今回は、7月23日に続いて、加藤弘通さん、岡田智さんの、
「子どもの発達が気になったらはじめに読む発達心理・発達相談の本」の紹介7回目、最終です。
発達心理、発達相談について書かれた本です。
おすすめの本です。
出版社の案内には、
「『発達心理学』と『発達相談知』の知識に照らしながら、『子どもに起こっていること』
や『子どもの気持ち』を、いつもと少し違う視点から理解し、どうやって子どもに接し、
生活の場面で工夫していけばよいかを具体的に解説しています。」
とあります。
「索引」のような紹介になってしまいました。
もう一つ、再掲載となりますが、佐藤秀夫さんの
「学校教育うらおもて事典」を載せます。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「子どもの発達が気になったらはじめに読む発達心理・発達相談の本」加藤弘通・岡田智 ナツメ社 2019年 ⑦(最終)
◇キーワード解説
□ADHD 薬物療法と心理社会的療法
□ASD 「社会性」と「こだわり」
□DCD 発達性協調運動障害 コントロール
5~6% 学級に2~3人
□ICF 障害と健康に関する分類法
インペアメント(機能障害)
ディスアビリティ(能力障害)
ハンディキャップ(社会的不利)
「社会モデル」
□LD 学習障害
音声言語 書写言語 計算
□愛着(アタッチメント)
安全基地 感情は共同的 依存することで自立が進む
□いじめ
□いやいや期
①自分が育つ
②イメージが発達する
③大人がつくり出している
□愛着障害
抑制型はASDと脱抑制型はADHDと類似
□インフォームドコンセント
□援助要請
□学習性無力感
□家族支援
□強化P149
□合理的配慮P150
☆「学校教育うらおもて事典」佐藤秀夫 小学館 2000年【再掲載 2012.11】
◇一条校
□正規の学校
= 学校教育法・第一条規定
□文部省所轄
小学校・中学校・高等学校・大学・聾学校・盲学校・養護学校・高等専門学校・
中高一貫校(中等教育学校) (出版当時=ハマコウ註)
□「正規の学校」観
専修学校と各種学校は含まれない
各種学校への道を選ぶ
自由学園(羽仁もと子)文化学院(西村伊作)明治学院
◇中学校
□三等区分
大中小 ~ 明治日本の開発
□中学入学
他の社会的特権性は認められなかった
◇大学校
□大学校 = 文部省以外の官公庁所管の学校の名称
□「大学」の登場
1886年 森有礼の「諸学校令」
□文部省の縄張りから外れたもの
警察大学校,防衛大学校,防衛医科大学校,海上保安大学校
~ 無視できない
◇予備校
□進学の予備
自校の専門教育課程への予備課程に他ならなかった
□受験の予備
公正な選抜 → 入学時の選抜試験の厳密化に収斂
|
ヨーロッパのような「二つの国民」の形成回避
↓
◎ 受験予備 激烈化
□予備校の成立
私立大学によるものが多かった
◇父母会(保護者会)
□父兄,保護者そして父母
「父兄」の系譜
1872年「学制布告書」最初で最後
「父母後見人等」から「学級児童保護者」へ
1879「教育令」 父母及後見人等
1890「第二次小学校令」 学齢児童ヲ保護スベキ者
1891「文部省令」 保護の内容
・就学させる義務主体
・授業料納入
※ 父母 → 父母及戸主 → 後見人 → 後見人及戸主
1900「第三次小学校令」 学齢児童保護者
□「父兄会」と「母姉会」
・父兄の存在?
親と学校との関係=特殊日本的事情
親の協力のありよう
・制度管理・教育内容 = 「オカミの学校」
・維持・運営面 = 「地域の学校」
教員給与 1940年まで地域負担
∥
親の金銭的・労働的な協力が不可欠
↑
家族財産に権限を持つ「父兄」集団の協力
戸主会・父兄会が深く関わった
①ハード担当 「父兄会」年一回
②ソフト担当 「母姉会」しばしば
父兄会の母姉会化
□1920年~
名目上は「母姉会」の解消,「父兄会」への吸収だったが,実体的には「父兄会」の解
体,母姉会への単一化という矛盾に満ちた過程であった。
∥
母姉のみの父兄会は戦前から
※ 西日本では「育友会」と呼ばれる
◇選抜
□選抜
= 過程よりも結果が唯一の判定基準
厳しい世界
□選抜の基本は「公正さ」
学校教育が殆ど唯一の社会階層上昇の制度階梯に仕向けられた近現代日本社会において
は,学校制度への入学選抜による「公正さ」が、一貫して強く求められてきた
|
□「地獄」から「戦争」への展開
西欧のような「資格認定」主義でなく,「定員採用主義」の原則
↓
入学試験が特に「厳しさ」と「非情さ」を帯びた
予備校,受験雑誌,参考書
∥
受験地獄(20世紀初頭から)
↓
戦争 世俗化
□受験最大の問題
= 「過程」を抜きにした「結果」重視
→ 詰め込み
<途中まで>
「子どもの発達が気になったらはじめに読む発達心理・発達相談の本」の紹介7回目、最終です。
発達心理、発達相談について書かれた本です。
おすすめの本です。
出版社の案内には、
「『発達心理学』と『発達相談知』の知識に照らしながら、『子どもに起こっていること』
や『子どもの気持ち』を、いつもと少し違う視点から理解し、どうやって子どもに接し、
生活の場面で工夫していけばよいかを具体的に解説しています。」
とあります。
「索引」のような紹介になってしまいました。
もう一つ、再掲載となりますが、佐藤秀夫さんの
「学校教育うらおもて事典」を載せます。
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「子どもの発達が気になったらはじめに読む発達心理・発達相談の本」加藤弘通・岡田智 ナツメ社 2019年 ⑦(最終)
◇キーワード解説
□ADHD 薬物療法と心理社会的療法
□ASD 「社会性」と「こだわり」
□DCD 発達性協調運動障害 コントロール
5~6% 学級に2~3人
□ICF 障害と健康に関する分類法
インペアメント(機能障害)
ディスアビリティ(能力障害)
ハンディキャップ(社会的不利)
「社会モデル」
□LD 学習障害
音声言語 書写言語 計算
□愛着(アタッチメント)
安全基地 感情は共同的 依存することで自立が進む
□いじめ
□いやいや期
①自分が育つ
②イメージが発達する
③大人がつくり出している
□愛着障害
抑制型はASDと脱抑制型はADHDと類似
□インフォームドコンセント
□援助要請
□学習性無力感
□家族支援
□強化P149
□合理的配慮P150
☆「学校教育うらおもて事典」佐藤秀夫 小学館 2000年【再掲載 2012.11】
◇一条校
□正規の学校
= 学校教育法・第一条規定
□文部省所轄
小学校・中学校・高等学校・大学・聾学校・盲学校・養護学校・高等専門学校・
中高一貫校(中等教育学校) (出版当時=ハマコウ註)
□「正規の学校」観
専修学校と各種学校は含まれない
各種学校への道を選ぶ
自由学園(羽仁もと子)文化学院(西村伊作)明治学院
◇中学校
□三等区分
大中小 ~ 明治日本の開発
□中学入学
他の社会的特権性は認められなかった
◇大学校
□大学校 = 文部省以外の官公庁所管の学校の名称
□「大学」の登場
1886年 森有礼の「諸学校令」
□文部省の縄張りから外れたもの
警察大学校,防衛大学校,防衛医科大学校,海上保安大学校
~ 無視できない
◇予備校
□進学の予備
自校の専門教育課程への予備課程に他ならなかった
□受験の予備
公正な選抜 → 入学時の選抜試験の厳密化に収斂
|
ヨーロッパのような「二つの国民」の形成回避
↓
◎ 受験予備 激烈化
□予備校の成立
私立大学によるものが多かった
◇父母会(保護者会)
□父兄,保護者そして父母
「父兄」の系譜
1872年「学制布告書」最初で最後
「父母後見人等」から「学級児童保護者」へ
1879「教育令」 父母及後見人等
1890「第二次小学校令」 学齢児童ヲ保護スベキ者
1891「文部省令」 保護の内容
・就学させる義務主体
・授業料納入
※ 父母 → 父母及戸主 → 後見人 → 後見人及戸主
1900「第三次小学校令」 学齢児童保護者
□「父兄会」と「母姉会」
・父兄の存在?
親と学校との関係=特殊日本的事情
親の協力のありよう
・制度管理・教育内容 = 「オカミの学校」
・維持・運営面 = 「地域の学校」
教員給与 1940年まで地域負担
∥
親の金銭的・労働的な協力が不可欠
↑
家族財産に権限を持つ「父兄」集団の協力
戸主会・父兄会が深く関わった
①ハード担当 「父兄会」年一回
②ソフト担当 「母姉会」しばしば
父兄会の母姉会化
□1920年~
名目上は「母姉会」の解消,「父兄会」への吸収だったが,実体的には「父兄会」の解
体,母姉会への単一化という矛盾に満ちた過程であった。
∥
母姉のみの父兄会は戦前から
※ 西日本では「育友会」と呼ばれる
◇選抜
□選抜
= 過程よりも結果が唯一の判定基準
厳しい世界
□選抜の基本は「公正さ」
学校教育が殆ど唯一の社会階層上昇の制度階梯に仕向けられた近現代日本社会において
は,学校制度への入学選抜による「公正さ」が、一貫して強く求められてきた
|
□「地獄」から「戦争」への展開
西欧のような「資格認定」主義でなく,「定員採用主義」の原則
↓
入学試験が特に「厳しさ」と「非情さ」を帯びた
予備校,受験雑誌,参考書
∥
受験地獄(20世紀初頭から)
↓
戦争 世俗化
□受験最大の問題
= 「過程」を抜きにした「結果」重視
→ 詰め込み
<途中まで>