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「1年目からうまくいくセミナー講師超入門」大岩俊之 実務教育出版 2017年 ② /「心いっぱいに育て」和田重良 くだかけ舎 2001年 ②【再掲載 2016.5】 [読書記録 一般]

今日は12月28日、土曜日です。


今回は、12月25日に続いて、大岩俊之さんの
「1年目からうまくいくセミナー講師超入門」の紹介 2回目です。


出版社の案内には、

「本書では、シナリオの作り方、集客、場の作り方まで、呼ばれる講師
 になるためのノウハウを基礎から徹底解説します。」

とあります。


講師が考えていること少しがわかります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「伝えたいことより参加者が知りたいこと。参加者が困っていること
を解決すること」


・「ターゲットをできるだけ具体的に掘り下げ、ある特定のひとりを思
い浮かべるぐらいまで具体化する」


・「大きなゴール『伝えて変化を与えること』を目指す」


・「失敗談は参加者の心を開く。打ち明け話(失敗や汚点)が大切」




もう一つ、再掲載になりますが、和田重良さんの
「心いっぱいに育て」②を載せます。




☆「1年目からうまくいくセミナー講師超入門」大岩俊之 実務教育出版 2017年 ②

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1 あなただから教えられることかある(2)

◇ターゲットを考える
「伝えたいこと」より「参加者が知りたいこと」
     「参加者が困っていること」を解決すること  


  誰に伝えたいのか「ターゲット」を考える
①「同業種・同職種の中で、自分より知識・経験が浅い人」
②「異業種・異職種の人」=属性が全く違う人

  ターゲットの属性を考える 

  ターゲットを決める
◎(例)読書セミナー
       「こくちーずプロ セミナー告知サイト   


  ターゲットは狭く設定する
◎テーマ「本を読んで知識として残すコツ」
      + 成功者と呼ばれる人たち日本が与える影響
    - 新しい習慣が身に付く人
      「本気で人生を変えようとしている人たち」        
  ターゲットをできるだけ具体的に掘り下げ、ある特定の
      ひとりを思い浮かべるぐらいまで具体化する


  セミナーのゴールを考える
大きなゴール
     - 「伝えて変化を与えること」を目指す


  具体物や論拠となるデータを収集する
3~10冊、本を読み情報収集する



2 セミナーの「シナリオ」を作る(1)
◇まずは「幹」をつくる
フレームワークを活用しよう
幹 + 枝葉
    フレームワーク
    「PREP法」「序論・本論・結論」「ホールパート法」
     -「大状況・中状況・小状況」「時系列(過去・現在・未来)」
      「変速時系列(現在・過去・未来)」         
 
  「PREP法」
   Point(要点) Reason(理由) Evidence(根拠) Point(要点)
     Example(具体例) 


  「ホールパート法」
相手に伝えたい主張・結論を全体像(Whole)として話の最初
    に提示し、それについての理由・根拠を各パート(Part)として
    説明、最後にもう一度全体像に戻って話を締めくくる。


  「序論・本論・結論」
序論:テーマを明確に打ち出す 
     本論:主張に沿って論拠を積み上げ
     結論:伝えたいことをまとめる
   

  「主張・理由・事実(具体例)」   


  「大状況・中状況・小状況」


  「時系列(過去・現在・未来)」
  

  組み合わせてよし、ざっくりでよし
    「理由」や「根拠」は複数示す
   

  伝わるシナリオはシンプル  
情報を60パーセントに!
講師がおもしろく感じることが大切
   
  
  失敗談は参加者の心を開く
    打ち明け話が大切(失敗や汚点)   


  「時事ネタ」で参加者の注意を引き付ける







☆「心いっぱいに育て」和田重良 くだかけ舎 2001年 ②【再掲載 2016.5】

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◇正しい答えを要求されて
応答せよ 
   → 返事がないとき
     ◎ 「あのね、完全な答えじゃなくていいんだよ」
× 「返事をせよ」
   → 学校や家庭で「答える」「正しく答える」ことを徹底して訓
    練した結果、人と人との気持ちの交流に大切な「応ずる」こと
    ができなくなってしまった
  ◎ まず応ずる。そして答える。


◇いろいろなものから学ぶ心
「人生科」 
    味わう ← よく見てよく聞く
 言葉での理解を捨てたとき、すっと入ってくる
学びにくい学校 
   = 教科の学習
学ばなければ進歩はない 
    自然(=言葉で教えてくれないところ)が一番
    次に知的な欲求 


◇あそびは人間をつくる
生活全体が遊び 
    子どもたちにとっての遊び
     - 工夫があり創造性があること
    くだかけ生活舎 
      「規則、年齢、強制のない共同生活」
大変気に掛かるのは青少年のアルバイト感覚
    =[ろくに仕事ができなくても仕事として時間を潰せばお金を
もらえる]
こんな仕組みが蔓延している社会全体が小さな社会に
      なってしまっている。
  ◎ 大きな夢や理想をもてない ちっぽけな社会


◇泣きながらでもいい - 劣等感のある子
劣等感ウィルス 
    「弱いまんまでいい」
テストはゲーム 
    そんなところに人間の価値はない
劣等感を取り込んで行けたら凄い力に


◇夜行性の正体
身体のリズムは地球の自転のリズム
   → 大人がそのリズムを!


◇気晴らしばっかり
気晴らしより打ち込むこと


◇まじめについて
わがままの横行
  不平不満は不真面目 
    人間が文明の中で生活していて行き着いたところは何かという
   と条件に不平不満を言うこと


◇ぼんやり指数
ぼんやり指数ゼロの生活を
3歳までは ぼんやり指数ゼロ
    → 小・中になると高くなる
= 外からの圧力に動かされそれに慣れてしまうと、その反動
     としてぼんやりしてしまう
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