「古関裕而の昭和史」辻田真佐憲 文藝春秋 2020年 /「一斉授業の復権」 久保齋 子どもの未来社 2005年 ⑤【再掲載 2014.7】 [読書記録 一般]
今回は、辻田真佐憲さんの
「古関裕而の昭和史」を紹介します。
途中までの要約なのですが、そのまま載せます。
出版社の著者紹介には
「日本人の欲望に応え続けた昭和のヒットメーカー・古関裕而。彼はいかなる
人物だったのか、その作品は昭和史にいかなる役割を果たしたのか。古関裕
而の生涯と激動の昭和を気鋭のメディア研究者が描きつくす。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「古関裕而は明治に生まれ大正に育ち昭和全般で活躍し平成に亡くなった」
・「満州事変で初めての軍歌 古賀政男に救われる」
もう一つ、再掲載になりますが、久保齋さんの
「一斉授業の復権」⑤を載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「古関裕而の昭和史」辻田真佐憲 文藝春秋 2020年【再掲載】

◇はじめに
古関裕而
明治に生まれ大正に育ち昭和全般で活躍し平成に亡くなった
生涯50000曲
頂点は「オリンピックマーチ」
◇好きになったら一直線 1909-1930
1 老舗呉服店のお坊ちゃん
1909.8.11 福島市大町生 喜多三呉服店
父三郎次 温厚 母ヒサ 川俣町武藤家
本名は勇治
父の蓄音機で音楽に出合う
作詞家 野村俊夫(本名 鈴木喜八)
- 長く親しい
福島県師範学校附属小学校に進んだ
3~6年担任 遠藤喜美治
2 やむなく高等学校へ
問題児になって早々に留年
学外の部活動にのめり込む
福島ハーモニカ・ソサエティー
火の鳥会
福島の理解者・坂田萬(国・漢文)
丹治嘉市(英・体)
3 悩める銀行員時代
福島の銀行に入る
「ちりめん屋」武藤茂平
- 川俣銀行に入る
山田耕筰に思い切って手紙を書く
英国「チェスターリフン」誌作曲コンクール
4 ファンレターが結んだ恋
内山金子より手紙を受け取る
内山家 - 一男六女の三女
豊橋市立高等女学校
「断然、山田耕筰を抜かうと思つています。」
山田の女性問題
駆け落ち寸前そして結婚
コロムビアより専属以来
夫婦東京へ
◇ヒットを求めて四苦八苦
1 コロムビアと専属契約
金子は声楽の道へ
印税の前払いで月給200円
2 ほろ苦いデビュー
「福島行進曲」は当たらず北原白秋と感激の初対面「平右衛門」
「紺碧の空」
3 度重なる契約解除の危機
満州事変で初めての軍歌
古賀政男に救われる
4 ついに念願のレコード
「利根の舟歌」
入社5年目
「船頭可愛や」三浦環も
ついに黒字作曲家
~P128 途中まで
☆「一斉授業の復権」 久保齋 子どもの未来社 2005年 ⑤【再掲載 2014.7】

◇授業で学力と人格を育てる
□学校教育で獲得するすべてを授業で
久保斎
「一斉授業こそが学び合い学力を伸ばし人格を変える一番の方法」
↓
授業の評価(久保斎)
① 単元の目標が達成できたか
② この学習を通して「読む・書く・聞く・話す」などの学習能力をどう高
めたか
③ この学習を通して学習規律をどこまで高めることができたか
↑
◎ 全人格をかけて学力を獲得させる
□学力と人格形成との関係
教師は学力と人格の「研究者」ではなく、学力と人格の「生産者」です。
↓
教師が論ずべきは
「学力と人格の形成の関係」
「学齢期には学力形成が人格形成を牽引する」
↓
わたしたち教師は「学力と人格の生産者」として自信と誇りを持つべき
= 学校は困難な社会の中で子どもたちを守り育んでいる
□共感は人間の本質,嫉妬は文化
□授業はたて糸とよこ糸で織りなす綾錦
たて糸 = 教師の指導
よこ糸 = 子どもたちの考え・個性
↓
ピンとしていなければ美しい布にはならない
◎「新学力観」 = たて糸を緩める
◎「教師は優れた教材を選び,その教材に合った学習内容と指導方法というたて糸をぴん
と張り,発問と板書とノート指導で巧みにたて糸を操り, 筬(おさ)を打って学習規
律を高め,クラスのどの子 も活躍させることで授業という美しい布を織る」
◎「わたしたち教師はどんな時代が来ようとも多様な子,多様な個性をよこ糸に綾錦を
織りなす優れた授業の技術を目指さなければならない。」
□学齢期には学力形成が人格形成を牽引する
◎ 人間は「環境」を「発達」のメカニズムを基調としながら「教育」に
よって主体的に受け入れ成長の糧としていく。これを学習という。
生まれてからある時期までは「発達」が子どもの成長のイニシアチブ
を握っていますが,それ以後は「発達」をベースとしながらも「教育」
が子どもの成長のイニシアチブを握る。
◎「学齢期には学力形成が人格形成を牽引する」
◎ 人間を育てるためのベーシックプログラム
◎ ヴィゴッキー
「教育はこの観点からすると発達ではない。しかし,正しく組織された
子どもの教育は子どもの知能の発達を先導し教育の外では一般におそ
らく不可能であるような一連の発達過程を生ぜしめる。」
= 教育の責任の重大さ
※ 教師は学力の生産者としてヒトを人となし人間とする責務を負っていま
す。その自覚と誇りを持って一斉授業に取り組んでほしい。
「古関裕而の昭和史」を紹介します。
途中までの要約なのですが、そのまま載せます。
出版社の著者紹介には
「日本人の欲望に応え続けた昭和のヒットメーカー・古関裕而。彼はいかなる
人物だったのか、その作品は昭和史にいかなる役割を果たしたのか。古関裕
而の生涯と激動の昭和を気鋭のメディア研究者が描きつくす。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「古関裕而は明治に生まれ大正に育ち昭和全般で活躍し平成に亡くなった」
・「満州事変で初めての軍歌 古賀政男に救われる」
もう一つ、再掲載になりますが、久保齋さんの
「一斉授業の復権」⑤を載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「古関裕而の昭和史」辻田真佐憲 文藝春秋 2020年【再掲載】

◇はじめに
古関裕而
明治に生まれ大正に育ち昭和全般で活躍し平成に亡くなった
生涯50000曲
頂点は「オリンピックマーチ」
◇好きになったら一直線 1909-1930
1 老舗呉服店のお坊ちゃん
1909.8.11 福島市大町生 喜多三呉服店
父三郎次 温厚 母ヒサ 川俣町武藤家
本名は勇治
父の蓄音機で音楽に出合う
作詞家 野村俊夫(本名 鈴木喜八)
- 長く親しい
福島県師範学校附属小学校に進んだ
3~6年担任 遠藤喜美治
2 やむなく高等学校へ
問題児になって早々に留年
学外の部活動にのめり込む
福島ハーモニカ・ソサエティー
火の鳥会
福島の理解者・坂田萬(国・漢文)
丹治嘉市(英・体)
3 悩める銀行員時代
福島の銀行に入る
「ちりめん屋」武藤茂平
- 川俣銀行に入る
山田耕筰に思い切って手紙を書く
英国「チェスターリフン」誌作曲コンクール
4 ファンレターが結んだ恋
内山金子より手紙を受け取る
内山家 - 一男六女の三女
豊橋市立高等女学校
「断然、山田耕筰を抜かうと思つています。」
山田の女性問題
駆け落ち寸前そして結婚
コロムビアより専属以来
夫婦東京へ
◇ヒットを求めて四苦八苦
1 コロムビアと専属契約
金子は声楽の道へ
印税の前払いで月給200円
2 ほろ苦いデビュー
「福島行進曲」は当たらず北原白秋と感激の初対面「平右衛門」
「紺碧の空」
3 度重なる契約解除の危機
満州事変で初めての軍歌
古賀政男に救われる
4 ついに念願のレコード
「利根の舟歌」
入社5年目
「船頭可愛や」三浦環も
ついに黒字作曲家
~P128 途中まで
☆「一斉授業の復権」 久保齋 子どもの未来社 2005年 ⑤【再掲載 2014.7】

◇授業で学力と人格を育てる
□学校教育で獲得するすべてを授業で
久保斎
「一斉授業こそが学び合い学力を伸ばし人格を変える一番の方法」
↓
授業の評価(久保斎)
① 単元の目標が達成できたか
② この学習を通して「読む・書く・聞く・話す」などの学習能力をどう高
めたか
③ この学習を通して学習規律をどこまで高めることができたか
↑
◎ 全人格をかけて学力を獲得させる
□学力と人格形成との関係
教師は学力と人格の「研究者」ではなく、学力と人格の「生産者」です。
↓
教師が論ずべきは
「学力と人格の形成の関係」
「学齢期には学力形成が人格形成を牽引する」
↓
わたしたち教師は「学力と人格の生産者」として自信と誇りを持つべき
= 学校は困難な社会の中で子どもたちを守り育んでいる
□共感は人間の本質,嫉妬は文化
□授業はたて糸とよこ糸で織りなす綾錦
たて糸 = 教師の指導
よこ糸 = 子どもたちの考え・個性
↓
ピンとしていなければ美しい布にはならない
◎「新学力観」 = たて糸を緩める
◎「教師は優れた教材を選び,その教材に合った学習内容と指導方法というたて糸をぴん
と張り,発問と板書とノート指導で巧みにたて糸を操り, 筬(おさ)を打って学習規
律を高め,クラスのどの子 も活躍させることで授業という美しい布を織る」
◎「わたしたち教師はどんな時代が来ようとも多様な子,多様な個性をよこ糸に綾錦を
織りなす優れた授業の技術を目指さなければならない。」
□学齢期には学力形成が人格形成を牽引する
◎ 人間は「環境」を「発達」のメカニズムを基調としながら「教育」に
よって主体的に受け入れ成長の糧としていく。これを学習という。
生まれてからある時期までは「発達」が子どもの成長のイニシアチブ
を握っていますが,それ以後は「発達」をベースとしながらも「教育」
が子どもの成長のイニシアチブを握る。
◎「学齢期には学力形成が人格形成を牽引する」
◎ 人間を育てるためのベーシックプログラム
◎ ヴィゴッキー
「教育はこの観点からすると発達ではない。しかし,正しく組織された
子どもの教育は子どもの知能の発達を先導し教育の外では一般におそ
らく不可能であるような一連の発達過程を生ぜしめる。」
= 教育の責任の重大さ
※ 教師は学力の生産者としてヒトを人となし人間とする責務を負っていま
す。その自覚と誇りを持って一斉授業に取り組んでほしい。