今回は 教育雑誌「総合教育技術」2001年4月号の紹介3回目

12年前の記事ですが 当時話題になっていたことを思い出します

この間に「時間割の弾力化」は大きく進んできました
多くの学校でA週B週日課となり 週により時間割が変わることにも慣れてきました
クラブ活動も 1学期に4回 集中して行っています 

「学級組織の弾力化への道」も
支援員 スクールカウンセラー スクールボランティア等  
多くの人が学校にかかわるようになってきました

佐藤学さんの 「学び合う教室づくり」の提案
特に「聴き合う関係」は 大切だと思います


昨日は 久しぶりに 読書の時間をとることができました
充電のありがたさを感じました




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☆「総合教育技術」2001年4月号 ③



◇弾力化 荒井郁男(上越大学)
○時間割の弾力化
①単位時間の弾力化 モジュラー形式
15分×n 25分×n
モジュラー・スケジューリング


②授業終了時間の弾力化 タイム・バンク方式(年度時間銀行方式)


③週単位時間からの脱却
ロングサイクル方式 2~4週サイクル


 ④集中方式の部分的導入
→ ローリング方式の導入 タイム・オン・タスクマインド




○学級組織の弾力化への道
教師の専門性 ~ 教科をこえた協同・協働
地域人材




◇堀田力
○社会貢献活動-自己存在の確認(小学生や中学生)

教師自身が社会貢献活動を理解して子供を導く地域社会のつながりを深める
助け合いのネットワーク






◇学び合う教室づくり 佐藤学(東京大学大学院教授)
○丸ごとの受容 子供に対する誠実さ
そのままの子供を受け入れ,改善すべきことは子供自身と相談し,親に伝
 えることは最小限に


○的確な対応  「聴き合う関わり築き」
授業で
①「優れた」を発言するより「すてきなこと」を発言する
-対応「おもしろいね」「すてきね」「すごいね」

②無理のない必然的な展開になっているか

③子供の発言がその子の内面の何とつながっているのか,誰のどの発言に触
  発されて出てきたのか学んでいる内容のどこにつながるのかに着目

 ④教師がまずつなぐ役割

 ⑤まずは一人一人が「なるほど」と思うこと

 ⑥特に理解が遅れている子に対する個別指導



○授業づくり
  ボソボソという言葉を大切に

教師がつなぐ対応
「もどす」対応を機敏に行う