今回は、浅井健爾さんの
「地名のいわれが一気に分かる本」の紹介 1回目です。
「地理学教室」出身だからでしょうか、地名には興味があります。
出版社の案内には、
「私たちの生活と切り離すことのできない「地名」。その由来のひとつひとつを調べて
みると、その土地に秘められた歴史や伝説、さらには崖崩れが多発する危険地帯とい
った、日本の地形までもがわかるのだ。さあ今すぐ本書を開いて、「日本」の素顔を
覗いてみよう。 」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「明治時代 『大坂』を『大阪』に改名」
・「もと『胡屋』 → 米軍が『KOZA』と誤記」
・「亀有 中世には『亀無』『亀梨』
昔の人は縁起を担いだ - 幕府が国図作成時に『亀有』とした」
・「『府中』 東京VS広島
両方とも同名で引かない
- 本当は先につけた方に優先権 昭和29年広島の方1日早い」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「地名のいわれが一気に分かる本」浅井建爾 成美文庫 2001年 ①
◇地名に隠された知られざる歴史
□愛が「大坂」を「大阪」に変えた
大阪
~ パワフル、負けず嫌い、大阪を愛する心
上町台地付近の頂上を昔「小坂」と呼んだ
- 蓮如が石山本願寺を建立
縁起を担いで「大坂」と改めた
明治時代 「大坂」を「大阪」に改名
□ゴザ市は本当は「ゴヤ」
もと「胡屋」
→ 米軍が「KOZA」と誤記
ゴザ市
本土復帰の2年後昭和49年に「美里村」と合併し「沖縄市」に
□「亀有」の背景
昔の人は縁起を担いだ
「4」を「よん」と読むようになった
「スルメ」→「アタリメ」
亀有 中世には「亀無」「亀梨」
「亀」 = 亀の甲羅のように土地が高まっていること
1644(正保元)年 幕府が国図作成時に「亀有」とした
□「府中」 東京VS広島
両方とも同名で引かない
本当は先につけた方に優先権
昭和29年広島の方1日早い
「府中」=古代の国府が於かれた土地の呼称
東京都府中市 武蔵国府 大国魂神社
広島県府中市 備後国府
↓
今は「郵便番号」により区別可能となった
□八戸市周辺の「戸」の付く地名は分割統治制度の名残
一戸 ~ 九戸(四戸を抜かす)
由来 … 南部氏の「九ケ部四門の制」
源頼朝が良馬確保のため南部氏に馬産にあたらせる
南部氏 糠部郡を九つに分けそれぞれに村・牧場
|
九つに分けた土地がそれぞれ「戸」
(別)「平安初期 蝦夷平定時の守備兵駐屯地」説も有
□「目黒」「目白」だけでなく、東京には「目赤」「目青」も存在した
目黒不動 目白不動
他に目赤、目黄、目青 ~ 金「五色不動尊」
色の意味 ①青 ②白 ③赤 ④黒 ⑤黄
①東 ②西 ③南 ④北 ⑤中央
①地 ②水 ③火 ④風 ⑤空
家光期に完成(説)→ レジャーブーム
□県が7つなのに九州とは?
『古事記』
四国、筑紫、豊,火、襲(そ)
↓
701年
太宰府 筑前、筑後、豊前、豊後、肥前、肥後
日向 + 薩摩・大隅 +壱岐・対馬
↓
現在 7県
「地名のいわれが一気に分かる本」の紹介 1回目です。
「地理学教室」出身だからでしょうか、地名には興味があります。
出版社の案内には、
「私たちの生活と切り離すことのできない「地名」。その由来のひとつひとつを調べて
みると、その土地に秘められた歴史や伝説、さらには崖崩れが多発する危険地帯とい
った、日本の地形までもがわかるのだ。さあ今すぐ本書を開いて、「日本」の素顔を
覗いてみよう。 」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「明治時代 『大坂』を『大阪』に改名」
・「もと『胡屋』 → 米軍が『KOZA』と誤記」
・「亀有 中世には『亀無』『亀梨』
昔の人は縁起を担いだ - 幕府が国図作成時に『亀有』とした」
・「『府中』 東京VS広島
両方とも同名で引かない
- 本当は先につけた方に優先権 昭和29年広島の方1日早い」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「地名のいわれが一気に分かる本」浅井建爾 成美文庫 2001年 ①
◇地名に隠された知られざる歴史
□愛が「大坂」を「大阪」に変えた
大阪
~ パワフル、負けず嫌い、大阪を愛する心
上町台地付近の頂上を昔「小坂」と呼んだ
- 蓮如が石山本願寺を建立
縁起を担いで「大坂」と改めた
明治時代 「大坂」を「大阪」に改名
□ゴザ市は本当は「ゴヤ」
もと「胡屋」
→ 米軍が「KOZA」と誤記
ゴザ市
本土復帰の2年後昭和49年に「美里村」と合併し「沖縄市」に
□「亀有」の背景
昔の人は縁起を担いだ
「4」を「よん」と読むようになった
「スルメ」→「アタリメ」
亀有 中世には「亀無」「亀梨」
「亀」 = 亀の甲羅のように土地が高まっていること
1644(正保元)年 幕府が国図作成時に「亀有」とした
□「府中」 東京VS広島
両方とも同名で引かない
本当は先につけた方に優先権
昭和29年広島の方1日早い
「府中」=古代の国府が於かれた土地の呼称
東京都府中市 武蔵国府 大国魂神社
広島県府中市 備後国府
↓
今は「郵便番号」により区別可能となった
□八戸市周辺の「戸」の付く地名は分割統治制度の名残
一戸 ~ 九戸(四戸を抜かす)
由来 … 南部氏の「九ケ部四門の制」
源頼朝が良馬確保のため南部氏に馬産にあたらせる
南部氏 糠部郡を九つに分けそれぞれに村・牧場
|
九つに分けた土地がそれぞれ「戸」
(別)「平安初期 蝦夷平定時の守備兵駐屯地」説も有
□「目黒」「目白」だけでなく、東京には「目赤」「目青」も存在した
目黒不動 目白不動
他に目赤、目黄、目青 ~ 金「五色不動尊」
色の意味 ①青 ②白 ③赤 ④黒 ⑤黄
①東 ②西 ③南 ④北 ⑤中央
①地 ②水 ③火 ④風 ⑤空
家光期に完成(説)→ レジャーブーム
□県が7つなのに九州とは?
『古事記』
四国、筑紫、豊,火、襲(そ)
↓
701年
太宰府 筑前、筑後、豊前、豊後、肥前、肥後
日向 + 薩摩・大隅 +壱岐・対馬
↓
現在 7県