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「なんのための日本語」加藤秀俊 中公新書 2004年 ①(前半) /「免疫学個人授業」多田富雄 南伸坊 新潮社 1997年 ③【再掲載 2015.3】 [読書記録 一般]

今回は、加藤秀俊さんの
「なんのための日本語」の紹介 1回目(前半)します。




出版社の著者紹介には

「日本語はむずかしいという。漢字を正確に書けなければいけない、敬語が使
えないと一人前ではない…。だが、小学校から高校まで12年間も『国語』
をまなんでも、『日本語』はうまくならない。しかし、実は『学校国語』
と日常つかう日本語とは別のものなのである。文法や漢字をいくらならっ
ても日本語は上達しない。どうすればよき日本語ユーザーになれるか。利
 用者の視点から語彙・漢字・口語などに着目してつづる日本語論。」
 
とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「母語の役割 - 言葉の刷り込み」


・「明治時代、英語による授業から『和漢語』が危機を迎えた。そのため
『国語』の研究室が開設された」


・「上田萬年が『國語』と名付けた」


・「イギリス人の手から離れた英語が水割り英語を生んだ」



もう一つ、再掲載になりますが、多田富雄さんと南伸坊さんによる
「免疫学個人授業」③を載せます。
ちょっとしたことを覚えておきたいのです。



<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆「なんのための日本語」加藤秀俊 中公新書 2004年 ①(前半)

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◇加藤秀俊
  1930年 東京生  
    一橋大学 - スタンフォード大学 - 京都大学 - 学習院大学
  
  社会学ドクター



◇まえがき
  ユーザーから見た日本語論
「語用論」
  
  日本語も世界の共通語になり始めている 

  日本語教師 3万3千人(正規学校)

日本語も開かれた言語に



◇「國語」から「日本語」へ
  母語の役割
「言葉の刷り込み」
      マグネット効果 獲得言語 
      母語は選べない
  
  母語と外語
外語との出逢い
  
  多言語
6800の言語 多言語国家の実情 
      日本も多言語社会 外語の圧力
    明治 
     - 英語の授業により「和漢語」の危機 
     →「国語」研究室の開設
    
  上田萬年が「國語」と名付ける 
   「和語」と「漢語」のもやもやした関係
   
  ◎ 外語 > 外国語  



◇ごちゃまぜ言語
母語離れ現象  
    ごちゃごちゃ英語の心地よさ  
    アメリカ英語はハイブリッド

  原酒と水割り  
    イギリス人の手から離れた英語
   - 水割り英語
  
  水割り化する日本語  

  通じる日本語








☆「免疫学個人授業」多田富雄 南伸坊 新潮社 1997年 ③【再掲載 2015.3】

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◇「研究」って何をするのか
 免疫学 
    「免疫現象特有の病気」

   腎炎    
    ~ 馬杉復三先生(千葉大)

   腎臓炎   
    ~ 岡林篤

   抗体蛋白質
    ~ 会良忠雄(東大)

  アレルギー
    ~ 石城公成

 がん
    ~ 武田勝男 山村雄一(大阪大)

 電気泳動装置
   サイエンス 抗体「rグロブリン」


   岡林篤  
    兎の実験
    「長期間免疫反応が起こると、やがて免疫反応に変化が起こる。その
     免疫反応の質的変化が起こると自己免疫が起こる」


<ノートを読んで>
生体反応の現場に戻って考えるのは大切

 
<復習ノート>
電気泳動

   コロイド
     「物質が小直径となり気体・液体・固体に分散している状態」

クロブリン
     「アルブミンとともに広く動植物界に分布する単純蛋白質の総称」

  ※ 兎の鼻に卵の白身を注射して病気をつくることで突破しようとした

 
<単語>
アルブミン 
  αグロブリン 
  βグロブリン 
  γグロブリン 
  電気泳動 
  コロイド粒子

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