SSブログ

キーワード 読書について④ /「公立小学校の挑戦」志水宏吉 岩波ブックレット №611 2003年 ② 【再掲載 2015.6】 [読書記録 一般]

今回は、12月24日に続いて、わたしの教育ノートから、
キーワード「読書について」の紹介 4回目です。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「自己啓発の方法 大宅壮一
  ①読書 ②耳学問(聞き上手) ③ 旅行(特に海外)」


・「ちょっとした隙間に読書 - 読みたい本をいつも机の中に」


・「読書の機能 ①情報読み ②教養読み ③娯楽読み」


・「音読から黙読へ。歌うように読む」




もう一つ、再掲載になりますが、志水宏吉さんの
「公立小学校の挑戦」②を載せます。






<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
2.jpg





<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆キーワード 読書について④

◇自己啓発の方法(大宅壮一:ジャーナリスト故人)
  ① 読書
 
  ② 耳学問(聞き上手)

  ③ 旅行(特に海外)

  ※ 聞くことの大切さ



◇読書(谷沢永一:文筆家)
  読書で「人間性」と「人間関係」の二つを知る
読書にも「授業料」を払わないといけない



◇朝の十分間読書
  ① 机の中に読みたい本を準備しておく

  ② 十分間は集中して読書する

  ③ 読み終わったら静かに本を交換する

  ④ 立ち歩いたり私語をしたりしない

  はじめ 「教師が教室に来てから」

 自分たちで
「ちょっとした隙間に読書」
       - 読みたい本をいつも机の中に


  ◎ 読み聞かせ



◇「日本の子どもの読書文化史」飯干陽著 あずさ書店(1)
 
□児童文化 

 <児童>に重点か<文化>に重点か
 
  児童文化研究4つの目標
(1) 社会の成員となるための資質と生活態度はどのようなものかと
      いう生活感情の同化
年中行事 生育儀礼

(2) 社会の倫理・道徳を身に付けさせ実践させること
人としての道

   (3) 有能な社会人としての資質・能力を身に付けさせること

   (4) ジェネレーションをどのようにして作るか
伝承遊び,社会規範,文化想像力が消滅しつつある

◎ 問題を考え実践していくこと
 

□読書観  
  読書機能
    ① インフォメーションを与える情報読み

    ② インスピレーションを与える教養読み

    ③ レクリエーションを与える娯楽読み

  読書論
    ① 修養主義読書論

    ② 古典主義読書論

    ③ 生活主義読書論

  唱え読み 御伽草子
音読 → 黙読
歌うように読む
 

□昔の読み書き
  <塾・寺子屋・手習い>
江戸の手習い
     数字 
     → 手紙文 
     → 国尽くし 
     → 江戸方角
→ 龍田詣 
     → 庭訓往来 
     → 東海道往来(3~4年) 
     → 商売往来
 
    ルイス・フロイス 
     「日本の子どもはまず書くことから始め後で読むことを学ぶ」

   「和俗童子訓」貝原益軒 1710年・81歳
 

□子どもの読書体験
戦前 - 童話 寝物語 
       本が貴重品 - 自然に興味関心

  戦後 - 読書以外の楽しみ大
 









☆「公立小学校の挑戦」志水宏吉 岩波ブックレット №611 2003年 ② 【再掲載 2015.6】

[出版社の案内]

2002年に刊行し話題を呼んだブックレット『調査報告「学力低下」の実態』
において明らかになった、子どもたちの学力の全体的な低下と階層間格差の
広がり。学校に今できることは何なのか。同報告において特筆すべき例とし
て挙がった「効果のある学校」の姿を,実地での調査・聞き取りをもとに描
き出す。

1.jpg


◇布忍小学校の日常

1 子どもたちの姿
 詩の授業 金子みすず「わたしと小鳥とすずと」
○ 自分の得意なことの話し合い  
        一人一人

     ○ 最後のまとめ
  ① 各行の最初の単語を残し他は消してからの朗読
  ② 最初の一字だけ
   ③ 全部消して

   ◎ 身体全体を使っての自己表現


□「よく遊びよく聞く」子どもたち
  ①「遊び」重要活動 - 「仲間づくり達成のため」  
  1 始業遊び  8:10~ 始業
  2 班遊び   毎日の休み時間
  3 クラス遊び 週2回
  4 放課後遊び 週2回

◎ 保健室利用率はクラストップ
        
  ②「よく聞く」
    ◎よく聞くための言葉掛け
    「~さんの聞いて欲しいという気持ちが届いていない人がいる
       ね」

「~さんの聞いて欲しいという気持ちを受けとめようとしてい
       ない人がいるね」

「その座り方、失礼かどうか考えてね」

「手、ひざ、123集中」

      「先生の言うことを一回で聞いてください」

  「失礼な態度はやめましょう。優しい態度で聞いてあげてね」

□「怒る」指導
毅然とした態度 
    ・ ちょっかいをかけた子
・ 先生に反抗した子

   ◎ 他の子どもを物理的あるいは心理的に傷つけようとしたとき、布小
    の教師は子どもを徹底して怒る
・ 妥協しない
・ 周りの子が見ているので、そこへの影響をも考えながら迫っていく
・ 決して自分と相手だけの関係にならない

※「聴く態度」と「怒る」指導



2 教師たちの姿

  児童数500名強 教員30名ほど 17学級+ひまわり学級

教育推進校

遅くまで  パワー

nice!(139)  コメント(4) 
共通テーマ:学校