山折哲雄さんはこんなことを 23-「宗教の話」朝日新聞社 1997年 (2) /「シリーズ授業―実践の批評と創造 3 算数―分数・式のたて方」岩波書店 1992年 ②【2016.5】 [読書記録 宗教]
今日は10月25日金曜日です。
今回は、10月15日に続き、
山折哲雄さんはこんなことをの紹介23回目、
「宗教の話」の紹介 2回目です。
出版社の案内には、
「日本人にとって宗教とは何か。宗教学の第一人者が、オウム真理教事
件を機に、宗教と日本人について考えた警醒の書。麻原教祖から親鸞、
蓮如、日蓮まで日本人の宗教心をめぐって、思いのたけを語る。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「今日我々は明治の変革以後ほとんど初めて精神の根本的なオーバー
ホールの必要に迫られている」
・「今,弱い歴史に収斂する文明論を強い歴史の足音に耳を傾ける文明
論によって変換すべき時代を迎えようとしている」
・「文明の対立、衝突は宗教の要因が大」
もう一つ、再掲載になりますが、岩波書店の
「シリーズ授業―実践の批評と創造 3 算数―分数・式のたて方」
を載せます。
☆山折哲雄さんはこんなことを 23-「宗教の話」朝日新聞社 1997年 (2)
◇日本宗教の終末元年
現代の隠れキリシタン
角を矯めて牛を殺す
今日我々は明治の変革以後ほとんど初めて精神の根本的なオーバーホー
ルの必要に迫られている
◇「強い歴史」と「弱い歴史」
爆発する宗教と萎縮する宗教
レヴィ=ストロース
弱い歴史 ○年○月○日 伝統的歴史
強い歴史 ○万年○千年 宗教と民族
「今,弱い歴史に収斂する文明論を強い歴史の足音に耳を傾ける文明
論によって変換すべき時代を迎えようとしている」
・「超国家主義」と宗教の連関の問題
・一向一揆における宗教と政治のテーマ
◇日蓮イデオロギーと超国家主義
日蓮 インターナショナル構想
法華経を信じないと「内乱」「外敵の進入」「立正安国論」
- 幕府批判 伊豆流刑
1 辺境
- 中心の軸と逆回転
2 外圧
- 内乱 自己認識
◇「国家改造」計画とハルマゲドン
法華経至上主義
1930年代 超国家イデオロギー
北一輝 1920 日本改造法案 日蓮主義
大川周明
井上昭 日蓮宗 血盟団 一人一殺主義
石原完爾 日蓮宗 満州事変推進
「日本という辺境国家を宇宙の中心に擬する世界戦略を持ち欧州列強
という名のインターナショナルな外圧攻勢をテコにして内乱状態を
作り出し国家改造の運動につなげようとした」
→ 麻原教祖の国家改造計画 ハルマゲドン
◇一向一揆とオウム真理教事件
勝俣鎮夫「一揆」岩波
一揆
-「一味神水」の手続きにより「一味同心」の連帯を作り出
す人々の集団。しかし一向一揆皆無
天正八年(1580)石山本願寺 石山炎上退去
幟 「進者,往生極楽,退者,無間地獄」安芸門徒
◎ 往生か堕地獄かの二者択一 負の二者択一
1993年S.ハンチントン(ハーバード大)
「文明の衝突」-7文明
西欧 儒教 日本 イスラム ヒンズー スラブ ラテンアメリカ
→ 対立、衝突は宗教要因が大
☆「シリーズ授業―実践の批評と創造 3 算数―分数・式のたて方」岩波書店 1992年 ②【2016.5】
◇式の立て方の授業を批評する
電卓を使った授業
カッコが先か乗除が先か
カッコの必要性を考えさせる
買い物 = 千円札からの引き算
電卓はいつも正しいか
「答えが出ると安心して確かめをしない」問題
スーパーの人
「消費税が入ってから子供たちがついに計算を捨てた」
教師根性の戦い
「だいたい」でいいか?
授業に於ける間違いの効果
学級風土の中の教師像
キャッチボールのリズムが日本では感じられない
教師の二つのタイプ
① 端正なタイプ=端正タイプ
② 出しゃばって子供を操るタイプ=強引タイプ
ベテラン教師の壁
教員歴17年 東大に派遣生としての経験
強引タイプと端正タイプ
エイジング(加齢)の問題もある
教師の追跡調査も必要になる
- 適当にいい加減なところもほしい
「適当ないい加減さ」
情熱だけでやっていると問題がいっぱいになる
◎ 自分の側のゆとりのなさを結局子供に押しつけているので
はないか
お金を使う経験がほしい
買い物ごっこが有効なのは過去の話になってきた
消費税が入ったらますます分からなくなっている
「おかしいと思ったとき電卓を置いて筆算をする子が一人もい
なかった」
電卓教育の可能性
「宿題では電卓を使っている」
◇「折り紙」で算数を学ぶ 山野下とよ子
折り紙分数
割合分数と量分数
量分数は日常では殆ど使われない = 小数が使われる
日本では倍や割合を表す割合分数ばかり
→ 子供たちはイメージを掴みづらい
紙芝居を取れ入れての問題作り
授業を振り返って
子供たちと共に授業を創る
楽しさ、面白さ、辛抱を共に共鳴しあえる授業
紙芝居の面白さをもう一度
今回は、10月15日に続き、
山折哲雄さんはこんなことをの紹介23回目、
「宗教の話」の紹介 2回目です。
出版社の案内には、
「日本人にとって宗教とは何か。宗教学の第一人者が、オウム真理教事
件を機に、宗教と日本人について考えた警醒の書。麻原教祖から親鸞、
蓮如、日蓮まで日本人の宗教心をめぐって、思いのたけを語る。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「今日我々は明治の変革以後ほとんど初めて精神の根本的なオーバー
ホールの必要に迫られている」
・「今,弱い歴史に収斂する文明論を強い歴史の足音に耳を傾ける文明
論によって変換すべき時代を迎えようとしている」
・「文明の対立、衝突は宗教の要因が大」
もう一つ、再掲載になりますが、岩波書店の
「シリーズ授業―実践の批評と創造 3 算数―分数・式のたて方」
を載せます。
☆山折哲雄さんはこんなことを 23-「宗教の話」朝日新聞社 1997年 (2)
◇日本宗教の終末元年
現代の隠れキリシタン
角を矯めて牛を殺す
今日我々は明治の変革以後ほとんど初めて精神の根本的なオーバーホー
ルの必要に迫られている
◇「強い歴史」と「弱い歴史」
爆発する宗教と萎縮する宗教
レヴィ=ストロース
弱い歴史 ○年○月○日 伝統的歴史
強い歴史 ○万年○千年 宗教と民族
「今,弱い歴史に収斂する文明論を強い歴史の足音に耳を傾ける文明
論によって変換すべき時代を迎えようとしている」
・「超国家主義」と宗教の連関の問題
・一向一揆における宗教と政治のテーマ
◇日蓮イデオロギーと超国家主義
日蓮 インターナショナル構想
法華経を信じないと「内乱」「外敵の進入」「立正安国論」
- 幕府批判 伊豆流刑
1 辺境
- 中心の軸と逆回転
2 外圧
- 内乱 自己認識
◇「国家改造」計画とハルマゲドン
法華経至上主義
1930年代 超国家イデオロギー
北一輝 1920 日本改造法案 日蓮主義
大川周明
井上昭 日蓮宗 血盟団 一人一殺主義
石原完爾 日蓮宗 満州事変推進
「日本という辺境国家を宇宙の中心に擬する世界戦略を持ち欧州列強
という名のインターナショナルな外圧攻勢をテコにして内乱状態を
作り出し国家改造の運動につなげようとした」
→ 麻原教祖の国家改造計画 ハルマゲドン
◇一向一揆とオウム真理教事件
勝俣鎮夫「一揆」岩波
一揆
-「一味神水」の手続きにより「一味同心」の連帯を作り出
す人々の集団。しかし一向一揆皆無
天正八年(1580)石山本願寺 石山炎上退去
幟 「進者,往生極楽,退者,無間地獄」安芸門徒
◎ 往生か堕地獄かの二者択一 負の二者択一
1993年S.ハンチントン(ハーバード大)
「文明の衝突」-7文明
西欧 儒教 日本 イスラム ヒンズー スラブ ラテンアメリカ
→ 対立、衝突は宗教要因が大
☆「シリーズ授業―実践の批評と創造 3 算数―分数・式のたて方」岩波書店 1992年 ②【2016.5】
◇式の立て方の授業を批評する
電卓を使った授業
カッコが先か乗除が先か
カッコの必要性を考えさせる
買い物 = 千円札からの引き算
電卓はいつも正しいか
「答えが出ると安心して確かめをしない」問題
スーパーの人
「消費税が入ってから子供たちがついに計算を捨てた」
教師根性の戦い
「だいたい」でいいか?
授業に於ける間違いの効果
学級風土の中の教師像
キャッチボールのリズムが日本では感じられない
教師の二つのタイプ
① 端正なタイプ=端正タイプ
② 出しゃばって子供を操るタイプ=強引タイプ
ベテラン教師の壁
教員歴17年 東大に派遣生としての経験
強引タイプと端正タイプ
エイジング(加齢)の問題もある
教師の追跡調査も必要になる
- 適当にいい加減なところもほしい
「適当ないい加減さ」
情熱だけでやっていると問題がいっぱいになる
◎ 自分の側のゆとりのなさを結局子供に押しつけているので
はないか
お金を使う経験がほしい
買い物ごっこが有効なのは過去の話になってきた
消費税が入ったらますます分からなくなっている
「おかしいと思ったとき電卓を置いて筆算をする子が一人もい
なかった」
電卓教育の可能性
「宿題では電卓を使っている」
◇「折り紙」で算数を学ぶ 山野下とよ子
折り紙分数
割合分数と量分数
量分数は日常では殆ど使われない = 小数が使われる
日本では倍や割合を表す割合分数ばかり
→ 子供たちはイメージを掴みづらい
紙芝居を取れ入れての問題作り
授業を振り返って
子供たちと共に授業を創る
楽しさ、面白さ、辛抱を共に共鳴しあえる授業
紙芝居の面白さをもう一度