今回は ハイライフ研究所「生活コンセプト1998」の紹介3回目
前回からは少し離れてしまいましたが 紹介の最終となります

15年前に出版された本書
当時を振り返ることができます

各々のキーワード
なるほどと思います
特に世代におけるセルフポジション

わたしは「ポスト団塊世代」に当てはまるでしょうか

発言しなければ

まずは このブログから

楽しく読むことができた本です


今日は「建国記念の日」です
昨年の「建国記念の日」とは違うはずですが
今の政治状況は… 






☆「生活コンセプト1998」ハイライフ研究所 PHP研究所 ③(最終) 1997年




◇メディア情報
 ① 個人が握る情報主導権 多チャンネル

 ② 情報は生活必需品 なつかしもの復活


◇遊休
 ① 写真コミュニケーション 次世代ゲーム 家でエンターテイメント

 ② 非日常の日常化 健康自然を楽しむ


◇知・学・労
 ① 一生勉強の時代

 ② 雇用関係の変化 年功序列 → 能力主義

 ③ 学習も本物志向 ダブルスクール  大学+専門学校
  夜間大学院
  放送大学
  
 ④ 歪む学校教育  自己中心的 ~ 教育制度の根本的見直し




◇世代に見るセルフポジショニング

A キッズ 幼児~小学生
 満たされているけれども何か足りない相反世代

   勉強はできても人の間では成長できない
アポイントメント ~ 大人のビジネス社会

   デジタルキッズも原点の遊びが好き

   ポジティブな未来を描けない


B ティーン 中・高校生
刹那的だが何かを求めている模索世代

つながり感を求めていつもスイッチはオン

ぱっと見・外見・感覚重視でも一番は今の自分

はけ口のない閉塞感から逃れたい


C 二十代 団塊ジュニア
無理せずに自分らしくやりたいマイイズム世代

   日常の暮らしを自然に楽しみたい

   既製品を組み合わせて使う ラフ

   仕事は無理せず自分にあったものを


D Hanako世代 30代前半~半ば
決断のときを迫られるバブル世代

生活信条はワンランク上を目指す ヨコ社会 子供と同視線

三十代シングル増加中

ライフステージでの決断を迫られる


E ポスト団塊世代 30代後半~40代前半
第二のセルフポジショニングを探すサンドイッチ世代

   発言し始めたポスト団塊世代 狭間世代

   将来の不安を抱えたミドルの悲哀 
     ワーカホリック 燃え尽き症候群多い

   変わらないもの・変わらない人への憧れ
     CD エイティーズ・アライブシリーズ


F 団塊世代 40代後半~50代前半
もう一花咲かせたい脱・我慢世代

ライフステージの転換期

第二の人生を探る

迫り来る夫婦・老後・介護の問題


E シニア・シルバー 50代後半~
自分人生と依存人生の二極分化世代

   老後を豊かにする-歩く 目指すは生涯現役 高齢社会を考える



◆(財)ハイライフ研究所
 21世紀における生活者像の調査研究機関として平成5年に経済企画庁
の認可により発足。
 新しい価値観に支えられたライフスタイルを「ハイライフ」と名付け,
生活全般にわたる調査,研究及び普及啓蒙活動を推進している。