「勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけどの処方箋」 石田勝紀 ダイヤモンド社 2023年 ⑤(最終) /「人生のお荷物を捨てる方法」ひろさちや 青春出版社 2007年 ②【再掲載 2017.7】 [読書記録 教育]
今日は12月21日、土曜日です。
今回は12月18日に続いて、石田勝紀さんの
「勉強しない子に勉強しなさいと言っても
ぜんぜん勉強しないんですけどの処方箋」
の紹介5回目 最終です。
出版社の案内には、
「1万件を超える『幼児から高校生までの保護者の悩み相談』を受け、
4千人以上の小中高校生に勉強を教えてきた教育者・石田勝紀が送
る、子どもを勉強嫌いにしないための本。子どもに失敗してほしく
ない、教育熱心な人ほど苦悩を抱える大問題への意外な解決法を、
子育てを『動物園型』『牧場型』『サバンナ型』にたとえて解説し
ます。親子のタイプ診断と相性別対処法を使えば、自分から勉強する
子になるのは時間の問題です。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「親は自分軸をもちたい。価値観には正解がないことを自覚する。ア
リの目ではなく鳥の目で俯瞰的に見る。あふれる情報を区別して振
り回されないようにする」
・「ルールを破ったときのペナルティを決めたら必ず実行する」
・「子どもにとって親は『格上』ではなく『対等な』存在」
・「親が主導して何かをやらせるのはやめる」
もう一つ、再掲載になりますが、ひろさちやさんの
「人生のお荷物を捨てる方法」②を載せます。
宗教の本ですが、教育の本でもあります。
☆「勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけどの処方箋」 石田勝紀 ダイヤモンド社 2023年 ⑤(最終)

◇勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけどの処方箋
価値観を理解し合うとうまくいく。親子のタイプ別対処法
欠点に見えていたことも才能の片鱗として輝く
マルチタスク型とシングルタスク型
<マルチタスク型>
□親
無駄なことを嫌い、損得勘定で物事を考える
いろいろなことに気がつく反面、1つのことに集中しない
特徴
・空気を読む ・人の目が気になる ・気が散りやすい
・メニューは値段から見る ・「めんどくさい」の言葉を多用
・好きな理由に才能が隠れていることが多い
・リーダータイプ ・人の言葉に傷つきやすい
□子
全教科平均点以上できる子が多い
親に言われたことは比較的よく聞く方 一方で神経質な面もある
特徴
・選ぶときに「何でもいい」と言う ・喧嘩したくない
・周囲の様子をよく見ている ・失敗するのがこわい
・何でもそつなくこなす
・全教科まんべんなく点数を取る ・集中力は短い
・手帳に計画やスケジュールを書くのが好き
<シングルタスク型>
□親
マイペースで言われたことに振り回されない
特徴
・集中力がすごい ・周囲の目を気にしない
・やりたいこととやりたくないことがはっきりとしている
・面倒なことは最初からやらない
・仕組みのような枠にはこだわらない ・片付けができない
・専門職の才 ・特定領域の知識に乏しい ・クリエイト
□子
いわゆる天才型に多く偉業を果たすことも
特徴
・好きなものからたべて嫌いなものは絶対に食べない
・そのときの気分次第で服を選ぶ ・どこでも集中できる
・場所が変わっても寝付きがいい
・「やりたくない、行きたくない」とよく言う
・親の言うことをあまり聞かない
・好きなことに熱中しやすい ・計画性はほとんどない
[マルチタスク型親 × マルチタスク型子]
親に言われたことを、子どもが比較的素直に聞く
[マルチタスク型親 × シングルタスク型子]
好きなことをやらせて自己満足度を高めることが大事
[シングルタスク型親 × シングルタスク型子]
才能の芽を摘まないように適切な環境を与えよう
[シングルタスク型親 × マルチタスク型子]
親が好きなことを楽しんで子どもは自立的に動く
□どんな組合せの親子だって大丈夫。「自分軸」をもてばうまくいく
① 価値観には正解がないことを自覚する
② アリの目ではなく鳥の目で俯瞰的に見てみる
③ あふれる情報を区別して振り回されないようにする
□まとめ
○「マルチタスク型」「シングルタスク型」という発想で、親子の価
値観に気付く
○ 親子のタイプによって、とるべきアプローチは異なる
○ うまくいく条件は親が「自分軸」をもつこと
◇カウンセリング
お悩み件数№1は「自分から勉強してくれません」
◎ ルールを破ったときのペナルティを決めたら必ず実行する
本人と一緒にルールを決める
→ 紙に書き目立つところに貼る、動画撮影
※ ゲームやネットの世界にも目に見えない柵となり、問題が
起きたら子どもにとってリスクになるとしっかり伝える
◎ 子どもにとって親は「格上」ではなく「対等な」存在
◎ 親が主導して何かをやらせるのはやめる
◇石田勝紀
音声配信 Voicy 「Ma ma Cafe ラジオ」
毎日配信 (無料で聴ける日もある)
1968年横浜生
平成元年20才で起業-学習塾
2010~
「カフェスタイル勉強会からMamaCafe」
☆「人生のお荷物を捨てる方法」ひろさちや 青春出版社 2007年 ②【再掲載 2017.7】

Ⅱ 生きたいように生きればよい
◇もう一度家族の時間を取り戻す
家庭を崩壊させた国の行く末
近い将来世界で滅ぶ国…アメリカ,中国,イスラエル,日本
= 「家庭を崩壊させた国」
55%主義で行こう
日本人は「会社人間」
→ 仕事には55%,45%は自分勝手に
※ 自分は家庭人なんだ
人間の三つの役割
① 家庭人としての役割
② 社会人としての役割
③ 職業人としての役割
「堂々たるマイホームパパ」のすすめ
マイホームパパ ←→ 社畜,社奴
1961年の農業基本法
→ 政治
金があることが幸せか金よりもっと大事なものがあること
が幸せか,それを論争するのが本来の政治のありよう
→◎ 「金があることがいいことだ」と決めつけてイデオロギー
論争をやめてしまった
※「金持ちになったら地獄に堕ちる」
子どもに個室なんていらない
子どもにとって親の離婚とは何か
日本 ~ 同居離婚
わたしたちはもっと労働を馬鹿にしないといけない。
= 「働いてばかりいるやつは馬鹿者だ」
「希望の先取り」が不幸を招く
老人達の意外な不満
希望の先取り - 子どもにも
悩む前からレール
日本の家庭はどのように破壊されているか
大家族には介護問題などない
全部国に面倒見て貰おう
◎ 国でやりますよと甘い言葉でささやいて,日本人から家
を奪ってしまった
→ ガンガン要求しよう
介護を「捨てる」という発想
◇不登校引きこもりの子の感性
今も残る軍事教育の形
フランス革命 - 兵士教育が必要に → 義務教育
◎ 義務教育の始まりは軍事教育
明治政府 - 徴兵と義務教育
学校に行きたくない
方言をやめさせることから ← 非人間的教育
給食 … 義務教育は軍事教育から好き嫌いがあっては困る
学校には兵士の育成しかできない
義務教育 - 企業戦士の育成
好き嫌いを厭わず誰が困っていようと見捨てて会社に来い!
義務教育は不必要な悪
手間を掛けて子どもを教育する喜び
◎教育は親がやるべきもの ~ 教育は家庭教育
わが子が不登校になったら
後期高等教育はどんどん競争を
◇先々のことなんか心配しなくていい
少子高齢化は政治家が考えること
悩むことは政治家に任せよう
世間の数字にだまされるな
おばあちゃんがいる動物は人間とゴンドウクジラだけ
「宗教的な知恵」を考える意味
父母 → 世渡りの知恵
祖父母 → 宗教的な知恵
どう生きたっていい
◎宗教のものさしは目盛りがない
今回は12月18日に続いて、石田勝紀さんの
「勉強しない子に勉強しなさいと言っても
ぜんぜん勉強しないんですけどの処方箋」
の紹介5回目 最終です。
出版社の案内には、
「1万件を超える『幼児から高校生までの保護者の悩み相談』を受け、
4千人以上の小中高校生に勉強を教えてきた教育者・石田勝紀が送
る、子どもを勉強嫌いにしないための本。子どもに失敗してほしく
ない、教育熱心な人ほど苦悩を抱える大問題への意外な解決法を、
子育てを『動物園型』『牧場型』『サバンナ型』にたとえて解説し
ます。親子のタイプ診断と相性別対処法を使えば、自分から勉強する
子になるのは時間の問題です。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「親は自分軸をもちたい。価値観には正解がないことを自覚する。ア
リの目ではなく鳥の目で俯瞰的に見る。あふれる情報を区別して振
り回されないようにする」
・「ルールを破ったときのペナルティを決めたら必ず実行する」
・「子どもにとって親は『格上』ではなく『対等な』存在」
・「親が主導して何かをやらせるのはやめる」
もう一つ、再掲載になりますが、ひろさちやさんの
「人生のお荷物を捨てる方法」②を載せます。
宗教の本ですが、教育の本でもあります。
☆「勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけどの処方箋」 石田勝紀 ダイヤモンド社 2023年 ⑤(最終)

◇勉強しない子に勉強しなさいと言ってもぜんぜん勉強しないんですけどの処方箋
価値観を理解し合うとうまくいく。親子のタイプ別対処法
欠点に見えていたことも才能の片鱗として輝く
マルチタスク型とシングルタスク型
<マルチタスク型>
□親
無駄なことを嫌い、損得勘定で物事を考える
いろいろなことに気がつく反面、1つのことに集中しない
特徴
・空気を読む ・人の目が気になる ・気が散りやすい
・メニューは値段から見る ・「めんどくさい」の言葉を多用
・好きな理由に才能が隠れていることが多い
・リーダータイプ ・人の言葉に傷つきやすい
□子
全教科平均点以上できる子が多い
親に言われたことは比較的よく聞く方 一方で神経質な面もある
特徴
・選ぶときに「何でもいい」と言う ・喧嘩したくない
・周囲の様子をよく見ている ・失敗するのがこわい
・何でもそつなくこなす
・全教科まんべんなく点数を取る ・集中力は短い
・手帳に計画やスケジュールを書くのが好き
<シングルタスク型>
□親
マイペースで言われたことに振り回されない
特徴
・集中力がすごい ・周囲の目を気にしない
・やりたいこととやりたくないことがはっきりとしている
・面倒なことは最初からやらない
・仕組みのような枠にはこだわらない ・片付けができない
・専門職の才 ・特定領域の知識に乏しい ・クリエイト
□子
いわゆる天才型に多く偉業を果たすことも
特徴
・好きなものからたべて嫌いなものは絶対に食べない
・そのときの気分次第で服を選ぶ ・どこでも集中できる
・場所が変わっても寝付きがいい
・「やりたくない、行きたくない」とよく言う
・親の言うことをあまり聞かない
・好きなことに熱中しやすい ・計画性はほとんどない
[マルチタスク型親 × マルチタスク型子]
親に言われたことを、子どもが比較的素直に聞く
[マルチタスク型親 × シングルタスク型子]
好きなことをやらせて自己満足度を高めることが大事
[シングルタスク型親 × シングルタスク型子]
才能の芽を摘まないように適切な環境を与えよう
[シングルタスク型親 × マルチタスク型子]
親が好きなことを楽しんで子どもは自立的に動く
□どんな組合せの親子だって大丈夫。「自分軸」をもてばうまくいく
① 価値観には正解がないことを自覚する
② アリの目ではなく鳥の目で俯瞰的に見てみる
③ あふれる情報を区別して振り回されないようにする
□まとめ
○「マルチタスク型」「シングルタスク型」という発想で、親子の価
値観に気付く
○ 親子のタイプによって、とるべきアプローチは異なる
○ うまくいく条件は親が「自分軸」をもつこと
◇カウンセリング
お悩み件数№1は「自分から勉強してくれません」
◎ ルールを破ったときのペナルティを決めたら必ず実行する
本人と一緒にルールを決める
→ 紙に書き目立つところに貼る、動画撮影
※ ゲームやネットの世界にも目に見えない柵となり、問題が
起きたら子どもにとってリスクになるとしっかり伝える
◎ 子どもにとって親は「格上」ではなく「対等な」存在
◎ 親が主導して何かをやらせるのはやめる
◇石田勝紀
音声配信 Voicy 「Ma ma Cafe ラジオ」
毎日配信 (無料で聴ける日もある)
1968年横浜生
平成元年20才で起業-学習塾
2010~
「カフェスタイル勉強会からMamaCafe」
☆「人生のお荷物を捨てる方法」ひろさちや 青春出版社 2007年 ②【再掲載 2017.7】
Ⅱ 生きたいように生きればよい
◇もう一度家族の時間を取り戻す
家庭を崩壊させた国の行く末
近い将来世界で滅ぶ国…アメリカ,中国,イスラエル,日本
= 「家庭を崩壊させた国」
55%主義で行こう
日本人は「会社人間」
→ 仕事には55%,45%は自分勝手に
※ 自分は家庭人なんだ
人間の三つの役割
① 家庭人としての役割
② 社会人としての役割
③ 職業人としての役割
「堂々たるマイホームパパ」のすすめ
マイホームパパ ←→ 社畜,社奴
1961年の農業基本法
→ 政治
金があることが幸せか金よりもっと大事なものがあること
が幸せか,それを論争するのが本来の政治のありよう
→◎ 「金があることがいいことだ」と決めつけてイデオロギー
論争をやめてしまった
※「金持ちになったら地獄に堕ちる」
子どもに個室なんていらない
子どもにとって親の離婚とは何か
日本 ~ 同居離婚
わたしたちはもっと労働を馬鹿にしないといけない。
= 「働いてばかりいるやつは馬鹿者だ」
「希望の先取り」が不幸を招く
老人達の意外な不満
希望の先取り - 子どもにも
悩む前からレール
日本の家庭はどのように破壊されているか
大家族には介護問題などない
全部国に面倒見て貰おう
◎ 国でやりますよと甘い言葉でささやいて,日本人から家
を奪ってしまった
→ ガンガン要求しよう
介護を「捨てる」という発想
◇不登校引きこもりの子の感性
今も残る軍事教育の形
フランス革命 - 兵士教育が必要に → 義務教育
◎ 義務教育の始まりは軍事教育
明治政府 - 徴兵と義務教育
学校に行きたくない
方言をやめさせることから ← 非人間的教育
給食 … 義務教育は軍事教育から好き嫌いがあっては困る
学校には兵士の育成しかできない
義務教育 - 企業戦士の育成
好き嫌いを厭わず誰が困っていようと見捨てて会社に来い!
義務教育は不必要な悪
手間を掛けて子どもを教育する喜び
◎教育は親がやるべきもの ~ 教育は家庭教育
わが子が不登校になったら
後期高等教育はどんどん競争を
◇先々のことなんか心配しなくていい
少子高齢化は政治家が考えること
悩むことは政治家に任せよう
世間の数字にだまされるな
おばあちゃんがいる動物は人間とゴンドウクジラだけ
「宗教的な知恵」を考える意味
父母 → 世渡りの知恵
祖父母 → 宗教的な知恵
どう生きたっていい
◎宗教のものさしは目盛りがない