キーワード 読書について⑩-「現代日本児童文学選」森北出版 1994年 (3) /「発想名人」齋藤孝 文藝春秋 2003年 ②【再掲載 2014.5】 [読書記録 教育]
今回は、2月1日に続いて、わたしの教育ノートから、
キーワード「読書について」の紹介 10回目です。
「現代日本児童文学選」は3回目の紹介です。
出版社の案内には
「児童文学の第一線の研究者らが現代を代表する作家の作品とその論評を種々
取り上げて編纂した格好のテキスト。また、これから児童文学に初めて接し
ようとする人の入門書、さらに児童文学作品の資料研究としても充実した内
容の1冊。」
とあります。
今回見られる名前はは、
川村たかしさん、あまんきみこさん、杉みき子さん、安房直子さん、
さねとうあきらさん、灰谷健次郎さん、
児童文学の黄金時代の方たちです。
教科書で作品を読んだり、
児童劇団での上演を見られた方も多いのではないでしょうか。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『サーカスのライオン』川村たかし」
- 仲良しの男の子を助けようとする「じんざ」、
子どもたちは大好きでした。
・「『ちいちゃんのかげおくり』『車の色は空の色』あまんきみこ」
- 教科書に長く取り上げられたので、覚えている方が多いのではないでしょうか。
戦争文学とファンタジーの代表作ですね。
・「『わらぐつの中の神様』杉みき子」
- 教科書の文章「わらぐつの中には神様がいなさるでね」、
を思い出します。
・「『かっぱの目だま』さねとうあきら」
- 浜松市にある児童劇団「劇団たんぽぽ」でこの作品の上演を数回観ました。
わたしには深く印象に残る作品です。
もう一つ、再掲載になりますが、齋藤孝さんの
「発想名人」②を載せます。
『声に出して読みたい日本語』がベストセラーになってから20年余。
出版する本の数に驚きますが、出す本すべてがおもしろいように、
わたしには感じられます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について⑩-「現代日本児童文学選」森北出版 1994年 (3)
◇川村たかし
昭和6年 奈良出身 奈良学芸大卒
ファンタジー 対 リアリスティック
テーマ主義 子どもより大人を描いている
「新十津川物語」
「サーカスのライオン」1972年
◇あまんきみこ
昭和6年 大連生まれ 日本女子大(通信)
空想界と現実界の微妙な交錯
「ちいちゃんのかげおくり」1982年
「車の色は空の色」1969年
◇杉みき子
昭和5年 新潟出身 新潟県女子専門学校
「小さな町の風景」(偕成社)・赤い鳥文学賞
「わらぐつの中の神様」庶民のヒューマニズム
現在 ~ 過去 ~ 現在 額縁形式
◇安房直子
昭和18年東京出身 日本女子大
「さんしょっ子」1970
「きつねの窓」
◇さねとうあきら
昭和10年 東京出身 早大卒 演劇家
「かっぱの目だま」
=「反民話」
民衆とはなんと過誤に満ち偏見にまみれ独善の徒であることか
∥
◎ 二度と大人たちにだまされるな
◇灰谷健次郎
昭和9年 大阪学芸大卒 小学校教員
「せんせいけらいになれ」1965
共に伸びる
共に歩む大人
ただ掛け声を掛けるだけではだめ
☆「発想名人」齋藤孝 文藝春秋 2003年 ②【再掲載 2014.5】
[出版社の案内]
明大での授業やテレビ出演、私塾「齋藤メソッド」や講演会など、目まぐるし
い毎日の中で齋藤氏がめぐらせた思考が詰まった一冊です。齋藤さんの脳みそ
は、どんな局面でも「教育」を軸にして回転しているのがよくわかります。例
えば、井上陽水のトークショーで質問力とコメント力について考察したり、出
張先で大阪人の演劇性を体感し、対話能力と演劇性の関係を分析したりします。
あの発想はこうやって生まれるのか、と納得させられる“超教育”エッセイで
す。
◇人的ヴィタミン欠乏症
出会いは人を活性化させる
生きている人間には独特な魅力があり、会うだけで元気をもらうこ
とがある
人的ヴィタミンが一番必要なのは中学生
中学生 - 心身共に再考の伸び盛り
「力は大人に近いのにセルフコントロールができていない難しい年齢」
↑
◎ 一番効くのは大学生ぐらいの若者
(憧れやすいし大人の雰囲気もある)
「団子プロジェクト」ウォーキング・イングリッシュ
◇もろ差し末っ子光線
分類すると安心する
兄弟構成分類
「末っ子」
ぬるっとした感触 = 甘え光線
同情を買うのがうまい 潜り込み力士
甘え上手で実は攻撃的
◇すでに終わっている音楽
オルゴールのもの悲しさ
哀れさを誘う弱々しさ
「すでに終わっている音楽」
心象風景を揺さぶるもの
◇大阪熱帯スポーツ
エスカレーター
左側を空けるのが国際・大阪ルール
(東京は右側を空ける)
個人としてよりも大阪人としてのアイデンティティが確立している
◇就職難におみそシステムの復権を
「即戦力」が求められる時代
鬼ごっこ
「おみそ」
= さわられても鬼にならないことになっている子
(アメンボ)
↓
◎ おみそからの卒業
◎おみそルール
= 懐の深いシステム
スカウト
今ある実力だけを見るならスカウトは要らない
◎ 安いときに買って、大きく育て、他のチームへの移籍金を儲けて次
の若手を育てる。この懐の深さがシステムからはじかれそうな人材を
救う
◇カットイン会話術
「話の間の悪い人」
◎会話のうまさは車の運転に似ている
流れに乗るためには加速が大切
|
カットイン会話術は一つの技術
「間の感覚を磨く」練習
「、」でのリレー読み
前で息を継いでおく
キーワード「読書について」の紹介 10回目です。
「現代日本児童文学選」は3回目の紹介です。
出版社の案内には
「児童文学の第一線の研究者らが現代を代表する作家の作品とその論評を種々
取り上げて編纂した格好のテキスト。また、これから児童文学に初めて接し
ようとする人の入門書、さらに児童文学作品の資料研究としても充実した内
容の1冊。」
とあります。
今回見られる名前はは、
川村たかしさん、あまんきみこさん、杉みき子さん、安房直子さん、
さねとうあきらさん、灰谷健次郎さん、
児童文学の黄金時代の方たちです。
教科書で作品を読んだり、
児童劇団での上演を見られた方も多いのではないでしょうか。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『サーカスのライオン』川村たかし」
- 仲良しの男の子を助けようとする「じんざ」、
子どもたちは大好きでした。
・「『ちいちゃんのかげおくり』『車の色は空の色』あまんきみこ」
- 教科書に長く取り上げられたので、覚えている方が多いのではないでしょうか。
戦争文学とファンタジーの代表作ですね。
・「『わらぐつの中の神様』杉みき子」
- 教科書の文章「わらぐつの中には神様がいなさるでね」、
を思い出します。
・「『かっぱの目だま』さねとうあきら」
- 浜松市にある児童劇団「劇団たんぽぽ」でこの作品の上演を数回観ました。
わたしには深く印象に残る作品です。
もう一つ、再掲載になりますが、齋藤孝さんの
「発想名人」②を載せます。
『声に出して読みたい日本語』がベストセラーになってから20年余。
出版する本の数に驚きますが、出す本すべてがおもしろいように、
わたしには感じられます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について⑩-「現代日本児童文学選」森北出版 1994年 (3)
◇川村たかし
昭和6年 奈良出身 奈良学芸大卒
ファンタジー 対 リアリスティック
テーマ主義 子どもより大人を描いている
「新十津川物語」
「サーカスのライオン」1972年
◇あまんきみこ
昭和6年 大連生まれ 日本女子大(通信)
空想界と現実界の微妙な交錯
「ちいちゃんのかげおくり」1982年
「車の色は空の色」1969年
◇杉みき子
昭和5年 新潟出身 新潟県女子専門学校
「小さな町の風景」(偕成社)・赤い鳥文学賞
「わらぐつの中の神様」庶民のヒューマニズム
現在 ~ 過去 ~ 現在 額縁形式
◇安房直子
昭和18年東京出身 日本女子大
「さんしょっ子」1970
「きつねの窓」
◇さねとうあきら
昭和10年 東京出身 早大卒 演劇家
「かっぱの目だま」
=「反民話」
民衆とはなんと過誤に満ち偏見にまみれ独善の徒であることか
∥
◎ 二度と大人たちにだまされるな
◇灰谷健次郎
昭和9年 大阪学芸大卒 小学校教員
「せんせいけらいになれ」1965
共に伸びる
共に歩む大人
ただ掛け声を掛けるだけではだめ
☆「発想名人」齋藤孝 文藝春秋 2003年 ②【再掲載 2014.5】
[出版社の案内]
明大での授業やテレビ出演、私塾「齋藤メソッド」や講演会など、目まぐるし
い毎日の中で齋藤氏がめぐらせた思考が詰まった一冊です。齋藤さんの脳みそ
は、どんな局面でも「教育」を軸にして回転しているのがよくわかります。例
えば、井上陽水のトークショーで質問力とコメント力について考察したり、出
張先で大阪人の演劇性を体感し、対話能力と演劇性の関係を分析したりします。
あの発想はこうやって生まれるのか、と納得させられる“超教育”エッセイで
す。
◇人的ヴィタミン欠乏症
出会いは人を活性化させる
生きている人間には独特な魅力があり、会うだけで元気をもらうこ
とがある
人的ヴィタミンが一番必要なのは中学生
中学生 - 心身共に再考の伸び盛り
「力は大人に近いのにセルフコントロールができていない難しい年齢」
↑
◎ 一番効くのは大学生ぐらいの若者
(憧れやすいし大人の雰囲気もある)
「団子プロジェクト」ウォーキング・イングリッシュ
◇もろ差し末っ子光線
分類すると安心する
兄弟構成分類
「末っ子」
ぬるっとした感触 = 甘え光線
同情を買うのがうまい 潜り込み力士
甘え上手で実は攻撃的
◇すでに終わっている音楽
オルゴールのもの悲しさ
哀れさを誘う弱々しさ
「すでに終わっている音楽」
心象風景を揺さぶるもの
◇大阪熱帯スポーツ
エスカレーター
左側を空けるのが国際・大阪ルール
(東京は右側を空ける)
個人としてよりも大阪人としてのアイデンティティが確立している
◇就職難におみそシステムの復権を
「即戦力」が求められる時代
鬼ごっこ
「おみそ」
= さわられても鬼にならないことになっている子
(アメンボ)
↓
◎ おみそからの卒業
◎おみそルール
= 懐の深いシステム
スカウト
今ある実力だけを見るならスカウトは要らない
◎ 安いときに買って、大きく育て、他のチームへの移籍金を儲けて次
の若手を育てる。この懐の深さがシステムからはじかれそうな人材を
救う
◇カットイン会話術
「話の間の悪い人」
◎会話のうまさは車の運転に似ている
流れに乗るためには加速が大切
|
カットイン会話術は一つの技術
「間の感覚を磨く」練習
「、」でのリレー読み
前で息を継いでおく