「街道今昔 三河の街道をゆく」堀江登志実 風媒社 2022年 ②(後) / 東井義雄さんの言葉 ⑰- 「東井義雄著作集 4」授業の研究・授業の技術 1972年ほか 【再掲載 2013.9】 [読書記録 歴史]
今回は、9月9日に続いて、堀江登志実さんの
「街道今昔 三河の街道をゆく」の紹介 2回目です。
出版社の紹介には
「信仰や交易の道として信濃や尾張、遠江などと行き交う13の街道を紹介。
旅人の気分になって、往時をしのばせる寺社仏閣や路傍の地蔵・道標などを
訪ねてみませんか。地元学芸員が紹介する街道歩きの楽しみ。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「藤川の松並木から大平の旧東海道 1㎞に100本のクロマツ」
・「岡崎宿投町の茶屋の『あんかけ豆腐』が岡崎名物『あわ雪』に」
・「紆余曲折多い『東海道二十七曲り』」
もう一つ、再掲載になりますが、
東井義雄さんの言葉⑰を載せます。
「村を育てる学力」で知られた昭和の教育実践者である東井義雄さん。
50年前に出版された本ですが、今に生きることも多いと感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「街道今昔 三河の街道をゆく」堀江登志実 風媒社 2022年 ②(後)

□東海道(2) 藤川~知立
本宿から舞木へ
法蔵寺
浄土宗西山深草派の三河三檀林の1つ
出生寺 洞窟
三河一向一揆の際に、追われた家康公が境内の洞窟(鳩ヶ窟)
に身を隠して難を逃れるなど、尊崇した場所
藤川宿の市場(東)町
東棒鼻(棒鼻とは、宿場の出はずれ、すなわち出入り口のこと)
藤川宿の中町・西町
藤川の松並木から大平へ
1㎞に100本のクロマツ
生田、小豆坂へ通じる道
- 今川軍と織田軍
欠から岡崎宿内へ
投町(現若宮町)
- 「従是西岡崎領」
投町(なぐりまち)の茶屋で「あんかけ豆腐」
- あわ雪(名物) 岡崎名物あわ雪
岡崎宿伝馬町
秋葉山常夜灯 - 町ごとに
「東京みち」「西京いせ道」「きらみち」
二十七曲り
紆余曲折多い「東海道二十七曲り」
城西から矢作・宇頭へ
「カクキュー」と「まるや」八帖
尾崎から大浜茶屋
来迎寺から牛田へ
知立の馬市 4/25~5/5 4500足
知立の町と祭り
池鯉鮒(ちりふ)大明神
終わりとの国境へ
境川
飯田街道
平針 - 日進 - 豊田 - 足助 - 稲武 - 根羽村 - 飯田市
四郷 中心は飯田街道と岩村街道(美濃街道)の交差する場所
秋葉山常夜灯
猿投神社
枝下の渡し
旧西中金駅
岩倉神社-農村舞台
足助以北
松平家 - 真弓山円城寺 - 光明山宝珠院
平勝寺
伊勢神峠
杣路峠と並ぶ難所のひとつ 標高800メートル
現在東海道自然歩道
水別峠
武節城(地伏城)
稲橋
瑞龍寺には天然記念物のしだれ桜
☆東井義雄さんの言葉 ⑰- 「東井義雄著作集 4」授業の研究・授業の技術 1972年ほか 【再掲載 2013.9】

◇「東井義雄著作集 4」授業の研究・授業の技術
□授業とは何か
授業
= 子供のいのちを磨くこと
古い「授業」
一方的な働きかけ
「新教育」のおかした誤謬
教師が仕事の中にいない
本当の授業
「教科の論理」と「生活の論理」
※ 授業は「教科の論理」を主体化している教師と「生活の論理」を武器
とする子供との対決
□授業がなぜ回復されねばならないか
貧しさも主体性の欠如から来ている
- 「土性骨」を
→ 本物の授業
主体回復の問題は貧しい地域だけの問題ではない
※ 目まぐるしく迫ってくる身の回りの事物から,自分にとって真に役立
つもの、自分の本当の生まれがいを育ててくれるものを選び取って,自
分のものに消化していく仕事は,貧しい地域での場合よりも,更に困難
であり,しかも必要になるのではないだろうか
= 豊かさが人間をだめにする
汚濁の中を生きねばならぬ子供たち
「煩悩具足」「地獄一定」
~ 茶碗の欠け
- 道徳の時間
国の主人を育てるために
□授業を回復するものは誰か
陶行知「民族解放の教育」に学ぶもの
授業を回復するものは誰か
教師自身の「茶碗の欠け」の回復から
① 頭脳の解放
② 両手の解放
③ 口の解放
④ 空間の解放
⑤ 時間の解放
⑥ 眼の解放
□授業以前
授業は授業から始まっては授業にならない
授業の前にも授業がある
町の面積
→ 県の面積
→ 国の面積
授業と子供づくり
心がそこにないとは聞こえない
心のスケッチ
子供づくり学級づくり
「ひとり」と「みんな」
授業を変える父母
変えることから教える材料
教師の立場
鶴見俊輔から批判される
「善意の哲学」「べったり経験主義」
↑↓
しかし,教育実践家
小西健二郎「子供から学ぶ」
戸田唯巳 「子供について行く」
子供に学ぶ,子供について行く
「赤い卵」いろとりどりの筋の通った考え方
「押しつけ」でなく「はいまわり」でない道
這い回り経験主義
~ 無駄
- 時間浪費・経験整理の不十分
子供と教材の対決
□授業の技術
授業の展開 第一義のもの「子供」から
「ケンカ」の番付 ~べりの子が目標?道徳
教えからスタートは×
→ 子供からスタート
∥
あまりが残っていく授業
犬だってすぐには吠えられない
学習動機の誘発 原田常治「人生座談」
ある失敗と成功の反省
算数ノートに作文を
遠山啓「41本のさくら」
大日本図書・4年用国語教科書
「でも,いつでもこうなるかな」
岩波少年文庫「ヴィーチャと学校友だち」
↑
算数 考え方をノートに書いてみよう
ひとり調べ - 分け合い・磨き合い - 一人学習
ひとり調べ
- (国語)
段落 見つけたこと 考えたこと
分かったことをノートに
↓
教師丸つけ
→ ノートを見てどの子がどの言葉をどんなふうにおさえて
いるかをつかむ
「今日の文化勲章はS君」
授業を支えるノート
ひとり調べで気付いたことをノートに!
ある「磨き合い」の記録
「手ぶくろ買いに」
・「お母さんげなところ」さがし
・「子ぎつねのかわいいところ」さがし
授業メモ
教科書に書き込む
授業しながら自分でとる
(P164に授業メモの写真)
起承転結
高見順「起・承・転・転」
「街道今昔 三河の街道をゆく」の紹介 2回目です。
出版社の紹介には
「信仰や交易の道として信濃や尾張、遠江などと行き交う13の街道を紹介。
旅人の気分になって、往時をしのばせる寺社仏閣や路傍の地蔵・道標などを
訪ねてみませんか。地元学芸員が紹介する街道歩きの楽しみ。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「藤川の松並木から大平の旧東海道 1㎞に100本のクロマツ」
・「岡崎宿投町の茶屋の『あんかけ豆腐』が岡崎名物『あわ雪』に」
・「紆余曲折多い『東海道二十七曲り』」
もう一つ、再掲載になりますが、
東井義雄さんの言葉⑰を載せます。
「村を育てる学力」で知られた昭和の教育実践者である東井義雄さん。
50年前に出版された本ですが、今に生きることも多いと感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「街道今昔 三河の街道をゆく」堀江登志実 風媒社 2022年 ②(後)

□東海道(2) 藤川~知立
本宿から舞木へ
法蔵寺
浄土宗西山深草派の三河三檀林の1つ
出生寺 洞窟
三河一向一揆の際に、追われた家康公が境内の洞窟(鳩ヶ窟)
に身を隠して難を逃れるなど、尊崇した場所
藤川宿の市場(東)町
東棒鼻(棒鼻とは、宿場の出はずれ、すなわち出入り口のこと)
藤川宿の中町・西町
藤川の松並木から大平へ
1㎞に100本のクロマツ
生田、小豆坂へ通じる道
- 今川軍と織田軍
欠から岡崎宿内へ
投町(現若宮町)
- 「従是西岡崎領」
投町(なぐりまち)の茶屋で「あんかけ豆腐」
- あわ雪(名物) 岡崎名物あわ雪
岡崎宿伝馬町
秋葉山常夜灯 - 町ごとに
「東京みち」「西京いせ道」「きらみち」
二十七曲り
紆余曲折多い「東海道二十七曲り」
城西から矢作・宇頭へ
「カクキュー」と「まるや」八帖
尾崎から大浜茶屋
来迎寺から牛田へ
知立の馬市 4/25~5/5 4500足
知立の町と祭り
池鯉鮒(ちりふ)大明神
終わりとの国境へ
境川
飯田街道
平針 - 日進 - 豊田 - 足助 - 稲武 - 根羽村 - 飯田市
四郷 中心は飯田街道と岩村街道(美濃街道)の交差する場所
秋葉山常夜灯
猿投神社
枝下の渡し
旧西中金駅
岩倉神社-農村舞台
足助以北
松平家 - 真弓山円城寺 - 光明山宝珠院
平勝寺
伊勢神峠
杣路峠と並ぶ難所のひとつ 標高800メートル
現在東海道自然歩道
水別峠
武節城(地伏城)
稲橋
瑞龍寺には天然記念物のしだれ桜
☆東井義雄さんの言葉 ⑰- 「東井義雄著作集 4」授業の研究・授業の技術 1972年ほか 【再掲載 2013.9】

◇「東井義雄著作集 4」授業の研究・授業の技術
□授業とは何か
授業
= 子供のいのちを磨くこと
古い「授業」
一方的な働きかけ
「新教育」のおかした誤謬
教師が仕事の中にいない
本当の授業
「教科の論理」と「生活の論理」
※ 授業は「教科の論理」を主体化している教師と「生活の論理」を武器
とする子供との対決
□授業がなぜ回復されねばならないか
貧しさも主体性の欠如から来ている
- 「土性骨」を
→ 本物の授業
主体回復の問題は貧しい地域だけの問題ではない
※ 目まぐるしく迫ってくる身の回りの事物から,自分にとって真に役立
つもの、自分の本当の生まれがいを育ててくれるものを選び取って,自
分のものに消化していく仕事は,貧しい地域での場合よりも,更に困難
であり,しかも必要になるのではないだろうか
= 豊かさが人間をだめにする
汚濁の中を生きねばならぬ子供たち
「煩悩具足」「地獄一定」
~ 茶碗の欠け
- 道徳の時間
国の主人を育てるために
□授業を回復するものは誰か
陶行知「民族解放の教育」に学ぶもの
授業を回復するものは誰か
教師自身の「茶碗の欠け」の回復から
① 頭脳の解放
② 両手の解放
③ 口の解放
④ 空間の解放
⑤ 時間の解放
⑥ 眼の解放
□授業以前
授業は授業から始まっては授業にならない
授業の前にも授業がある
町の面積
→ 県の面積
→ 国の面積
授業と子供づくり
心がそこにないとは聞こえない
心のスケッチ
子供づくり学級づくり
「ひとり」と「みんな」
授業を変える父母
変えることから教える材料
教師の立場
鶴見俊輔から批判される
「善意の哲学」「べったり経験主義」
↑↓
しかし,教育実践家
小西健二郎「子供から学ぶ」
戸田唯巳 「子供について行く」
子供に学ぶ,子供について行く
「赤い卵」いろとりどりの筋の通った考え方
「押しつけ」でなく「はいまわり」でない道
這い回り経験主義
~ 無駄
- 時間浪費・経験整理の不十分
子供と教材の対決
□授業の技術
授業の展開 第一義のもの「子供」から
「ケンカ」の番付 ~べりの子が目標?道徳
教えからスタートは×
→ 子供からスタート
∥
あまりが残っていく授業
犬だってすぐには吠えられない
学習動機の誘発 原田常治「人生座談」
ある失敗と成功の反省
算数ノートに作文を
遠山啓「41本のさくら」
大日本図書・4年用国語教科書
「でも,いつでもこうなるかな」
岩波少年文庫「ヴィーチャと学校友だち」
↑
算数 考え方をノートに書いてみよう
ひとり調べ - 分け合い・磨き合い - 一人学習
ひとり調べ
- (国語)
段落 見つけたこと 考えたこと
分かったことをノートに
↓
教師丸つけ
→ ノートを見てどの子がどの言葉をどんなふうにおさえて
いるかをつかむ
「今日の文化勲章はS君」
授業を支えるノート
ひとり調べで気付いたことをノートに!
ある「磨き合い」の記録
「手ぶくろ買いに」
・「お母さんげなところ」さがし
・「子ぎつねのかわいいところ」さがし
授業メモ
教科書に書き込む
授業しながら自分でとる
(P164に授業メモの写真)
起承転結
高見順「起・承・転・転」
「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」武光誠 河出書房新社 2003年 ④(最終)/「~しなさいと言わない教育」平井雷太 日本評論社 1995年 ①【再掲載 2014.2】 [読書記録 歴史]
今回は、9月3日に続いて、武光誠さんの
「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」の紹介4回目 最終です。
出版社の紹介には
「京都へ、もう一度出かけてみよう。あまたの英傑が覇を競った京の都へ。日
本の歴史を訪ねる旅は、いよいよ佳境を迎える!室町、戦国、江戸、幕末...
が、正しく理解できる歴史ガイド。京都の歴史・下巻。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「秀吉は京都の豪商を取り込んだ」
・「北政所が家康に接近した。それにより北政所を慕う重臣加藤清正、福島正
則が家康に近づいた。小早川秀秋(北政所の甥)が寝返る要因にも。家康は
北政所を厚遇した」
・「豊臣政権の最後の栄華ともいえる醍醐寺。桃山文化を反映した建物群」
もう一つ、再掲載になりますが、平井雷田さんの
「~しなさいといわない教育」①を載せます。
- 楽しいだけの授業をやっていると,子どもは楽しくなければ学ばなくなってしまう
- 子どもの主体性を尊重し,子どもがしたいことだけをしていると,楽な方 向かっ
て自分のできそうなことしかしなくなる
わたしも同じように感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」武光誠 河出書房新社 2003年 ④(最終)

◇秀吉の全国支配と爛熟する桃山文化
□秀吉による京都支配
豊臣政権下の繁栄
秀吉の全国統一と政策
1585年関白
1586年豊臣姓・太政大臣
桃山文化の全盛
京都の豪商を取り込む
伏見を本拠地にした理由は?
交通路
朝鮮出兵は断行されたか
□豊臣家の命運を握った寺 [方広寺]
意図的な町の造り替え
刀狩り令と大仏建設
豊国神社
□悲劇の美女・淀殿ゆかりの寺 [養源院]
淀殿ゆかりの寺
血天井に残された謎
妙法院
□秀吉ゆかりの数奇な運命 [智積院]
壮大な風景画に秀吉の生きようを見る
豊国廟
□秀吉の正妻・北政所の人生 [高台寺]
秀吉とのなれそめ
関ヶ原の戦いの鍵となった北政所
秀吉 - 側室 淀殿と秀頼に
↑↓
北政所 家康に接近
北政所を慕う重臣加藤清正、福島正則 家康に
小早川秀秋(北政所の甥)寝返る
↓
家康は北政所を厚遇
円徳院
□秀吉が描いた都市改造計画 [聚楽第跡]
秀吉の皇室への接近
京都における拠点作り
京都の城下町化は成功したか
□京都に代わる商業地の開発 [伏見城]
秀吉の隠居屋敷として建設
伏見の開発事業と聚楽第解体
家康による伏見城取り壊し
伏見稲荷大社
□豊臣政権の最後の栄華 [醍醐寺]
桃山文化を反映した建物群
<以下略>
☆「~しなさいと言わない教育」平井雷太 日本評論社 1995年 ①【再掲載 2014.2】

◇命の本然に向かう教育
<何かが出来るようになることを目的にしない教育>
教育しない教育
<何かが出来るようになることに主眼を置かない教育>
教えない教育
∥
◎「自然学習力」
大切
「何ができないことであるかを自覚し,できないことに悩まず,でき
ないことを受容すること」
× フリースクール
◎ 本人のしたいこと,できそうなことばかり選ばせていく教育をし
ているうちに,急速に「自然学習力」は衰えていく
「新教育宣言」
人は教育によって変えられると思っている人は教育者ではない
この子にはわたしが必要だと思い込ませて,その人から離れることが
できないように,あなたのおかげで今があると思い込ませて人の心を絡
め取っていく人も教育者ではない。
人から感謝され,尊敬される人は教育者ではないのだ。
教育者とは,いつかいかなる場所にいても,そこに育ちたいと思って
いる人がいたとき,その人が,何ができる何ができないと無関係に,そ
の人が潜在的にしたいと思っていることをスッと提案できる人なのだ。
相手がその提案に乗らなくても何の不満も残らない。
たまたま,その人が勝手にその提案に乗ったときだけ,わたしと無関
係と心底思える人が教育者だ。
そんな人がいる場所には,主従関係も奴隷関係もできない。
似たもの同士で群れることもない。
セクトもできない。
時間と空間を越えて,個と個の関係だけができていく。
◇長期的やる気を育てる教育の誕生
「短期的やる気」を育てる教育
◎「楽しいだけの授業をやっていると,子どもは楽しくなければ学ばなく
なってしまう」
~やる気を起こさせるために様々なやり方~
外からの刺激
その場限りのやる気 = 短期的やる気
フリースクールの次に来るもの
フリースクール
雑然としている所が多い
- 放任教育
◎ 子どもの主体性を尊重し,子どもがしたいことだけをしていると,楽な方に
向かって自分のできそうなことしかしなくなる
↑↓
公教育
◎ 自分から遠いもの,違うものと出会うことができるための方法
→ 自分の中から思いもしなかった力が引き出される
教育なんて何の興味もなかったはずが
サラリーマン
→ 陶工
→ ヤマギシ会
→ (財)育てる会
→ さえら塾(水道方式・3年)
→ 公文教育研究センター(教材製作・2年)
躁鬱病を受け入れて見えてきたもの
「長期的やる気」を育てる教育
躁鬱病
→ 「起きている問題を否定せず,治そうとせず,それを受け入れることに
よって,事態は気が付いたときには変わっている」という教訓
問題の息子を持ったおかげで
完全自学自習が可能な「らくだ教材」
◎ おしえないこと
◎ 採点しないこと
→ 押しつけない・命令しない・強制しない
学習すべき教材をわたしが決めないこと
◇「~しなさい」と言わない教育とは何か
「~しなさい」と言わない教育の発見
「押しつけない・命令しない・強制しない」というタガ
↓
◎ 情報の共有が大事
「~しなさい」と言わない教育とは何か
「~しなさい」と言う教育では,できることしかしない子が育つ
言いっぱなしの教育
「~しなさい」と言わない教育では,できる・できないを考えずに,ただやる体験
が必要
「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」の紹介4回目 最終です。
出版社の紹介には
「京都へ、もう一度出かけてみよう。あまたの英傑が覇を競った京の都へ。日
本の歴史を訪ねる旅は、いよいよ佳境を迎える!室町、戦国、江戸、幕末...
が、正しく理解できる歴史ガイド。京都の歴史・下巻。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「秀吉は京都の豪商を取り込んだ」
・「北政所が家康に接近した。それにより北政所を慕う重臣加藤清正、福島正
則が家康に近づいた。小早川秀秋(北政所の甥)が寝返る要因にも。家康は
北政所を厚遇した」
・「豊臣政権の最後の栄華ともいえる醍醐寺。桃山文化を反映した建物群」
もう一つ、再掲載になりますが、平井雷田さんの
「~しなさいといわない教育」①を載せます。
- 楽しいだけの授業をやっていると,子どもは楽しくなければ学ばなくなってしまう
- 子どもの主体性を尊重し,子どもがしたいことだけをしていると,楽な方 向かっ
て自分のできそうなことしかしなくなる
わたしも同じように感じます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「大人のための修学旅行 京都の歴史 下」武光誠 河出書房新社 2003年 ④(最終)

◇秀吉の全国支配と爛熟する桃山文化
□秀吉による京都支配
豊臣政権下の繁栄
秀吉の全国統一と政策
1585年関白
1586年豊臣姓・太政大臣
桃山文化の全盛
京都の豪商を取り込む
伏見を本拠地にした理由は?
交通路
朝鮮出兵は断行されたか
□豊臣家の命運を握った寺 [方広寺]
意図的な町の造り替え
刀狩り令と大仏建設
豊国神社
□悲劇の美女・淀殿ゆかりの寺 [養源院]
淀殿ゆかりの寺
血天井に残された謎
妙法院
□秀吉ゆかりの数奇な運命 [智積院]
壮大な風景画に秀吉の生きようを見る
豊国廟
□秀吉の正妻・北政所の人生 [高台寺]
秀吉とのなれそめ
関ヶ原の戦いの鍵となった北政所
秀吉 - 側室 淀殿と秀頼に
↑↓
北政所 家康に接近
北政所を慕う重臣加藤清正、福島正則 家康に
小早川秀秋(北政所の甥)寝返る
↓
家康は北政所を厚遇
円徳院
□秀吉が描いた都市改造計画 [聚楽第跡]
秀吉の皇室への接近
京都における拠点作り
京都の城下町化は成功したか
□京都に代わる商業地の開発 [伏見城]
秀吉の隠居屋敷として建設
伏見の開発事業と聚楽第解体
家康による伏見城取り壊し
伏見稲荷大社
□豊臣政権の最後の栄華 [醍醐寺]
桃山文化を反映した建物群
<以下略>
☆「~しなさいと言わない教育」平井雷太 日本評論社 1995年 ①【再掲載 2014.2】

◇命の本然に向かう教育
<何かが出来るようになることを目的にしない教育>
教育しない教育
<何かが出来るようになることに主眼を置かない教育>
教えない教育
∥
◎「自然学習力」
大切
「何ができないことであるかを自覚し,できないことに悩まず,でき
ないことを受容すること」
× フリースクール
◎ 本人のしたいこと,できそうなことばかり選ばせていく教育をし
ているうちに,急速に「自然学習力」は衰えていく
「新教育宣言」
人は教育によって変えられると思っている人は教育者ではない
この子にはわたしが必要だと思い込ませて,その人から離れることが
できないように,あなたのおかげで今があると思い込ませて人の心を絡
め取っていく人も教育者ではない。
人から感謝され,尊敬される人は教育者ではないのだ。
教育者とは,いつかいかなる場所にいても,そこに育ちたいと思って
いる人がいたとき,その人が,何ができる何ができないと無関係に,そ
の人が潜在的にしたいと思っていることをスッと提案できる人なのだ。
相手がその提案に乗らなくても何の不満も残らない。
たまたま,その人が勝手にその提案に乗ったときだけ,わたしと無関
係と心底思える人が教育者だ。
そんな人がいる場所には,主従関係も奴隷関係もできない。
似たもの同士で群れることもない。
セクトもできない。
時間と空間を越えて,個と個の関係だけができていく。
◇長期的やる気を育てる教育の誕生
「短期的やる気」を育てる教育
◎「楽しいだけの授業をやっていると,子どもは楽しくなければ学ばなく
なってしまう」
~やる気を起こさせるために様々なやり方~
外からの刺激
その場限りのやる気 = 短期的やる気
フリースクールの次に来るもの
フリースクール
雑然としている所が多い
- 放任教育
◎ 子どもの主体性を尊重し,子どもがしたいことだけをしていると,楽な方に
向かって自分のできそうなことしかしなくなる
↑↓
公教育
◎ 自分から遠いもの,違うものと出会うことができるための方法
→ 自分の中から思いもしなかった力が引き出される
教育なんて何の興味もなかったはずが
サラリーマン
→ 陶工
→ ヤマギシ会
→ (財)育てる会
→ さえら塾(水道方式・3年)
→ 公文教育研究センター(教材製作・2年)
躁鬱病を受け入れて見えてきたもの
「長期的やる気」を育てる教育
躁鬱病
→ 「起きている問題を否定せず,治そうとせず,それを受け入れることに
よって,事態は気が付いたときには変わっている」という教訓
問題の息子を持ったおかげで
完全自学自習が可能な「らくだ教材」
◎ おしえないこと
◎ 採点しないこと
→ 押しつけない・命令しない・強制しない
学習すべき教材をわたしが決めないこと
◇「~しなさい」と言わない教育とは何か
「~しなさい」と言わない教育の発見
「押しつけない・命令しない・強制しない」というタガ
↓
◎ 情報の共有が大事
「~しなさい」と言わない教育とは何か
「~しなさい」と言う教育では,できることしかしない子が育つ
言いっぱなしの教育
「~しなさい」と言わない教育では,できる・できないを考えずに,ただやる体験
が必要