特別活動 ② /「頭はよくならない」小浜逸郎 洋泉社新書 2003年 ⑤【再掲載 2014.3】 [読書記録 教育]
今日は11月14日、木曜日です。
今回は、11月11日に続いて、
キーワード「特別活動」の紹介、2回目です。
出典はわからず、40年前のメモかもしれません。
現在の学習指導要領したのものではないことを承知願います。
学習指導要領が改訂されるにつれ、
特別活動の配分がどんどん少なくなっているように感じます。
これが現在の教育問題と関わっていないかとわたしは疑っています。
もう一つ、再掲載になりますが、小浜逸郎さんの
「頭はよくならない」⑤を載せます。
☆特別活動 ②
◇特別活動
(1)全員参加を
役割活動を大切に
(2)活動における子供の主体化
児童の発案,計画,話し合い,実践活動に任せる教師の姿
勢や態度
→ 指導性の再検討
◇学級活動計画作成の留意点
◎学級活動の目標,特質,内容を明確に捉える
◎時候の教育目標,特活の目標との関連から重点目標を設定
1 児童の発達段階に即応する
時間配分の工夫
2 児童の自主的活動を重視
3 地域や学校の実態に即応する
どちらに重点を置くか
時間配分をどのようにするか
4 内容相互の関連づけをする
4つの活動の相互関連
学級活動~学校行事~児童会活動
5 各教科・道徳との関連を図る
6 生徒指導との関連を図る
7 教師全員で指導計画を作成する
◇学級活動の指導法の工夫
特質
① 担任の理解の精神が反映する
② 問題に気付かせる
③ あらゆる問題を常に把握し指導する
④ 具体的な行動や活動で示せるものを取り上げる
◇児童会活動
指導計画
代表委員会
1 児童活動のねらい
2 組織・構成
3 時間設定
4 予想される主な活動
5 必要な備品消耗品等の経費
6 活動場所
7 指導上の留意点
8 指導職員の体制
9 評価の観点
各委員会活動
1 各委員会のねらい
2 予想される活動内容
3 活動の時間
4 必要な経費 ∥
5 指導上の留意点理解し尊重する
◎ 必要なのは自分とは様々な異なるところのある人と人と
の交流
「児童相互の交流」を第一に
委員会への所属は長所、特性を考慮し一人一人に指導助言
※ 後期前期制 役割分担し弾力化を
<自治的活動の範囲>
① 教育課程の管理に関すること
② 施設・設備の管理に関すること
③ 児童の管理に関すること
④ その他
金銭・物品の徴収
校外活動 ~ 児童自身に理解させる
◇クラブ活動
①クラブの計画や運営に関する話し合い活動
②実際の活動
③成果を発表する活動
|
指導のねらいの位置づけ
※学校や地域の実態を考慮する Plan-do-see
留意点 ①児童の希望に添ったものを考えさせる
②能力差・技能差を考える
③男女の差を考える
④メンバー全員に充実感と満足感のもてる活動
⑤児童の興味関心を考える-話し合いの時間の設定-
☆「頭はよくならない」小浜逸郎 洋泉社新書 2003年 ⑤【再掲載 2014.3】
◇あきらめと痛みから出発する21世紀の教育論(4)
□正しく理解された近代の平等理念
「人は貧富の差,身分や出自の差,性差などによって法的な人格とし
て差別されてはならず,社会人としての欲求を満たそうとする機会
を奪われてはならない」
という原理
= 決して貧富の差をなくせとか,能力の違いを無視しろというこ
とではありません
□今そこにある無知
マニュアル人間
若年労働者が労働とは機械になることではなく,人を人として
互いを聞き合って関わることなのだという最も基本的な感覚を失
いつつある
→ ◎「ゆとり教育」が「ゆるみ教育」になっている
□知能と性格は相互規定的な関係にある
□「生まれ(遺伝)か育ち(環境)か」の議論が決着しないわけ
まずあるのは全体
グラスに入った水のたたずまいの美しさ
ガラスがきれいなのか?水がきれいなのか?それとも…
□私は「頭はよくならない」を選ぶ
己の限界をある程度まで見定めた方がシアワセな生き方ができる
私の考え方には救いがある
福田恆存『私の幸福論』
「…私は『とらわれるな』と言っているのです。醜,貧,不具,
その他いっさい持って生まれた弱点にとらわれずにマイナス
はマイナスと肯定してのびのびと生きなさい…」
「…マイナスをプラスでごまかすのはひがみを生む」
「他人に対する不寛容の冷たさ」につながる
今回は、11月11日に続いて、
キーワード「特別活動」の紹介、2回目です。
出典はわからず、40年前のメモかもしれません。
現在の学習指導要領したのものではないことを承知願います。
学習指導要領が改訂されるにつれ、
特別活動の配分がどんどん少なくなっているように感じます。
これが現在の教育問題と関わっていないかとわたしは疑っています。
もう一つ、再掲載になりますが、小浜逸郎さんの
「頭はよくならない」⑤を載せます。
☆特別活動 ②
◇特別活動
(1)全員参加を
役割活動を大切に
(2)活動における子供の主体化
児童の発案,計画,話し合い,実践活動に任せる教師の姿
勢や態度
→ 指導性の再検討
◇学級活動計画作成の留意点
◎学級活動の目標,特質,内容を明確に捉える
◎時候の教育目標,特活の目標との関連から重点目標を設定
1 児童の発達段階に即応する
時間配分の工夫
2 児童の自主的活動を重視
3 地域や学校の実態に即応する
どちらに重点を置くか
時間配分をどのようにするか
4 内容相互の関連づけをする
4つの活動の相互関連
学級活動~学校行事~児童会活動
5 各教科・道徳との関連を図る
6 生徒指導との関連を図る
7 教師全員で指導計画を作成する
◇学級活動の指導法の工夫
特質
① 担任の理解の精神が反映する
② 問題に気付かせる
③ あらゆる問題を常に把握し指導する
④ 具体的な行動や活動で示せるものを取り上げる
◇児童会活動
指導計画
代表委員会
1 児童活動のねらい
2 組織・構成
3 時間設定
4 予想される主な活動
5 必要な備品消耗品等の経費
6 活動場所
7 指導上の留意点
8 指導職員の体制
9 評価の観点
各委員会活動
1 各委員会のねらい
2 予想される活動内容
3 活動の時間
4 必要な経費 ∥
5 指導上の留意点理解し尊重する
◎ 必要なのは自分とは様々な異なるところのある人と人と
の交流
「児童相互の交流」を第一に
委員会への所属は長所、特性を考慮し一人一人に指導助言
※ 後期前期制 役割分担し弾力化を
<自治的活動の範囲>
① 教育課程の管理に関すること
② 施設・設備の管理に関すること
③ 児童の管理に関すること
④ その他
金銭・物品の徴収
校外活動 ~ 児童自身に理解させる
◇クラブ活動
①クラブの計画や運営に関する話し合い活動
②実際の活動
③成果を発表する活動
|
指導のねらいの位置づけ
※学校や地域の実態を考慮する Plan-do-see
留意点 ①児童の希望に添ったものを考えさせる
②能力差・技能差を考える
③男女の差を考える
④メンバー全員に充実感と満足感のもてる活動
⑤児童の興味関心を考える-話し合いの時間の設定-
☆「頭はよくならない」小浜逸郎 洋泉社新書 2003年 ⑤【再掲載 2014.3】
◇あきらめと痛みから出発する21世紀の教育論(4)
□正しく理解された近代の平等理念
「人は貧富の差,身分や出自の差,性差などによって法的な人格とし
て差別されてはならず,社会人としての欲求を満たそうとする機会
を奪われてはならない」
という原理
= 決して貧富の差をなくせとか,能力の違いを無視しろというこ
とではありません
□今そこにある無知
マニュアル人間
若年労働者が労働とは機械になることではなく,人を人として
互いを聞き合って関わることなのだという最も基本的な感覚を失
いつつある
→ ◎「ゆとり教育」が「ゆるみ教育」になっている
□知能と性格は相互規定的な関係にある
□「生まれ(遺伝)か育ち(環境)か」の議論が決着しないわけ
まずあるのは全体
グラスに入った水のたたずまいの美しさ
ガラスがきれいなのか?水がきれいなのか?それとも…
□私は「頭はよくならない」を選ぶ
己の限界をある程度まで見定めた方がシアワセな生き方ができる
私の考え方には救いがある
福田恆存『私の幸福論』
「…私は『とらわれるな』と言っているのです。醜,貧,不具,
その他いっさい持って生まれた弱点にとらわれずにマイナス
はマイナスと肯定してのびのびと生きなさい…」
「…マイナスをプラスでごまかすのはひがみを生む」
「他人に対する不寛容の冷たさ」につながる