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キーワード「道徳」① /「生と死の極意」会田雄次 PHP研究所 1995年 ①【再掲載 2017.3】 [読書記録 教育]

今日は6月13日、木曜日です。



今回は、わたしの教育ノートより、
キーワード「道徳」の紹介 1回目です。


今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「道徳を学ぶということは,人間としてのよりよい生き方とは何かを,
そして,どのようによりよい生き方を求めていくかを学ぶこと」


「多様な考え方ができる、選択できる、お互いの考え方を聞くことがで
きる発問をしたい」


・「『なぜ』でなく『どん』と感情的同化をはかるような発問が必要」


・「『しつけ糸』『なしつける-稲の苗』のしつけ」




もう一つ、再掲載になりますが、会田雄次さんの
「生と死の極意」①を載せます。



☆キーワード「道徳」①

◇道徳

「道徳を学ぶということは,人間としてのよりよい生き方とは何かを,
 そして,どのようによりよい生き方を求めていくかを学ぶこと」
  
 ①道徳の時間は?
教科道徳  
      道徳的実践力の育成  心
全教育活動
      道徳的実践の指導の場 行為
  
 ②新しい学力観と道徳の関係は?
新学力観
     ○ 子供のよさや可能性を伸ばしていく
○ 結果だけでなく過程を重視する
○ 豊かな自己実現を図る
  
 ③道徳の授業は形式的,画一的か
大きな枠組みの中で捉える


 発問
  1 多様な考え方ができるもの
2 選択できる
3 お互いの考え方を聞く



◇道徳の時間で心は育つか
 
  四つの問題 
    ① 本心や両親に関わる話
② 学校の道徳の時間の枠組み
③ 「道徳の時間」の方法
④ しつけ

  今こそ金銭教育を

  「なぜ」でなく「どんな」
    ~ 感情的同化が必要

  しつけ
    「しつけ糸」
    「なしつける-稲の苗」
- しつけ
       ① 身ぎれいにする
          … 洗顔・歯磨き・手荒い・洗濯・掃除
② 挨拶の言葉掛け
          … おはよう・おやすみ・こんにちは・
さようなら・ありがとう・ごめん
③ 手伝い
          … 食事準備・後かたづけ






☆「生と死の極意」会田雄次 PHP研究所 1995年 ①【再掲載 2017.3】
 
[出版社の案内]
日本人が歴史上最も自由にその人間性を発揮し、競争し、日本を発展さ
せて行った戦国時代を中心に、指導者のあるべき姿を追求。動乱期にあ
らわれる人間性の最も根源的な本質、決断、行動、男の心構え。

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◇黒田孝高・蒲生氏郷 
男は戦い抜いて死ぬことが仕事  
  男は時代の消耗品
   - 使い捨ての自覚
「明哲保身の術」桃山時代 
    黒田・蒲生 2人の切れ者がうまくいかなかった
     = 動乱期には勇者は大事にされるがその人が立派なほど泰
      平がやってきたとき主君は勇者を警戒し,周りの人間も不
      安がりついには粛正されてしまう

◇直江兼続(上杉景勝の家老)  
「女子と小人は養い難し」(論語)
   若手のつけ上がりをどうおさえていくか
      - つけあがった要求は必ず重要な不条理の側面を持って
       いる
    大きな視点から冷静に観察するとつけあがりに伴う不条理が
    よく見えてくる
    → ◎ゆとりを持つこと

◇細川忠興(世渡り遊泳の名手)
  「安にいて危を忘れず,存にして亡を忘れず,治にいて乱を忘れず」
                            (易経)
戦死者の下半身が裸に
   - 血が流れてやせ細る
→ もっこ褌(首に吊す)
苦しくてもがいているうちに脱げてしまうから 

◇上杉景勝(謙信の養子)
演出とパフォーマンスの方法  
  チカラと恭順の二つの能力
   - 恐怖を与えつつ恭順する   
  風林火山陰雷

◇豊臣秀吉
秀吉
    女性の処遇に問題 
     - 名門の武将の女臣君に対する憧れが強い
  関ヶ原の戦い    
    家臣が家康に付いた

◇伊達政宗 
  狡兎(こうと)死(し)して走狗(そうく)烹(に)らる
    疑心とどう対応するか - 兄弟 
    弟は疑惑をもってみられる
権力者の兄弟の辛いところ
  → お追従が必要
  木刀の大脇差し 
    上は下を・下は上を  疑心暗鬼
  パフォーマンスの工夫と努力

◇毛利元就
目的に執着せよ
毛利- 4~5千 尼子と大内(陶が重臣)-3万
  執着が大切  
    弱点をつかれると理性を失う
  最後に笑うものは粘液質的
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