今回は「現代の覚者たち」より 2回目
鈴木慎一さんの「生命は行動する者にその力を発揮する」を紹介します

20年以上前の本ですが 新鮮に感じられます
7名の方たちのすばらしい生き方に刺激を受け
読むたびに やる気が出てくるような思いがします

大変勉強になる本であり  
昨秋 竹井出版の後身・致知出版社より新刊として再版されています 


今回はバイオリン・鈴木メソッドで知られる鈴木慎一さん

わたしの印象に残った言葉は
「才能は育てるもの」
「無限の可能性を秘めた人間」
「生命は行動する者にのみ その力を発揮する」
「完全に身に付くまで1万回の練習」
「決めたらしばらく忍耐」

「育のない日本の教育」の言葉に
古くは「はいまわる経験主義」
「ゆとり教育の指導より支援を!」を思い浮かべました

訓練、練習、忍耐の大切さを改めて思いました








☆「生命は行動する者にその力を発揮する」 鈴木慎一 『現代の覚者たち』竹井出版より 1988年 ②



◇生命は行動する者にその力を発揮する 鈴木慎一

○鈴木慎一 
 明治31年 愛知県生 名古屋商業卒
17歳よりヴァイオリン 
 大正10~昭和4年 ドイツ・カール・グリングラーに師事
帰国後 「才能開発研究所」設立
中日文化賞、信濃毎日文化賞
著書『愛に生きる』 1987年『致智』6月号
  

○生命が与えられて生かされている 
生命に従って生きることが本職

○日本中の子が日本語を話す 江藤俊哉 4歳から教える

○才能は育てるもの
どんなに成績が悪くてもちゃんと日本語を話せる

すべての子供はよく育つ

○すべての人は環境の子なり
  
○無限の可能性を秘めた人間   
どんな子供も正しい経験と努力を積み重ねれば育つ

鍛えることによって人間の生命活動は未来の姿を現し能力を生む。その
能力はさらに訓練することによってすべての困難を解決しより高い能力に
なっていく

            ∥

大切なのは「やってみること」
生命は行動する者にのみ その力を発揮する
    「才能はあるものでなく創るもの」 
  
○生まれつきの音痴はいない 
最も大切なことは何度も繰り返してやること
一つの曲を毎日3回ずつ3か月
その曲の世界最高の演奏を聴かせる → 精神

完全に身に付くまで1万回の練習
  
○急がず休まず実行せよ 
やるべきだと思ったらすぐスタートすること

決めたらしばらく忍耐 この辛抱が運命を決める
根気もまた能力

○育のない日本の教育 
「スズキ・メソッド」
アインシュタインが後見人
  
○生命-地球を無料で観光旅行
 死んだらふるさとに帰るだけ