今回は、1月22日に続いて、童門冬二さんの
「私塾の研究」2回目の紹介です。
出版社の案内には
「松下村塾、適々塾、藤樹書院など、江戸期の私塾からは有能な人材が輩出し、近代日本をつくる大きな原動力となった。なぜ若者は私塾にひかれ、いったいそこでどんな教育が行なわれたのか。本書は全国の著名な私塾20カ所を取材し、当時の状況を詳しく解説した。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「井戸端で交わす言葉で教える - 石田梅岩」
・「放任主義 - 門人を叱ったことがなかった - 藤田東湖」
・「コミュニティにおける一人一人の住人の責任を強調 - 大原幽学」
もう一つ、再掲載となりますが、先日亡くなられたラリー・キングさんの
「CNNラリー・キングの話し上手のコツ」を載せます。
お名前を知っていたので、随分前に本書を読んだのだろうと思います。
先日、訃報がいろいろな局から流され、よく知られた方だったのだと驚きました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「私塾の研究」童門冬二 PHP文庫 1993年 ②
◇心学塾(京都市)
商人の心を変えた石田梅岩の人の道
石田梅岩の掛行灯
人の道と心の倹約
黒柳呉服店の番頭
教えた人から学ぶ人間学
人間の心の持ち方を教えた
ただ一人の聞き手を相手に
お米のやりくり・心のやりくり
モットー「井戸端で交わす言葉で教える」
商人の主人は客である
士農工商 - 儒学の教え
石田の史跡
梅岩は士農工商を横のつながりと考える = 役割分担
「自分は梅岩先生の弟子だ」と称した人はたくさんいる
手嶋堵庵 「道話」をはじめて心学を普及
鳥野辺
亀岡に生家
反逆者の町 明智光秀・大本教
亀岡市東別院町 東懸村
生涯独身
◇青藍舎(茨城県水戸市)
枠組みを破る藤田東湖の婆娑羅精神
国中から若者を集めた藤田東湖
東湖「尊王攘夷論」 - 「正気歌」「常陸帯」「回天詩歌」
水戸っぽ - 頑固で意地っ張り
日本の若者の場作り
ヅーフ部屋の写本
「ヅーフ・ハルマ」字引
江戸の学生は勉強していない
江戸の学生は就職のため
よく学びよく遊んだ
服装だらしない
整理整とんしない
フリチンの英才たち
夏はフリチン
汚い連中
教育を続けながらの学究生活
放任主義 - 門人を叱ったことがなかった
◇改心棲(千葉県干潟町)
農村に入り込んだ異色の指導者大原幽学
馬鹿先生と呼ばれた大原幽学
長部村で農民の指導教育
「性理学」-「中庸」の一文 神・儒・仏の混合
世の中にある三つの壁
「理を教える前に,まず情を通じ合わなければならない」
三つの壁
① 物理的な壁 モノの壁
② 制度的な壁 しくみの壁
③ 意識的な壁 心の壁
長部村 ~ 若者のUターン策として
世界初の農業協同組合
コミュニティにおける一人一人の住人の責任を強調
① 農作の仕事に計画性を持たせること
② 農民一人一人がいわば計画人間になること
↓
年中仕事割 田畑に出て教えた
↓
先祖株組合
互助組織 = 土地持ち百姓の安泰
取り調べ,そして投獄
3か月余の押し込め → 絶望(農民の堕落した生活)
↓
割腹自殺 八州取締出役が追い込んだ
大原幽学の史跡
☆「CNNラリー・キングの話し上手のコツ」 東急エージェンシー 1995年 【再掲載 2011.12】
<出版社の案内>
どんな場面においても自信を持ち、効果的に話すにはどうすればいいか。アメリカのラジ
オトーク番組の人気キャスターであり、かつカネの取れる話し手の一人である著者がその
コツを明らかにする。
◇誰だって話さずにはいられない
おしゃべり小僧(マウスピース)
◇話し上手になる為の基本
ありのままでいこう
積極姿勢で臨もう
相手に興味を持とう
自分を飾らない
□ありのまま … 相手にこちらの体験を共有してもらう
その他の大事なコツ
① とにかく積極的に
② 仕事の旅に話す技術を改良-とにかくがんばる
相手の目を見る
ウィル・ロジャース(米国・俳優)
「人は皆畑違いの話題に無知なだけである」
∥
◎ 誰でも何かの専門家
自分を飾らない
おかしいことを誤魔化さない
自分の境遇を受け入れ他人にも受け入れてもらう
◇見知らぬ人とどう話すか
自分も相手も恥ずかしがり屋
恥ずかしがらない
相手自身のことを訊く
とにかく話し始める
会話の糸口を見つける「動物・子供」
訊いてはいけないことを心得る
単細胞的疑問文を避けよう
イエス・ノーは×
会話の鉄則を守る
訊くことが最も大切
「話している時は何も学べない」
相手の発言を受け手の的を得た質問は会話上手の印
ボディ・ランゲージを活用する
他にもタブーはあったかな
視線を合わせよう
アイコンタクト
話している時は相手に体を傾ける
タブーは消えてしまったのか
情報通
◇社交上の会話
いつでも使える会話がある
魔法の質問「なぜ」
しんどい会話から抜け出す法
「失礼します お手洗いに行きたいので」
「おかわりをとってきますから」
「ちょっとあちらにも顔を出した方がよさそうなので」
+ 丁寧な挨拶「お話しできて楽しかった」
会話を盛り上げるコツ
意見を求めよう
内気な人に口を開かせよう
会話を独占しない
イコール・タイム
「舞台を降りる潮時…」
しつこく訊きすぎるな
たられば話
道徳規準についての思考
話が行き詰まった時に
男と女 アーサー・ゴトフリー「自分らしく振る舞うこと」
◇話し上手には八つの特長がある
<話し上手>
① 新しい角度から
② 視野が広い
③ 情熱的
④ 好奇心
⑤ 感情移入
⑥ ユーモア
⑦ 独自のスタイル
⑧ 口を閉じる
◇トレンディな用語と差別用語を考える
意味が通じにくい言葉を使うな = わかりやすい表現を
トレンディワークにはまるな
「ナッシングワーズ」を使うな
<悪いしゃべり癖はこうして直そう>
① 自ら聞く
② 話す内容を前もって考える
③ 会話モニターを
言葉が足りないと正しく伝わらない
<実のある会議の開き方>
① 時間を節約する - 出席しない
② 言わぬが花
③ 人をやりこめてはいけない
④ 時には ばかげた質問を
⑤ 準備なしで発表するな
⑥ 恐れずにユーモアを
「私塾の研究」2回目の紹介です。
出版社の案内には
「松下村塾、適々塾、藤樹書院など、江戸期の私塾からは有能な人材が輩出し、近代日本をつくる大きな原動力となった。なぜ若者は私塾にひかれ、いったいそこでどんな教育が行なわれたのか。本書は全国の著名な私塾20カ所を取材し、当時の状況を詳しく解説した。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「井戸端で交わす言葉で教える - 石田梅岩」
・「放任主義 - 門人を叱ったことがなかった - 藤田東湖」
・「コミュニティにおける一人一人の住人の責任を強調 - 大原幽学」
もう一つ、再掲載となりますが、先日亡くなられたラリー・キングさんの
「CNNラリー・キングの話し上手のコツ」を載せます。
お名前を知っていたので、随分前に本書を読んだのだろうと思います。
先日、訃報がいろいろな局から流され、よく知られた方だったのだと驚きました。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「私塾の研究」童門冬二 PHP文庫 1993年 ②
◇心学塾(京都市)
商人の心を変えた石田梅岩の人の道
石田梅岩の掛行灯
人の道と心の倹約
黒柳呉服店の番頭
教えた人から学ぶ人間学
人間の心の持ち方を教えた
ただ一人の聞き手を相手に
お米のやりくり・心のやりくり
モットー「井戸端で交わす言葉で教える」
商人の主人は客である
士農工商 - 儒学の教え
石田の史跡
梅岩は士農工商を横のつながりと考える = 役割分担
「自分は梅岩先生の弟子だ」と称した人はたくさんいる
手嶋堵庵 「道話」をはじめて心学を普及
鳥野辺
亀岡に生家
反逆者の町 明智光秀・大本教
亀岡市東別院町 東懸村
生涯独身
◇青藍舎(茨城県水戸市)
枠組みを破る藤田東湖の婆娑羅精神
国中から若者を集めた藤田東湖
東湖「尊王攘夷論」 - 「正気歌」「常陸帯」「回天詩歌」
水戸っぽ - 頑固で意地っ張り
日本の若者の場作り
ヅーフ部屋の写本
「ヅーフ・ハルマ」字引
江戸の学生は勉強していない
江戸の学生は就職のため
よく学びよく遊んだ
服装だらしない
整理整とんしない
フリチンの英才たち
夏はフリチン
汚い連中
教育を続けながらの学究生活
放任主義 - 門人を叱ったことがなかった
◇改心棲(千葉県干潟町)
農村に入り込んだ異色の指導者大原幽学
馬鹿先生と呼ばれた大原幽学
長部村で農民の指導教育
「性理学」-「中庸」の一文 神・儒・仏の混合
世の中にある三つの壁
「理を教える前に,まず情を通じ合わなければならない」
三つの壁
① 物理的な壁 モノの壁
② 制度的な壁 しくみの壁
③ 意識的な壁 心の壁
長部村 ~ 若者のUターン策として
世界初の農業協同組合
コミュニティにおける一人一人の住人の責任を強調
① 農作の仕事に計画性を持たせること
② 農民一人一人がいわば計画人間になること
↓
年中仕事割 田畑に出て教えた
↓
先祖株組合
互助組織 = 土地持ち百姓の安泰
取り調べ,そして投獄
3か月余の押し込め → 絶望(農民の堕落した生活)
↓
割腹自殺 八州取締出役が追い込んだ
大原幽学の史跡
☆「CNNラリー・キングの話し上手のコツ」 東急エージェンシー 1995年 【再掲載 2011.12】
<出版社の案内>
どんな場面においても自信を持ち、効果的に話すにはどうすればいいか。アメリカのラジ
オトーク番組の人気キャスターであり、かつカネの取れる話し手の一人である著者がその
コツを明らかにする。
◇誰だって話さずにはいられない
おしゃべり小僧(マウスピース)
◇話し上手になる為の基本
ありのままでいこう
積極姿勢で臨もう
相手に興味を持とう
自分を飾らない
□ありのまま … 相手にこちらの体験を共有してもらう
その他の大事なコツ
① とにかく積極的に
② 仕事の旅に話す技術を改良-とにかくがんばる
相手の目を見る
ウィル・ロジャース(米国・俳優)
「人は皆畑違いの話題に無知なだけである」
∥
◎ 誰でも何かの専門家
自分を飾らない
おかしいことを誤魔化さない
自分の境遇を受け入れ他人にも受け入れてもらう
◇見知らぬ人とどう話すか
自分も相手も恥ずかしがり屋
恥ずかしがらない
相手自身のことを訊く
とにかく話し始める
会話の糸口を見つける「動物・子供」
訊いてはいけないことを心得る
単細胞的疑問文を避けよう
イエス・ノーは×
会話の鉄則を守る
訊くことが最も大切
「話している時は何も学べない」
相手の発言を受け手の的を得た質問は会話上手の印
ボディ・ランゲージを活用する
他にもタブーはあったかな
視線を合わせよう
アイコンタクト
話している時は相手に体を傾ける
タブーは消えてしまったのか
情報通
◇社交上の会話
いつでも使える会話がある
魔法の質問「なぜ」
しんどい会話から抜け出す法
「失礼します お手洗いに行きたいので」
「おかわりをとってきますから」
「ちょっとあちらにも顔を出した方がよさそうなので」
+ 丁寧な挨拶「お話しできて楽しかった」
会話を盛り上げるコツ
意見を求めよう
内気な人に口を開かせよう
会話を独占しない
イコール・タイム
「舞台を降りる潮時…」
しつこく訊きすぎるな
たられば話
道徳規準についての思考
話が行き詰まった時に
男と女 アーサー・ゴトフリー「自分らしく振る舞うこと」
◇話し上手には八つの特長がある
<話し上手>
① 新しい角度から
② 視野が広い
③ 情熱的
④ 好奇心
⑤ 感情移入
⑥ ユーモア
⑦ 独自のスタイル
⑧ 口を閉じる
◇トレンディな用語と差別用語を考える
意味が通じにくい言葉を使うな = わかりやすい表現を
トレンディワークにはまるな
「ナッシングワーズ」を使うな
<悪いしゃべり癖はこうして直そう>
① 自ら聞く
② 話す内容を前もって考える
③ 会話モニターを
言葉が足りないと正しく伝わらない
<実のある会議の開き方>
① 時間を節約する - 出席しない
② 言わぬが花
③ 人をやりこめてはいけない
④ 時には ばかげた質問を
⑤ 準備なしで発表するな
⑥ 恐れずにユーモアを