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「超定番 授業づくりの基礎基本」八木正一・上條晴夫 学事出版 2005年 ③ /「生活コンセプト1998」ハイライフ研究所 PHP研究所 1997年 ③(最終) 【再掲載 2012.2】 [読書記録 教育]

今回は、1月20日に続いて八木正一さん、上條晴夫さんの
「超定番 授業づくりの基礎基本」の紹介 3回目です。




出版社の著者紹介には

「授業づくりの歴史や、授業設計の方法や授業づくりの基礎技術、研究授業の
 方法、授業記録の方法における、授業づくりをする上で欠かせない基礎・基
 本知識をまとめる。」
 
とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「『上からの道』(学習指導要領、教科書よりはじめる)と『下からの道』
  (子どもの興味・関心から)」


・「指示-発問は15秒以内 指示発問の内容は2つ以下」


・「考えさせノートに書かせる時間は4分以内 ノート記入後発表させる」


・「発表人数は1~2名 男女同じ数の発表者」


・「子どもの意見はすべて認める」


もう一つ、再掲載になりますが、ハイライフ研究所の
「生活コンセプト1998」③を載せます。
25年前の出版です。





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆「超定番 授業づくりの基礎基本」八木正一・上條晴夫 学事出版 2005年 ③

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<授業づくりの方法>
◇授業設計の方法(2)

2 授業づくりの2つのアプローチ
 (1)「上からの道」と「下からの道」
      上からの道
        - 学習指導要領、教科書よりはじめる
 下からの道 
        - 子どもの興味・関心から

 (2) 教材の「典型性」
教材が科学的概念や新しい知識の収穫をしっかりかみ合うように組
    織され、位置づけられていること

 (3) 教材の「具体性」
  教材が子どもの興味や関心と思考活動の対象としたり疑問を起こさ
    せるような性格を有していること
- 有田和正氏の実践 ~ ネタ

 (4) 教授行為
授業技術に関する工夫
◎「有田向山立ちあい授業」-共通点
 ① 資料に言葉がない
② 主資料1つ、補助資料1つ
③ 資料の中で教師が特に子どもたちに見せたいところを強調して
      いない
     ④ まとめでは全員同じ資料を見る
⑤ 指示-発問は15秒以内
⑥ 指示発問の内容は2つ以下
⑦ 初めの指示は考えたことをノートに
⑧ 考えさせノートに書かせる時間は4分以内
⑨ ノート記入後発表させる
⑩ 発表人数 1~2名
⑪ 男女同じ数の発表者
⑫ 子どもの意見はすべて認める
「板書・説明」
       「指示・発問」
       「助言」
「ノート指導」
       「机間巡視」
       「指名」
       「発表指示」

 (5) 学習者
     4つのレベル  
① 教育内容
② 教材
③ 教授行為(技術)
④ 学習者







☆「生活コンセプト1998」ハイライフ研究所 PHP研究所 1997年 ③(最終) 【再掲載 2012.2】

◇メディア情報
 ① 個人が握る情報主導権 多チャンネル
 ② 情報は生活必需品 なつかしもの復活


◇遊休
 ① 写真コミュニケーション 次世代ゲーム 家でエンターテイメント
② 非日常の日常化 健康自然を楽しむ

◇知・学・労
 ① 一生勉強の時代
 ② 雇用関係の変化 
    年功序列 → 能力主義
 ③ 学習も本物志向 
    ダブルスクール  大学+専門学校
 夜間大学院
放送大学
 ④ 歪む学校教育  自己中心的 ~ 教育制度の根本的見直し



◇世代に見るセルフポジショニング

A キッズ 幼児~小学生 (25年前の-ハマコウ註2023.1)
 満たされているけれども何か足りない相反世代
   勉強はできても人の間では成長できない
遊びのアポイントメント ~大人のビジネス社会から
   デジタルキッズも原点の遊びが好き
   ポジティブな未来を描けない

B ティーン 中・高校生 (25年前の-ハマコウ註2023.1)
刹那的だが何かを求めている模索世代
つながり感を求めていつもスイッチはオン
ぱっと見・外見・感覚重視でも一番は今の自分
はけ口のない閉塞感から逃れたい

C 二十代 団塊ジュニア (25年前の-ハマコウ註2023.1)
無理せずに自分らしくやりたいマイイズム世代
   日常の暮らしを自然に楽しみたい
   既製品を組み合わせて使う
     ラフ
   仕事は無理せず自分にあったものを

D Hanako世代 30代前半~半ば (25年前の-ハマコウ註2023.1)
決断のときを迫られるバブル世代
生活信条はワンランク上を目指す 
     ヨコ社会 子供と同視線
三十代シングル増加中
ライフステージでの決断を迫られる

E ポスト団塊世代 30代後半~40代前半 (25年前の-ハマコウ註2023.1)
第二のセルフポジショニングを探すサンドイッチ世代
   発言し始めたポスト団塊世代 
    狭間世代
   将来の不安を抱えたミドルの悲哀 
     ワーカホリック 燃え尽き症候群多い
   変わらないもの・変わらない人への憧れ
     CD エイティーズ・アライブシリーズ

F 団塊世代 40代後半~50代前半 (25年前の-ハマコウ註2023.1)
もう一花咲かせたい脱・我慢世代
ライフステージの転換期
第二の人生を探る
迫り来る夫婦・老後・介護の問題

E シニア・シルバー 50代後半~ (25年前の-ハマコウ註2023.1)
自分人生と依存人生の二極分化世代
   老後を豊かにする-歩く 目指すは生涯現役 高齢社会を考える

◇(財)ハイライフ研究所
 21世紀における生活者像の調査研究機関として平成5年に経済企画庁の認
可により発足。
 新しい価値観に支えられたライフスタイルを「ハイライフ」と名付け、生活
全般にわたる調査,研究及び普及啓蒙活動を推進している。

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