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「続 学校に行きたくない君へ」全国不登校新聞社編 ポプラ社 2020年 ② /「丸谷才一と22人の千年紀ジャーナリズム大合評」 都市出版 2001年 ④(最終)【再掲載 2017.4】 [読書記録 教育]

今日は9月11日水曜日です。



今回は、9月8日に続いて、全国不登校新聞社編集の
「続 学校へ行きたくない君へ」の紹介 2回目です。



出版社の案内には、

「いろいろな人生があっていい。遠回りしたからこそ、得られるものが
 ある。中川翔子、ヨシタケシンスケ、りゅうちぇる、立川志の輔、谷
 川俊太郎、庵野秀明、糸井重里、坂上忍ほか全17名の人生の先輩た
 ちに不登校の若者たちが体当たりで引き出した『生きるヒント』。マ
 ンガ『学校に行きたくないわたしの気持ち』も収録。ベストセラー
 『学校に行きたくない君へ』の姉妹編です。」

とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「子どものイヤは理屈抜きのイヤ」


・「加害者にフォーカスし続けて送信機をどう止めるか」


・「何もできないと思われているうちに失敗しておく。うまくいかない
と思ううちは進歩する余地がある。」


・「コンプレックスをさらけ出した方が楽しかった。人と同じことがで
きないことを気にしなくなった」



もう一つ、再掲載になりますが、
「丸谷才一と22人の千年紀ジャーナリズム大合評」④を載せます。



☆「続 学校に行きたくない君へ」全国不登校新聞社編 ポプラ社 2020年 ②

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◇立川志の輔   
他人と違うのはいいこと
落語「文七元結」 
    50両は? 大なり小なり人生いろいろ

  芸人も不登校も大勢の人とは違う生き方 
権力に対する毒から生まれた

疑問を持った人こそ認められていい
    ◎ 子どものイヤは理屈抜きのイヤ



◇春名風花
いまあなたがいるそこがすべてじゃない
 絵本「いじめているきみへ」
  加害者にフォーカスし続けて送信機をどう止めるか

僕が見ているのは、その人の一部分しかない

人間関係は固定されない方がいい
人を変えることはできないと思う

「君は、たくさんの人の運命を握っていると僕は思うから、いなく
    なったりしないで」

   主語を「あなた」ではなく「僕」にする
アイメッセージ「私はこう思う」

朝起きたときに「自分はすごい」と叫んで欲しい
今あなたがいるそこがすべてじゃない



◇あずまきよひこ 漫画家
 無理にでも頭を突っ込んでみると、たいがいはおもしろい
   まんが「よつはと!」 

想像力は信じていない
全部やってみる
    - 一度消化してみる ドキュメンタリーのように

 子どもがやっていることがなぜ面白いのか分析する

 何もできないと思われているうちに失敗しておく。
   うまくいかないと思ううちは進歩する余地がある。

 考えるよりも自分の外に求めてみる



◇R指定
コンプレックスをさらけ出した方が楽しかった
人と同じことができないことを気にしなくなった

   「学校でイケてない自分」をネタにする

   勝っても負けても気持ちがよかった
楽しいと思い続けたい

無職で何もしていない1年があったからこそ

かっこつけてもしょうが無い






☆「丸谷才一と22人の千年紀ジャーナリズム大合評」 都市出版 2001年 ④(最終)【再掲載 2017.4】

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◇企業の本社社屋も社員バッジもみな広告  
                島森・根本長兵衛・丸谷才一
□国際化が日本の広告現場を急激に変えている
  日本は広告天国

□危機に瀕する広告製作現場、無自覚な経営者と営業現場
最低
   「パッとサイデリア」
3C 
    コンフォタブル(快適)
  コンビニエンス(便利)  テレビ広告
    クリーネス(清潔)
  → ◎日本はテレビ支配の国

□今は昔の広告先進国日本、遅れをとった創造力
カンヌでは殆ど選に入らない
  ブーイング
    「売らんかなの作品
     = クリエイティブが貧しい
タレント起用にクリエイティブはいらない

□新聞の全ページ広告が目だった変化を見せ始めた
日本はスペシャリストを育てない
    - 企業の広告担当、公共文化施設館長、新聞社
全体として 
    テレビCMは↓ 新聞広告は↑

□ファッション系の広告の質が高くなり雑誌広告を美しく変えた
『文藝春秋』 
    表現の自由か表現の暴力か?
   → 表現の趣味・センスにもの申すべき

□「冠」イベントは広告なのか企業の社会還元なのか?
外国のハコモノ 
    裏方がたくさんいる
↑↓
  ◎日本は箱のみ
      人がいないソフトがない
◎出光美術館、根津美術館、サントリーホール
  公共文化施設 
    バブル前  200館
 バブル後  2,400館 (約200倍)
(しかし、)貧しい館が多い 
       △自主企画は年間10日間ぐらい
△多目的ホールが無目的ホールになっている
国は芸術や文化を企業に預けちゃった
   = 本来国がやるべき事

□世界の起業家たちの広告戦略と新しい波
ベネトン 
  オリビエーロ・トスカーニ
 フォブリカ 美術学校も広告

□「冠イベント」
  →「冠・日本語大辞典」を提案する
 (例)「ソニー日本語大辞典」「味の素国語辞典」
      3億円あればいいものができる
      年間2千万円×15年間
  ◎ 日本語辞典にいいものがないから
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