キーワード 読書について⑤ /「哀しみを語りつぐ日本人」齋藤孝・山折哲雄 PHP 2003年 ③【再掲載 2013.7】 [読書記録 一般]
2023年が始まりました。
当ブログを訪ねてくださりありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今回は、12月27日に続いて、わたしの教育ノートから、
キーワード「読書について」の紹介 5回目です。
明治期に少年少女向け雑誌の人気が大変高かったことがわかります。
もう一つ、再掲載になりますが、齋藤孝さん、山折哲雄さんの
「哀しみを語りつぐ日本人」③を載せます。
-美空ひばりが死んで日本人は悲しみの感情を放出する「装置」を失った
この文章がなぜか今でも心に残っています。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について⑤-「日本の子どもの読書文化史」飯干陽 あずさ書店 1996年 (2)
◇新井白石 1657~1725「折りたく柴の木」
(1) はじめは文字の透き写し
(2) 太平記を聞く
(3) 日の内三千字 夜に入って一千字を習う
(4) 成人の道に志す
|
◎ 自学自習
◇桑名日記
桑名日記と柏崎日記
◇昔子どもが楽しんだ本
「少年文学」 博文館
「少年園」 1889 山崎悌三郎
「小国民」 1889 高橋省三
「少年文武」 1890
「少年之日本」 1890 博文館
「少年世界」 1894 博文館
◎ 明治20年代~
少年向きジャーナリズム勃興
◎ 明治30年代~
最盛期
「少年倶楽部」 北隆館 投書専門
「中学世界」 明治31年博文館
「少年会」「少女会」
明治35年 金港堂
「少年」 明治36年 時事新報社
「少年識画報」 明治38年 近事画報社
「少年画報」 明治39年 博文館
「少女世界」 明治39年 博文館
「日本の少年」「少女の友」 明治39年 実業之日本社
◇読書入門
明治 5年~ 教科書・自由出版制
明治19年 教科書検定制 森有礼文相
「少年文学」叢書
「日本昔話」明治27年
「日本お伽噺」明治29年
「世界お伽噺」明治32年
◎ 八犬伝 不如帰 思い出の記
◇明治から大正へ
「少年文庫」明治39年 小川未明 竹久夢二
大正改元後
「少女画報」大正元
「少女」大正2
「少年倶楽部」「子供の友」大正3
「コドモ」大正3
「飛行少年」「世界少年」大正4 「良友」大正5
「赤い鳥」大正7
|
◎ 国定教科書制度 (明治37年 1904年)
◇松田道雄
イソップ物語 「子供の友」「良友」
童心主義 = 児童中心主義
立川文庫 学校では禁止
☆「哀しみを語りつぐ日本人」齋藤孝・山折哲雄 PHP 2003年 ③【再掲載 2013.7】
3 感情の「ふるさと」は「歌」にあり
気配を感じて共感する
「もらい泣き」の共感性
一青窈
美空ひばりが歌った人々の空虚感
「悲しい酒」
怒りの叫びの歌 尾崎豊
悲しみの時代から怒りの時代への転換
◎美空ひばりが死んで日本人は悲しみの感情を放出する「装置」を失った
ロックは「エネルギーの発散装置」
ふたたび「哀しみ」への回帰
浜崎あゆみ
「張り」のある誇り高い憤をもっているか
4 感情のふるさとは「リズム」にあり
方言の身体、標準語の身体
岩手訛り、宮沢賢治の詩のリズム
はんなりとした京都弁 「源氏物語」
◎「言葉の身体性」という面で方言に勝るものはない
∥
◎ 方言も日本の素晴らしい文化遺産の一つ
「開き直り」の関西弁
方言文化をどう教えるか
「めんこい」は「かわいい」だけじゃない
方言でイントネーションやテンポを変えてみる
在りし日の「東京弁」の味わい
京都 母音が多くゆったり
東京 子音が多くせわしなく、つっけんどん
「サラダ記念日」が思い起こさせてくれた「五七調」
五七調、七五調リズム
↓
全共闘世代の五五調の息の根を止めた
「間」をとるか、言葉で空白を埋めるのか
◎ 子どもたちに教えるべきは日本語のリズム
当ブログを訪ねてくださりありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今回は、12月27日に続いて、わたしの教育ノートから、
キーワード「読書について」の紹介 5回目です。
明治期に少年少女向け雑誌の人気が大変高かったことがわかります。
もう一つ、再掲載になりますが、齋藤孝さん、山折哲雄さんの
「哀しみを語りつぐ日本人」③を載せます。
-美空ひばりが死んで日本人は悲しみの感情を放出する「装置」を失った
この文章がなぜか今でも心に残っています。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について⑤-「日本の子どもの読書文化史」飯干陽 あずさ書店 1996年 (2)
◇新井白石 1657~1725「折りたく柴の木」
(1) はじめは文字の透き写し
(2) 太平記を聞く
(3) 日の内三千字 夜に入って一千字を習う
(4) 成人の道に志す
|
◎ 自学自習
◇桑名日記
桑名日記と柏崎日記
◇昔子どもが楽しんだ本
「少年文学」 博文館
「少年園」 1889 山崎悌三郎
「小国民」 1889 高橋省三
「少年文武」 1890
「少年之日本」 1890 博文館
「少年世界」 1894 博文館
◎ 明治20年代~
少年向きジャーナリズム勃興
◎ 明治30年代~
最盛期
「少年倶楽部」 北隆館 投書専門
「中学世界」 明治31年博文館
「少年会」「少女会」
明治35年 金港堂
「少年」 明治36年 時事新報社
「少年識画報」 明治38年 近事画報社
「少年画報」 明治39年 博文館
「少女世界」 明治39年 博文館
「日本の少年」「少女の友」 明治39年 実業之日本社
◇読書入門
明治 5年~ 教科書・自由出版制
明治19年 教科書検定制 森有礼文相
「少年文学」叢書
「日本昔話」明治27年
「日本お伽噺」明治29年
「世界お伽噺」明治32年
◎ 八犬伝 不如帰 思い出の記
◇明治から大正へ
「少年文庫」明治39年 小川未明 竹久夢二
大正改元後
「少女画報」大正元
「少女」大正2
「少年倶楽部」「子供の友」大正3
「コドモ」大正3
「飛行少年」「世界少年」大正4 「良友」大正5
「赤い鳥」大正7
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◎ 国定教科書制度 (明治37年 1904年)
◇松田道雄
イソップ物語 「子供の友」「良友」
童心主義 = 児童中心主義
立川文庫 学校では禁止
☆「哀しみを語りつぐ日本人」齋藤孝・山折哲雄 PHP 2003年 ③【再掲載 2013.7】
3 感情の「ふるさと」は「歌」にあり
気配を感じて共感する
「もらい泣き」の共感性
一青窈
美空ひばりが歌った人々の空虚感
「悲しい酒」
怒りの叫びの歌 尾崎豊
悲しみの時代から怒りの時代への転換
◎美空ひばりが死んで日本人は悲しみの感情を放出する「装置」を失った
ロックは「エネルギーの発散装置」
ふたたび「哀しみ」への回帰
浜崎あゆみ
「張り」のある誇り高い憤をもっているか
4 感情のふるさとは「リズム」にあり
方言の身体、標準語の身体
岩手訛り、宮沢賢治の詩のリズム
はんなりとした京都弁 「源氏物語」
◎「言葉の身体性」という面で方言に勝るものはない
∥
◎ 方言も日本の素晴らしい文化遺産の一つ
「開き直り」の関西弁
方言文化をどう教えるか
「めんこい」は「かわいい」だけじゃない
方言でイントネーションやテンポを変えてみる
在りし日の「東京弁」の味わい
京都 母音が多くゆったり
東京 子音が多くせわしなく、つっけんどん
「サラダ記念日」が思い起こさせてくれた「五七調」
五七調、七五調リズム
↓
全共闘世代の五五調の息の根を止めた
「間」をとるか、言葉で空白を埋めるのか
◎ 子どもたちに教えるべきは日本語のリズム