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山折哲雄さんはこんなことを ⑲-「こころの旅」山折哲雄対談集 現代書館 1997年 (5) /「児童生徒に聞かせたいさわやか1分話」柴山一郎 学陽書房 1993年 ⑥【再掲載 2017.5】 [読書記録 一般]

今日は9月15日、日曜日です。


今回は、9月10日に続き、
山折哲雄さんはこんなことをの紹介19回目、
「こころの旅」の紹介 5回目です。


出版社の案内には、


「混沌とした時代状況の中で宗教学者、山折哲雄が白洲正子、アレック
 ス・カー、佐々木幸綱、河合隼雄、松原泰道、杉山二郎、大澤真幸、
 谷沢永一、山下悦子、森岡正博、芹沢俊介との対話を通して、人の生
 き方、心の有様を様々に問う。」


とあります。




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「『源氏物語』の もののあはれ と もののけ」


・「庶民信仰の『ご先祖様の前で身を慎む』とキリスト教の『神が見て
いる』」


・「信じることと知ることの分離 『目に見えないものまでも何とか科
学的に証明したいんだという方にぱっと傾いていってしまうのもお
  かしい』」


・「自分を頼りにする生き方を!」



もう一つ、再掲載になりますが、柴山一郎さんの
「児童生徒に聞かせたいさわやか1分話」⑥を載せます。
大人が聞いてもさわやかになる話がたくさん載せられています。




☆山折哲雄さんはこんなことを ⑲-「こころの旅」山折哲雄対談集 現代書館 1997年 (5)

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◇河合隼雄「日本霊異記」
  作者・景戒の神秘体験
    奈良末~平安初期

  土着信仰と仏教の狭間で
    モガリ3~9日

 異界を旅する魂 
    地獄遍歴
     ~ 蘇生体験 脱魂と憑依

  もの狂い説話の系譜
    「源氏物語」 - もののあはれ もののけ

  すべての霊異を包含した世界
    神「もののけ」

  自在に遊離する霊魂と肉体

  魂から心の探究へ

  現代人の心の処方箋

  仏教観と縁起的世界
 
  時代を反映する物語



◇河合隼雄「輪廻転生のパースペクティブ」 
  ユングと輪廻転生
    庶民信仰 
      - 「ご先祖様の前で身を慎む」
    キリスト教
      - 「神が見ている」
 
  トランス・パーソナル
 
  芸術と宗教の間 
    輪廻転生イメージと同性愛
 
  前世療法と臨死体験
   
  デカルト以降
    信じることと知ることの分離 
  「目に見えないものまでも何とか科学的に証明したいんだと
      いう方にぱっと傾いていってしまうのもおかしい」

  前世療法・臨死体験
その体験者の属する世界に言語システムからの影響
     しかし,納得のいく一つのイメージが広がると,教えられた
    と同様に
→ イマジネーションが伝染して一つの文化に
 
  バーチャルリアリティ
    未知領域を確保したい
 
  実体あるいフィクションとしての魂
  「同行二人」
      = 一人で歩いていても空海と一緒だ
 ヒルマン「魂」というのは実体ではない
      パースペクティブ(見方だ)
    ◎自分を頼りにする生き方を     





☆「児童生徒に聞かせたいさわやか1分話」柴山一郎 学陽書房 1993年 ⑥【再掲載 2017.5】

[出版社の案内]
学活、「道徳」、朝会、学年集会、父母会、地域の集会、職場の話材・例
話に最適120話。『教育新聞』の「ちょっといい話」欄に連載したものを
まとめた。

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◇レーニン  
  1870~1924
「嵐は強い樹を育てる」


◇フリーチェ 
 1870~1929 ロシア・文学者
「人生は学校である。そこでは幸福より不幸の方が良い教師であ
   る。」


◇武者小路実篤 
  「今が一番大事な時だ,もう一歩。」


◇チャップリン 
  1889~1977
「そうだ人生はすばらしい」


◇扇谷正造  
  1913~1992
「経験こそわが師」


◇北条民雄  
  1914~1937 作家
らい病「『いのちの初夜』
「私はあきらめを敵とする。」


◇孔子    
  「己の欲せざる所は人に施すなかれ」
→ 恕(じょ)
  = 思いやり
聖書「汝ら人にせられんと思う如く人にもしかせよ」
黄金律(ゴールデンルール)


◇ソクラテス 
  前470~399
「汝自身を知れ」
  手と足の話


◇プラトン  
  前427~347
「克己は勝利の最大たるものなり」


◇セネカ   
  前65~5
「憤怒より自分を抑えるには,他人の怒れる時に静かにそれを観察
   することである。」
   - 争いにけりをつけるより,自制する方がはるかに簡単だ。


◇道元    
  1200~1253
「他人はわれにあらず」


◇ダンテ   
  1265~1321 イタリア・詩人
自分の立てた志こそ重要な道しるべ
   「汝の道を進め,人々をしてその言うままに任せよ」

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