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「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」武光誠 河出書房新社 2003年 ④(最終)/「~しなさいと言わない教育」平井雷太 日本評論社 1995年 ①【再掲載 2014.2】 [読書記録 歴史]

今回は、9月3日に続いて、武光誠さんの
「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」の紹介4回目 最終です。



出版社の紹介には


「京都へ、もう一度出かけてみよう。あまたの英傑が覇を競った京の都へ。日
本の歴史を訪ねる旅は、いよいよ佳境を迎える!室町、戦国、江戸、幕末...
 が、正しく理解できる歴史ガイド。京都の歴史・下巻。」

 
とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「秀吉は京都の豪商を取り込んだ」


・「北政所が家康に接近した。それにより北政所を慕う重臣加藤清正、福島正
則が家康に近づいた。小早川秀秋(北政所の甥)が寝返る要因にも。家康は
  北政所を厚遇した」


・「豊臣政権の最後の栄華ともいえる醍醐寺。桃山文化を反映した建物群」




もう一つ、再掲載になりますが、平井雷田さんの
「~しなさいといわない教育」①を載せます。

- 楽しいだけの授業をやっていると,子どもは楽しくなければ学ばなくなってしまう
- 子どもの主体性を尊重し,子どもがしたいことだけをしていると,楽な方 向かっ
 て自分のできそうなことしかしなくなる

わたしも同じように感じます。


<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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☆「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」武光誠 河出書房新社 2003年 ④(最終)

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◇秀吉の全国支配と爛熟する桃山文化
□秀吉による京都支配
豊臣政権下の繁栄
秀吉の全国統一と政策
     1585年関白 
     1586年豊臣姓・太政大臣
桃山文化の全盛
京都の豪商を取り込む
伏見を本拠地にした理由は?  
     交通路
   朝鮮出兵は断行されたか

 
□豊臣家の命運を握った寺 [方広寺]
意図的な町の造り替え
刀狩り令と大仏建設
豊国神社

 
□悲劇の美女・淀殿ゆかりの寺 [養源院]
淀殿ゆかりの寺
血天井に残された謎
妙法院

 
□秀吉ゆかりの数奇な運命 [智積院]
壮大な風景画に秀吉の生きようを見る
豊国廟

 
□秀吉の正妻・北政所の人生 [高台寺]
秀吉とのなれそめ
関ヶ原の戦いの鍵となった北政所
秀吉 - 側室  淀殿と秀頼に
↑↓
北政所 家康に接近
北政所を慕う重臣加藤清正、福島正則 家康に
小早川秀秋(北政所の甥)寝返る

家康は北政所を厚遇
   円徳院

 
□秀吉が描いた都市改造計画 [聚楽第跡]
秀吉の皇室への接近
京都における拠点作り
京都の城下町化は成功したか

 
□京都に代わる商業地の開発 [伏見城]
秀吉の隠居屋敷として建設
伏見の開発事業と聚楽第解体
家康による伏見城取り壊し
伏見稲荷大社

 
□豊臣政権の最後の栄華 [醍醐寺]
桃山文化を反映した建物群

<以下略>





☆「~しなさいと言わない教育」平井雷太 日本評論社 1995年 ①【再掲載 2014.2】

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◇命の本然に向かう教育
 <何かが出来るようになることを目的にしない教育>  
    教育しない教育
 <何かが出来るようになることに主眼を置かない教育> 
    教えない教育  

    ◎「自然学習力」

  大切
    「何ができないことであるかを自覚し,できないことに悩まず,でき
     ないことを受容すること」

  × フリースクール  
    ◎ 本人のしたいこと,できそうなことばかり選ばせていく教育をし
     ているうちに,急速に「自然学習力」は衰えていく

 「新教育宣言」
  人は教育によって変えられると思っている人は教育者ではない
   この子にはわたしが必要だと思い込ませて,その人から離れることが
   できないように,あなたのおかげで今があると思い込ませて人の心を絡
   め取っていく人も教育者ではない。
    人から感謝され,尊敬される人は教育者ではないのだ。
    教育者とは,いつかいかなる場所にいても,そこに育ちたいと思って
   いる人がいたとき,その人が,何ができる何ができないと無関係に,そ
   の人が潜在的にしたいと思っていることをスッと提案できる人なのだ。
    相手がその提案に乗らなくても何の不満も残らない。
    たまたま,その人が勝手にその提案に乗ったときだけ,わたしと無関
   係と心底思える人が教育者だ。
    そんな人がいる場所には,主従関係も奴隷関係もできない。
    似たもの同士で群れることもない。
    セクトもできない。
    時間と空間を越えて,個と個の関係だけができていく。 



◇長期的やる気を育てる教育の誕生
「短期的やる気」を育てる教育
   ◎「楽しいだけの授業をやっていると,子どもは楽しくなければ学ばなく
        なってしまう」
 
  ~やる気を起こさせるために様々なやり方~  
     外からの刺激
    その場限りのやる気 = 短期的やる気
  
  フリースクールの次に来るもの
  フリースクール 
      雑然としている所が多い
       - 放任教育
   ◎ 子どもの主体性を尊重し,子どもがしたいことだけをしていると,楽な方に
     向かって自分のできそうなことしかしなくなる
↑↓
    公教育  
     ◎ 自分から遠いもの,違うものと出会うことができるための方法
     → 自分の中から思いもしなかった力が引き出される

  教育なんて何の興味もなかったはずが
  サラリーマン
      → 陶工
      → ヤマギシ会
      → (財)育てる会
      → さえら塾(水道方式・3年)
   → 公文教育研究センター(教材製作・2年)

  躁鬱病を受け入れて見えてきたもの
  「長期的やる気」を育てる教育
    躁鬱病 
      → 「起きている問題を否定せず,治そうとせず,それを受け入れることに
          よって,事態は気が付いたときには変わっている」という教訓

  問題の息子を持ったおかげで
 完全自学自習が可能な「らくだ教材」
    ◎ おしえないこと
     ◎ 採点しないこと 
     → 押しつけない・命令しない・強制しない
 
  学習すべき教材をわたしが決めないこと  



◇「~しなさい」と言わない教育とは何か
  「~しなさい」と言わない教育の発見
「押しつけない・命令しない・強制しない」というタガ
              ↓
          ◎ 情報の共有が大事    

  「~しなさい」と言わない教育とは何か
  「~しなさい」と言う教育では,できることしかしない子が育つ
     言いっぱなしの教育 

  「~しなさい」と言わない教育では,できる・できないを考えずに,ただやる体験
  が必要
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「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」武光誠 河出書房新社 2003年 ③ /「ほんとうの人間になるということ」竹下哲 光雲社 1989年 ②【再掲載 2014.8】 [読書記録 歴史]

今回は、8月29日に続いて、武光誠さんの
「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」の紹介 3回目です。



出版社の紹介には


「京都へ、もう一度出かけてみよう。あまたの英傑が覇を競った京の都へ。日
本の歴史を訪ねる旅は、いよいよ佳境を迎える!室町、戦国、江戸、幕末...
 が、正しく理解できる歴史ガイド。京都の歴史・下巻。」

 
とあります。


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「市楽座令、関所廃止、海賊行為禁止 により、京都と地方との間の流通が
盛んになった。それにより、寺院や公家の利益を奪うことになり大きな恨
みをかった」


・「信長は好奇心と貿易の利益にわりキリスト教を認めた」




もう一つ、再掲載になりますが、竹下哲さんの
「ほんとうの人間になるということ」②を載せます。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト





ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
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<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。







☆「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」武光誠 河出書房新社 2003年 ③

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◇天下統一への道を目指した信長の栄光と挫折

□信長政権による戦国時代の終焉
信長の天下統一はなぜ阻まれたか

  天下統一への道のり  
    義昭の後継者として入京
   
  権力者による桃山文化の誕生

  革新的な経済政策
楽市楽座令、関所廃止、海賊行為禁止
→ 京都と地方との間の流通が盛んになる

寺院や公家の利益を奪う
         ~ 大きな恨み

  京都の町衆を敵に回した信長
打倒信長の拠り所となった愛宕山
      愛宕山 = 霊山

 

□神になろうとした信長 [建勳神社]
信長・信忠父子と設けた神社

  不敗神話
    兵農分離
     - 日頃から手兵を訓練
   
  自ら生き神として
    恐怖政治

  船岡山

 

□武士と商人の仲介 [寺道資料館]
政治に利用された

  信長と堺商人との駆け引き

 

□日蓮宗と結びつき [妙光寺]
京都支配最初の拠点

  戦に備えた寺の構造

  阿弥陀寺

 

□室町幕府の滅亡
将軍足利義輝討たれる  
    足利義輝の本拠地 = 旧二条城

  旧二条城建設の目的

  京都を追われた将軍
    1573.7.8 室町幕府滅亡

  本能寺

 

□信長と交流した宣教師 [南蛮寺跡
京都に訪れたザビエル

  キリスト教布教の拠点

  信長がキリスト教を認めた理由 
    ①好奇心 + ②貿易
六角堂 頂法寺

 

□本能寺の変と信長の最後 [本能寺跡]
信長の宿舎となった大寺院

  信長ついに討たれる

  信長暗殺の黒幕は誰か
朝廷が一部の豪商を介して密かに光秀に働きかけた?
   
  空也堂
 
 

□光秀はなぜ主人を裏切ったか [愛宕神社]
天狗の姿

  謀反を暗示する光秀の和歌

  朝廷を守ろうとした明智光秀

  月輪寺

 






☆「ほんとうの人間になるということ」竹下哲 光雲社 1989年 ②【再掲載 2014.8】

<心を育てる>
◇列車の中で
  むやみに急ぐのではなく、一つ一つ頷きながらこの人生と歩いていこう


◇バスの中で
  子供が立派であるかどうかは食べ方を見ればすぐ分かる
  行儀
    - 感謝する心の大切さ


◇おばあちゃんの傘
  子供の能力よりいのちの輝きを!
   何ができるかよりも、その子が生き生きとしてその子らしく最大限に
   生きていることが大切

生き生きと輝きいのちを完全燃焼させる子供


◇山登りの勧め
  山登りの効用
① からだが丈夫になる
② 忍耐力が養われる
③ 思いやりの心
④ 大自然とのふれあい

  鈴木大拙
    「木を伐るな。水が出るぞ。気ちがいが出るぞ」

  ◎ 人間はいのちに触れると生き生きとしていきます。そして優しく
     なります。


◇親子の信頼
親が子供をとことんまで信頼する
  道元禅師 「愛語」
     「むかいて愛語をきくは、おもてをよろこばしめ、こころをたのし
      くする。むかわずして愛語をきくは、肝に銘じて魂に命ず」

  親が信頼されるような人生の生き方をしている。
  ひたすらにまじめに誠実に人生を生きている。

 「対話」から「並話」へ → 「身話」

今、子供にとって親の姿が見えなくなっている。
 = 親が透明人間になっている 
   → 信頼関係が崩れている

  今こそ親たちの実像を体で示すべき


◇大自然のはぐくみ
越後・良寛和尚
文化
    → 自然を破壊
現代文明
    4つ(土・水・太陽・空気)から逃げ出す方向

大自然のいのちに帰ろう!


◇「世間さま」と「おてんとうさま」
□社会性と宗教性
社会性 
  「世間さまにもうしわけない」  
   心の遮断機
自己抑制(わがまましない、我慢)と思いやりの心(挨拶、生き物をかわ
   いがる)

  宗教性
  「おてんとうさまにもうしわけない」
   合掌する心
  「一粒の米に八十八人の手」


◇「外なる自然」と「内なる自然」
外なる自然 
    地・水・火・風 
     → 外なる自然の英知

「大無量寿教」-「耳目開明」
 ① みんなと一緒に(邪魔者は消せの社会と反対)
    ② 強くしなやかに
  ③ あなたのままで
  ④ 平等で限りない愛 雨は皆に平等に降る 空気も皆に平等

◎ 無限の愛

  内なる自然 
    内なる願い
      「清浄意欲」
限りない愛を思いつつ
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