今回は、12月13日に続いて、井沢元彦さんの
「日本史真髄」の紹介3回目 最終です。
出版社の案内には、
「西郷隆盛の本名は隆永!?江戸幕府崩壊の原因は家康にあった!?信長が天皇を超えるため
に取った戦略とは?なぜ平氏政権絶頂期に『源氏物語』を書けたのか?邪馬台国の女王は
『卑弥呼』ではない!?『ケガレ』『和』『怨霊』『言霊』『朱子学』『天皇』の6つの逆説
史観で2500年史を読み解くと、教科書では学べなかった“本当の日本史”を知ること
ができる。超ベストセラー『逆説の日本史』の著者が、30年以上に及ぶ執筆活動で体
得した「極意」を初公開。この1冊で100冊分の教養が身につく決定版です!!」
とあります。
今回紹介文より強く印象に残った言葉は…
・「武士 『通称』と『諱(いみな=本名』 遠山金四郎景元」
「親しい友人でも諱は知らなかった」
・「朱子学 - 儒教を過激にしたもの」
・「『孝』が行きすぎると『公』の意識が…」
・「王者の必須条件『徳』- 徳川姓」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「日本史真髄」井沢元彦 小学館新書 2018 年 ③(最終)
◇言霊信仰 邪馬台国の女王卑弥呼と「本名のタブー」
□「万葉集」から読み解く「女性の名前」のパワー
言霊 - 言葉には現実を動かす力がある
かつて本当の名前はみだりに人に教えてはならないものとされていた
名前のタブー
紫式部しかり清少納言しかり
□西郷どんの本名は隆盛ではなく隆永だった
信長
~ 女性の名前を記録した
武士
「通称」と「諱(いみな=本名)」 遠山金四郎景元
親しい友人でも諱は知らなかった
ヒミコは実名ではない
称号:日御子か日巫女
□柿本人麻呂が詠んだ「忌み言葉」
□中国との「戦争」を満州「事変」と言い換えた昭和初期
戦争 → 事変
廃刊 → 休刊
□起きてほしくないことは契約書に書いてはいけない
□平安時代の政治はなぜ「無責任」なのか
□「言霊バイアス」によって真実が書けない日本の報道
メルトダウン
空襲警報
がん告知
□なぜ太平洋戦争を止められなかったのか
言霊信仰と怨霊信仰
◇朱子学という「宗教」
□日本人を蝕む「朱子学」という外来宗教
朱子学 - 儒教を過激にしたもの
儒教 - 子が親に尽くす「孝」という徳目をあらゆる道徳の基本として重視する
□徳川家康に朱子学を導入させた本能寺の変
朱子学 - 忠義を重んじる
都合よい「主君に対し忠義をつくす」
□主君への「忠」より親への「孝」が優先
14世紀「二十四孝」の本
「孝」が行きすぎると「公」の意識が…
□家康が松平姓を徳川姓に変えた
会津「十の掟」
- ならぬことはならぬものです
王者の必須条件「徳」
- 徳川姓
□なぜ朱子学を導入したのに討幕運動が起きないのか
王者と覇者の違い
□幕末の日本外交を遅らせた「貴穀賤金」思想
「通商」ではなく「和親」条約にこだわった幕府
□貿易大国のチャンスを逃した明時代の中国
□霞ヶ関に蔓延する「官尊民卑」のルーツ
□従軍慰安婦も靖国神社問題も解決できない
◇天皇と日本人
□天皇家のルーツは「弥生人」なのか
第一次農耕移民 青銅器 オオクニヌシ
第二次農耕移民 鉄器 天皇家
□天皇陵に墓誌が存在しない不思議
□土地の私有化で天皇の権力を奪った藤原氏
怨霊パワー
「ケガレの大きさ × 恨みの深さ」
□嵯峨天皇VS藤原良房 「天皇の血統」を巡る攻防
キーパーソン 藤原良房 804-872
□「荘園」という藤原氏の脱税システムと天皇家の財政破綻
□藤原氏に逆襲するために考えられた「院政」
後三条天皇 白河天皇 院
□源頼朝が固執した征夷大将軍の特権
□なぜ武士は天皇家を滅ぼさなかったのか
□信長は「天皇をこえる神」を目指した
天皇をこえる存在
~ 安土城 自己神格化
□天皇の権威を超越する「話合い絶対主義」
◇井沢元彦
1954.2愛知県名古屋市生
早大法卒 TBS社会部記者
「日本史真髄」の紹介3回目 最終です。
出版社の案内には、
「西郷隆盛の本名は隆永!?江戸幕府崩壊の原因は家康にあった!?信長が天皇を超えるため
に取った戦略とは?なぜ平氏政権絶頂期に『源氏物語』を書けたのか?邪馬台国の女王は
『卑弥呼』ではない!?『ケガレ』『和』『怨霊』『言霊』『朱子学』『天皇』の6つの逆説
史観で2500年史を読み解くと、教科書では学べなかった“本当の日本史”を知ること
ができる。超ベストセラー『逆説の日本史』の著者が、30年以上に及ぶ執筆活動で体
得した「極意」を初公開。この1冊で100冊分の教養が身につく決定版です!!」
とあります。
今回紹介文より強く印象に残った言葉は…
・「武士 『通称』と『諱(いみな=本名』 遠山金四郎景元」
「親しい友人でも諱は知らなかった」
・「朱子学 - 儒教を過激にしたもの」
・「『孝』が行きすぎると『公』の意識が…」
・「王者の必須条件『徳』- 徳川姓」
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「日本史真髄」井沢元彦 小学館新書 2018 年 ③(最終)
◇言霊信仰 邪馬台国の女王卑弥呼と「本名のタブー」
□「万葉集」から読み解く「女性の名前」のパワー
言霊 - 言葉には現実を動かす力がある
かつて本当の名前はみだりに人に教えてはならないものとされていた
名前のタブー
紫式部しかり清少納言しかり
□西郷どんの本名は隆盛ではなく隆永だった
信長
~ 女性の名前を記録した
武士
「通称」と「諱(いみな=本名)」 遠山金四郎景元
親しい友人でも諱は知らなかった
ヒミコは実名ではない
称号:日御子か日巫女
□柿本人麻呂が詠んだ「忌み言葉」
□中国との「戦争」を満州「事変」と言い換えた昭和初期
戦争 → 事変
廃刊 → 休刊
□起きてほしくないことは契約書に書いてはいけない
□平安時代の政治はなぜ「無責任」なのか
□「言霊バイアス」によって真実が書けない日本の報道
メルトダウン
空襲警報
がん告知
□なぜ太平洋戦争を止められなかったのか
言霊信仰と怨霊信仰
◇朱子学という「宗教」
□日本人を蝕む「朱子学」という外来宗教
朱子学 - 儒教を過激にしたもの
儒教 - 子が親に尽くす「孝」という徳目をあらゆる道徳の基本として重視する
□徳川家康に朱子学を導入させた本能寺の変
朱子学 - 忠義を重んじる
都合よい「主君に対し忠義をつくす」
□主君への「忠」より親への「孝」が優先
14世紀「二十四孝」の本
「孝」が行きすぎると「公」の意識が…
□家康が松平姓を徳川姓に変えた
会津「十の掟」
- ならぬことはならぬものです
王者の必須条件「徳」
- 徳川姓
□なぜ朱子学を導入したのに討幕運動が起きないのか
王者と覇者の違い
□幕末の日本外交を遅らせた「貴穀賤金」思想
「通商」ではなく「和親」条約にこだわった幕府
□貿易大国のチャンスを逃した明時代の中国
□霞ヶ関に蔓延する「官尊民卑」のルーツ
□従軍慰安婦も靖国神社問題も解決できない
◇天皇と日本人
□天皇家のルーツは「弥生人」なのか
第一次農耕移民 青銅器 オオクニヌシ
第二次農耕移民 鉄器 天皇家
□天皇陵に墓誌が存在しない不思議
□土地の私有化で天皇の権力を奪った藤原氏
怨霊パワー
「ケガレの大きさ × 恨みの深さ」
□嵯峨天皇VS藤原良房 「天皇の血統」を巡る攻防
キーパーソン 藤原良房 804-872
□「荘園」という藤原氏の脱税システムと天皇家の財政破綻
□藤原氏に逆襲するために考えられた「院政」
後三条天皇 白河天皇 院
□源頼朝が固執した征夷大将軍の特権
□なぜ武士は天皇家を滅ぼさなかったのか
□信長は「天皇をこえる神」を目指した
天皇をこえる存在
~ 安土城 自己神格化
□天皇の権威を超越する「話合い絶対主義」
◇井沢元彦
1954.2愛知県名古屋市生
早大法卒 TBS社会部記者