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キーワード 読書について⑬-「児童文学の世界」西本鶏介 偕成社 1988年 (1) /「こころの目で見る」鈴木秀子 清流出版 2004年 ⑤【再掲載 2016.4】 [読書記録 教育]

今回は、2月17日に続いて、わたしの教育ノートから、
キーワード「読書について」の紹介 13回目です。


西本鶏介さんの「児童文学の世界」1回目の紹介です。




出版社の案内には

「代表的な児童文学作品200点の案内を中心に、児童文学論、児童文学の歴
 史、選び方・与え方、基本用語の解説、そして創作入門まで、児童文学に関
 する基本的事項をわかりやすく編集した画期的な入門講座。学生、先生、図
 書館員などに必携、必読の本。読んで楽しく、すぐ役にたつ新しい感覚のガ
 イドブックです。」

とあります。


35年前の出版です。
紹介されていた本の中から、わたしが興味をもった本をメモしただけですので、
懐かしい本の案内のようになってしまいました。
三分の二ぐらいは読みましたが、未だに読んでない本もあります。




もう一つ、再掲載になりますが、鈴木秀子さんの
「こころの目で見る」⑤を載せます。
次の文章を読むたびに自分の子育ての姿勢を反省します。

- 子どもは親を選んでこの世に来る
   親はとかく子どもを自分本位で育てようとする
  ・ 親は子どもよりえらいわけではない
  ・ 思い通りにしようとすることこそ親が…
   子供は預かりもの → 大きくなったら社会に返す 





<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。




☆キーワード 読書について⑬-「児童文学の世界」西本鶏介 偕成社 1988年 (1)

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◇作品案内  

「だれも知らない小さな国」   佐藤さとる   講談社


「ホビットの冒険」 J・R・Rトールキン 岩波書店


「はてしない物語」 M.エンデ   岩波書店


「ぽっぺん先生と帰らずの沼」 舟崎克彦    筑摩書房


「おれがあいつであいつがおれで」山中 恒    旺文社>


「ヨーンじいちゃん」 P.ヘルトリング 偕成社


「ぼんぼん」 今江祥智    理論社


「お菓子放浪記」 西村 滋    理論社>


「でんでんむしの競馬」 安藤美紀夫   偕成社


「鯉のいる村」 岩崎京子    新日本出版社


「山のむこうは海だった」 今江祥智    理論社


「とべたら本こ」 山中 恒    理論社


「ボクちゃんの戦場」 奥田継男    理論社


「ふたりのイーダ」 松谷みよ子   講談社


「あのころはフリードリヒがいた」HPリヒター 岩波少年文庫


「ツバメ号とアマゾン号」 アーサー・ランサム 岩波書店


「エルマーの冒険」 RSガネット    福音館書店


「グリッグの冒険」       斉藤惇夫  岩波書店


「がんばれヘンリー君」 Bクリアリー 学研


「大きい一年生と小さな二年生」 古田足日    偕成社


「飛ぶ教室」 ケストナー   岩波書店


「兎の眼」 灰谷健次郎 理論社>


「昼と夜のあいだ」 川村たかし   偕成社


「教室205号」 大石真 実業之日本社


「ジャンボコッコの伝説」 さねとうあきら 理論社


「小さい心の旅」 関英雄 偕成社


「片耳の大シカ」 椋鳩十 偕成社文庫


「目をさませトラゴロウ」 小沢正 理論社


「長い長いペンギンの話」 いぬいとみこ  理論社


「帰らぬオオワシ」 遠藤公男 偕成社文庫


「ウォーターシップダウンのうさぎたち」 R.アダムス  評論社


「ひげよさらば」 上野瞭     理論社


「ベロ出しチョンマ」 斉藤隆介    理論社


「地べたっこさま」 さねとうあきら 理論社


「三太物語」 青木茂     偕成社文庫


「青葉学園物語」 吉本直志郎 ポプラ社


「マルコヴァルドさんの四季」 イ.カルヴィーノ    岩波少年文庫


「ぼくは王さま」 寺村輝夫    理論社 


「かいぞくオネショ」 山下明生    偕成社


「アンクル・サムの遺産」    E.ラスキン あかね書房


「さらばハイウェイ」 砂田弘 偕成社文庫


「カレンの日記」 J.ブルーム    偕成社


「二人のロッテ」 ケストナー   岩波書店 


「それいけズッコケ三人組」 那須正幹    ポプラ社 


「あばれはっちゃく」 山中恒     読売新聞社 






☆「こころの目で見る」鈴木秀子 清流出版 2004年 ⑤【再掲載 2016.4】

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◇楽して生きてもつまらない理由
  
□楽な方へと流されるとしっぺ返しがある 
すべて「楽」を基準に選択すると,苦痛を乗り越えたときの喜び,充足
  感といった「快楽」も一緒に放棄することになる。


□「人生とはニガウリのようなもの」という中国の例え
 「苦しいものはただ煮るだけでは甘くならない」
    → 苦さの中に甘さがある

   ◎ 苦い味を受け入れる
      
  食わず嫌いの人生 
    = 面白いこと楽しいことを自ら放棄する人生  

◎ いろいろな味に挑戦していくことで,人生は深みも増し,今より豊かな
  ものになっていくもの


□挫折して初めて気付く本当に大切なこと


□失敗は人間復活への大切な道程である
表面的には失敗挫折と思えることが、実は「人間復活」のための大きな
  チャンス
   ~ 欠かせないものはビジョン


□わたしたちは知らず知らずのうちに,よりよい道を選択している
 「ジャーナル・ライティング」
   後悔などのマイナスの思いが浄化される


□楽したい本能と鍛えたい本能が葛藤するとき
  一年に一度「沈黙の業」
   - 9日間は一切話をしない

 ◎ 楽に流される人生よりも,苦いものは苦いと受け止めながら,それを味
  わい尽くす人生ほど人間としての充足感は得られる



◇親子の壁を乗り越えるために

□子どもは親を選んでこの世に来る
  親はとかく子どもを自分本位で育てようとする
  ・ 親は子どもよりえらいわけではない
  ・ 思い通りにしようとすることこそ親が…
    
  子供は預かりもの
   → 大きくなったら社会に返す 


□子育ては自分のエゴを切り捨てる人間としての学びの場
 「親にとって子どもを育てると言うことは,自分のエゴを切り捨てる学びの
  機会」

 インド詩人・タゴール(1861-1941)
   起こってくることを受け入れ
それをよりよいものにしていく精神こそ
  人生の達人である


□親子関係から大切なことを学ぶ


□親が子どもに伝える大切なこと
親の務め
   ~ 目に見えない世界を,そして一人一人の人間の尊厳の大切さを伝え
    ること
         ∥
  ◎ 「こころの目」を開かせ,生きていること命があることそのもののす
   ばらしさを伝えること      

  親自身がエゴを切り捨て「こころの目」を養うこと
  「子どもが自分たちと同じように生きられるようになれば子育ては大成
    功。それ以上はボーナスで神さまがしてくださること。」


□太宰治の名作「津軽」にみる無条件の愛
 「津軽」
   ~ 無条件の愛,無償の愛  安らぎ 穏やかさ

  イエス 
    「あなたがあなたでいるだけでいい」 
    「自分が何でもできると言うことを証明する必要はない」

 ◎ アガペの愛
           「お金にかえられない大切なこと」   


□マザコンを生まないための夫婦関係

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