今回は 東井義雄さんの言葉 7回目の紹介です
教育者、宗教者として知られる東井義雄さん
教員としてだけでなく 人間として教わることがたくさんあります
亡くなられてかなりたちますが
最近でも発刊されている本が多いことから
多くの人から支持されていることが分かります
豊橋 名古屋などに出掛けたとき
東井さんの本が出ていないか よく探したものです
今では 簡単にインターネットで検索して注文できます
便利になったものですが
苦労して見付けたときの喜びを感じられなくなったことを
少し惜しくも感じます
今回の言葉からは…
「生活の論理」と「教科の論理」
バランス感覚の大切さを教えてくれます
「十㎝の道幅では自転車が走れない」
合理性が大切にされる時代ですが
無駄・遊びがの大切さを教えてくれます
「教材の中から『ねうち』を見つけ出す『眼』のない教師には
教科書に引き回されているより『手』がない」
わたしに ぐさりと突き刺さる 厳しい言葉です
「教師がわざと間違った考えを述べて子どもの前に横たわってやる」
教員として 子どもの心に火をつける 大切な態度です
昨日 子どもたちと学年の畑の草取りをしました
冷たい土にもかかわらず 熱心におよそ30分頑張っていました
文句を言わないで…
「頑張ることができたね さすが」
<お知らせ>
3月17日 浜松市のザザシティ内に開館する
浜松ジオラマファクトリー
プレ展示が1月20日~22日に 駅前の遠鉄百貨店内で行われます
お時間が許せば ぜひご覧ください
山田卓司さんの作品を見ることができます
※参考ブログ
http://hamamatsu-diorama.com/
http://ameblo.jp/seki-monodzukuri/entry-11134662440.html
☆東井義雄さんの言葉⑦
◇生活の論理による教科の論理の止揚
○教科が大事にされる割に子どもが大事にされていない
言葉を大写しにする・ぎゅうぎゅう考えさせる
↓
その言葉だけを考えないでもっとはじめのところから読まなければ
○授業= 子どもの「生活の論理」を揺り動かし,練り鍛え,「教科
の論理」に対決させながら,それを主体化させていく仕事,
そうやって高まった「生活の論理」を更にまた,より高次な
「教科の論理」に対決止揚されていく仕 …それが授業
∥
常に第一義は子ども
◇教科書をどう使い・どう活かすか
○読みを鍛える
この教材を終わればよいのではなく,次の道が開けていくようにと
いう願いのもとで…
小学校高学年で 変な言葉・おかしな言葉探し
言葉の世界に対する関心や認識を深める資料として
○話す力を鍛えるために
一時間の授業の中で例え3分でも5分でも目的的に話す指導を
例 あらすじを話す指導 挿し絵の活用
○劇活動への発展
十㎝の道幅では自転車が走れない
劇の中の言葉は磨かれた言葉である…みんなで教材の中につっこむ
劇教材では一つ一つの言葉が生きてピチピチ動き出すまで,みん
なで教材の中に突っ込んで行かなければならない。
○作文への発展
教師の願い~作文力を伸ばす
「~」と言いました-が無くても分かる → その人らしい言葉
常に書くことへの願いを持つ
段落指導 「書くこと」につながるつもりのない段落学習は本当の
段落学習とは言えない
↓
常に不断に日常の国語学習を「書く」ことへの発展の願いを込めて押
し進めたいものである
|
教科書の教材によって火が点ぜられてきた心情,そういうものの盛り
上がりを作文活動に発展させることも
↓
教師の教材を見る「眼」の問題
教材の中から「ねうち」を見つけ出す「眼」のない教師には
教科書に引き回されているより「手」がない
|
陶行知『民族解放の教育』
役の二つの看板に浮浪児たちの民族の命に点火しうる「値打ち」
が見えた
◇授業の工夫
○平板な授業にならないために
授業以前の「一人調べ」を
… 相当なところまで自分を確立する必要性
↑
ノート 起承転結から起承転々へ(高見順)
○学習意欲を高める工夫
子どもと子どもを対決させぶつけ合わせること
競争は副作用を持っている
↓
教師がわざと間違った考えを述べて子どもの前に横たわってやる
○「身体で読む」読み方を育てるために
・これまでの暮らしを思い出しながら読む読み方
・その時その場の様子を思い浮かべる読み方
・自分だったら,私だったらと考えながら読む読み方
・文の中に何らかの解答を期待して読み深めていく読み方
・文章の論理と自分の生活の論理を厳しく対決させながら読み究めて
いく読み方
↓
「どんなつもりでこの文を読んでいけばよいだろう」
値打ち付けを ・「君は自分と比べる読み方をしているね」
・「君は決心する読み方をしているね」
教育者、宗教者として知られる東井義雄さん
教員としてだけでなく 人間として教わることがたくさんあります
亡くなられてかなりたちますが
最近でも発刊されている本が多いことから
多くの人から支持されていることが分かります
豊橋 名古屋などに出掛けたとき
東井さんの本が出ていないか よく探したものです
今では 簡単にインターネットで検索して注文できます
便利になったものですが
苦労して見付けたときの喜びを感じられなくなったことを
少し惜しくも感じます
今回の言葉からは…
「生活の論理」と「教科の論理」
バランス感覚の大切さを教えてくれます
「十㎝の道幅では自転車が走れない」
合理性が大切にされる時代ですが
無駄・遊びがの大切さを教えてくれます
「教材の中から『ねうち』を見つけ出す『眼』のない教師には
教科書に引き回されているより『手』がない」
わたしに ぐさりと突き刺さる 厳しい言葉です
「教師がわざと間違った考えを述べて子どもの前に横たわってやる」
教員として 子どもの心に火をつける 大切な態度です
昨日 子どもたちと学年の畑の草取りをしました
冷たい土にもかかわらず 熱心におよそ30分頑張っていました
文句を言わないで…
「頑張ることができたね さすが」
<お知らせ>
3月17日 浜松市のザザシティ内に開館する
浜松ジオラマファクトリー
プレ展示が1月20日~22日に 駅前の遠鉄百貨店内で行われます
お時間が許せば ぜひご覧ください
山田卓司さんの作品を見ることができます
※参考ブログ
http://hamamatsu-diorama.com/
http://ameblo.jp/seki-monodzukuri/entry-11134662440.html
☆東井義雄さんの言葉⑦
◇生活の論理による教科の論理の止揚
○教科が大事にされる割に子どもが大事にされていない
言葉を大写しにする・ぎゅうぎゅう考えさせる
↓
その言葉だけを考えないでもっとはじめのところから読まなければ
○授業= 子どもの「生活の論理」を揺り動かし,練り鍛え,「教科
の論理」に対決させながら,それを主体化させていく仕事,
そうやって高まった「生活の論理」を更にまた,より高次な
「教科の論理」に対決止揚されていく仕 …それが授業
∥
常に第一義は子ども
◇教科書をどう使い・どう活かすか
○読みを鍛える
この教材を終わればよいのではなく,次の道が開けていくようにと
いう願いのもとで…
小学校高学年で 変な言葉・おかしな言葉探し
言葉の世界に対する関心や認識を深める資料として
○話す力を鍛えるために
一時間の授業の中で例え3分でも5分でも目的的に話す指導を
例 あらすじを話す指導 挿し絵の活用
○劇活動への発展
十㎝の道幅では自転車が走れない
劇の中の言葉は磨かれた言葉である…みんなで教材の中につっこむ
劇教材では一つ一つの言葉が生きてピチピチ動き出すまで,みん
なで教材の中に突っ込んで行かなければならない。
○作文への発展
教師の願い~作文力を伸ばす
「~」と言いました-が無くても分かる → その人らしい言葉
常に書くことへの願いを持つ
段落指導 「書くこと」につながるつもりのない段落学習は本当の
段落学習とは言えない
↓
常に不断に日常の国語学習を「書く」ことへの発展の願いを込めて押
し進めたいものである
|
教科書の教材によって火が点ぜられてきた心情,そういうものの盛り
上がりを作文活動に発展させることも
↓
教師の教材を見る「眼」の問題
教材の中から「ねうち」を見つけ出す「眼」のない教師には
教科書に引き回されているより「手」がない
|
陶行知『民族解放の教育』
役の二つの看板に浮浪児たちの民族の命に点火しうる「値打ち」
が見えた
◇授業の工夫
○平板な授業にならないために
授業以前の「一人調べ」を
… 相当なところまで自分を確立する必要性
↑
ノート 起承転結から起承転々へ(高見順)
○学習意欲を高める工夫
子どもと子どもを対決させぶつけ合わせること
競争は副作用を持っている
↓
教師がわざと間違った考えを述べて子どもの前に横たわってやる
○「身体で読む」読み方を育てるために
・これまでの暮らしを思い出しながら読む読み方
・その時その場の様子を思い浮かべる読み方
・自分だったら,私だったらと考えながら読む読み方
・文の中に何らかの解答を期待して読み深めていく読み方
・文章の論理と自分の生活の論理を厳しく対決させながら読み究めて
いく読み方
↓
「どんなつもりでこの文を読んでいけばよいだろう」
値打ち付けを ・「君は自分と比べる読み方をしているね」
・「君は決心する読み方をしているね」