「図説 真田一族」丸島和洋 戒光祥出版 2015年 /「よく話し,語り,対話する教育」関成延 勁草出版 1988年 ②【再掲載 2017.3】 [読書記録 歴史]
今日は5月28日、火曜日です。
今回は、丸島和洋さんの
「図説 真田一族」を少し紹介します。
出版社の案内には、
「大河ドラマ『真田丸」』(三谷幸喜脚本)の時代考証を手がける著者が、幸
綱・信綱・昌幸・信繁・信之とつづく真田一族の興亡の歴史を、貴重な
写真・図版を駆使して徹底解説。本書初公開の資料を含む、カラー図版
多数掲載」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「真田一族江戸時代から人気があった。大正時代、立川文庫の真田十
勇士(架空)の人気が上昇」
・「戦国大名には多くの国衆がいた。大名が頼りにならないと見なされ
れば、国衆たちは一斉に大名を見放して他の大名に鞍替えした。今
川氏 朝倉氏 武田氏などだか、あっけなく滅亡しまうこともあっ
た」
もう一つ、再掲載になりますが、関成延さんの
「よく話し、語り、対話する教育」②を載せます。
子どもたちへの丁寧な言葉づかいは大切ですね。
☆「図説 真田一族」丸島和洋 戒光祥出版 2015年
◇真田一族の魅力 - 序に変えて
江戸時代から人気
大正時代 - 立川文庫 真田十勇士(架空)
池波正太郎「真田太平記」
真田氏
武田氏の家臣
= 大名ではない(厳密には外様の国衆)
大名でない武将
→ 明智光秀 石田三成
真田幸村
→ 本来は真田信繁
戦国大名 ~ より多くの国衆を
大名が頼りにならないと見なされれば、国衆たちは一斉に大
名を見放して他の大名に鞍替えした
- 今川氏 朝倉氏 武田氏
~ あっけなく滅亡
秀吉により国衆は否定された
① 大名に取り立てる
② 従属先の大名の家臣にさせる
自治 → 家臣
③ 改易する
◇中興の祖 真田幸綱
真田家
- 鎌倉期 海野家の分家
真田幸綱
- 海野棟綱の力を背景に拡大維持
海野平の戦いと上野への亡命
天文10(1541.1.)海野領が襲われる
→ 上杉憲政を頼って上野へ落ち延びる
甲斐武田氏への従属
砥石城を攻略
宿願の真田邸復帰を果たす
※途中まで
☆「よく話し,語り,対話する教育」関成延 勁草出版 1988年 ②【再掲載 2017.3】
◇話は心で
心で話す
言葉のはし
言葉の端に「その人」がにじみ出てしまう
- 言葉は人柄,心柄
まごころで話す恩田木工(おんだもく)の話
信州松代藩 恩田木工(家老)奇蹟の財政再建
名著「日暮硯」馬場正方
東洋的仁政 真の民主主義
名主
「…命令がましいことは何一つ言われず,一々頼むとか無
心だとか,もったいないほどのお言葉遣いをなさる。こ
んな有難い方に,この上御苦労をかけては罰が当たる」
全人格からにじみ出た言葉 嘘をつかない
木工の仁政は松代藩の財政と人心の荒廃をみごとに救った
奈良本辰也「日暮硯」講談社
道元の愛語
良寛も愛語の実践者
愛語
= 慈愛の言語
心の荒廃は言葉の乱れによって増幅し増長する
良寛の「愛語」と「戒語」
ハイデッガー
「言葉は存在の住処」
言霊の幸ふ国
心で話す教師
「運命に負けない子どもを育てる」 ← 教師
話は「心」が原点
下井春吉「子どもを知れ,子どもになれ」
子どもに語るのではない。子どもを語るのだ。
道元,恩田木工,芥川龍之介,久留島武彦,下井春吉
口演童話
久留島武彦文化賞
◇対話
対話の重要性
教育的対話
敬・愛・信の人間関係
教育は質の問題
子どもと共感できない教師は教師失格
対話の時間
(1)月1回以上
(2)対話の時間の設定
1~2年 特活で月一回
3~6年 国語で月一回
(3)教育課程に「対話の時間」
話す・発表の訓練
聞き方の訓練
子どもとの対話
吉岡たすく「子供と語ろう」
受信と発信
- 子供の話をしっかり聞く
対話の根底は敬・愛・信
子供の話を聞く教師
◎どんな子のどんなにつまらない話にも耳を傾けて聞く
= 心のゆとりと忍耐
今回は、丸島和洋さんの
「図説 真田一族」を少し紹介します。
出版社の案内には、
「大河ドラマ『真田丸」』(三谷幸喜脚本)の時代考証を手がける著者が、幸
綱・信綱・昌幸・信繁・信之とつづく真田一族の興亡の歴史を、貴重な
写真・図版を駆使して徹底解説。本書初公開の資料を含む、カラー図版
多数掲載」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「真田一族江戸時代から人気があった。大正時代、立川文庫の真田十
勇士(架空)の人気が上昇」
・「戦国大名には多くの国衆がいた。大名が頼りにならないと見なされ
れば、国衆たちは一斉に大名を見放して他の大名に鞍替えした。今
川氏 朝倉氏 武田氏などだか、あっけなく滅亡しまうこともあっ
た」
もう一つ、再掲載になりますが、関成延さんの
「よく話し、語り、対話する教育」②を載せます。
子どもたちへの丁寧な言葉づかいは大切ですね。
☆「図説 真田一族」丸島和洋 戒光祥出版 2015年
◇真田一族の魅力 - 序に変えて
江戸時代から人気
大正時代 - 立川文庫 真田十勇士(架空)
池波正太郎「真田太平記」
真田氏
武田氏の家臣
= 大名ではない(厳密には外様の国衆)
大名でない武将
→ 明智光秀 石田三成
真田幸村
→ 本来は真田信繁
戦国大名 ~ より多くの国衆を
大名が頼りにならないと見なされれば、国衆たちは一斉に大
名を見放して他の大名に鞍替えした
- 今川氏 朝倉氏 武田氏
~ あっけなく滅亡
秀吉により国衆は否定された
① 大名に取り立てる
② 従属先の大名の家臣にさせる
自治 → 家臣
③ 改易する
◇中興の祖 真田幸綱
真田家
- 鎌倉期 海野家の分家
真田幸綱
- 海野棟綱の力を背景に拡大維持
海野平の戦いと上野への亡命
天文10(1541.1.)海野領が襲われる
→ 上杉憲政を頼って上野へ落ち延びる
甲斐武田氏への従属
砥石城を攻略
宿願の真田邸復帰を果たす
※途中まで
☆「よく話し,語り,対話する教育」関成延 勁草出版 1988年 ②【再掲載 2017.3】
◇話は心で
心で話す
言葉のはし
言葉の端に「その人」がにじみ出てしまう
- 言葉は人柄,心柄
まごころで話す恩田木工(おんだもく)の話
信州松代藩 恩田木工(家老)奇蹟の財政再建
名著「日暮硯」馬場正方
東洋的仁政 真の民主主義
名主
「…命令がましいことは何一つ言われず,一々頼むとか無
心だとか,もったいないほどのお言葉遣いをなさる。こ
んな有難い方に,この上御苦労をかけては罰が当たる」
全人格からにじみ出た言葉 嘘をつかない
木工の仁政は松代藩の財政と人心の荒廃をみごとに救った
奈良本辰也「日暮硯」講談社
道元の愛語
良寛も愛語の実践者
愛語
= 慈愛の言語
心の荒廃は言葉の乱れによって増幅し増長する
良寛の「愛語」と「戒語」
ハイデッガー
「言葉は存在の住処」
言霊の幸ふ国
心で話す教師
「運命に負けない子どもを育てる」 ← 教師
話は「心」が原点
下井春吉「子どもを知れ,子どもになれ」
子どもに語るのではない。子どもを語るのだ。
道元,恩田木工,芥川龍之介,久留島武彦,下井春吉
口演童話
久留島武彦文化賞
◇対話
対話の重要性
教育的対話
敬・愛・信の人間関係
教育は質の問題
子どもと共感できない教師は教師失格
対話の時間
(1)月1回以上
(2)対話の時間の設定
1~2年 特活で月一回
3~6年 国語で月一回
(3)教育課程に「対話の時間」
話す・発表の訓練
聞き方の訓練
子どもとの対話
吉岡たすく「子供と語ろう」
受信と発信
- 子供の話をしっかり聞く
対話の根底は敬・愛・信
子供の話を聞く教師
◎どんな子のどんなにつまらない話にも耳を傾けて聞く
= 心のゆとりと忍耐