SSブログ
2024年06月| 2024年07月 |- ブログトップ
前の2件 | -

山折哲雄さんはこんなことを ⑨-「悩め,人間よ」文藝春秋・ネスコ 1997年 (1) /「一斉授業の復権」 久保齋 子どもの未来社 2005年 ⑨【再掲載 2014.9】 [読書記録 宗教]

今日は7月20日、土曜日です。


今回は、山折哲雄さんはこんなことをの紹介9回目、
「悩め、人間よ」1回目の紹介です。


出版社の案内には、


「親鸞、最澄、空海、日蓮、一休などの誰もが知っている肉筆を写真を
 丹念に読み説くことで、知られざる人間像が浮かぶ。新発見ぞくぞく。」


とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「七高僧とは、インドの竜樹・天親、中国の曇鸞・道綽・善導、日本
の源信・源空(法然)」


・「最澄は変革・転換の時代に顧みられる。空海は安定と発展の時代
  に蘇る」


・「天台の僧たらんとする者は12年の間山にこもり戒を守って修行・学
問する『籠もり』の精神。鎌倉仏教は『巡り』の精神」


・「モダンな時代の転換期に空海は水を得た魚のように泳ぎ回った」



もう一つ、再掲載になりますが、久保齋さんの
「一斉授業の復権」⑨を載せます。




☆山折哲雄さんはこんなことを ⑨-「悩め,人間よ」文藝春秋・ネスコ 1997年 (1)
 
1.jpg

◇四つの時間 
  ① デカルトの時間 
  ② イエスの時間 
  ③ 仏陀の時間 
  ④ 臨終の時間
 

◇久隔帖と風信帖 
  最澄と空海  
    久隔帖(最澄)813年 
     - 静か
風信帖(空海)
     - 燃える
 

◇七高僧 
  インド
   … 竜樹・天親 
  中国
   …曇鸞・道綽・善導 
日本
   … 源信・源空(法然)
 

◇最澄 
日本仏教 すべての先駆者として
    最澄
     … 変革・転換の時代に顧みられる
  空海
     … 安定と発展の時代に蘇る性格
  最澄 
    767年 近江生まれ ~822年
12歳で近江国分寺 
    14歳の時国分寺に欠員 → パス
  国家公認の出家者に=得度
→785年 奈良・東大寺で受戒(資格試験)
(延暦4年)具足戒
7月 比叡山に入って瞑想と修学の日々
   「願文」20歳の青年
◎ 人生の無常を嘆いて出家の志を述べ,ついで自分が徹底
      的な愚者であることを反省することから始められている
- 自己抑制 「五大誓願」
道心 = 道を求める心
803年 遣唐使 
          ~ 天台山 8ヶ月間
806年 エリート僧に 
          天台宗に二人の年分度者枠を確保
  「万人成仏」への道を開く
1 大乗精神の注入 
        大衆路線
2 「止観」思想を日本の伝統仏教の中に
精神の集中と瞑想修行を日本の風土の中で
①「法華教」→「一切衆生悉皆有仏性」
②「顕教」「密教」二本立ての修行
「止観業」-顕教
「遮那業」(大日教)-密教
    山家学生式
= 天台の僧たらんとする者は12年の間山にこもり戒を
      守って修行・学問
     = 「籠もり」の精神
↓↑
「巡り」の精神(鎌倉仏教)


◇空海
空海(774~835)
モダンな時代の転換期 空海は水を得た魚のように泳ぎ回った

平安遷都後22年経ってから活動を開始した
高野山と比叡山
  高野山
     …大坂南方
     →823年勅許を得て平安京南部に教王護国寺(東寺)
 テキスト
     「密教教典」~真言
 八つの嶺
 




☆「一斉授業の復権」 久保齋 子どもの未来社 2005年 ⑨【再掲載 2014.9】

1.jpg

◇計算力をどう付けるのか  百マス計算を「かくれたカリキュラム」にする。
    「計算力は学力回復を牽引する」

  百マス計算の特性
  ① 網羅性  
      0+0から9+9まで,すべての計算が百マスの中にある
    ② 簡便性  
       いつでもどこでもだれでもできる
③ 評価の明確さ  
       タイムを測定でき,伸びが瞬時に分かる + 壁がある
練習量を増やせば大人と同等
(なわとび,側転,逆立ち,立ちブリッジ,リコーダー)

  ※ 実態を調査して<さかのぼり学習>を

  言葉は認識能力の基礎になる
   「変身」のイメージで十進構造を学ぶ
    指算の克服



◇「算術から算数へ」と進む
  文章題
   - 学力格差を活用して<さかのぼり学習>
      「人に教えられる所まで頭も心も鍛えられた時本当に力が
       付いたという」
  
  小学校ではわり算を最重視する(わり算が分水嶺)   
  「原始人ニコニコわり算」
     = 等分除
   「栗拾いに行った原始人が余りの処理を巡ってけんかにな
       り,けんかしないでうまくわける方法を考える」
       ◎等分除
         12こ÷3人=4こ
   「宇宙人ガバガバ変身わり算」
     = 包含除
    同じ量ずつ 単位が変わるから変身わり算
     13人,長ズボンをはいた子が26人です。女子は35人で
     すが,スカートをはいていない子が7人います。3年生は2
     年生より8人多いそうです。2年生は全部で何人ですか。」

  授業の最後に文章題を
 例題 
    「テーブルの上にパンが3枚,ミカンが7個あります。お母さん
     がパンを7枚と,リンゴを6つ持ってきました。果物は全部で
     いくつになりましたか。」
             ↓
     ◎ 解くことのできる喜び

  教科書の問題+「先生の問題」(先問)
   → 「実際の数字を使用禁止にして班で解く手順を話し合わせる」
    <実数使用禁止による手順の発表>
nice!(89)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

「子どもの力を引き出すクラスルールの作り方」伊垣尚人 ナツメ社 2011年 ① /「発想名人」齋藤孝 文藝春秋 2003年 ④(最終)【再掲載 2014.5】 [読書記録 教育]

今日は7月19日、金曜日です。


今回は、伊垣尚人さんの
「子どもの力を引き出す暮クラスルールの作り方」の紹介 1回目です。



出版社の案内には、


「小学校教諭に向けた、子どもの自主性を生かしつつ、クラス運営を円滑
 に行うための『クラス・ルール』を紹介した一冊。上から押しつけた規
 律ではなく、子どもたち自身が自分たちで考え、行動できるようにした
 枠組みを提供することを、本書では『ルール』と呼んでいます。『あい
 さつ・対話』『学習環境』『学習活動』『学級活動』の4つに分け、それ
 ぞれの場面で必要になる「ルール」を具体例を交えながら解説していま
 す。」


とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「あいさつが乱れてきたらノルマを設定する。→何人に挨拶できるか
  ノルマを決めることにした」


・「ルールは『掛け合い言葉』で覚える。先生の『上の句』と子どもの
 『下の句』」
- カルタも!


・「クラス会議は毎週決まった日に」
- 特別活動をやりたいのですが、時間確保が非常に難しくなっていま
 す。

・「『落書き』『ひそひそ話』『机を離す』『顔を見合わせる』-乱れや緩
みを芽のうちに摘み取る」



もう一つ、再掲載になりますが、齋藤孝さんの
「発想名人」④を載せます。



☆「子どもの力を引き出すクラスルールの作り方」伊垣尚人 ナツメ社 2011年 ①

1.jpg

◇あいさつ・対話
□あいさつのルール
01 朝は「ハイタッチあいさつ」からスタート
    あいさつは
      「言葉+ハイタッチ」
    「〇〇くん おはよう」
      - ハイタッチ
      → グータッチ チョキタッチ

02 自分が呼ばれたい「クラスネーム」を決める
    自分呼ばれたい名前で呼び合う

03 あいさつが乱れてきたらノルマを設定する
    何人に挨拶できるかノルマを決めることにした


□決まりを楽しく身に着けるためのルール
04 ルールは「掛け合い言葉」で覚える
    先生の「上の句」と子どもの「下の句」
      ・集中集中
        ― 大集中 
      ・だまって
        ― やる 
      ・姿勢は正して
        ― 手はお膝
      ・掃除の広さは
        ― 心の広さ   など

05 励ましや慰めも「掛け合い言葉」で
    せーの
      ― ちいちゃなチャンピオン
    掛け合い言葉を前に貼る  
      日直が上の句
       ― みんなが下の句
    ※全員が床に輪も


□聴く力話す力を育む対話のルール
06 話し合いは輪になって行う
    床に直接座り、同じ目線で話し合う

07 集中できないときは和の外に
   「どんな声掛けをすれば早くできるかな」
      -「ここに入りなよ」「もっとつめてあげて」
    ◎ クラスで何かあったらその出来事を子どもたち全員で共有
     する場がある!


□クラスへの参加意識を高める会議のルール
08 クラスのことは子どもたちで決める
    時間のかかる子どもたちの話し合いを教師はのんびり見守る

09 クラス会議は毎週決まった日に
    会議の見通しをもつ
    「一人二回までパスしていいよ」ルール

10 会議の司会にみんなが挑戦する
    子どもたち自身にその都度司会進行を!


□誰もが安心して授業できる意見発表のルール
11 「教室ポスト」で意見募集
    投函された意見を話し合いの議題にする
    重要度により話し合い  
     -5分間でも

12 話し合ったら振り返る
    次回のクラス会議で振り返る


□子どもたち自身でケンカを解決するためのルール
13 ケンカが起きたらクラスのみんなで止める
    教師が介入する場合は距離を置いた立場で


14 話し合いは原因究明よりも未来志向で
    裁判ではなく人間関係修復の場とする
    ◎「どのようにすれば」


15 話し合いのためのガイドラインを作る
   「話し合いガイドラインカード」
① おこったできごと、そのときの自分の気持ちを具体的に話
 そう
     → 事実と感情をわけて
② 順番に一人ずつ話し、途中で遮らず、相手の話を最後まで
 聞こう
③ 自分の改善点を振り返って気持ちを収めよう
     → 自分の悪かった点を見つめ直し、謝るところはしっか
謝る
④ これからのことをイメージしてみよう
     → これから同じようなトラブルが起こらないようにする
      には?
    ⑤ 感情的になりすぎたら落ち着いてから話し合おう


□対立をいじめにつなげない指導のルール
16「いじめは許さない」指針を事前指導で示す
    年度初めと学期はじめに
    × 一生相手の心に傷
    × 自殺・不登校にも   絶対に×

17 アンケートや観察によりクラスの実態を把握する
    アンテナを広くどんな小さな兆候も見逃さない
     ① 休み時間アンケート(学期に1回、一週間毎日)   
② QUアンケート

18 教室環境を改善していじめを生まない心を育む
乱れや緩みを芽のうちに摘み取る
「落書き」「ひそひそ話」「机を離す」「顔を見合わせる」

19「みんなの問題」としていじめを解決に導く






☆「発想名人」齋藤孝 文藝春秋 2003年 ④(最終)【再掲載 2014.5】

1.jpg


◇老化防止の発想
老化の目印
= 人の話を聞かなくなる

相手の言葉をうまく自分の頭に組み込むのは若い
   = 人の喜びは脳みそを混ぜ合わせる快感にある

脳みそ混ぜ混ぜメソッド

マッピング・コミュニケーション
- 話し相手との真ん中に紙を置き、そこに話のキーワードを書
    き込んでいって話の地図をつくる


◇ファッションの発想
  おしゃれの「格」
シャネル 
    19世紀装飾の激しいファッションを一掃した「皆殺しの天使」
= 無駄を省いた活動的でシンプルなデザインが特徴
シャネル
   - 意志の強さと知性 
   → おしゃれの「格」


◇ダイエットの発想
小人閑居して不善を為す


◇無根拠自信男の行く末
  成熟度の違い
   = 自分を現実の状況の中で客観的に見ることができるかどうか
  ダメ男
   - 「自己を客観視できない」  

自己を客観視できないくせに妙な自信にあふれている

  しかし、自己客観視できないにもかかわらず根拠のない
      自信にあふれている状態は、なぜかある種の女性の間では
      魅力的に映るようだ。自信のない男を女性は好きではない
      らしい。

   根拠、理由のある自信は世の中に試されることで本物に
      なる。しかし、無根拠な自信は現実によって崩されること
      がない。どんな状況でも、「俺は天才だ」と叫んでいれば、
      その場しのぎでごまかせてしまう。


◇経済再生への道
  会社員の身分のままで起業家になることを認める原則をつくればよい。


◇アイデンティティですから
  アイデンティティ
  「あなたは何者ですか」と聞かれたときに誇りを持って「わた
    しは○○です」と答えるときの「○○」に入るものがアイデン
    ティティだ。
 
  10か20か自分らしさを形作っている


◇これぞ王道・暗唱教育
  斎藤隆介「八郎」を子どもたちが暗唱
   - 初めは短いものが徐々に長くして自信を付ける

  暗唱教育 
    寝屋川市立池の星小学校 菱沼造司教諭
   素質よりも意志の持続がかぎ
   - バリエーションも豊富に
       ・「寿限無」  ・「風の又三郎」  ・李白・杜甫の漢詩
    ・「白浪五人男」 ・啄木 近松 光太郎 藤村
◎ なめらかさがポイント


◇あとがき
  「週刊文春」の「コロンブスの卵焼き」から
  「ネガティブな意見を言っている暇があったらアイデアを出せ」
- ◎何より具体的なアイデアを出そう
初出「週刊文春」2002.6.6~2002.12.26
nice!(125)  コメント(0) 
共通テーマ:学校
前の2件 | -
2024年06月|2024年07月 |- ブログトップ