何でどのように変えるか」

 
◇指導要領
  指導要領は「指導すべき事柄の要点」

 子供たちの主体的な学習活動を通して学習の仕方を会得させる

 

◇中学年社会科の問題点
  1 「地域の何をどのように取り上げたらよいか分からない」
自分で教材を探さなくてはならないから大変

 2 「資料が足りない」

 3 「地域学習では,見学・観察・調査活動のさせ方が難しい」
ねらいの明確化

 4 「教科書と副読本の統一的な使い方が難しい」

  固定した教材がない  
      固定できない 
       ① 子どもの実態に応じて精選される
② 社会が変貌する

◎ 常に新しい「追究させたいこと」を見つけ出す
副読本  教科書 - 方法,導入,比較資料の提示 
まとめ,広い視野への拡大

     地域のおもしろさを知る

 
◇高学年社会科の問題点
 1 大量の学習内容    
      ~ 読んで通るだけの授業

 2 教科書指導書が具体的に
      ~ よりかかっておればできる

  3 主体的な活動をさせるゆとりをなくしている
  子どもが資料を探すことがない

  どんな資料が必要か考えさせる

  4 生活と無関係 
      切実感が失われている


◇教科書の使い方
 教科書に頼りすぎてないか?
 =「私にとって興味や関心のないことは子どもに教えません」
                          大村はま

 教科書をどう利用すべきか   
    教科書を徹底的に読む

 本気になって教科書に挑戦させ教科書の記述と対決する気持ちで読
   み抜かせる

一読して分かることは子どもに任せる
(一人でできることを邪魔することはない)

  ※教師が指導すべきところ
  ① 子供がはてな,おかしいな,不思議だなと思うところ
② 子供にとって理解が難しいところ,つまずきやすいところ
     ③ 子供の盲点になるところ

 
◇指導計画 
  精力の大部分を「指導計画を立てる」ところに
= 自分のカリキュラム

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