「大人のための修学旅行 奈良の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ① /「初めて学ぶ教育法規」 菱村幸彦 教育開発研究所 1995年 ②【再掲載 2015.3】 [読書記録 一般]
今回は、武光誠さんの
「大人のための修学旅行 奈良の歴史」の紹介 1回目です。
出版社の紹介には
「学生時代に奈良を訪れたが、日本史の流れをしっかりふまえて旅することが
できたら……大和朝廷から天平文化まで、この国の成り立ちが名所旧跡を通
して理解できる『読む修学旅行』の本。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「大和朝廷の誕生と共に古墳が築かれ始めた。大王を葬る古墳なしに朝廷
の支配は成り立たない」
・「日本の神は、自分が治める地域のすべての人間に、幸福な生活を保証する
責任をもつ」
・「大和朝廷 = 王家 + 古代豪族物部氏」
・「呪術で王家を支えた物部氏」
もう一つ、再掲載になりますが、菱村幸彦さんの
「初めて学ぶ教育法規」②を載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 奈良の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ①
◇日本の原点大和朝廷はいかにして生まれたか(1)
□古墳の発生が示す大和朝廷の成立
日本史における天皇家の役割
古墳は何のために造られたか
最古の官道
= 山辺の道
3世紀 大和朝廷
大和朝廷の誕生と共に古墳が築かれ始めた
= 大王を葬る古墳なしに朝廷の支配は成り立たない
∥
◎ 朝廷が豪族にその地位に見合った大きさの古墳をつくる規制
古墳文化の核の部分は全国均一
(弥生文化 ~ 地方色強い = 小国家が並び立つ)
古墳 … 古代人「神は山に住む」
人口の山を築き大王や地方豪族を神に近いものにする営み
|
◎ 日本の神は、自分が治める地域のすべての人間に、幸福な生活
を保証する責任をもつ
日本の統一
「大王の言いつけに従っていれば何とかなる」依頼感
3世紀
神武伝説の時代
3世紀後半
崇神天皇 - 三輪山の大物主神を祀る
4世紀
古墳が各地に広まる
◎ 垂仁天皇、景行天皇らの優れた大王の手で朝廷の祭祀が整備さ
れ、地方への支配が進展
5世紀
応神天皇
大和朝廷の本拠地が河内に移る
全長486mの仁徳天皇陵古墳
◎ 5世紀は「河内王朝の時代」
次に大和が表舞台に立つのは6世紀
邪馬台国は大和にあったか?
□山辺の道周辺の古墳群
大和 =「山のふところ」
古代大和は山辺の道の南端部のみ
古代の重要交通路
布留川、巻向川、三輪川 = 合流して大和川
纏向遺跡
大和朝廷 交易を通じて急速に豊かになった
↓
◎ 最古の古墳 3~6世紀 古墳文化
仏教以前の日本人の信仰
= 自然物を拝んでいた
大和朝廷誕生にかかわる神社
大和朝廷 = 王家 + 古代豪族物部氏
◎ 三輪山の神を祀った(大神(おおみわ)神社)
◎ 物部氏が石上神宮の祭祀
□古代祭祀と神宝の関係とは [石上(いそのかみ)神社]
本殿を持たない神社
禁足地
神庫に眠る古代の祭器とは?
七支刀
- 369年 百済から倭王旨(応神天皇か?)に贈られたもの
明治7年(1874)禁足地の発掘
神宝の刀が物語るもの
物部氏 - 武芸にかかわる祭祀
天理参考館
□物部氏の果たした重要な役割 [杣之内古墳群]
剣を用いた呪術「鎮魂」
物部氏 - 剣神の呪力で悪霊を鎮める役割
物部氏の巨大な前方後円墳
物部氏 - 杣之内古墳群
西山古墳 180m 前方後円墳
ハミ塚古墳 50m方墳 6世紀末 物部守屋の墓か?
呪術で王家を支えた物部氏
山口神社
~ 平安初め 朝廷が雨乞い
支配 都祗(つけ)氏 小豪族
☆「初めて学ぶ教育法規」 菱村幸彦 教育開発研究所 1995年 ②【再掲載 2015.3】
◇成績をつける
評価権
最終的に校長が責任
通信簿は学校の自由
法律的に規定はない
相対評価でもよいし絶対評価でもよい
指導要録の転用は不適当
業者テスト
← 平成5年
事務次官通知 ~ 業者テスト全面的禁止
◇指導要録を記入する
学校教育法施行規則第12条の3 カルテ
様式取り扱いは教育委員会の権限
非開示は秘匿ではなく教育的配慮
→ 開示は信頼関係を損なう
避けられない空洞化
◇子供を叱る
懲戒とは何か
- 叱ることも大切
学校教育法第11条
※ 懲戒を加えることはできる。ただし体罰を加えることはできない。
<口頭注意,宿題を多くする,掃除当番,立たせる,正座させる,校
庭を走らせる>
事実行為としての懲戒
① 事実行為としての懲戒
② 法的支持を伴う懲戒
やり方次第では体罰
認められる懲戒
口頭注意・宿題を増やす・掃除当番を増やす・立たせる・正座させる
校庭を走らせる
法的効果を伴う懲戒
校長訓戒・自宅謹慎を命じる
学教法施行規則第13条
校長の責任で行う懲戒
義務教育では停学はない
校内暴力 学教法第26条 → 出席停止
◇勤務時間
休憩と休息
※ 一斉に自由に利用
超勤
昭和46年
給与特別措置法 4%調整額(0でもどれだけやっても同額)
時間外は以下の事項のみ
① 実習
② 行事
③ 職員会議
④ 非常災害
◇休む
4種類
① 年次休暇
形成権説と請求権説
時間指定権説
② 病気休暇
90日まで
手続きが煩わしいからと年休に
③ 特別休暇
④ 介護休暇
◇出帳
出帳には命令が必要
旅行命令は校長の判断
旅費支給
8キロメートル未満は旅費が出ない
◎ 打ち切り旅費の可否
「大人のための修学旅行 奈良の歴史」の紹介 1回目です。
出版社の紹介には
「学生時代に奈良を訪れたが、日本史の流れをしっかりふまえて旅することが
できたら……大和朝廷から天平文化まで、この国の成り立ちが名所旧跡を通
して理解できる『読む修学旅行』の本。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「大和朝廷の誕生と共に古墳が築かれ始めた。大王を葬る古墳なしに朝廷
の支配は成り立たない」
・「日本の神は、自分が治める地域のすべての人間に、幸福な生活を保証する
責任をもつ」
・「大和朝廷 = 王家 + 古代豪族物部氏」
・「呪術で王家を支えた物部氏」
もう一つ、再掲載になりますが、菱村幸彦さんの
「初めて学ぶ教育法規」②を載せます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 奈良の歴史」武光誠 河出書房新社 2002年 ①
◇日本の原点大和朝廷はいかにして生まれたか(1)
□古墳の発生が示す大和朝廷の成立
日本史における天皇家の役割
古墳は何のために造られたか
最古の官道
= 山辺の道
3世紀 大和朝廷
大和朝廷の誕生と共に古墳が築かれ始めた
= 大王を葬る古墳なしに朝廷の支配は成り立たない
∥
◎ 朝廷が豪族にその地位に見合った大きさの古墳をつくる規制
古墳文化の核の部分は全国均一
(弥生文化 ~ 地方色強い = 小国家が並び立つ)
古墳 … 古代人「神は山に住む」
人口の山を築き大王や地方豪族を神に近いものにする営み
|
◎ 日本の神は、自分が治める地域のすべての人間に、幸福な生活
を保証する責任をもつ
日本の統一
「大王の言いつけに従っていれば何とかなる」依頼感
3世紀
神武伝説の時代
3世紀後半
崇神天皇 - 三輪山の大物主神を祀る
4世紀
古墳が各地に広まる
◎ 垂仁天皇、景行天皇らの優れた大王の手で朝廷の祭祀が整備さ
れ、地方への支配が進展
5世紀
応神天皇
大和朝廷の本拠地が河内に移る
全長486mの仁徳天皇陵古墳
◎ 5世紀は「河内王朝の時代」
次に大和が表舞台に立つのは6世紀
邪馬台国は大和にあったか?
□山辺の道周辺の古墳群
大和 =「山のふところ」
古代大和は山辺の道の南端部のみ
古代の重要交通路
布留川、巻向川、三輪川 = 合流して大和川
纏向遺跡
大和朝廷 交易を通じて急速に豊かになった
↓
◎ 最古の古墳 3~6世紀 古墳文化
仏教以前の日本人の信仰
= 自然物を拝んでいた
大和朝廷誕生にかかわる神社
大和朝廷 = 王家 + 古代豪族物部氏
◎ 三輪山の神を祀った(大神(おおみわ)神社)
◎ 物部氏が石上神宮の祭祀
□古代祭祀と神宝の関係とは [石上(いそのかみ)神社]
本殿を持たない神社
禁足地
神庫に眠る古代の祭器とは?
七支刀
- 369年 百済から倭王旨(応神天皇か?)に贈られたもの
明治7年(1874)禁足地の発掘
神宝の刀が物語るもの
物部氏 - 武芸にかかわる祭祀
天理参考館
□物部氏の果たした重要な役割 [杣之内古墳群]
剣を用いた呪術「鎮魂」
物部氏 - 剣神の呪力で悪霊を鎮める役割
物部氏の巨大な前方後円墳
物部氏 - 杣之内古墳群
西山古墳 180m 前方後円墳
ハミ塚古墳 50m方墳 6世紀末 物部守屋の墓か?
呪術で王家を支えた物部氏
山口神社
~ 平安初め 朝廷が雨乞い
支配 都祗(つけ)氏 小豪族
☆「初めて学ぶ教育法規」 菱村幸彦 教育開発研究所 1995年 ②【再掲載 2015.3】
◇成績をつける
評価権
最終的に校長が責任
通信簿は学校の自由
法律的に規定はない
相対評価でもよいし絶対評価でもよい
指導要録の転用は不適当
業者テスト
← 平成5年
事務次官通知 ~ 業者テスト全面的禁止
◇指導要録を記入する
学校教育法施行規則第12条の3 カルテ
様式取り扱いは教育委員会の権限
非開示は秘匿ではなく教育的配慮
→ 開示は信頼関係を損なう
避けられない空洞化
◇子供を叱る
懲戒とは何か
- 叱ることも大切
学校教育法第11条
※ 懲戒を加えることはできる。ただし体罰を加えることはできない。
<口頭注意,宿題を多くする,掃除当番,立たせる,正座させる,校
庭を走らせる>
事実行為としての懲戒
① 事実行為としての懲戒
② 法的支持を伴う懲戒
やり方次第では体罰
認められる懲戒
口頭注意・宿題を増やす・掃除当番を増やす・立たせる・正座させる
校庭を走らせる
法的効果を伴う懲戒
校長訓戒・自宅謹慎を命じる
学教法施行規則第13条
校長の責任で行う懲戒
義務教育では停学はない
校内暴力 学教法第26条 → 出席停止
◇勤務時間
休憩と休息
※ 一斉に自由に利用
超勤
昭和46年
給与特別措置法 4%調整額(0でもどれだけやっても同額)
時間外は以下の事項のみ
① 実習
② 行事
③ 職員会議
④ 非常災害
◇休む
4種類
① 年次休暇
形成権説と請求権説
時間指定権説
② 病気休暇
90日まで
手続きが煩わしいからと年休に
③ 特別休暇
④ 介護休暇
◇出帳
出帳には命令が必要
旅行命令は校長の判断
旅費支給
8キロメートル未満は旅費が出ない
◎ 打ち切り旅費の可否