「いまを生きるちから」五木寛之 NHK出版 2005年 ① / 森信三さんはこんなことを④-「修身教授録抄」森信三 致知出版社 2006年【再掲載 2013.7】 [読書記録 一般]
今回は、五木寛之さんの
「いまを生きる力」の紹介 1回目です。
出版社の紹介には
「かけがいのない命の重さを、どう取り戻すか。生きることと向き合う一冊。
なぜ、日本にはこれほど自殺者が多いのか。古今の日本人の名言を引きなが
ら、我々はどう生きるべきか、苦しみ悲しみをどう受け止めるべきかを探る。
『情』『悲』に生命のちからを見いだした一冊。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「世界に冠たる長寿大国と同時にかつてない自殺大国。平和な時代のかげで
見えない戦争が続いている」
・「ユーモアと笑いは渇いたメディア。悲しむ欺く惑う、絶望する、泣く感情、
人間の情けと悲を排除しがちである。本来は車の両輪のはずなのに」
・「悲しいときには悲しい歌を歌うものだ。たっぷりと泣くと,あとはやめる
しかないだろう。ほんとうの慰めというものは悲しみを共有することなん
だよ」
・「衣食だけに一生懸命になった結果,礼節の方は置き忘れられてきた。問題
は『こころの不良債権』である」
もう一つ、再掲載になりますが、「森信三さんはこんなことを」④、
「修身教授録抄」を載せます。
国民教育の父と呼ばれた森さんらしい文だと感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「いまを生きるちから」五木寛之 NHK出版 2005年 ①

◇日本人の忘れもの
こころの戦争
秋田県
- 10年連続自殺率ワースト1
日本人の自殺者 7年連続3万人以上
H3 19875人 H4 20893人
H7 22445人 H10 32863人
世界に冠たる長寿大国と同時にかつてない自殺大国
∥
◎ 平和な時代のかげで見えない戦争が続いている
いのちの軽い時代
心が渇いているといのちが軽い
乾いたものは軽く,水分を含んだものは重い
- かけがえのないいのちの実感
湿式から乾式へ
鈴木博之東大教授 「建築は渇く」
戦後の日本
湿式工法から乾式工法へ
仏教 <我ありて彼あり>
ユーモアと笑いは渇いたメディア
∥
排除 悲しむ欺く惑う 絶望する 泣く 感情 |
◎ 本来は車の両輪
人間の情けと悲
◇悲しむことで耐えるこころ
悲しみのさなかで歌った歌
悲しんでいる人には悲しい歌を
「悲しいときには悲しい歌を歌うものだ。たっぷりと泣くと,あとはや
めるしかないだろう。ほんとうの慰めというものは悲しみを共有する
ことなんだよ」
|
マーク・トゥエイン
「ユーモアの源泉は哀愁である」
<悲泣せよ>と言った親鸞
親鸞
晩年にたくさんの和讃(歌)
和讃
= やわらぎほめ歌
七五調4行 今様
励ましと慰め
慈悲 = 励まし(頑張れよ)と慰め(頑張らなくていいよ)
|
◎ 何も言わない 黙っている
ただ頷きながら相手の話を聞くだけ ~ 無言の感情
◇励ましから慰めへ
泣かなくなった日本人
柳田国男 昭和15年「涕涙史談」
戦後
強さ 明るさ 前向き 元気 プラス思考を <追究>
↑↓
悲しみ 嘆き 絶望 憂い 人間の情 <毛嫌い>
◎ 排除 浪花節的,歌謡曲的,演歌的,義理人情の世界
<慈>の精神
励ましの<慈>と慰めの<悲>
慈父悲母
戦中戦後<悲>の世界は絶えず抑圧されてきた
ドストエフスキー
- 人間に大切なものは<共感共苦>
<慈>の時代から<悲>の時代へ
仏教<与楽抜苦>
◇日本人の宗教感覚
日本に根ざす信仰心
地方で根強く生き続けている日本人の信仰心
= 和魂
見えざる大きなものへの畏怖
資本主義・自由競争の背景「見えざる神の御手」
プロテスタント的倫理
日本人の原宗教的な感覚
朝日に向かって頭を下げ,夕陽に向かって合掌する感覚<アニミズム>
「わたしは何者なのか」
和魂洋才
→ 無魂洋才
戦後,日本の繁栄を支えたものは「無魂洋才」
|
◎問題は「こころの不良債権」
衣食だけに一生懸命になった結果,礼節の方は置き忘れられてきた
∥
こころの不良債権 = 精神のデフレ
◎「わたしは何者なのか」に答えられるものを
「情」を排除した戦後日本
情より理
☆森信三さんはこんなことを④-「修身教授録抄」森信三 致知出版社 2006年【再掲載 2013.7】

◇真実に願うこと
<微言2>
・「一日は一生の縮図なり」を心中常に忘れないで一日一日の「生涯」の充実を
期せねばならぬ。
・結局自分の置かれた現状に対して感謝する気持ちになれたら初めて真の幸福
にいたり得る。
・「義務を先にして娯楽を後にせよ」の真理は,人生を生きる上で最も基盤的
な実践的真理です。
・読書というものは,いわばその人の人生経験の内容とその意味を照らし出す
「光」と言ってよい。
51 人生の真の出発 立志をもって
… 我いかに生くべきか
52 真の志とは常に支配
自分の一言一行を慎む
53 真実に願うこと
二度とない人生だから
54 人生二度なし
人生に愛惜尊重
55 生命の愛惜感
ろうそくを一本立てて自分の人生と比較する
56 一つの中間目標
40になったら一冊の本を書く覚悟
57 生命の鈍化
負けじ魂は必要
58 大志を抱け
59 気品というもの
全人格の結晶
- その人から発する内面的香り
60 慎独とは人間が唯一人でいる場合でも深く己を慎むこと
61 魂の新生
人間の偉大さ
① 豊富にして偉大な情熱
② 意志力
62 情熱を持ち続ける
内に深く燃やし続ける
63 真の哲学とは
… 澄み切った情熱
64 正味三十年
65 長所と短所
外面は長所を伸ばすことから,内面は欠点の矯正から
66 偉人の伝記
自己を磨き上げ鍛えていったかの足跡
67 伝記を読む時期は二度
①12~18歳
②34~40歳
※ 立志と発願
68 かみしめ味わう
自分一人だけではない
69 一時一事
即今着手
70 一気呵成
思い切って気持ちの白熱している間に一気呵成に
71 良寛禅師
修行あってこそ
72 良寛戒語
73 野口英世の母
日本婦人の一典型
74 「忍」の一字
堪忍と隠忍
75 忍の工夫
最初に反省
76 自修の人
自己を築くのは自己以外にない
→ 読書と実行
77 老木の美
風格が滲み出る
78 故人に尽くす一つの途
書き残し思い出を印刷する
逸話を集めて印刷する
79 下座行を積む
真の値打ち以下の所で働くこと
- 自己を識り鍛える機会
80 教育者の真価
金原省吾(東洋美術)
下 - 在校中から信頼がない
中 - 学校にいる間は信用される
上 - 卒業後初めて価値が分かる
= 年と共に値打ちが分かる
「いまを生きる力」の紹介 1回目です。
出版社の紹介には
「かけがいのない命の重さを、どう取り戻すか。生きることと向き合う一冊。
なぜ、日本にはこれほど自殺者が多いのか。古今の日本人の名言を引きなが
ら、我々はどう生きるべきか、苦しみ悲しみをどう受け止めるべきかを探る。
『情』『悲』に生命のちからを見いだした一冊。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「世界に冠たる長寿大国と同時にかつてない自殺大国。平和な時代のかげで
見えない戦争が続いている」
・「ユーモアと笑いは渇いたメディア。悲しむ欺く惑う、絶望する、泣く感情、
人間の情けと悲を排除しがちである。本来は車の両輪のはずなのに」
・「悲しいときには悲しい歌を歌うものだ。たっぷりと泣くと,あとはやめる
しかないだろう。ほんとうの慰めというものは悲しみを共有することなん
だよ」
・「衣食だけに一生懸命になった結果,礼節の方は置き忘れられてきた。問題
は『こころの不良債権』である」
もう一つ、再掲載になりますが、「森信三さんはこんなことを」④、
「修身教授録抄」を載せます。
国民教育の父と呼ばれた森さんらしい文だと感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「いまを生きるちから」五木寛之 NHK出版 2005年 ①

◇日本人の忘れもの
こころの戦争
秋田県
- 10年連続自殺率ワースト1
日本人の自殺者 7年連続3万人以上
H3 19875人 H4 20893人
H7 22445人 H10 32863人
世界に冠たる長寿大国と同時にかつてない自殺大国
∥
◎ 平和な時代のかげで見えない戦争が続いている
いのちの軽い時代
心が渇いているといのちが軽い
乾いたものは軽く,水分を含んだものは重い
- かけがえのないいのちの実感
湿式から乾式へ
鈴木博之東大教授 「建築は渇く」
戦後の日本
湿式工法から乾式工法へ
仏教 <我ありて彼あり>
ユーモアと笑いは渇いたメディア
∥
排除 悲しむ欺く惑う 絶望する 泣く 感情 |
◎ 本来は車の両輪
人間の情けと悲
◇悲しむことで耐えるこころ
悲しみのさなかで歌った歌
悲しんでいる人には悲しい歌を
「悲しいときには悲しい歌を歌うものだ。たっぷりと泣くと,あとはや
めるしかないだろう。ほんとうの慰めというものは悲しみを共有する
ことなんだよ」
|
マーク・トゥエイン
「ユーモアの源泉は哀愁である」
<悲泣せよ>と言った親鸞
親鸞
晩年にたくさんの和讃(歌)
和讃
= やわらぎほめ歌
七五調4行 今様
励ましと慰め
慈悲 = 励まし(頑張れよ)と慰め(頑張らなくていいよ)
|
◎ 何も言わない 黙っている
ただ頷きながら相手の話を聞くだけ ~ 無言の感情
◇励ましから慰めへ
泣かなくなった日本人
柳田国男 昭和15年「涕涙史談」
戦後
強さ 明るさ 前向き 元気 プラス思考を <追究>
↑↓
悲しみ 嘆き 絶望 憂い 人間の情 <毛嫌い>
◎ 排除 浪花節的,歌謡曲的,演歌的,義理人情の世界
<慈>の精神
励ましの<慈>と慰めの<悲>
慈父悲母
戦中戦後<悲>の世界は絶えず抑圧されてきた
ドストエフスキー
- 人間に大切なものは<共感共苦>
<慈>の時代から<悲>の時代へ
仏教<与楽抜苦>
◇日本人の宗教感覚
日本に根ざす信仰心
地方で根強く生き続けている日本人の信仰心
= 和魂
見えざる大きなものへの畏怖
資本主義・自由競争の背景「見えざる神の御手」
プロテスタント的倫理
日本人の原宗教的な感覚
朝日に向かって頭を下げ,夕陽に向かって合掌する感覚<アニミズム>
「わたしは何者なのか」
和魂洋才
→ 無魂洋才
戦後,日本の繁栄を支えたものは「無魂洋才」
|
◎問題は「こころの不良債権」
衣食だけに一生懸命になった結果,礼節の方は置き忘れられてきた
∥
こころの不良債権 = 精神のデフレ
◎「わたしは何者なのか」に答えられるものを
「情」を排除した戦後日本
情より理
☆森信三さんはこんなことを④-「修身教授録抄」森信三 致知出版社 2006年【再掲載 2013.7】

◇真実に願うこと
<微言2>
・「一日は一生の縮図なり」を心中常に忘れないで一日一日の「生涯」の充実を
期せねばならぬ。
・結局自分の置かれた現状に対して感謝する気持ちになれたら初めて真の幸福
にいたり得る。
・「義務を先にして娯楽を後にせよ」の真理は,人生を生きる上で最も基盤的
な実践的真理です。
・読書というものは,いわばその人の人生経験の内容とその意味を照らし出す
「光」と言ってよい。
51 人生の真の出発 立志をもって
… 我いかに生くべきか
52 真の志とは常に支配
自分の一言一行を慎む
53 真実に願うこと
二度とない人生だから
54 人生二度なし
人生に愛惜尊重
55 生命の愛惜感
ろうそくを一本立てて自分の人生と比較する
56 一つの中間目標
40になったら一冊の本を書く覚悟
57 生命の鈍化
負けじ魂は必要
58 大志を抱け
59 気品というもの
全人格の結晶
- その人から発する内面的香り
60 慎独とは人間が唯一人でいる場合でも深く己を慎むこと
61 魂の新生
人間の偉大さ
① 豊富にして偉大な情熱
② 意志力
62 情熱を持ち続ける
内に深く燃やし続ける
63 真の哲学とは
… 澄み切った情熱
64 正味三十年
65 長所と短所
外面は長所を伸ばすことから,内面は欠点の矯正から
66 偉人の伝記
自己を磨き上げ鍛えていったかの足跡
67 伝記を読む時期は二度
①12~18歳
②34~40歳
※ 立志と発願
68 かみしめ味わう
自分一人だけではない
69 一時一事
即今着手
70 一気呵成
思い切って気持ちの白熱している間に一気呵成に
71 良寛禅師
修行あってこそ
72 良寛戒語
73 野口英世の母
日本婦人の一典型
74 「忍」の一字
堪忍と隠忍
75 忍の工夫
最初に反省
76 自修の人
自己を築くのは自己以外にない
→ 読書と実行
77 老木の美
風格が滲み出る
78 故人に尽くす一つの途
書き残し思い出を印刷する
逸話を集めて印刷する
79 下座行を積む
真の値打ち以下の所で働くこと
- 自己を識り鍛える機会
80 教育者の真価
金原省吾(東洋美術)
下 - 在校中から信頼がない
中 - 学校にいる間は信用される
上 - 卒業後初めて価値が分かる
= 年と共に値打ちが分かる
キーワード 読書について25-「子供を本好きにする33のコツ」柏木英樹 明治図書 1993年 /「日本人として言い残しておきたいこと」会田雄次 大和出版 1995年 ②【再掲載 2014.11】 [読書記録 教育]
今回は、4月21日に続いて、キーワード「読書について」の紹介25回目、
柏木英樹さんの「子どもを本好きにする33のコツ」を紹介します。
出版社の案内には、
「学級全員、本が大好きで、全員が年間100冊読破! 読書指導に力を入れてき
た著者が、実践記録を基に『子供を本好きにするコツ』を紹介する。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『冬に本を読もう』『夜に本を読もう』『雨の日に本を読もう』
暇なときは読書」
・「学級文庫には常時新しい本を入れ続ける」
・「読書貯金通帳、読書鉛筆対談」
もう一つ、再掲載になりますが、会田雄次さんの
「日本人として言い残しておきたいこと」②を載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について25-「子供を本好きにする33のコツ」柏木英樹 明治図書 1993年

◇読書三余
① 冬に本を読もう
② 夜に本を読もう
③ 雨の日に本を読もう
∥
◎ 暇なときは読書
◇読み聞かせ
<晴れブタシリーズ>
矢玉四郎 岩崎書店
<天才えりちゃんシリーズ>
竹下龍之介 岩崎書店
<大どろぼうホッツェンプロッツシリーズ>
プロイスラー 偕成社
<一週間シリーズ>
山中恒 金の星社
◇本の紹介
① 定期的に
毎週読書タイムの設置
- 週一回
② 小出しでじらして
板書利用 + 裏付け提示
◇学級文庫
① 常時新しい本を入れ続ける
② カラーボックスで色分け・ジャンル
◇時間確保
① 週一回常設読書タイム
② 隙間読書
◇読書貯金
┌──┬─────┬───┬────┬───────────┐
│月日│ 書名 │ 作者 │ 発行所 │ 一口感想 │
├──┼─────┼───┼────┼───────────┤
│ │ │ │ │ │
├──┼─────┼───┼────┼───────────┤
│ │ │ │ │ │
└──┴─────┴───┴────┴───────────┘
◇読書貯金通帳
┌┬─────┬───┬──────┬─┬─────────┐
│ │ 書 名│ 作 者│ 読書期間│ 頁│ おもしろさ │
├┼─────┼───┼──────┼─┼─────────┤
│1│ │ │ │ │ │
├┼─────┼───┼──────┼─┼─────────┤
│2│ │ │ │ │ │
└┴─────┴───┴──────┴─┴─────────┘
◇読書鉛筆対談
① 二人組で机を向かい合わせに座る
② どちらが先に書くか決める
③ 読書ツーウェイを基に対談する
☆「日本人として言い残しておきたいこと」会田雄次 大和出版 1995年 ②【再掲載 2014.11】

◇時代精神を反映する日本人の人格
□民衆から独立自尊の精神を奪った徳川政権
戦国期
独立自営小経営農民層が中心 = 下克上の根源
すべては自分次第
自信・責任感・礼節心・向上心・謙虚さ
~ 独立自尊
徳川期
耕作地に縛り付けられた
独立自尊精神の喪失
→ 小賢しさ(二男・三男)
= 民衆の卑しさの固着 弥次喜多
武士は権威のみ
= 矜持が求められた
□明治時代の立身出世主義の根底にある公の概念
自由競争 ~ 立身出世
→ 社会的地位を得て金持ちになることによって国のために尽くす
国家の使命感(と表裏一体の)出世主義
「末は博士か大臣か」
公への使命感(=華僑との違い)
華僑は経済力によって評価されることはあっても品格によって評価
されることがほとんどない
= 公の精神の欠如
□「国のため」といって傲慢になった戦前の日本人
戦後
= エゴの肥大化
日露戦争
→ 夜郎自大・成金主義
ベルリンオリンピック
日本人選手団の品性のなさ
→ 船客への迷惑
「国のためにがんばった自分たちに何を言うか!」
→ シンガポールで外人客・日本人客大量下船
※ 公の概念の荒廃
「国のため」が傲慢の正当化の道具になった。
→ 謙虚さを見失うことで日本人は品格を摩滅させた。
→ 敗戦
□戦後の日本にはびこる歪んだ個人主義
戦後日本にもたらされたもの
「個」の概念
~ 公の概念が欠如 = エゴのみ肥大化
→ 妙な個人主義 おもらい根性 たかり根性
→ 自己責任の概念欠如
「国のため 人のため」は嘲笑の対象に
※ 経済的成功が傲慢さをもたらした
バブル崩壊こそチャンス
① 日本の未来像構築
② 日本人の品性の回復
柏木英樹さんの「子どもを本好きにする33のコツ」を紹介します。
出版社の案内には、
「学級全員、本が大好きで、全員が年間100冊読破! 読書指導に力を入れてき
た著者が、実践記録を基に『子供を本好きにするコツ』を紹介する。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『冬に本を読もう』『夜に本を読もう』『雨の日に本を読もう』
暇なときは読書」
・「学級文庫には常時新しい本を入れ続ける」
・「読書貯金通帳、読書鉛筆対談」
もう一つ、再掲載になりますが、会田雄次さんの
「日本人として言い残しておきたいこと」②を載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆キーワード 読書について25-「子供を本好きにする33のコツ」柏木英樹 明治図書 1993年

◇読書三余
① 冬に本を読もう
② 夜に本を読もう
③ 雨の日に本を読もう
∥
◎ 暇なときは読書
◇読み聞かせ
<晴れブタシリーズ>
矢玉四郎 岩崎書店
<天才えりちゃんシリーズ>
竹下龍之介 岩崎書店
<大どろぼうホッツェンプロッツシリーズ>
プロイスラー 偕成社
<一週間シリーズ>
山中恒 金の星社
◇本の紹介
① 定期的に
毎週読書タイムの設置
- 週一回
② 小出しでじらして
板書利用 + 裏付け提示
◇学級文庫
① 常時新しい本を入れ続ける
② カラーボックスで色分け・ジャンル
◇時間確保
① 週一回常設読書タイム
② 隙間読書
◇読書貯金
┌──┬─────┬───┬────┬───────────┐
│月日│ 書名 │ 作者 │ 発行所 │ 一口感想 │
├──┼─────┼───┼────┼───────────┤
│ │ │ │ │ │
├──┼─────┼───┼────┼───────────┤
│ │ │ │ │ │
└──┴─────┴───┴────┴───────────┘
◇読書貯金通帳
┌┬─────┬───┬──────┬─┬─────────┐
│ │ 書 名│ 作 者│ 読書期間│ 頁│ おもしろさ │
├┼─────┼───┼──────┼─┼─────────┤
│1│ │ │ │ │ │
├┼─────┼───┼──────┼─┼─────────┤
│2│ │ │ │ │ │
└┴─────┴───┴──────┴─┴─────────┘
◇読書鉛筆対談
① 二人組で机を向かい合わせに座る
② どちらが先に書くか決める
③ 読書ツーウェイを基に対談する
☆「日本人として言い残しておきたいこと」会田雄次 大和出版 1995年 ②【再掲載 2014.11】

◇時代精神を反映する日本人の人格
□民衆から独立自尊の精神を奪った徳川政権
戦国期
独立自営小経営農民層が中心 = 下克上の根源
すべては自分次第
自信・責任感・礼節心・向上心・謙虚さ
~ 独立自尊
徳川期
耕作地に縛り付けられた
独立自尊精神の喪失
→ 小賢しさ(二男・三男)
= 民衆の卑しさの固着 弥次喜多
武士は権威のみ
= 矜持が求められた
□明治時代の立身出世主義の根底にある公の概念
自由競争 ~ 立身出世
→ 社会的地位を得て金持ちになることによって国のために尽くす
国家の使命感(と表裏一体の)出世主義
「末は博士か大臣か」
公への使命感(=華僑との違い)
華僑は経済力によって評価されることはあっても品格によって評価
されることがほとんどない
= 公の精神の欠如
□「国のため」といって傲慢になった戦前の日本人
戦後
= エゴの肥大化
日露戦争
→ 夜郎自大・成金主義
ベルリンオリンピック
日本人選手団の品性のなさ
→ 船客への迷惑
「国のためにがんばった自分たちに何を言うか!」
→ シンガポールで外人客・日本人客大量下船
※ 公の概念の荒廃
「国のため」が傲慢の正当化の道具になった。
→ 謙虚さを見失うことで日本人は品格を摩滅させた。
→ 敗戦
□戦後の日本にはびこる歪んだ個人主義
戦後日本にもたらされたもの
「個」の概念
~ 公の概念が欠如 = エゴのみ肥大化
→ 妙な個人主義 おもらい根性 たかり根性
→ 自己責任の概念欠如
「国のため 人のため」は嘲笑の対象に
※ 経済的成功が傲慢さをもたらした
バブル崩壊こそチャンス
① 日本の未来像構築
② 日本人の品性の回復