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鷲田小彌太さんはこんなことを 35-「論争を快適にする30の方法」鷲田小彌太・廣瀬誠 PHP③ (最終) /「体育ぎらいの子」中森孜郎 岩波書店  1983年 ②【再掲載 2013.7】 [読書記録 一般]

今回は、3月25日に続いてわたしの読書ノートから、
「鷲田小彌太さんはこんなことを」35回目、
「論争を快適にする30の方法」の紹介3回目 最終です。



出版社の案内には

「夫婦の諍い、上司への反論、交通違反の言い逃れ、イデオロギーの対立…。
避けて通れない『言葉のケンカ』でいかに振る舞うか? 本書は、哲学教
 授である著者がその技と心得を紹介する。 まず、論争に勝つ、勝つと血
 眼になっている人は失格である。勝たない工夫が必要なのだ。その真意と
は何か。勝てば必ず疎まれるのが人間社会である。その原則をふまえ、あ
 らゆる『論争の法則』を紹介している。『論争は体と頭に悪い』『バカを言
 葉で納得させる方法はない』『無理が通れば道理が引っ込む』『論争はハン
 グリーから生まれる』等々。では、論争の意義とは何なのか。『100人中99
 人が賛成する時、あえて論争に挑め』『わが身に降りかかった火の粉を払
う』『教祖が強い理由』等、実践法も教えている。30の定義にはそれぞれ
日常生活の例題があけげられている。思わず目からウロコのエピソードが
満載。勝ばかりが能じゃない。大人のための快適論争術の指南書である。」

とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「IT化 → 知ることより考えることが大切
『情報なんていくら手に入れても,それを考える頭がなければ何の意味も
   ない』」


・「言葉の戦いは終生消えない
言葉はいつまでも残り、反復増幅する」


・「論争で勝つと思考が止まる - マルクス主義思想の腐敗と敗北から」


・「言葉の世界に身をさらす人は強い」




もう一つ、再掲載になりますが、中森孜郎さんの
「体育ぎらいの子」②を載せます。
体育は好きだけれど○○(器械運動 水泳)がという子がいます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。








☆鷲田小彌太さんはこんなことを 35-「論争を快適にする30の方法」鷲田小彌太・廣瀬誠 PHP③(最終) 

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◇論争するからには論争に勝とう<定理7>

□定義19 論争に勝つのは天分である
「私怨」がなく,しかも,乾いた空気を与える「文体」(言葉)
      の持ち主 
        ~ まれ

       IT化 知ることより考えることが大切
 「情報なんていくら手に入れても,それを考える頭がな
           ければ何の意味もない」

      ◎ 生きるとは何か?

      ◎ 考えるとは何か?


□定義20 負ける論争はしない
  論争
         = 不毛,不快


□定義21 論争する前に勝ちを制する
何にせよ驚かない 目が眩まない
= 何事にも対応できる柔軟さで自在な心が必要

       ◎ 周到な準備 + 自在な心

 


◇論争に勝つとろくな事がない<定理8>

□定義22 言葉の戦いは終生消えない
  言葉はいつまでも残る 
       反復増幅する


□定義23 言葉で負けた者は言葉以外のもので勝とうとする


□定義24 論争で勝つと思考が止まる
  マルクス主義
         → マルクス主義思想の腐敗と敗北

       「土俵」を大きなものととらえてしまう
マルクス主義の自滅

 


◇ディベートをスポーツとして活用すれば<定理9>

□定義25 昼食時に「論争」を


□定義26 「朝まで生テレビ」は楽しい
この場限り


□定義27 異種格闘技は論争ではない

 


◇論争に資格はいらない<定理10>

□定義28 女子と小人は養いがたい
小人「どうもいいんじゃない」
女子 感情の動物


□定義29 猿にも分かるように論争する


□定義30 言葉の世界に身をさらす人は強い










☆「体育ぎらいの子」中森孜郎 岩波書店  1983年 ②【再掲載 2013.7】

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◇からだと対話するマット運動

□ムツミの場合 
   自分の体に意識を集中させる 
     → 物事に立ち向かう力 
困難を克服する力


□躓きの克服が体育好きの道
「生きていく証の汗」

「できる」
   … 自分の体を自分の意志で思いのまま自由に動かすことができる。で
    きていく過程を大切に!


□子供自身に問いかける
  できていく実感を掴ませる

◎「最後まで見る」教師 
     ~ 一人一人違う欠点



◇ここちよい「逆立ち」

□新しい観点の発見
  野口三千三(元東京芸術大学教授)「野口体操」
  動きの本質
      = 中味の変化流動

逆立ち
     ◎「地球の中心に向かって液体を注ぎ込むイメージ」

① 硬直されてきたからだを耕し直す
② リラクゼーションの重視
 内部の変化を感じ取る内部感覚を養う
③ 流動的な動きのできるからだを育てる
④ 呼吸と動きを結び合わせる


□無理のない逆立ちを!
頭で立つ逆立ち
  (1)立ち上がり方
 正座
        → 上体を前に・両手と後頭部をマットに
        → 腰を浮かせる
   → 徐々に頭頂部に体重を委ねていく 
        → 両膝をスッと腰に引きつけるように折り曲げる 
          - スッと自然に動かす
        
   (2)伸び方について
   2~3回呼吸 
         → ゆっくりまっすぐ上方に足を伸ばす(水仙がゆっくり
          伸びるように)

   (3)立ち上がってから
   リラックス ヨーガに近い

  (4)おり方について
   両足を締める
         → 一呼吸
         → 静かにおろす

   (5)補助の仕方について
   補助者 = 協力者

  
□「腕で立つ逆立ち」への発展 
頭で立つ逆立ち
     → 無理のない前回り

 「側転」ができるまで

   教材の問い直しが授業を変える

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