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「日本一の洗濯屋が教える間違いだらけの洗濯術」洗濯ブラザーズ アスコム 2019年 ① /「自由と規律」池田潔 岩波新書 1963年 ④(最終)【再掲載 2017.4】 [読書記録 一般]

今日は6月18日、火曜日です。


今回は、洗濯ブラザーズの
「日本一の洗濯屋が教える間違いだらけの洗濯術」の紹介 1回目です。

浜松の今日は朝から雨。
洗濯物が気に掛かる梅雨が近づいています。

読んでいる途中から洗濯をしたくなってしまうお勧めの本です。


出版社の案内には、


「洗濯ブラザーズ式の洗濯術は、こんなにすごい。1クリーニング代が
 劇的に節約できる 2部屋干し臭がなくなる 3アイロンがけの手間
 が減る 4服が長持ちする 5柔軟剤なしでも、ふんわり仕上がる 
 6お肌にやさしく、家族の健康を守れる 
 【どうして最新の洗剤を使っているのに、服がキレイにならないの!?】
 それは、あなたの洗濯のしかたが間違っているからです。でも、あな
 たに責任があるわけではありません。誰も正しい洗濯のしかたを教わ
 る機会なんてなかったからです。
 じつは、『洗濯機に洗濯物を入れてスタートボタンを押す』だけでは、
 服はキレイにならないのです。
 この本では、ボクたちクリーニングのプロだから知っている、本当に
 正しい洗濯のしかたをお伝えします!」


とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「洗濯機に放り込むと臭いの原因(モラクセラ菌)になる」


・「部屋干しの方が服が傷まない(裏返す)」


・「あなたがクリーニングに出している服のほとんどは家できれいに洗
える」


・「洗濯槽の中に衣類を貯めるのはNG。生乾きの匂いの原因、モラク
セラ菌。脱いだ服は通気性のよいカゴに入れるのがベスト」



もう一つ、再掲載になりますが、池田潔さんの
「自由と規律」④を載せます。
初版は1949年、ロングセラーの本です。



☆「日本一の洗濯屋が教える間違いだらけの洗濯術」洗濯ブラザーズ アスコム 2019年 ①

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◇○×クイズ
  洗剤の入れすぎは逆効果
  黄ばみは洗剤だけで落とす
  残り湯だときれいにならない(人の皮脂+○○物質) 
    いい香り≠汚れが落ちた
 縦型洗濯機の方がきれいになる
  洗濯機に放り込むと臭いの原因(モラクセラ菌)になる
 部屋干しの方が服が傷まない(裏返す)
   - 日光に当てない
 狭い部屋がいい
   - 湿度をコントロールしやすい
  たいていのものが家で洗える


◇はじめに
  ◎「あなたがクリーニングに出している服のほとんどは家できれい
    に洗える」
洗濯術 
   ⇒ きれいになり、服が長持ちする
  洗濯ブラザーズ
茂木貴史(オーガニックコスメ輸入業)
茂木康之(テキスタイル会社、クリーニングの機械メーカー、
         2007「リブレ・ヨコハマ」)
    父     - クリーニング業界のコンサルタント
今井良(友人)- 三男として合流
  手間なくきれいになり、服が長持ちする方法
  理想 
   … 新品の時の状態を少しでも長くキープすること 


◇洗濯ブラザーズ式基本の洗濯術
  ステップ1 
   ◎通気性のよいカゴ
黄ばみと匂いを防ぐプレウォッシュ(素材と水は1対1)
100均のスプレーにブラシでたたく
  ステップ2  
   ◎本洗い 
水と洗剤を混ぜてから衣類を入れる
  ステップ3  
   ◎乾燥・仕上げ
外母子よりも部屋干しの方がよい

□ステップ1
家で洗えるものと洗えないものを素材で見分ける
家で○  ウール(水洗い) カシミヤ(水洗い) アンゴラ(手洗い)
シルク(正しく) 綿麻合繊(もちろん)
家で×  皮革・毛皮(堅くなる、しみ、型崩れ) レーヨン(縮む)
キュプラ(縮む) 半合成(アセレートなど 白っぽくなる)
         光沢・しわ加工⇒プロに 
分類しよう  
① 普段洗い
  ② ハードな汚れ
③ デリケート素材
④ 色物
洗濯槽の中に衣類を貯めるのはNG!
生乾きの匂いの原因 モラクセラ菌
脱いだ服は通気性のよいカゴに入れるのがベスト
超簡単 プレウォッシュするだけで黄ばみのない仕上がりに!
弱アルカリ洗剤1水1をスプレー容器に入れ軽く振って混ぜる
                          (1週間以内に)
→ 全体にまんべんなく1回、汚れが気になるところに3回スプレー
→ 15分後に洗濯
※頑固な黄ばみはブラシでたたく
           (洗濯用ブラシはホームセンターで数百円)
 
□ステップ2 本洗い
① 洗濯槽はカラに   
      水の量は最大量(手動)
② まず水をためる   
      一時停止
③ 次に洗剤を投入   
      スタートボタンを押して水と洗剤を混ぜる
④ 泡立てる      
      2,3分回す
⑤ 最後に洗濯物を入れて洗濯スタート

  ◎水洗いのポイント1
  水の量はこぶし1個の余裕が目安
衣類を水の中に入れて拳で軽く押さえて手首が水の中に入る
    余裕

  ◎水洗いのポイント2
洗濯ネット
      - 空きスペースを結んで動かないようにする

  ◎水洗いのポイント3
   洗剤選びで迷ったら「弱アルカリ性の液体洗剤」

□ステップ3 乾燥・仕上げ
部屋干しがおすすめ
ポイント
    ① サーキュレーターと除湿機を使おう
② 乾きにくいものに風を送ろう
風邪は衣類の下を狙う
③ 衣類のアキはこぶし1個
④ 厚手の服は衣類に触れる表面積を増やす
  ⑤ ニットは2本のハンガーで衣類の重さを分散







☆「自由と規律」池田潔 岩波新書 1963年 ④(最終)【再掲載 2017.4】

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◇パブリックスクールの生活(3)
□運動競技(2)
指導者の才覚が絶大な影響
   全体への奉仕 
     - 不満(があっても?=ハマコウ註) 
       指導者の命に服す
イギリス人の気風
「与えられた地位にあって己の最善を尽くすことに安んじ,必ず
    しもその地位の高さを望まない」
     - 「自分の役割を満足に努める」
     = 「如何なる」よりも「如何に」が重要
  イギリス人にとってスポーツは真剣であり神聖である
   審判は絶対
    誤審
      → 味方に不利な誤審もあれば,敵に不利な誤審もある
   自由の前提である規律
    ※ 自由と放縦の区別は誰でも説くところであるが,結局この
     二者を別するものは,規律があるかないかによる
    ※ 社会に出ておおらかな自由を享有する以前に、彼らはまず
     規律を身に付ける訓練を与えられる
  パブリックスクールにあっても基本的な自由は与えられている
    - 正しい主張は常に尊重され,それがために不当な迫害を被
     ることはない

 ※「自由は規律をともない,そして自由を保障するものが勇気である
   ことを知る」


□スポーツマンシップ
スポーツはイギリス人にとって信仰である
   - スポーツを通して人生を見,これを通して哲学をもっている
  ジョージ(カレージホール・老給士人)
  「人間はすべて先天的に駿馬か駄馬かに決まっている。その相違が
   はっきり示されるのは,勝負事に負けた時の態度である。駿馬は
   負けても顎を落とさない。悪びれた様子を見せない。社会的地位
   や経済環境が変わっても,駄馬が急に駿馬には化けられない。白
   猫にペンキを塗っても三毛猫にはならないのである。自分は駄馬
   には用はない。運動場で見ていると,実に駄馬はよく判るのだが,
   貴重な時間と学費を空費して何のためにあの連中が学校にいるの
   か…。」
  クリケット選手
   「新記録目指して」の話
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