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「東三河完全攻略 はなまる本」プライズメント / ふえる一方の不登校をどうとらるか(中)「心をほどく人間関係の大切さについて」 伊藤友宣(神戸心療親子研究室・主宰) 『月刊少年育成』2001年 ⑥【再掲載 2015.4】 [読書記録 一般]

今回は、プライズメントの
「東三河完全攻略 はなまる本」を紹介します。


プライズメントからは三河地区のフリーペーパーがたくさん出ています。
その関連本だと思いますが、興味あるものを抜粋しました。


記録ミスがあるかもしれません。
御確認ください。


わたしは、巻煎餅が好きで、豊川稲荷参りの時はよく求めます。
「味のヤマスイ」では、よくメヒカリの唐揚げ(冷凍)を購入します。
メヒカリ、なんとも言えないおいしさです。
新城の「ナザレうどん」は浜松の「ナザレ」と何か関連があるのでしょうか。
浜松のナザレさん、近隣学校に勤めていた折、時々出前をしてもらいました。
現在は閉店となったようですが。




もう一つ、再掲載になりますが、伊藤友宣さんの
「心をほどく人間関係の大切さについて」⑥を載せます。
20年以上の前の分掌なのですが、不登校について、
わたしには最もしっくりくるとらえ方です。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。





☆「東三河完全攻略 はなまる本」プライズメント

◇豊橋  
  豊橋公会堂(国登録文化財)  

  豊橋ハリスト教会(国重文)

  トキフ(甘党の店 大手町)
     
  飛騨路(札木町 朴葉ステーキ)

  もちや(東新町 モチ入りワラビ餅,栗蒸し羊羹)



◇豊川  
  喜楽(門前町 宝珠まんじゅう,巻せんべい)

  たねや(豊川元町 稲荷寿司でシュー,手筒ロール)

  松屋(門前町 味噌カツ稲荷,わさび稲荷)
     
  来恩(門前町 五平餅)



◇蒲郡  
  えびせん工房(清田町上大内)
     
  味のヤマスイ(形原町港町 海の幸)



◇新城  
  旅館 ランチ付き温泉



◇田原  
  伊良湖ガーデンホテル  バイキング

サンパルク田原

蔵王山



◇和食  
  武蔵総本店  みそかつ  (豊橋市藤沢町)

  大鯛     豊富な料理 (豊橋市上田町新津田)
     
  鈴幸     うなぎまぶし(田原市加治町奥見中)
     
  魚々屋    魚々御前  (豊橋市石巻本町字西野)

  くろふね   手頃なランチ(豊橋市浜道町北側)

  いちょう   なめし田楽 (豊橋市中野町字平)

  ナザレうどん       (新城市平井字原)



◇中華  
  茶居那    おすすめランチ (豊橋市藤沢町)



◇イタリアン・洋食
スバゲッ亭チャオ あんかけ鉄板スパ (豊橋市広小路一丁目2F)

  コウヨウ館  オムライス (豊橋市二川町字ねずみ池) 

  こすたりか  パスタランチ(豊橋市牛川町)

  日付変更線180°E オムライス (豊橋市石巻本町字東野)

  ふらい亭ぱん オムライス ハンバーグ (豊橋市牛川通)

  オクトパス☆ガーデン (豊橋市中世古町 2F)

  あんず亭   ランチ・モーニング (豊橋市天伯町美吉)

  キッチンフライパン ハンバーグセット (北山町)



◇ラーメン 
  三河開花亭 赤ラーメン (豊橋市東岩町)







☆ふえる一方の不登校をどうとらるか(中)「心をほどく人間関係の大切さについて」 伊藤友宣(神戸心療親子研究室・主宰) 『月刊少年育成』2001年 ⑥【再掲載 2015.4】

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◇成り行き任せで本質を問わない

 不登校についていわば親がとるべき対処の仕方に関して、多くの学校で言わ
れたり、いろいろな解説で解かれたりするのは、

 おおむね、子ども自体に(あるいは、そんな子に育った成長過程に)問題や
原因があるのであり、不登校が起こった時点では、事態をとにかく受入れて、
やがては、それぞれに妥当なその先の進路を考えてやりましょう、

という向きのとらえ方が圧倒的なようです。


 不登校児の分類などがなされていて、それは甘やかされタイプ、潔癖性タイ
プ、感情のない無気力タイプ、不満と不安定の非行型タイプなどだとか。


 そして、不登校児がたどる時期や症状の段階が類型的にこういう経過を示す
ものだとしていて、つまり、不登校のはじまりは不機嫌で朝になると人格が変
わったように重く、休日は極端に陽気だとか。


 この時期の処置法は、第一に登校刺激を与えないことだとかが強調されがち
なのです。


 なったらなったで仕方がない。事を荒立ててより厄介な危機的状況に追い込
むよりは、黙って経過を見守るのがよい、と。


 で、その後のたどりがちな経過として、初期は、反抗や暴力の段階、中期は
とじこもりの時期で、長い経過の末に、せめて、指導センターに通うとか、フ
リースクールとか、通信制や、高校生なら大検を受けて大学進学。あるいは学
歴の問われないフリーターへと進む、と解説します。  



 公的な教育現場では、不登校児のために特別なふれあい教室とか適応指導セ
ンターとかと称する施設の運営に力を入れているようですが、正規の授業から
はずれて、とにかく来さえすればそこでは何をしなくちゃならないとかの拘束
がないというのでは、その体験を生きた転機とする当人のよほどの気力が生じ
ない限り、いたずらに敗退感が強まるばかりでしょう。



 前回に述べた八ツ塚実さんの口癖だった

「登校拒否ははじめの三日が勝負」

という認識の仕方とは、あまりにも違うのが、この二十年来の一般的な登校拒
否あるいは不登校のとらえ方だった、と言わざるを得ないのです。




◇「はじめの三日が勝負」とは逆に

 あれこれと干渉的な力添えをしても、むしろ逆効果だと分かった結果、担任
教員が責任を感じて力むことが、登校拒否への正しい対処の仕方とも言えない
という文部省(現・文科省)からの通達も出て、今では対症療法的な散々の徒
労を、教員が強制されなくなりました。


 その挙句、年々不登校はふえる一方で、その延長としての引き込もりが今や
社会問題化しているのです。


 八ツ塚さんの言っておられたのは、登校拒否だと認めざるを得ぬような長い
休みになってしまう前に、教員が当人の心のこわばりをほぐして暖かに自発的
な健康さへと、本人を立ち直らせてやらねばならないということでした。


 教師に責任があるかどうかどころか、特に義務教育レベルでの登校拒否の現
実は、教育の本質の問題がつきつけられているのだというのでした。


 問題打開の向きへの気持の流れを共有してやれなきゃならないのだ、とする
のであったと思います。


 それを、逆に「登校刺激を与えるな」などという曖昧な用語で手をつかねて
しまうのは、あまりにもなおざりに過ぎるのではありまんせんか。


 だいたいこの「登校刺激」などという言葉が、もっともらしい専門用語に見
えていい加減すぎるのです。


 いやがる当人にやいやいと、やたら「休んではいけない。学校へ行け」とけ
しかけることを、「登校刺激を与える」と称するのらしいのですが、「登校刺激
を与えるな」とはつまり学校とか勉強とかを口にしてはいけないということだ
ととらえられて、休みたいなら休みたいだけ休ませよ、という意味に理解され
てまかり通っているようですね。


 八ツ塚さんの「はじめの三日が勝負」とは、なんという違いであろうことか、
とあきれます。


 一面の気持ちが子どもの心のすべてとは違うのですからね。


 学校に行くことをひるむ気持ちの反面に、平気で愉しく行けることこそ子ど
も自身の本来の願いであるといったものでしょう。


 学校は、子にとっては七面倒に考える前に、とにかく年相応の仲間と群れて
おれる安心に魅かれて子どもの足が向くところですよ。


 行きたいのに自分はこうして休んでしまう、ああどういうことなのだと悶々
としている子に、あっけらかんと、「休みたいだけ休みなさいね」と物分かり
のよさげな態度で、あわれみをかけてくれる親や教師に、いらだちやより一層
の反発と拒否を感じて口をとざすのは、あまりにも当然と言うべきではありま
せんか。


 学校を自分から切り離してくれというのではなくて、学校についての二律背
反的な悶々とした現状の思いを正しくとらえてほしいと熱望するのです。


 登校刺激の刺激というのは、いやな刺激もある反面、プラスの刺激もあるの
です。

 複雑な悶々とした軋轢を明快に解析して支えてくれる刺激が、それこそが必
要なのです。


 当り前の誰ものように学校へは行きたいのがやまやまなのに、どうしても行
けなくしているなにかが重層的に自分の前に立ちはだかっているのだ。


 それがなにか、ということもそれを退治する方法も、よく分からない、と頭
をかかえ込んでやる気をなくす、というのが子どもの現実なわけでしょう。

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