樋口清之さんはこんなことを⑪-「温故知新と一所懸命」NTT出版 1991年 (3) / 酒井臣吾さんはこんなことを【再掲載 2017.4】 [読書記録 歴史]
今日は5月26日、日曜日です。
今回は、5月23日に続いて「樋口清之さんはこんなことを」11回目、
「温故知新と一所懸命」の紹介 3回目です。
樋口清之さん、よくテレビに出ていらっしゃいました。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「柿は日本果実の王様。渋は防湿・接着・漆塗りの下地となる。食用
は干し柿として。柿の葉にはビタミンC」
・「縄文時代からおしゃれだった日本人。ピアスは縄文時代のリバイ
バル」
・「『抑圧された女性史』は真っ赤なウソといえ、日本は二千年間いつも
『女性の時代」」
・「税からの解放を願い、自分から賤民を希望する人もいた。税を基準
に良賤が決まっていた」
もう一つ、再掲載になりますが、
「酒井臣吾さんはこんなことを」を載せます。
学級づくりは何より大切だと思います。
今日は静岡県知事選投票日です。
早々に投票に行きます。
☆樋口清之さんはこんなことを⑪-「温故知新と一所懸命」NTT出版 1991年 (3)
◇和食は健康食
昔から「医食同源」
紫蘇の重用
~ 解毒 ビワの葉 生姜 ミョウガ
青梅 青酸含む危険梅酒 三年経つと青酸0に
洗いすぎたブドウではよい葡萄酒にならない
世界の果物市場を席巻する日本の柿
当初 渋
~ 防湿・接着・漆塗りの下地
食用は干し柿
柿の葉 ビタミンC
柿は日本果実の王様
◇かつてのデザイン先進国日本
「朝シャン」は元禄時代の流行
江戸時代の伊達比べ
「伊達比べ」が近代日本の基幹産業を生む
縄文時代からおしゃれだった日本人
ピアスは縄文時代のリバイバル
モンスーン地帯だから和服が生まれた
◇帯に宿る古代日本人の魂
帯事始め
帯アラカルト
キリシタンの真似で名護屋帯が流行
組みひも系の帯
古来帯は聖なるものの印
胎児の人格を認める「帯祝い」
帯があるから垂れたお尻も美しい
大坂の遊女「越中」はなぜ褌を発明したか
「紐結び」の重要さ - 心を結び込めること
伊賀忍者が作った紐産業 - 真田幸村 真田紐
◇日本は二千年間いつも「女性の時代」
「抑圧された女性史」は真っ赤なウソ
三界に家がないのはむしろ男性
天皇 独身ではならない(女性をのぞく)
- 女性は神に仕えて神の意志を判断できる
日本の最高神天照大神は女性の代表
地母神
- 卍も十字架も女性の形が基礎 = 崇高なもの
女が苗を植え男はまわりで歌うだけの万葉時代の田植え
男性は脇役
優男を愛おしく思うのは女性が強かった時代の名残り
200人の大家族の家長は女性だった
同じ家族の中に良民と賤民が混ざっていた
奴婢-人権承認がふつうの人の三分の二
自分から賤民を希望する人もいた
=「税からの解放」
◎税を基準に良賤が決まっていた
賤民 陵戸(墓の番人)
社戸(神社のお守り)
官戸 司戸 (政府役人の使役)
家人 役所の偉い人につかえる(一代限り)
古代の売笑婦は神の化身だった
遊行の巫女の存在
① 社会的脱落者 (非税者)
② 紙につかえる巫女的な女性
鎌倉時代には仏教も女性に味方した
「女性は利口だ」と狂言もいう
狂言
もどき(バカな主人公)
= バカな男 女性のバカは出ない
ペリーから日本を救った伊能忠敬の妻
シーボルト
ドイツ帰国後忠敬の測量図を「日本誌」に発表
→ ペリーが持って日本へ
縮尺製図者は忠敬の妻「お栄」
江戸留守宅に17年間毎日送られてきた
三通りの縮尺に換算製図
→ 日本地図三種類を作り続けた
お栄も優れた数学者
☆酒井臣吾さんはこんなことを【再掲載 2017.4】
◇図書館指導
図書室で(最初の図書室指導で=ハマコウ註)
①「目をつぶりなさい」
②「今から言う本があるところを指で指し示しなさい」
「文学は?」
「年鑑は?」
「科学関係は?」
「歴史関係は?」
③「テストをします」
④「班の代表者はベートーベンの本を探して持ってきなさい」
※ 何回か繰り返す
⑤「いろいろな種類の本があるね。」
⑥「いろいろなところにある本を読もう」
⑦「今から5分間図書室にある本を整頓しなさい」
◇みんなが主役
1 教師主役の授業
自分が主役になるべき時には主役に徹しきれる
= 必ず教師の出番
2 子供が主役の授業
発問の回数を数える
→ 一回ごとに減らしていく
◇学級経営二つの柱
①きっぱりと叱る
私情を入れない
②自分を表現する
表現力を付ける
◇授業研究テーマ
「研究不可能なテーマ」ばかりでばかばかしい
例「自ら学ぶ子供の育成」
「生きる力をはぐくむ授業の創造」
「新しい授業観における指導の在り方」
◎正対した緒論を導き出すことは可能かという観点で
テーマと直結した結論を
①テーマをうんと具体的に
「授業のどこで何を記述させるか」
②研究の廃止
成長した事実のみ記録
◇叱り方
叱り方の下手な教師 二つのタイプ
①まったく叱れないタイプ
→ 教師には不適格
②叱り方過剰タイプ
男性教師 → 怒鳴り散らす
女性教師 → お説教タイプ
→ 子供はストレスがたまりいじめ 不登校に?
「叱る」はスパイス
「叱る」はコショウで「ほめる」はラーメン。
→ 褒め方が下手だから叱り方が下手になる
「褒める」とは「口に出す」こと。
具体の発見が大切
= 具体を発見しようと目を皿にする
「叱る」
効果が上がるのは,教師と子供の人間関係があってこそ。
◇「良いことは良い」と教える中でこそ
不正義を知らないで正義を知ることはできない
= 教師を仕事としている者ならば善悪の判断は単純に割り切り,
よりシンプルに、そして力強く子供たちに反映すべし。
◇黒板の思想
子供を教育するためのもっとも大切な道具である黒板というもの
を大切にしよう。
→ 多様で自由な空間にする工夫を
◇担任の力量
「できないことをできるようにさせること」
= 当たり前のことを当たり前にできる力がどれくらいあるか
今回は、5月23日に続いて「樋口清之さんはこんなことを」11回目、
「温故知新と一所懸命」の紹介 3回目です。
樋口清之さん、よくテレビに出ていらっしゃいました。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「柿は日本果実の王様。渋は防湿・接着・漆塗りの下地となる。食用
は干し柿として。柿の葉にはビタミンC」
・「縄文時代からおしゃれだった日本人。ピアスは縄文時代のリバイ
バル」
・「『抑圧された女性史』は真っ赤なウソといえ、日本は二千年間いつも
『女性の時代」」
・「税からの解放を願い、自分から賤民を希望する人もいた。税を基準
に良賤が決まっていた」
もう一つ、再掲載になりますが、
「酒井臣吾さんはこんなことを」を載せます。
学級づくりは何より大切だと思います。
今日は静岡県知事選投票日です。
早々に投票に行きます。
☆樋口清之さんはこんなことを⑪-「温故知新と一所懸命」NTT出版 1991年 (3)
◇和食は健康食
昔から「医食同源」
紫蘇の重用
~ 解毒 ビワの葉 生姜 ミョウガ
青梅 青酸含む危険梅酒 三年経つと青酸0に
洗いすぎたブドウではよい葡萄酒にならない
世界の果物市場を席巻する日本の柿
当初 渋
~ 防湿・接着・漆塗りの下地
食用は干し柿
柿の葉 ビタミンC
柿は日本果実の王様
◇かつてのデザイン先進国日本
「朝シャン」は元禄時代の流行
江戸時代の伊達比べ
「伊達比べ」が近代日本の基幹産業を生む
縄文時代からおしゃれだった日本人
ピアスは縄文時代のリバイバル
モンスーン地帯だから和服が生まれた
◇帯に宿る古代日本人の魂
帯事始め
帯アラカルト
キリシタンの真似で名護屋帯が流行
組みひも系の帯
古来帯は聖なるものの印
胎児の人格を認める「帯祝い」
帯があるから垂れたお尻も美しい
大坂の遊女「越中」はなぜ褌を発明したか
「紐結び」の重要さ - 心を結び込めること
伊賀忍者が作った紐産業 - 真田幸村 真田紐
◇日本は二千年間いつも「女性の時代」
「抑圧された女性史」は真っ赤なウソ
三界に家がないのはむしろ男性
天皇 独身ではならない(女性をのぞく)
- 女性は神に仕えて神の意志を判断できる
日本の最高神天照大神は女性の代表
地母神
- 卍も十字架も女性の形が基礎 = 崇高なもの
女が苗を植え男はまわりで歌うだけの万葉時代の田植え
男性は脇役
優男を愛おしく思うのは女性が強かった時代の名残り
200人の大家族の家長は女性だった
同じ家族の中に良民と賤民が混ざっていた
奴婢-人権承認がふつうの人の三分の二
自分から賤民を希望する人もいた
=「税からの解放」
◎税を基準に良賤が決まっていた
賤民 陵戸(墓の番人)
社戸(神社のお守り)
官戸 司戸 (政府役人の使役)
家人 役所の偉い人につかえる(一代限り)
古代の売笑婦は神の化身だった
遊行の巫女の存在
① 社会的脱落者 (非税者)
② 紙につかえる巫女的な女性
鎌倉時代には仏教も女性に味方した
「女性は利口だ」と狂言もいう
狂言
もどき(バカな主人公)
= バカな男 女性のバカは出ない
ペリーから日本を救った伊能忠敬の妻
シーボルト
ドイツ帰国後忠敬の測量図を「日本誌」に発表
→ ペリーが持って日本へ
縮尺製図者は忠敬の妻「お栄」
江戸留守宅に17年間毎日送られてきた
三通りの縮尺に換算製図
→ 日本地図三種類を作り続けた
お栄も優れた数学者
☆酒井臣吾さんはこんなことを【再掲載 2017.4】
◇図書館指導
図書室で(最初の図書室指導で=ハマコウ註)
①「目をつぶりなさい」
②「今から言う本があるところを指で指し示しなさい」
「文学は?」
「年鑑は?」
「科学関係は?」
「歴史関係は?」
③「テストをします」
④「班の代表者はベートーベンの本を探して持ってきなさい」
※ 何回か繰り返す
⑤「いろいろな種類の本があるね。」
⑥「いろいろなところにある本を読もう」
⑦「今から5分間図書室にある本を整頓しなさい」
◇みんなが主役
1 教師主役の授業
自分が主役になるべき時には主役に徹しきれる
= 必ず教師の出番
2 子供が主役の授業
発問の回数を数える
→ 一回ごとに減らしていく
◇学級経営二つの柱
①きっぱりと叱る
私情を入れない
②自分を表現する
表現力を付ける
◇授業研究テーマ
「研究不可能なテーマ」ばかりでばかばかしい
例「自ら学ぶ子供の育成」
「生きる力をはぐくむ授業の創造」
「新しい授業観における指導の在り方」
◎正対した緒論を導き出すことは可能かという観点で
テーマと直結した結論を
①テーマをうんと具体的に
「授業のどこで何を記述させるか」
②研究の廃止
成長した事実のみ記録
◇叱り方
叱り方の下手な教師 二つのタイプ
①まったく叱れないタイプ
→ 教師には不適格
②叱り方過剰タイプ
男性教師 → 怒鳴り散らす
女性教師 → お説教タイプ
→ 子供はストレスがたまりいじめ 不登校に?
「叱る」はスパイス
「叱る」はコショウで「ほめる」はラーメン。
→ 褒め方が下手だから叱り方が下手になる
「褒める」とは「口に出す」こと。
具体の発見が大切
= 具体を発見しようと目を皿にする
「叱る」
効果が上がるのは,教師と子供の人間関係があってこそ。
◇「良いことは良い」と教える中でこそ
不正義を知らないで正義を知ることはできない
= 教師を仕事としている者ならば善悪の判断は単純に割り切り,
よりシンプルに、そして力強く子供たちに反映すべし。
◇黒板の思想
子供を教育するためのもっとも大切な道具である黒板というもの
を大切にしよう。
→ 多様で自由な空間にする工夫を
◇担任の力量
「できないことをできるようにさせること」
= 当たり前のことを当たり前にできる力がどれくらいあるか