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「プロ親になる」親野智可等 宝島社 2005年 ③ /「ひろさちやのあきらめ力」ひろさちや 青春出版社 2009年 ②【再掲載 2020.1】 [読書記録 教育]

今回は、4月10日に続いて、親野智可等さんの
「プロ親になる」紹介の3回目です。



出版社の紹介には

「子供を伸ばす親の総合力を『親力』と呼んでいます。例えば、子供を愛し、
 受け入れ、褒めて、伸ばしてやる力です。または、子供によい環境を作って
 やったり、楽勉をプロデュースしたりする力です。この本では、皆さんの親
 力をさらにパワーアップさせるための発想、アイディア、テクニックなどを
 紹介しています。」
 
とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「親が忘れないための記念日を。大切なのは叱る形で終わらないこと」


・「褒めてから注意するのがベターか」


・「上手な講演者は最初と最後にとっておきの話をする」


・「真の幸せとは何か 頑張ったこと自体に喜びを見出す」



もう一つ、再掲載になりますが、ひろさちやさんの
「ひろさちやのあきらめ力」②を載せます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。






☆「プロ親になる」親野智可等 宝島社 2005年 ③

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◇子どもをやる気にさせるテクニック(3)
 
□親力52 記念日のすすめ
納豆を初めて食べられたから「納豆記念日」
「逆上がり記念日」
    「ノート記念日」

  親が忘れないための記念日
大切なのは叱る形で終わらないこと


□親力53 頑張っているところを映像で記録する
  子どもが頑張っている姿をビデオに撮る 
お手伝い、宿題の音読、苦手なもの モノも撮る

自分へのプラスイメージを育てる

  
□親力54 褒めてから注意するか、注意してかせ褒めるか?
褒めてから注意するのがベターか
1 言い訳に聞こえない
2 まず褒めることで子どもの心を開く
3 初頭効果(初めの印象が全体の印象を決める確率が高い)

  親近効果
    ◎ いちばん最後のものが印象に残る

上手な講演者は最初と最後にとっておきの話をする

  
□親力55 お金やモノでつると価値観が歪む
  口癖は「何くれる?」        

真の幸せとは何か 貧しい価値観
頑張ったこと自体に喜びを見出す

  
□親力56 担任に我が子の良い面を伝え続けるとだんだん嘘になっていく
  親が我が子のマイナス面を書く理由   
1 親の性格  
    2 親のストレス解消 
    3 親の防衛本能む

  我が子をPRしよう

  プラス面を書くことの効用







☆「ひろさちやのあきらめ力」ひろさちや 青春出版社 2009年 ②【再掲載 2020.1】

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◇あるがままの自分と「和解」すればよい

□欲望を持たない方法 
  希望 = 欲望
     → 誇りを持って「お金がない」を生きる

  「お金がない自慢」 
    = かなり上等な生き方

わたしがわたしであっていいなら,他人が他人であってもいい


□人生には「かくあるべし」なんてない
「かくあるべし」から離れればキャラの生かしどころはいくらでも発見で
  きる


□いっさい反省するな
禅の教え
 
 「即今」「当処」「自己」
   即今 
    = たった今やらずに,いつやる?
当処
    = ここでやらずに,どこでやる?
自己
    = あなたがやらずに,だれがやる?


□愚痴らずに自分のやり方で楽しめばよい


□世間にたぶらかされない「利己主義」のメリット
利己主義
   = 自分は自分であって良い

今あるがままの自分と和解する

  利己主義 ←→ 滅私奉公

  「たぶらかし社会」の欺瞞性
  派遣労働者首切り

  ※ 儲けのためなら個人など平気で踏みつけにするのが会社であり,国民
   のことはそっちのけで延命に血道を挙げるのが政治家



◇自分と家族の都合だけを考えればよい

□仏教が教える「人生の4つの段階」
インド
   「学生期」 
      幼児~青年  
      真理を学ぶ期間
「家住期」 
      職業に専念(本来仕事は家)
      父母
「林住期」 
      職業と離れて引退 
      知恵を授ける
「遊行期」 
      あらゆる義務から解放されて悠々自適

※ 教育改革
     → 家族というものを考え直さない限り,本来の教育を取り戻せる
      わけはない


□豊かさがお金から時間へ移り始めた
◎ 時は金なり   → 時間の大切さ
× カネは時なり
      日本で一番貧しいのは首相


□子どものために一週間会社を休む幸せ


□わが子に放っておかれる自業自得


□本当の家族の姿を明らめる 
  パキスタンの大家族


□家族が機能すると世の中が変わる 
  生命保険が用無しになる 
  失業したって働く場がある


□人を支えるのは「家」の誇り
家業 = 家住期 

  ヨーロッパ
   ~ 社会参加の仕方は家族単位
    
  少欲知足 
    家という格を失って,伝統も誇りも失った職業なんかなんぼのものでもない  


□「救い」がなくなった現代社会 
  家族制度
   - 矛盾も多いが救いがある


□「家」はこうして破壊された 
  長子相続制度の廃止


□子どもは勉強するために生まれてきたのか?
  今おもしろがれることをやるしかない


□「困ったときはお互いさま」が生んだもの

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