今回は、7月22日に続いて、わたしの教育ノートから
キーワード「教育技術-体育」の紹介 11回目 最終となります。
出典が不明であり、古い教育指導要領のもとの要約であることを御承知願います。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「逆上がりの『基礎技能』は布団干し、への字振り、前回り降り、足抜き回り」
・「逆上がりのつまずきの原因
ア おへそを鉄棒にくっつけない → 肘が伸びて腰が落ちる
イ 頭の上のボールを蹴りなさい → 状態を後ろに倒せない 」
・「表現力=よき環境+よき活動+よき支援」」
もう一つ、再掲載となりますが、福田健さんの、
「当たり前の一言がいえる人,いえない人」① を載せます。
コミュニケーションに苦手意識をもつ子が増えているように感じます。
書かれていることに納得ができる本です。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆教育技術「体育」⑪(最終)
◇体力のない子供に
□個人差に応じる指導
原因
① からだ 小さい・肥満
② 病弱 虚弱 肢体不自由
③ 失敗やけがから恐怖心が強く運動嫌いになったため
④ 体力が低かったために劣等感を持ち体育嫌いになった
対策
① 要因を知る
② 目標を持たせる
③ 得意な運動で自信を持たせる
④ 体力の伸びを知らせる
⑤ 特設時間を設定する
◇単元構成
ア 基本の運動 + ゲーム
個と集団のバランス
イ 低学年は小さくまとめ,高学年になるに従い大単元に
ウ ボール運動
ボールゲームは一単位時間集中的に
エ 体操 帯状年間
一単位時間中15~20分間
◇逆上がり
「基礎感覚」
① 持久力懸垂(ダンゴムシ) - 逆さ感覚
② 登り棒懸垂回り(3回往復) - 回転感覚
③ ジャングルジム逆上がり - 筋持久力
「基礎技能」
布団干し への字振り 前回り降り 足抜き回り
→ 段階式台付き鉄棒
◇8秒間走
35~50メートルに1秒ごと
「8秒間で何メートル走れるか」
「ゴールは一緒。スタートが違う。」
スタートして8秒後に笛
ゴールしていればセーフ
しなければアウト
セーフの人はスタートを1メートル後ろにする
時間係 1名(8秒で笛)
審判係(アウトセーフの判定)1名
スターター 1名
記録 1名
◇表現力
「よき環境」「よき活動」「よき支援」
◇逆上がり指導
成功要因
① 意欲の喚起・持続化を図る
② つまずきの原因を考える
③ 場作りを考える
つまずきの原因
ア おへそを鉄棒にくっつけない → 肘が伸びて腰が落ちる
イ 頭の上のボールを蹴りなさい → 状態を後ろに倒せない
場作りを教える
ステップ1 登り棒を使って
毎日十秒ぶら下がろう
前の棒を蹴って回ろう
くるっと回ろう
ステップ2 練習板を使って
タタタ・ターン
トン・パーン
トンの位置をだんだん下げていく
☆「当たり前の一言がいえる人,いえない人」福田健 文香社 1999年 ①【再掲載 2011.11】
◇話しかける
□自分から話しかけてみよう
孤独は山になく街にある。大勢の人間の「間」にある。
|
ウチの関係は薄れはじめ,ソトの関係は閉じられたまま。
↓
◎今こそ話しかけることが大切
□「話しかけ」をためらう理由
① おっくうになる
手数が掛かる,厄介である
② 他人の目を気にする
相手にどう思われるか ~ 自意識過剰
③ 無視されるのを恐れる
□人間の持つ親近性に働きかける
□マイナス反応を恐れるな
① 悪意によるとは限らない
② 場数を踏んで打たれ強くなる
□諦めないで話しかけよう
◇返事をする
□返事一つで人間関係が変わる
返事のいい人の周りには人が集まってくる
□無言の呼びかけを察知しよう
啐啄同時 鶏のふ化 - 親も子も
① 心を外に開放
② 呼びかける相手を認識する
相手への認識は相手への尊重
□「聞く力」「応ずる力」をつける
「はい」で
司会 ・聞き取る
・観察する
→ 返事によるリーダーシップ
□返事をしない人、返事ができない人
□上下意識を捨てる
笑顔で応じる
□無視されるのが一番つらい
□返事を促すちょっとした一言
◇頼む
□頼む頼まれる関係を上手に作ろう
今の時代,人々は「~するのが当然」と押しつけられるのを嫌う
□人間頼まれて悪い気はしない
頼まれる ~ 役に立つ存在
人間は頼みに応じると頼まれた相手に好意を抱く
= 負担であると同時に喜んでもらえる
□頼み事は本気でお願いする
「ノー」と言われる理由を考えよう
◇断る
□断りも説得のコミュニケーションである
「お返し」にこだわるな
□「断る」はアクティブなコミュニケーション
しこりを残さない断り方
① 詫びる
②「ノー」をはっきり伝える
③ 理由を述べる
□「断り」の奥の手
① 嘘も方便
② うるさくする相手には「遺言」「家訓」を
③ 「ううん」と唸る
引き受けるなら気持ちよく,断りはきっぱりと
◇礼を言う
□感謝の気持ちを忘れない
木守 ~ 一つだけ赤い柿の実
「来年もたくさん実を付けておくれ」
□神社・お寺
×お願いします
◎ありがとうございます
□「ありがとう」は早く心を込めて伝える
□お礼はきちんと言葉に出そう
□ありがとうが言えないのは?
① 気が付かない
② 感謝の心が薄い
それくらい当然 = 自分中心
□感謝の一言が人を動かす
□「すみません」より「ありがとう」を使おう
◇詫びる
□素直に詫びる勇気を持とう
□断る時,叱る時も「詫び言葉」を添えて
□「僕も同じ失敗をしたのだが…」
→ 素直に聞ける
□ここ一番の時は堂々と思い切り詫びる
① 先手で詫びる
② 堂々と詫びる
周りから信頼される
③ 全身で詫びる
◎ 堂々と思い切り詫びる + 丁寧に礼を尽くして詫びる
◇知らせる
□職場・家庭での情報格差を埋める
□事実を正確に報告しよう
報告から推論・断定を除く
□「悪い知らせ」をめぐる人間心理
悪い知らせほど早く知らせよう
知らせる順序を心得ておく
正確・簡潔に
□報告を受ける時は態度に気を付ける
◇分からせる
□相手の知りたい欲求に応じる
報告 = 知らせる ニュース
説明 = 分からせる 解説
□「察し型」から「発信型」に自分を変えよう
誠意は言葉・態度で示す
わかりやすさは美徳の一つ
※ 井上ひさし
「むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆたかに」
キーワード「教育技術-体育」の紹介 11回目 最終となります。
出典が不明であり、古い教育指導要領のもとの要約であることを御承知願います。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「逆上がりの『基礎技能』は布団干し、への字振り、前回り降り、足抜き回り」
・「逆上がりのつまずきの原因
ア おへそを鉄棒にくっつけない → 肘が伸びて腰が落ちる
イ 頭の上のボールを蹴りなさい → 状態を後ろに倒せない 」
・「表現力=よき環境+よき活動+よき支援」」
もう一つ、再掲載となりますが、福田健さんの、
「当たり前の一言がいえる人,いえない人」① を載せます。
コミュニケーションに苦手意識をもつ子が増えているように感じます。
書かれていることに納得ができる本です。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆教育技術「体育」⑪(最終)
◇体力のない子供に
□個人差に応じる指導
原因
① からだ 小さい・肥満
② 病弱 虚弱 肢体不自由
③ 失敗やけがから恐怖心が強く運動嫌いになったため
④ 体力が低かったために劣等感を持ち体育嫌いになった
対策
① 要因を知る
② 目標を持たせる
③ 得意な運動で自信を持たせる
④ 体力の伸びを知らせる
⑤ 特設時間を設定する
◇単元構成
ア 基本の運動 + ゲーム
個と集団のバランス
イ 低学年は小さくまとめ,高学年になるに従い大単元に
ウ ボール運動
ボールゲームは一単位時間集中的に
エ 体操 帯状年間
一単位時間中15~20分間
◇逆上がり
「基礎感覚」
① 持久力懸垂(ダンゴムシ) - 逆さ感覚
② 登り棒懸垂回り(3回往復) - 回転感覚
③ ジャングルジム逆上がり - 筋持久力
「基礎技能」
布団干し への字振り 前回り降り 足抜き回り
→ 段階式台付き鉄棒
◇8秒間走
35~50メートルに1秒ごと
「8秒間で何メートル走れるか」
「ゴールは一緒。スタートが違う。」
スタートして8秒後に笛
ゴールしていればセーフ
しなければアウト
セーフの人はスタートを1メートル後ろにする
時間係 1名(8秒で笛)
審判係(アウトセーフの判定)1名
スターター 1名
記録 1名
◇表現力
「よき環境」「よき活動」「よき支援」
◇逆上がり指導
成功要因
① 意欲の喚起・持続化を図る
② つまずきの原因を考える
③ 場作りを考える
つまずきの原因
ア おへそを鉄棒にくっつけない → 肘が伸びて腰が落ちる
イ 頭の上のボールを蹴りなさい → 状態を後ろに倒せない
場作りを教える
ステップ1 登り棒を使って
毎日十秒ぶら下がろう
前の棒を蹴って回ろう
くるっと回ろう
ステップ2 練習板を使って
タタタ・ターン
トン・パーン
トンの位置をだんだん下げていく
☆「当たり前の一言がいえる人,いえない人」福田健 文香社 1999年 ①【再掲載 2011.11】
◇話しかける
□自分から話しかけてみよう
孤独は山になく街にある。大勢の人間の「間」にある。
|
ウチの関係は薄れはじめ,ソトの関係は閉じられたまま。
↓
◎今こそ話しかけることが大切
□「話しかけ」をためらう理由
① おっくうになる
手数が掛かる,厄介である
② 他人の目を気にする
相手にどう思われるか ~ 自意識過剰
③ 無視されるのを恐れる
□人間の持つ親近性に働きかける
□マイナス反応を恐れるな
① 悪意によるとは限らない
② 場数を踏んで打たれ強くなる
□諦めないで話しかけよう
◇返事をする
□返事一つで人間関係が変わる
返事のいい人の周りには人が集まってくる
□無言の呼びかけを察知しよう
啐啄同時 鶏のふ化 - 親も子も
① 心を外に開放
② 呼びかける相手を認識する
相手への認識は相手への尊重
□「聞く力」「応ずる力」をつける
「はい」で
司会 ・聞き取る
・観察する
→ 返事によるリーダーシップ
□返事をしない人、返事ができない人
□上下意識を捨てる
笑顔で応じる
□無視されるのが一番つらい
□返事を促すちょっとした一言
◇頼む
□頼む頼まれる関係を上手に作ろう
今の時代,人々は「~するのが当然」と押しつけられるのを嫌う
□人間頼まれて悪い気はしない
頼まれる ~ 役に立つ存在
人間は頼みに応じると頼まれた相手に好意を抱く
= 負担であると同時に喜んでもらえる
□頼み事は本気でお願いする
「ノー」と言われる理由を考えよう
◇断る
□断りも説得のコミュニケーションである
「お返し」にこだわるな
□「断る」はアクティブなコミュニケーション
しこりを残さない断り方
① 詫びる
②「ノー」をはっきり伝える
③ 理由を述べる
□「断り」の奥の手
① 嘘も方便
② うるさくする相手には「遺言」「家訓」を
③ 「ううん」と唸る
引き受けるなら気持ちよく,断りはきっぱりと
◇礼を言う
□感謝の気持ちを忘れない
木守 ~ 一つだけ赤い柿の実
「来年もたくさん実を付けておくれ」
□神社・お寺
×お願いします
◎ありがとうございます
□「ありがとう」は早く心を込めて伝える
□お礼はきちんと言葉に出そう
□ありがとうが言えないのは?
① 気が付かない
② 感謝の心が薄い
それくらい当然 = 自分中心
□感謝の一言が人を動かす
□「すみません」より「ありがとう」を使おう
◇詫びる
□素直に詫びる勇気を持とう
□断る時,叱る時も「詫び言葉」を添えて
□「僕も同じ失敗をしたのだが…」
→ 素直に聞ける
□ここ一番の時は堂々と思い切り詫びる
① 先手で詫びる
② 堂々と詫びる
周りから信頼される
③ 全身で詫びる
◎ 堂々と思い切り詫びる + 丁寧に礼を尽くして詫びる
◇知らせる
□職場・家庭での情報格差を埋める
□事実を正確に報告しよう
報告から推論・断定を除く
□「悪い知らせ」をめぐる人間心理
悪い知らせほど早く知らせよう
知らせる順序を心得ておく
正確・簡潔に
□報告を受ける時は態度に気を付ける
◇分からせる
□相手の知りたい欲求に応じる
報告 = 知らせる ニュース
説明 = 分からせる 解説
□「察し型」から「発信型」に自分を変えよう
誠意は言葉・態度で示す
わかりやすさは美徳の一つ
※ 井上ひさし
「むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆたかに」