「いいかげんのすすめ」ひろさちや PHP研究所 2008年 ① /東井義雄さんの言葉 ⑩【再掲載 2012.8】 [読書記録 一般]
今回は、ひろさちやさんの
「いいかげんのすすめ」紹介の1回目です。
出版社の紹介には
「仏教を中心に宗教的なものの見方・考え方を紹介。戸惑い・不安を抱え、傷
つくことも多い現実社会を生きるための叡智をやさしく説く。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「あきらめとは物事の本質を明らかにすること」
・「餓鬼とは裕福なのに飢えている人々のことであり欲望にとめどがなくなっ
た存在。無財餓鬼、少財餓鬼、多財餓鬼(足るを知らない)3つの餓鬼があ
る。」
・「豊かさの物指しはゴムひも(どんどん伸びていく)のようなもの。ゴムひも
で測る欲望にこだわってはならない」
・「多くのインド人やアラブ人の考えは、『富める者は貧しい者に施しをする義
務を負っている。貧しい者は富める者から施しを受ける権利を持っている』」
ひろさんのわかりやすいたとえ話に助けられます。
もう一つ、再掲載になりますが、
「東井義雄さんの言葉」⑩を載せます。
東井義雄さんの本を読むと、わたしが子どもの頃の「先生」を思い出します。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「いいかげんのすすめ」ひろさちや PHP研究所 2008年 ①
◇「あきらめ」のすすめ
「思うがままにならないことを思うがままにしようとしてはいけません」
諦めよ
… 思うがままにならないことをはっきりさせる
= 明らめ
いい悪いの判断
= 分別
~ 仏教「分別するな」
そのまま肯定せよ
あきらめる
= どのように生きるのが人間らしい生き方であるか明らかにする
あきらめ
= 物事の本質を明らかにする
人事
- 人間の努力と天命,神の意志は無関係
因果
- 「いい行い」が招く「いい人」でいられる幸福
因縁
- 悪人は縁によって悪事を起こす
直接原因(因)と間接条件(縁)
空
- ゴムひもで測る欲望にはこだわらない
豊かさの物指しはゴムひも(どんどん伸びていく)
→ ゴムひもで測ったモノにこだわってはならない
「こだわるな」
= 空 少欲知足
長物
- 持てば持つほどケチになる
インド人・アラブ人
「富める者は貧しい者に施しをする義務を負っている。貧しい者は
富める者から施しを受ける権利を持っている」
知足
- 幸福の公式は
「知足÷少欲」
世間の幸福
幸福=充足÷欲望
仏教の幸福
幸福=知足÷少欲 少欲知足
餓鬼
- 裕福なのに飢えている人々
3種の餓鬼
① 無財餓鬼
② 少財餓鬼
③ 多財餓鬼(足るを知らない)
餓鬼
= 欲望にとめどがなくなった存在
般若
- 損得を計算しない「ほとけの智慧」
放棄
- 手に入れた生活の快適さに「しがみつく」のをやめる
懺悔
- 過去を忘れてゆっくりと人生を生きる
仏教 - 反省するな,ザンゲしろ
仏道は中道
過去
- 真実の愛は過去を捨て去って生まれる
過去はきれいさっぱりと捨てておくべき
性悪
- 善を高めるには悪が必要
悪があるからこそ,善を求める心が起こる
過去の悪行をしっかりと懺悔しより良く生きようと決意することによっ
て悪は善を助けるものとなる
大事 = 今現在を幸福に生きること
忍辱
- 他人からの迷惑を堪え忍ぶことも大切
仏教
~ 人間は他人に迷惑を掛けずには生きていられない存在である
忍辱(にんにく)
- 他人からの迷惑をじっと堪え忍ぶこと
慢
- 他人と比べればこころが騒ぐもの
自分と他人と比較したときに生じてくる慢心
慢 過慢 慢過慢
自解(じげ)
- 自分の解釈に執着せず教えに学ぶ
仏教の教えと自解が離れているとき自解を捨てられる人間が仏
教者
無我
- すべては仏さまからの預かりもの
子どもは仏さまからお預かりしている
独座大雄峰
- どっかり座ることは素晴らしい
☆東井義雄さんの言葉 ⑩【再掲載 2012.8】
◇授業
□教師
批評家ではなく実践者
~ 実践の主軸は授業
笠信太郎「私の人間像・日本像」
授業研究の中で第一に追及研究されなければならないのは
「授業で子どもをどう変えていくか」
愛と創造のエネルギーをどう育てていくか
□学力は自転車の乗り方と同じ
自分を通して学ばなければ身には付かない
□授業 = 子どものいのちを磨く仕事
授業は授業から始まっては授業にはならない
→ 授業の前にも授業はある
小西健二郎
「子どもから学ぶ」
戸田唯巳
「子どもについていく」
◇鉛筆対談
書かせて学ぶ
◇とらわれ
とらわれを断ち切る
耳を大切にする
なぜか聞いてみる
聞く = 学ぶ
|
◎ 子供についていく・子供に学ぶ
◇学校
「できない子をできる子にするところだ」
× えこひいき
◇豊かさの中で
欲望にどう対処するか
勤労の勧め
◎「金に対する尊敬」は祖先に対する「忘恩」を戒めている
◇大切
「子供が大切にしているものの発表会」を!
◇東井義雄記念館
兵庫県出石郡但東町
◇掃除
ずるをさせない
みんなと一列になって雑巾がけ
↓
そのあとほうきの人がほうき ~ 後始末
◇鉛筆の持ち方
1 右手の親指と人差し指で輪を作る
2 左手で鉛筆を持ち,削った上の所をつまむ
3 鉛筆を持っている左手をそのまま倒す
4 鉛筆がついたら,中指をしたに添えて囲む
「いいかげんのすすめ」紹介の1回目です。
出版社の紹介には
「仏教を中心に宗教的なものの見方・考え方を紹介。戸惑い・不安を抱え、傷
つくことも多い現実社会を生きるための叡智をやさしく説く。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「あきらめとは物事の本質を明らかにすること」
・「餓鬼とは裕福なのに飢えている人々のことであり欲望にとめどがなくなっ
た存在。無財餓鬼、少財餓鬼、多財餓鬼(足るを知らない)3つの餓鬼があ
る。」
・「豊かさの物指しはゴムひも(どんどん伸びていく)のようなもの。ゴムひも
で測る欲望にこだわってはならない」
・「多くのインド人やアラブ人の考えは、『富める者は貧しい者に施しをする義
務を負っている。貧しい者は富める者から施しを受ける権利を持っている』」
ひろさんのわかりやすいたとえ話に助けられます。
もう一つ、再掲載になりますが、
「東井義雄さんの言葉」⑩を載せます。
東井義雄さんの本を読むと、わたしが子どもの頃の「先生」を思い出します。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「いいかげんのすすめ」ひろさちや PHP研究所 2008年 ①
◇「あきらめ」のすすめ
「思うがままにならないことを思うがままにしようとしてはいけません」
諦めよ
… 思うがままにならないことをはっきりさせる
= 明らめ
いい悪いの判断
= 分別
~ 仏教「分別するな」
そのまま肯定せよ
あきらめる
= どのように生きるのが人間らしい生き方であるか明らかにする
あきらめ
= 物事の本質を明らかにする
人事
- 人間の努力と天命,神の意志は無関係
因果
- 「いい行い」が招く「いい人」でいられる幸福
因縁
- 悪人は縁によって悪事を起こす
直接原因(因)と間接条件(縁)
空
- ゴムひもで測る欲望にはこだわらない
豊かさの物指しはゴムひも(どんどん伸びていく)
→ ゴムひもで測ったモノにこだわってはならない
「こだわるな」
= 空 少欲知足
長物
- 持てば持つほどケチになる
インド人・アラブ人
「富める者は貧しい者に施しをする義務を負っている。貧しい者は
富める者から施しを受ける権利を持っている」
知足
- 幸福の公式は
「知足÷少欲」
世間の幸福
幸福=充足÷欲望
仏教の幸福
幸福=知足÷少欲 少欲知足
餓鬼
- 裕福なのに飢えている人々
3種の餓鬼
① 無財餓鬼
② 少財餓鬼
③ 多財餓鬼(足るを知らない)
餓鬼
= 欲望にとめどがなくなった存在
般若
- 損得を計算しない「ほとけの智慧」
放棄
- 手に入れた生活の快適さに「しがみつく」のをやめる
懺悔
- 過去を忘れてゆっくりと人生を生きる
仏教 - 反省するな,ザンゲしろ
仏道は中道
過去
- 真実の愛は過去を捨て去って生まれる
過去はきれいさっぱりと捨てておくべき
性悪
- 善を高めるには悪が必要
悪があるからこそ,善を求める心が起こる
過去の悪行をしっかりと懺悔しより良く生きようと決意することによっ
て悪は善を助けるものとなる
大事 = 今現在を幸福に生きること
忍辱
- 他人からの迷惑を堪え忍ぶことも大切
仏教
~ 人間は他人に迷惑を掛けずには生きていられない存在である
忍辱(にんにく)
- 他人からの迷惑をじっと堪え忍ぶこと
慢
- 他人と比べればこころが騒ぐもの
自分と他人と比較したときに生じてくる慢心
慢 過慢 慢過慢
自解(じげ)
- 自分の解釈に執着せず教えに学ぶ
仏教の教えと自解が離れているとき自解を捨てられる人間が仏
教者
無我
- すべては仏さまからの預かりもの
子どもは仏さまからお預かりしている
独座大雄峰
- どっかり座ることは素晴らしい
☆東井義雄さんの言葉 ⑩【再掲載 2012.8】
◇授業
□教師
批評家ではなく実践者
~ 実践の主軸は授業
笠信太郎「私の人間像・日本像」
授業研究の中で第一に追及研究されなければならないのは
「授業で子どもをどう変えていくか」
愛と創造のエネルギーをどう育てていくか
□学力は自転車の乗り方と同じ
自分を通して学ばなければ身には付かない
□授業 = 子どものいのちを磨く仕事
授業は授業から始まっては授業にはならない
→ 授業の前にも授業はある
小西健二郎
「子どもから学ぶ」
戸田唯巳
「子どもについていく」
◇鉛筆対談
書かせて学ぶ
◇とらわれ
とらわれを断ち切る
耳を大切にする
なぜか聞いてみる
聞く = 学ぶ
|
◎ 子供についていく・子供に学ぶ
◇学校
「できない子をできる子にするところだ」
× えこひいき
◇豊かさの中で
欲望にどう対処するか
勤労の勧め
◎「金に対する尊敬」は祖先に対する「忘恩」を戒めている
◇大切
「子供が大切にしているものの発表会」を!
◇東井義雄記念館
兵庫県出石郡但東町
◇掃除
ずるをさせない
みんなと一列になって雑巾がけ
↓
そのあとほうきの人がほうき ~ 後始末
◇鉛筆の持ち方
1 右手の親指と人差し指で輪を作る
2 左手で鉛筆を持ち,削った上の所をつまむ
3 鉛筆を持っている左手をそのまま倒す
4 鉛筆がついたら,中指をしたに添えて囲む