キーワード 読書について⑨-「現代日本児童文学選」森北出版 1994年 (2) /「昭和40年代ファン手帳」泉麻人 中公新書ラクレ 2014年 ①【再掲載 2016.1】 [読書記録 教育]
今回は、1月27日に続いて、わたしの教育ノートから、
キーワード「読書について」の紹介 9回目です。
「現代日本児童文学選」2回目の紹介です。
出版社の案内には
「児童文学の第一線の研究者らが現代を代表する作家の作品とその論評を種々
取り上げて編纂した格好のテキスト。また、これから児童文学に初めて接し
ようとする人の入門書、さらに児童文学作品の資料研究としても充実した内
容の1冊。」
とあります。
ここに紹介されている方の作品を学級の子どもたちに読みました。
次の本です。
○「ゲンのいた谷」長崎源之助
○「肥後の石工」今西祐行
○「チョコレート戦争」大石真
○「目をさませトラゴロウ」小沢正
○「宿題引き受け株式会社」古田足日
○「ベロだしチョンマ」斉藤隆介
時代を感じますが、「続きはいつ?」の声を思い出します。
いずれもわたしが大好きな作品です。
現代の子どもたちにどう感じられるでしょうか。
もう一つ、再掲載になりますが、泉麻人さんの
「昭和40年代ファン手帳」①を載せます。
覚えていることがたくさん…自分の年齢を感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について⑨-「現代日本児童文学選」森北出版 1994年 (2)
◇長崎源之助
大正13年生 神奈川出身
<児童観>
戦争を知らない子どもたちに戦争を知らせる
<作家論>
シャイ
単純化された構成
ユーモア
素朴な登場人物
ヒューマニズムのある結末
<作品論>
戦争の中の人間人間の心
- 人間の中の心の闘い
◎作品
「ゲンのいた谷」
「やまびこ村のふしぎな少年」
「あほうの星」
◇今西祐行
大正12年生 大阪出身 早大・童話会
<作家論>
贖罪精神
抗議の叫びや声高な主張がない
<作品論>
「肥後の石工」1965
「浦上の旅人たち」1969
「あるハンノキの話」
<評価>
着実で安定 = 重厚なヒューマニズム
「歴史の重みにじっと耐えて泣き言を言わない人々」
◇大石真
大正14年生 埼玉出身 早大・童話会
<児童観>
「チョコレート戦争」
「教室205号」
少年期
<作家論>
子どもの心理と行動を社会の状況に結びつけて物語っている
◇小沢正
昭和12年生 早大・童話会
山元護久と「ぷう」
◎作品
「目をさませトラゴロウ」
幼年童話に「毒」
◇古田足日
昭和2年愛媛出身 早大・童話会
「宿題引き受け株式会社」(1966年)
状況への批判と変革
- 使命感
「少年文学の旗の下に」(「少年文学」1953年9月)
少年文学宣言
- 古田足日・鳥越信
象徴童話批判
~ 子どもは集団の中で育つ
◇斉藤隆介
大正6年~昭和60年 明大
「ベロだしチョンマ」1967
「立ってみなさい」1969
創作民話
~ 滝平二郎の挿絵
~ 優しさ・恥じらい・献身
「やさしさ・健気・自己犠牲」の美学
「ベロ出しチョンマ」佐倉宗五郎を念頭に長男が…
民話風の創作
革命的ロマン七ズムの文学と規定
「職人衆昔ばなし」(文春1967年)
現在 企業戦士の鑑
☆「昭和40年代ファン手帳」泉麻人 中公新書ラクレ 2014年 ①【再掲載 2016.1】
◇昭和40年代の心象風景
グロス
佐藤栄作
◇昭和40年
□クレージーとキングギドラの正月
クレージーキャッツ
正月特番はない
ゴールデンタイムはレギュラー番組
ゴジラ モスラ ラドン キングギドラ
□われわれは忍者部隊だ
忍者ブーム
「伊賀の影丸」
「少年忍者 風のフジ丸」
「忍者部隊月光」
□青春歌謡の風景
御三家 橋・舟木・西郷
三田明 山田太郎 井沢八郎 美樹克彦
□愛と死を見つめて
青山和子
□ホモ牛乳とソフトめん
脱脂粉乳
→ 森永ホモ牛乳
ソフトめん
□巨人・大鵬・玉子焼き
「王(おう)金田(かねだ)広岡(拾おうか)吉田(よしだ)」
□佐藤首相と夢の島
夢の島ハエ騒動
□エレキブームがやってきた
◇昭和41年
□ウルトラQと飛行機事故
昭和41年1月2日「ウルトラQ」
ネタ元
「アウターリミッツ」「ミステリー・ゾーン」
□いいじゃなーい
昭和40年
東京ぼん太
昭和41年
晴乃チック・タック てんぷくトリオ ナンセンストリオ
漫画トリオ トリオ・ザ・パンチ 獅子てんや・わんや
Wけんじ 林家三平 月之家円鏡 三遊亭歌奴 桂米丸
□「おはなはん」
茶の間
樫山文枝
□トランシーバーとケネディ切手
□不思議な身長機と養命酒の広告
□ビートルズは台風4号に乗って
□黄金の4横綱時代
◇昭和42年
□新宿にフーテンがいた頃
フーテン族
□カラーテレビがやってきた
「仮面の忍者赤影」
スポンサーは三洋電機
□むち打ち症と歩道橋
□吉田茂の国葬
□師走の都電廃止ニュース
12.9銀座通り都電廃止
□肥満体の季節
◇昭和43年
□正月の円谷ショック
「もうこれ以上走れない」まじめな青年
□大雪と駅弁大会
□金嬉老の五日間
□55号とマエタケ
□ザ・バッファローズ結成
□秀和レジデンスとスナック
□いざなぎ景気の飛行船
日立キドカラー
□大きいことはいいことか?
森永エールチョコレート
◇昭和44年
□宮中参賀のパチンコ玉
GS ピンキーとキラーズ
奥崎謙三 パチンコ玉
□東大安田とりで
43年1月 医師制度法改正にクレーム 医学部
→ 東大紛争
□福沢幸雄と小柳徹
「夜のヒットスタジオ」前田武彦と芳村真理 小林大輔アナ
2月24日小川知子の泣き
恋人・福沢幸雄
袋井ヤマハテストコース トヨタの事故
□ビートな巨泉
昭和43年ブレイク 前田武彦 大橋巨泉
「ビートポップス」
司会・大橋巨泉 星加ルミ子 木崎義二 石川晶 藤村俊二
□フォークゲリラと栄ちゃんのバラード
2月頃 新宿西口地下広場 フォークゲリラ
岡林信康「友よ」
□酒ブタの教室
□人が月を踏んだ夏
矢島正明
□深夜ラジオの誘い
セイヤング
パックインミュージック
オールナイトニッポン
キーワード「読書について」の紹介 9回目です。
「現代日本児童文学選」2回目の紹介です。
出版社の案内には
「児童文学の第一線の研究者らが現代を代表する作家の作品とその論評を種々
取り上げて編纂した格好のテキスト。また、これから児童文学に初めて接し
ようとする人の入門書、さらに児童文学作品の資料研究としても充実した内
容の1冊。」
とあります。
ここに紹介されている方の作品を学級の子どもたちに読みました。
次の本です。
○「ゲンのいた谷」長崎源之助
○「肥後の石工」今西祐行
○「チョコレート戦争」大石真
○「目をさませトラゴロウ」小沢正
○「宿題引き受け株式会社」古田足日
○「ベロだしチョンマ」斉藤隆介
時代を感じますが、「続きはいつ?」の声を思い出します。
いずれもわたしが大好きな作品です。
現代の子どもたちにどう感じられるでしょうか。
もう一つ、再掲載になりますが、泉麻人さんの
「昭和40年代ファン手帳」①を載せます。
覚えていることがたくさん…自分の年齢を感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について⑨-「現代日本児童文学選」森北出版 1994年 (2)
◇長崎源之助
大正13年生 神奈川出身
<児童観>
戦争を知らない子どもたちに戦争を知らせる
<作家論>
シャイ
単純化された構成
ユーモア
素朴な登場人物
ヒューマニズムのある結末
<作品論>
戦争の中の人間人間の心
- 人間の中の心の闘い
◎作品
「ゲンのいた谷」
「やまびこ村のふしぎな少年」
「あほうの星」
◇今西祐行
大正12年生 大阪出身 早大・童話会
<作家論>
贖罪精神
抗議の叫びや声高な主張がない
<作品論>
「肥後の石工」1965
「浦上の旅人たち」1969
「あるハンノキの話」
<評価>
着実で安定 = 重厚なヒューマニズム
「歴史の重みにじっと耐えて泣き言を言わない人々」
◇大石真
大正14年生 埼玉出身 早大・童話会
<児童観>
「チョコレート戦争」
「教室205号」
少年期
<作家論>
子どもの心理と行動を社会の状況に結びつけて物語っている
◇小沢正
昭和12年生 早大・童話会
山元護久と「ぷう」
◎作品
「目をさませトラゴロウ」
幼年童話に「毒」
◇古田足日
昭和2年愛媛出身 早大・童話会
「宿題引き受け株式会社」(1966年)
状況への批判と変革
- 使命感
「少年文学の旗の下に」(「少年文学」1953年9月)
少年文学宣言
- 古田足日・鳥越信
象徴童話批判
~ 子どもは集団の中で育つ
◇斉藤隆介
大正6年~昭和60年 明大
「ベロだしチョンマ」1967
「立ってみなさい」1969
創作民話
~ 滝平二郎の挿絵
~ 優しさ・恥じらい・献身
「やさしさ・健気・自己犠牲」の美学
「ベロ出しチョンマ」佐倉宗五郎を念頭に長男が…
民話風の創作
革命的ロマン七ズムの文学と規定
「職人衆昔ばなし」(文春1967年)
現在 企業戦士の鑑
☆「昭和40年代ファン手帳」泉麻人 中公新書ラクレ 2014年 ①【再掲載 2016.1】
◇昭和40年代の心象風景
グロス
佐藤栄作
◇昭和40年
□クレージーとキングギドラの正月
クレージーキャッツ
正月特番はない
ゴールデンタイムはレギュラー番組
ゴジラ モスラ ラドン キングギドラ
□われわれは忍者部隊だ
忍者ブーム
「伊賀の影丸」
「少年忍者 風のフジ丸」
「忍者部隊月光」
□青春歌謡の風景
御三家 橋・舟木・西郷
三田明 山田太郎 井沢八郎 美樹克彦
□愛と死を見つめて
青山和子
□ホモ牛乳とソフトめん
脱脂粉乳
→ 森永ホモ牛乳
ソフトめん
□巨人・大鵬・玉子焼き
「王(おう)金田(かねだ)広岡(拾おうか)吉田(よしだ)」
□佐藤首相と夢の島
夢の島ハエ騒動
□エレキブームがやってきた
◇昭和41年
□ウルトラQと飛行機事故
昭和41年1月2日「ウルトラQ」
ネタ元
「アウターリミッツ」「ミステリー・ゾーン」
□いいじゃなーい
昭和40年
東京ぼん太
昭和41年
晴乃チック・タック てんぷくトリオ ナンセンストリオ
漫画トリオ トリオ・ザ・パンチ 獅子てんや・わんや
Wけんじ 林家三平 月之家円鏡 三遊亭歌奴 桂米丸
□「おはなはん」
茶の間
樫山文枝
□トランシーバーとケネディ切手
□不思議な身長機と養命酒の広告
□ビートルズは台風4号に乗って
□黄金の4横綱時代
◇昭和42年
□新宿にフーテンがいた頃
フーテン族
□カラーテレビがやってきた
「仮面の忍者赤影」
スポンサーは三洋電機
□むち打ち症と歩道橋
□吉田茂の国葬
□師走の都電廃止ニュース
12.9銀座通り都電廃止
□肥満体の季節
◇昭和43年
□正月の円谷ショック
「もうこれ以上走れない」まじめな青年
□大雪と駅弁大会
□金嬉老の五日間
□55号とマエタケ
□ザ・バッファローズ結成
□秀和レジデンスとスナック
□いざなぎ景気の飛行船
日立キドカラー
□大きいことはいいことか?
森永エールチョコレート
◇昭和44年
□宮中参賀のパチンコ玉
GS ピンキーとキラーズ
奥崎謙三 パチンコ玉
□東大安田とりで
43年1月 医師制度法改正にクレーム 医学部
→ 東大紛争
□福沢幸雄と小柳徹
「夜のヒットスタジオ」前田武彦と芳村真理 小林大輔アナ
2月24日小川知子の泣き
恋人・福沢幸雄
袋井ヤマハテストコース トヨタの事故
□ビートな巨泉
昭和43年ブレイク 前田武彦 大橋巨泉
「ビートポップス」
司会・大橋巨泉 星加ルミ子 木崎義二 石川晶 藤村俊二
□フォークゲリラと栄ちゃんのバラード
2月頃 新宿西口地下広場 フォークゲリラ
岡林信康「友よ」
□酒ブタの教室
□人が月を踏んだ夏
矢島正明
□深夜ラジオの誘い
セイヤング
パックインミュージック
オールナイトニッポン