「忘れ得ぬ言葉 私が出会った37人」鎌田慧 岩波書店 2023年 ③ /「ストレスから子どもを守る本」富田富士也 PHP 2000年 ② 後半【再掲載 2015.12】 [読書記録 一般]
今日は1月11日、土曜日です。
今回は、1月8日に続いて、鎌田慧さんの
「忘れ得ぬ言葉 私が出会った37人」の紹介 3回目です。
出版社の案内には、
「自分の逃げる姿勢というものは許せない」 - 瀬戸内寂聴さんをはじ
め、大江健三郎、石牟礼道子、菅原文太、やなせたかし各氏など、37
人から直接聞いた印象深い言葉を紹介。戦争、原発、公害、えん罪、
基地問題など、権力に抗し、あくまで人びとの側に立ち筋を通したそ
れぞれの人生を、豊かな筆致で描く愛蔵版エッセイ集。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「みんなハガキをやりとりし、足で歩いて付き合っていたのですね」
・「悲惨な戦争から悲惨なものを除け、というのは、悲惨でない戦争を
教えろということですか」
・「海が汚れたら大間は終わりだ。海と畑があれば人間は食っていける」
・「水準点以下の村民の生活を基準にして村政に取り組む。それが人間
尊重だ」
もう一つ、再掲載になりますが、富田富士也さんの
「ストレスから子どもを守る本」②を載せます。
親が知っておいた方がよいことが書かれています。
☆「忘れ得ぬ言葉 私が出会った37人」鎌田慧 岩波書店 2023年 ③
◇左幸子
「鉄道労働者は国の宝」
◇寺山修司
「私は私自身の原因である」
◇水上勉
「みんなハガキをやりとりし、足で歩いて付き合っていたのですね」
◇丸木俊
「悲惨な戦争から悲惨なものを除け、というのは、悲惨でない戦争を
教えろということですか」 原爆の図
1981年「現代社会」教科書から『原爆の図』が検定により削除
されたとき、検定課長にいった言葉
◇熊谷あさ子
大間の漁師
「海が汚れたら大間は終わりだ。海と畑があれば人間は食ってい
ける」
原発に土地を売らない
- 買収工作 原発マネー
「日本の原子力政策はウソだらけ」
原子力規制委員会初代委員長 田中俊一氏
◇寺下力三郎
元六ヶ所村村長
「水準点以下の村民の生活を基準にして村政に取り組む。それが人
間尊重だ」
「虚大開発」むつ小川原開発
- 開発は難民をつくる
◇木内みどり
「頑張れる!あれで根性が入った」
◇菅原文太
「みんな死んじゃったね。あるのは墓ばっかりってことにだけはなら
ないように」
◇高木仁三郎
「人間は巨大技術で自然界を支配する権利などない」
◇戸村一作
三里塚反対同盟委員長
「闘争は芸術の宝庫である」
☆「ストレスから子どもを守る本」富田富士也 PHP 2000年 ② 後半【再掲載 2015.12】
◇ストレスによる症状
自律神経のバランスが崩れると機能障害が起きる
・自律神経
①交感神経
②副交感神経
・体の疲れと心の疲れは密接に関係している
起立性調節障害
→ 一緒に寝る 歌・本
→ いつもそばに家族
・不定愁訴って何?
生活リズムの乱れとストレスの存在
・ストレスが体に変調をもたらした心身症
チック症でしか
- 深い愛情と理解
◇ストレスをためやすい子どものタイプ
性格は遺伝と環境で決まる
いい子ほどストレスをためやすい
内気,神経質,几帳面,完全主義
タイプA
合理性,迅速性を求め,他人にも強いるタイプ
子どもが引きこもる理由
◎ けんかして仲直りする能力が不足している
ストレスは性格の短所を肥大化させる
せめぎ合って,折り合って,お互いさま
コミュニケーションスキル,コミュニケーションワーク
本音を記すことから
- けんかして仲直りする能力
「還る家」はありますか?
◇防衛は心身を守る知恵
心には癖がある
ストレスに反応しやすい = 自己防衛力が強い
抑圧,同一化,補償,転換,反動形成,昇華,合理性,退行,
攻撃,逃避,投影
困らせることも訴えの一つ
防衛規制は心の悲鳴
◇10の処方箋
1 子どもの訴えに耳を傾けて聴いてあげてください
評価・肯定
2 ストレスは分かち合えることを伝えましょう
シェアリング
3 時には不安の先取りをしてあげる
4 子どもに肯定的な関心を示しましょう
5 子どもの長所を褒めてあげましょう
6 感動体験を積み上げさせよう
7 子どもを親の価値観で縛り上げないでください
8 間のとれる人間に育てましょう
9 親がコミュニケーション能力を示しましょう
10 弱音が吐けると未来が開けます
◎「せめぎ合って(感情交流),折り合って(合意形成・歩み寄り)お互いさま
(相互扶助・信頼)」
- ◎手間暇掛かる人間関係作りをおろそかにしてはならない
◎ 心を耕す
= 手間暇掛けて心の田んぼを耕せば子どもたちに大きな実
りがもたらされる
今回は、1月8日に続いて、鎌田慧さんの
「忘れ得ぬ言葉 私が出会った37人」の紹介 3回目です。
出版社の案内には、
「自分の逃げる姿勢というものは許せない」 - 瀬戸内寂聴さんをはじ
め、大江健三郎、石牟礼道子、菅原文太、やなせたかし各氏など、37
人から直接聞いた印象深い言葉を紹介。戦争、原発、公害、えん罪、
基地問題など、権力に抗し、あくまで人びとの側に立ち筋を通したそ
れぞれの人生を、豊かな筆致で描く愛蔵版エッセイ集。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「みんなハガキをやりとりし、足で歩いて付き合っていたのですね」
・「悲惨な戦争から悲惨なものを除け、というのは、悲惨でない戦争を
教えろということですか」
・「海が汚れたら大間は終わりだ。海と畑があれば人間は食っていける」
・「水準点以下の村民の生活を基準にして村政に取り組む。それが人間
尊重だ」
もう一つ、再掲載になりますが、富田富士也さんの
「ストレスから子どもを守る本」②を載せます。
親が知っておいた方がよいことが書かれています。
☆「忘れ得ぬ言葉 私が出会った37人」鎌田慧 岩波書店 2023年 ③
◇左幸子
「鉄道労働者は国の宝」
◇寺山修司
「私は私自身の原因である」
◇水上勉
「みんなハガキをやりとりし、足で歩いて付き合っていたのですね」
◇丸木俊
「悲惨な戦争から悲惨なものを除け、というのは、悲惨でない戦争を
教えろということですか」 原爆の図
1981年「現代社会」教科書から『原爆の図』が検定により削除
されたとき、検定課長にいった言葉
◇熊谷あさ子
大間の漁師
「海が汚れたら大間は終わりだ。海と畑があれば人間は食ってい
ける」
原発に土地を売らない
- 買収工作 原発マネー
「日本の原子力政策はウソだらけ」
原子力規制委員会初代委員長 田中俊一氏
◇寺下力三郎
元六ヶ所村村長
「水準点以下の村民の生活を基準にして村政に取り組む。それが人
間尊重だ」
「虚大開発」むつ小川原開発
- 開発は難民をつくる
◇木内みどり
「頑張れる!あれで根性が入った」
◇菅原文太
「みんな死んじゃったね。あるのは墓ばっかりってことにだけはなら
ないように」
◇高木仁三郎
「人間は巨大技術で自然界を支配する権利などない」
◇戸村一作
三里塚反対同盟委員長
「闘争は芸術の宝庫である」
☆「ストレスから子どもを守る本」富田富士也 PHP 2000年 ② 後半【再掲載 2015.12】
◇ストレスによる症状
自律神経のバランスが崩れると機能障害が起きる
・自律神経
①交感神経
②副交感神経
・体の疲れと心の疲れは密接に関係している
起立性調節障害
→ 一緒に寝る 歌・本
→ いつもそばに家族
・不定愁訴って何?
生活リズムの乱れとストレスの存在
・ストレスが体に変調をもたらした心身症
チック症でしか
- 深い愛情と理解
◇ストレスをためやすい子どものタイプ
性格は遺伝と環境で決まる
いい子ほどストレスをためやすい
内気,神経質,几帳面,完全主義
タイプA
合理性,迅速性を求め,他人にも強いるタイプ
子どもが引きこもる理由
◎ けんかして仲直りする能力が不足している
ストレスは性格の短所を肥大化させる
せめぎ合って,折り合って,お互いさま
コミュニケーションスキル,コミュニケーションワーク
本音を記すことから
- けんかして仲直りする能力
「還る家」はありますか?
◇防衛は心身を守る知恵
心には癖がある
ストレスに反応しやすい = 自己防衛力が強い
抑圧,同一化,補償,転換,反動形成,昇華,合理性,退行,
攻撃,逃避,投影
困らせることも訴えの一つ
防衛規制は心の悲鳴
◇10の処方箋
1 子どもの訴えに耳を傾けて聴いてあげてください
評価・肯定
2 ストレスは分かち合えることを伝えましょう
シェアリング
3 時には不安の先取りをしてあげる
4 子どもに肯定的な関心を示しましょう
5 子どもの長所を褒めてあげましょう
6 感動体験を積み上げさせよう
7 子どもを親の価値観で縛り上げないでください
8 間のとれる人間に育てましょう
9 親がコミュニケーション能力を示しましょう
10 弱音が吐けると未来が開けます
◎「せめぎ合って(感情交流),折り合って(合意形成・歩み寄り)お互いさま
(相互扶助・信頼)」
- ◎手間暇掛かる人間関係作りをおろそかにしてはならない
◎ 心を耕す
= 手間暇掛けて心の田んぼを耕せば子どもたちに大きな実
りがもたらされる