今回は 12月2日に続いて 歴史学者 会田雄次さんの
「日本人として言い残しておきたいこと」6回目の紹介です



出版社の案内には

「平和に安楽に生活できるのはありがたいが、なぜか生きがいというものが感じられな
 い日本の現実。志なき民族は死滅する。大切なのはコツコツとなすべきことをなす心
 構え。これからの日本の進路を提示。」

とあります





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☆「日本人として言い残しておきたいこ」会田雄次 大和出版 1995年 ⑥


 
◇民族性を自覚する

 民族意識はアナクロニズムではない


 ローズ奨学制度の核をなす民族主義
1893年 南アフリカ大富豪セシル・ローズ遺言により設立「ローズ財団」
ダイヤモンドで財産 37歳で南アフリカの首相に
ジンバブエ前身ローデシア建国

デ・ビールズ社 ダイヤの8割コントロール ユダヤ資本

ローズ プロテスタント(英)牧師の息子 



  奨学金 
    民族としてのアングロサクソン族の道徳観により世界を秩序づけるためのリー
   ダーが求められる


 過酷なローズ奨学生選考
高偏差値・人格者・社交性・野外スポーツ・リーダシップ・社会奉仕


 ローズ奨学生の高いステータス 
   エリート中のエリート


 世界のリーダーシップを握るローズ奨学生
クリントン フルブライトもローズ奨学生

  イギリス ローズ奨学生をオックスフォード大に受け入れ特殊な教育



   アングロサクソン 自民族の自負と自覚


 国際化の時代だから民族性の自覚が重要
民族性の上に立った一人一人のアイデンティティを


尊敬されるのは民族性の上に立ち輝き出す品性によってのみである
 




◇コメをキーワードとする唯米史観

 ヨーロッパの森(人工林)と日本の森(落葉樹・針葉樹)


 コメ程優れた食糧はない 完全食品 蛋白質・脂肪・炭水化物

おいしい 連作可能 収穫率高い


 こめ作りが日本民族を成立させた
 




◇農耕文化とその他の文化
   
 日本文化の核をなすのは雑穀文化ではない


 海民文化は片隅の文化


 騎馬民族は来なかった


 日本文化の中心は農民文化である
こつこつと下を向き,精密な農作に自己を集中させ,簡素な,しかし,充実した
  生活を誠実に営んでいく照葉樹林文化の更に成長発展した姿の中に求めなければな
  らない