「右上がりの法則」 「平行の法則」 「垂直の法則」 「等分割の法則」



今回は 時光華さんの
「字がうまくなる5分間マジック」を紹介します


丁寧には書いているのですが 整った字が書けず 常にコンプレックスを持っています



出版社の案内には

「『右上がりの法則』『平行の法則』『垂直の法則』『等分割の法則』この4つの法則だけで
 たちまち見違える。筆記具の使い分け、年賀状・メモ・熨斗書きなどの場面に応じた書
 き方などもあわせ、字を美しく書くコツを解説する。」

とあります


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「横画2本以上 → 角度を揃える」

・「縦画で分割された空間は右を微妙に大きく」

・「長い画より短い画が太い」


これ以前の段階かもしれません
書き取り帳で練習してはいるのですが




もう一つ 再掲載となりますが 鎌田慧さんの 
「地方紙の研究」を紹介します
大変参考になる本で
「草の根民主主義の確固たる基盤として」の地方紙の意義が分かりました
わたしが「グローカル新聞」を購読していることも知りました



 


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(1)「字がうまくなる5分間マジック」時光華 青春出版社 2001年




◇4つの法則を覚えよう

① 右上がりの法則
    
  横画2本以上 → 角度を揃える
    
  左右の払いも右上がりに  

  烈火は 大・中・小・大(鳥だけは 直線的に)



② 平行の法則 
      
  横画の平行

縦画の平行

斜角に平行なし

偏と旁も平行に



③ 垂直の法則

  縦画は,ほぼ垂直に書く

左右に傾く縦画は角度を揃える

上がった分だけ下げて下がった分だけ上げる

横画は重く,縦画は軽く見える



④ 等分割の法則

  空間の面積を同じにする

縦画で分割された空間は右を微妙に大きく

偏と旁,冠と脚の組み合わせ







◇筆記具の使い分け

 長い画より短い画が太い


 横画より縦画が太い


 重要な面が太い











(2)「地方紙の研究」鎌田慧 潮出版社 2002年 【再掲載】



◇河北新報

「一山百文」への反発と大奪起


「白河以北一山百文」=平定された蝦夷の復権
  河北新報と命名


1897(明治30)仙台財界人・一力健治郎創刊  
   「東北新報」を改題


 ブロック紙 坂上田村麻呂を迎え撃った総帥・アルティのプライド  


「オリザの環」オリザ=イネの学名 米にこだわる


地域の山道を駆け回る記者たち
支局は普通の民家 ブロック紙はミドルショット


 社是「東北振興」






◇神戸新聞 

報道と援助の狭間からの再出発


三度の大打撃にあった社屋


1898(明治31)年2月 松方幸次郎(川崎造船社長)創刊






◇琉球新報

反基地の紙面作りに挑む


苦難の歴史の沖縄ジャーナリズム


琉球新報と沖縄タイムズで98%


1893年創刊 伊波普猷


戦後「ウルマ新報」から
  「5.15メモ」「経済振興」か海上基地建設か
→ 国民をないがしろにする官僚の傲慢な態度






◇沖縄タイムス

沖縄の個性を検証し自立への道を探る
   本土の無関心は黙認という名の共謀


創刊 1948年


民主主義は沖縄を素通りした 「人間普猷」


障害者と共に暮らせる社会 匿名でなく


「読者の立場で!ただし迎合はするな!」







◇熊本日日新聞

記者を鍛えた水俣報道の40年間


「九州日日新聞」と「九州新聞」が合併 
  = 1942年「新聞事業令」一県一紙主義


1954.8.1「猫てんかん」が発端


伝えきれるか患者の言葉の重さ
   チッソ「荒っぽい日本資本主義」


地方権力を打つ難しさ






◇信濃毎日新聞

長野五輪とは記者にとって何だったのか


不敵挑発的な桐生悠々主筆の筆法
桐生悠々1941.9他界 「関東防空大演習を嗤う」1933.8.11
「往々にしては狂い易き従って事物の真相を誤り易き時の
     感情を制して冷静に判断せんと努める」


言わなければならないことを言う


1872(明治5)年 「長野新報」として創刊






◇中国新聞 

被爆地ヒロシマから世界の「反核」に発信して


無視できなくなった暴力団の横暴 「ある勇気の記録」
1984.4~ 「流川浄化キャンペーン」共政会 = 紙の弾丸


語り尽くせない膨大な被爆の記憶
暴力団-企業や政治家が使う  バブル組員


「驕らず怯まず偏らず」


1892(明治25)年創刊 「中國」






◇南日本新聞

火山灰地を疾駆する熱情


創刊に込められた自由民権への期待


1881(明治14)年暮れ 「鹿児島新聞」号外
「生きて奴隷の民たらんより、寧ろ死んで自由の鬼となれ」


桜島と共生して災害をしのぐ発想


鹿児島黒豚は初めての誇れる農産物


朝鮮侵攻がもたらした薩摩焼の歴史を辿る


 島津義弘が連れ帰った70人程の朝鮮陶工







◇北日本新聞

地方自治を模索する北国の精神


反骨の気風が流れる冨山の言論史







◇京都新聞

文化と環境を多角的に追究する


「神戸新聞」への協力


美しい思い出






◇山形新聞

地域の虫の目に徹して環境を見る


「山形自由新聞」1941.10陸軍岩本参謀長により「自由」の文字を外される 


警察官僚により「一県一紙」統合強行


ザザムシの生態から国の暴政を批判する


老人問題と過疎化が地方紙の重大テーマ


地方から世界へ発信する素材がある


「現場百回」の精神で取材する







◇福島民報

草の根町づくりの運動を応援する


自由民権運動 県令・三島通庸と抗戦


1941年1月 「福島民報」と「福島民友」の合同


「中央紙を真似せずに豊かな郷土色を!」






◇福島民友

女性記者が支える医療・福祉記事


「子供」の問題を追い続けて


「言論の地方分権」主張


郷土愛と地域ナショナリズム






◇茨城新聞

臨界事故に遭遇した現場の決断


原発事故-現場に近づけない






◇静岡新聞

カラー化を先取りし地域社会に密着


東海地震に万全の防災・報道対策


大正末期には100紙乱立


 1941年12月「静岡新聞」に統合 
静岡民友、静岡新報、浜松新聞、沼津合同、東海朝日、清水新聞


「お茶」を通して共生の道







◇中日新聞

地方と世界を結び「グローバル」新聞 → グローカル新聞


「愛知万博」に警告 極秘文書をスクープ
  住宅開発 → ゼネコン
  部数260万部 東京新聞70万部 北陸中日新聞12万部
     日刊県民福井4万部


中日新聞 「新愛知」「名古屋新聞」戦時中統合


少年犯罪にどう向き合うか


ごみ問題をねばり強く報道






◇あとがき

地方主権の担い手としての地方紙


「運命共同体」としての新聞 - 自分たちはここから逃げられない


「国益」と「県益」の呪縛からの解放


地に足のついた取材が持ち味


草の根民主主義の確固たる基盤として