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鷲田小彌太さんはこんなことを 31-「論文レポートはどう書くか」鷲田小彌太・廣瀬誠  日本実業出版社 1994年 (3) /「君を守りたい」 中嶋博行 朝日新聞社 2006年【再掲載 2015.8】 [読書記録 一般]

今回は、2月15日に続いてわたしの読書ノートから、
「鷲田小彌太さんはこんなことを」31回目、
「論文レポートはどう書くか」の紹介 3回目です。

おもしろい説だと思いました。


出版社の案内には

「ビジネスの世界でも学術の世界でも大学受験や就職試験でも、論文・レポー
 トが重要になってきている。企画書、報告書、小論文など自分の意見をより
 よく伝えるための書く技術をわかり易くコーチする。」

とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「公表する = 恥をさらす」


・「的確な批判 + あたたかな励まし = 才能を伸ばす」


・「人間は言葉でできている 人間は考える葦である」


・「書きたい欲求や志向があるところに悪文はない
良文は存在する → 簡単平明な文章」




もう一つ、再掲載になりますが、中嶋博行さんの
「君を守りたい」を載せます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。




☆鷲田小彌太さんはこんなことを 31-「論文レポートはどう書くか」鷲田小彌太・廣瀬誠  日本実業出版社 1994年 (3)
 
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◇生産主体の形成 - 書き手の条件
学ぶ・真似ぶ・規範
  読む
書く 
   「作品」を書く 
   「公表する」=恥をさらす
「作者の立場」で書く  
    長いものを書く
  売る 
    売れなくてはごみ

 
◇知的生産物の管理
コピーをとる 
    一定の大きさにコピー
ファイリングする
フロッピー化する
自分の生産品を収納する

 
◇知的生産物の交換 - 交流
読んでもらう・見てもらう・批判してもらう
的確な批判 + あたたかな励まし = 才能を伸ばす
コピーの交換
  「ねた」(種)や「コンテ」(概要)
  未発表のレポートや論文

コピーの提供(見合ったコピーの提供を期待して)

  類似物との比較と自己点検
交流により互いの競争力を高め
競争 ①勝敗をつけるもの
②切磋琢磨するためのもの



<文章作法の現場>
 
◇「クギ」は「設計図」の飛躍のために打たれる
人間は言葉でできている 
   人間は考える葦である

  誰でも文章は書ける
悪文はない 
      書きたい欲求や志向があるところに悪文はない
良文は存在する 
      簡単平明な文章
自分のフォームを確立





☆「君を守りたい」 中嶋博行 朝日新聞社 2006年【再掲載 2015.8】

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◇プロローグ 
  「学校は涙であふれている」


◇いじめを即刻,停止させる
□学校で襲われた女子中学生の悲劇
執筆目的
   … 学校からいじめを根絶していじめの加害者に償いをさせること

  女子中学生に対する性的いじめの事例 
   - 少年院の教育で鬼畜達は人間に戻るか?

  いじめの実態は「恐るべき犯罪」 
    学校は「全くの無力」

  学校がいじめを見逃したために被害者が自殺した事例 
    学校はシグナルを見落とすな

  「シャモリンチ」など,いじめの手口は巧妙化・残酷化


□H16(2003) 小中高 23000件
① 芸能ショーいじめ    強要罪・暴行罪(最長 懲役3年)

② ばい菌いじめ      名誉毀損罪(3年)・侮辱罪(10年)

③ シャモリンチ   強要罪・教そ罪(10年)

④ 十字架・死刑いじめ   強要罪・傷害罪(10年)

⑤ 電気椅子いじめ・サンドバッグリンチ   傷害罪

⑥ 性的いじめ       強制わいせつ罪(7年)

⑦ 汚物いじめ       強要罪・傷害罪

⑧ 死に至るいじめ     傷害致死罪(20年)


□葬式ごっこから20年 いじめはなぜ続くのか
昭和61(1986)年 鹿川裕史君(中2)自殺事件 
「このままじゃ生き地獄になっちゃうよ」
人間教育の理想は根本的誤解



◇「鬼畜の心」に人間教育は通じない

□人間教育では「いじめ問題」を解決できない
  鬼畜の心に人間教育を施しても無駄 

  小中学生に広まるいじめが原因の深刻な鬱病

  フリースクールは「不登校」の子どもたちの避難所

 「いじめ宿命論」が被害者救済を阻みいじめを助長する
   加害生徒の立ち直りを優先し,被害生徒に対して無頓着,無関心

  いじめと対決する教師達の深刻な力量不足



◇いじめは犯罪だ

□いじめとはまさに学校犯罪だという認識を持つこと
  いじめを教育問題と見るか犯罪問題と見るか


□学校から去る被害者,居座る加害者という矛盾
いじめに責任があるのはクラス全体でなくあくまでも実行犯の加害生徒

大切なのは被害生徒を一刻も早く「いじめ地獄」から救い出してあげること


□警察力を導入し断固たる少年司法で裁く
犯罪者の更正改善(立ち直り)は,学校ではなく刑務所や少年院の仕事

「正義のルール」(ジャスティス・ルール)
  ~ 社会で許されない行為は学校でも許されない

◎ 校内で犯罪が発生した以上,学校は速やかに加害生徒の出席停止,さら
  には停学処分,退学処分を発動すべきで,他方被害を受けた児童生徒,親
  は即刻警察に通報してかまわない


□いじめられた生徒を守るために加害生徒を退学処分に



◇こうして「いじめ」は消滅する

□アメリカ教育界はなぜドッジボールを禁止するのか


□「ゼロ・トレランス」(不寛容)方式の衝撃
90年代登場の「ゼロ・トレランス」理論 
   = 不寛容主義
= 生徒の非行,いじめ,暴力は、一切寛容せずに厳重に処分するという
    考え方

  アメリカにはもともと「壊れた窓」理論
→ 学校に応用したのが「ゼロ・トレランス」

  1997年
   クリントン大統領がゼロ・トレランス確立を全国の学校に呼び掛けた
→ アメリカの学校現場は管理主義へと劇的に変化した
~ 自由を犠牲にして安全な学校を選んだ

1999年 
   コロンバイン高校の惨劇


□スクール・カウンセラーとスクール・ポリス
2005.6 山口県光市の県立高校

アメリカではスクール・ポリス
   - 武器の携帯

◎ アメリカの学校はゼロ・トレランスという超管理主義と学校警察で校
   内の安全と秩序を回復した
    = 犯罪者に教育的指導は無力
 
 
□「力の論理」 - 監視と処分
 ① 徹底した監視 と ② 警察への通報も含めた断固たる処分
 によって我が国の学校に「正義のルール」実現を!


□「君を守り隊」の成功
茨城県筑西市立下館中学校
君を守り隊
     ~ 生徒会が有志を募り校内パトロール

◎ 「いじめをしないさせない許さない そして君を守りたい」

  隊員数は全生徒の約半分に


□これが切り札 いじめ情報収集部と校内パトロール部隊
①情報収集部   いじめ目撃者,被害生徒からの通報先
②校内パトロール 加害生徒に対する威圧

中心人物をポイントで排除する
    ~ 一点集中「人数は必要最小限に,内容は徹底的に」


□えっ,小学生でも少年院に入れちゃうの?
  ①刑法改正 
  ②少年法改正 = 警察の出動態勢が整った


□被害生徒の視点に立てば加害生徒の立ち直りは二の次


□歴史に埋もれた「人権主義」の正体
やがて「人権=犯罪者の権利」という図式が出来上がった
◎ 人権の偏った肥大化
   - 人権とは「国家に対する権利」であって加害者と被害者の間を律す
    るものではない


□最終解決は人間教育か正義のルールか


□3つの提案
① 学校にいじめ情報収集部と校内パトロール部隊をつくり,学校ぐるみ
   の監視体制を実現する
    
  ② いじめを発見したら,中心的な加害生徒をピンポイントで処分する。
      温情主義の排除
    
  ③ 暴力的ないじめは即刻警察に通報する    



◇中嶋博行
1955年 茨城県生 早稲田大学法学部卒業 
  作家・弁護士
リーガルサスペンスの旗手

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