今回は 5月19日に続き山口良治さん
「信は力なり」4回目の紹介(最終)です

ラグビー 伏見工業監督時代の熱き指導で知られる山口さん 
かつてのテレビドラマの監督の姿がどうしても思い出されます

熱き教育論 心に響きます


今回紹介分から 心に強く残る言葉は
・「矢印を自分に」
- この言葉に 少し反省…
・「責任」と「信頼」
・「4年神様 3年天皇 2年兵隊 1年奴隷」
- 今はどうでしょうか
・「自分の気持ちは全部自分で決めること」
- 運がいい 運が悪い も
・「合わそう合わそうと思っている間は絶対合わない。無心になったときに合う。」
- なるほどと思います
・「青春とは意気であり、感激であり、顧みるときの微笑みである」



光る言葉がたくさん詰まっている本でした



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 行くたびに新しい感動が得られる 山田卓司さんの世界
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☆「信は力なり」山口良治 旬報社 ④(最終) 1998年



◇「汗と涙で学んだことは忘れない」ゼロからの出発
冷たい歓迎にさらされて伏見工業赴任


矢印をどこに向けるのか - 指導者の原点
故・久保先生「辛抱やぞ辛抱してガンバレ」涙割りのビール
1975.5.17 花園高校との対戦
「お前等が悪いんや」
↑↓
「こいつ等どんな気持ちで試合やっているんだろう」
「悔しいやろな。情けないやろな。歯がゆい思いしてるんやろな。」

「この子達に俺は今まで何をしてやったのだ」
= 「矢印を自分に」

 新生・伏見工業ラグビーチームの誕生
   112対0 負け犬根性をたたきのめせ!



◇全国大会V1への疾走
目標に向かってひたすら走った
  目標を意識 「今何をやっているんだ」
  ①約束は守る

②失敗は仕方ない。同じ失敗を繰り返すな。

「責任」と「信頼」

 
 伏見工業初の高校日本代表 - 山本清吾(しんご) 「弥栄の清吾」


 荒々しさの残る優しさ - 大八木淳史  親思いの優しい少年

  
 私を魅惑した少年 - 平尾誠二
壁は高い程乗り越えたときの力の蓄えは大きい
仲間との出会い 素質の上に人の倍努力する「非凡さ」


 歓喜の中でV達成 1981年1月7日 グラウンド、交換日記、連夜の家庭訪問




◇私を育ててくれた人たち
理想にできる大人に囲まれて
西郷中学校(現・美浜中学校) 藤井諄一先生
村中に響く声で子供に「おはよう」
1958年 若狭農林高校 慶子夫人との出会い 中尾一郎先生との出会い
  

 葛藤と挫折の日々 
1961年 日本大学文理学部
「4年神様 3年天皇 2年兵隊 1年奴隷」
挫折-中尾先生に相談

1962年 日本体育大学2年に編入
綿井先生との出会い


ラグビーとの邂逅 「自分の気持ちは全部自分で決めること」


1971年 対イングランド戦 忘れられない大舞台
1967~1973 日本代表
大西監督「接近・連続・展開」



◇新しい自分を求めて
白幡憲佑先生との出会い

知恩院合宿 一人ずつ木魚 みんなの音が一つになるまで叩く修行

合わそう合わそうと思っている間は絶対合わない。
無心になったときに合う。


 「満れば欠ける」 今たくさんの人に支えられて



◇あとがき
「青春とは意気であり、感激であり、顧みるときの微笑みである」

感動・感激の共有・共感

「新しき歴史の創造者たれ」


◇一つの言葉に一つの心 白幡憲佑
山口良治 「無償の優しさと厳しさ」-心のある言葉
仏教「我在る時死来たらず、死来たる時我在らず 我と死とついに相会わず」


◇平尾誠二
「厳しく恐く優しい」 「話がうまい」 「強さを求める」