今回は、平川理恵さんの
「あなたの子どもが自立した大人になるために」を紹介します。
ほんの少し、はじめの部分だけの要約です。
出版社の案内には、
「女性初、民間人公立中学校校長が推し進める、横浜発・公立学校改革。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「まずは地域とつながる - 地域の核となるのは公立学校」
・「なぜ先生はこんなに大変なのか」
・「図書室のリニューアル 赤木かん子」
もう一つ、再掲載となりますが、わたしの大好きなひろさちやさんの
「怒るヒント」①を載せます。
「怒るな…」という題名の本はたくさんあるのですが、ユニークですね。
「怒る権利を持っているやつは怒っていいけど、下々の人間、つまり権力のない人間が怒
ることに対してブレーキを掛けるのが日本の文化なのです。『そんなに怒りたければ出
世しろ』が日本の文化なのです。その背景となるのが『道徳』です。」
政治家がどうして学校教育に「道徳科」を求めたのか、
もやもやしていたものが晴れました。
安心して怒るべき時には怒ることにしましょうか。
とはいうものの、自信はありません。まだまだ自分を縛っているなあ。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「あなたの子どもが自立した大人になるために」平川理恵 世界文化社 2014年
◇校長としての4年間
1校長とは
まずは地域とつながる - 地域の核となるのは公立学校
我々は公務員である
なくて困るもの
①交通費 自腹
②スクールロイヤー
③IT情報担当
校長の役割は何か
「校長とは管理者ではなく広報部長である」
2教室にて
なぜ先生はこんなに大変なのか
「これほどまでに日々献身的に細やかに生徒のためを思って心を尽くしているのかを思っ
て…」
◎初期対応
すべてのヒントは授業の中に詰まっている
①今日の授業は100点満点中自己採点では何点か?
②もう一度今日の授業をやるとしたらどこをどう直したいか?
③今日のねらいを考えると生徒はどの程度理解したか?
職員会議を変える
3学校にて
図書室のリニューアル 赤木かん子
横浜市立市ヶ尾中学校
☆「怒るヒント」ひろさちや 青春出版社 ① 2011年【再掲載 2012.4】
<出版社の案内>
「善人になるな。卑屈になるな。釈迦もキリストも、本当の人格者はちゃんと怒って生き
てきた」–ストレスがたまらない身の処し方を、仏教のエッセンスを交えて説く、ひろ流
・タブーなき処世のヒント。
◇前書き
□三毒
① 貪欲(むさぼり)
② 瞋恚(いかり)
③愚痴(おろかさ)
「精神的にうまく怒ってください」
◇日本人の「怒るとソン信仰」は狂っている
□卑怯な人ほど怒りません = 卑屈な考え方
□道徳のいかがわしさ
日本人は一歩踏み出すことをすごく怖がる
|
宗教の代わりに道徳でものを考えてしまう
◎ 道徳は必ず目上のやつが目下のやつを縛るもの
→ 日本人の「怒らない」教
まがいものの宗教
◎ 道徳はその時々の力関係や利害関係によって御都合主義的に判断される
□嫌なやつの「いいところ探し」なんて しなさんな!
親子間のみ
□いっぺん嫌ったやつは徹底的に嫌いなさい
・好きでなければ嫌って嫌いまくればいいんです
・いちばんいいのは絶交 ×ぶつぶつ言いながら付き合うこと
□「論語」も否定した「偽善」とは?
○塙保己一(1746~1821)
雪の日下駄の鼻緒を求めた店員の笑いものにされる
↓
発奮して「群書類従」
刊行時、幕府に前川という版木屋を推薦した
「わたしが今日あるのは雪の日あなたの店の前で恥ずかしい思いをさせられたあの屈辱
感のおかげです」
∥
◎ 偽善 (塙保己一がおかしい)
□「怒ると損をする」なんて犬畜生のための教え
エサがもらえなくなるから怒らない方がいいよと言っているだけ
□釈迦は「怒るな」なんて言っていない
怒るべき時に怒れない人は人間失格です
無礼な質問に対してはきちんと碇を表明しないとアメリカでは政治家失格
□「安心して怒るべき時には怒りましょうよ」
□「エライ人は怒ってよし。下々は怒るな」が日本社会の嫌らしさ
◎ 怒る権利を持っているやつは怒っていいけど、下々の人間、つまり権力のない人間
が怒ることに対してブレーキを掛けるのが日本の文化なのです
∥
◎「そんなに怒りたければ出世しろ」が日本の文化
→ その背景が道徳
◎ 日本人は宗教を持っていないからどうしても道徳でものごとを判断してしまう。そ
こに権力者や金持ちのつけいる隙を与えてしまう
□権力者に首輪をつけたことがない日本人
・日本には「マグナカルタ」に相当するものがない点
マグナカルタ ~ 国王に対して民衆が突きつけた法律契約
国民が為政者に
□だれが仕掛けたキャンペーンなのか
◎ 怒らないことが、まるで社会的に経験を積んだ魅力のある人間の証という一種の信
仰みたいなものがこの国にはあるようです
|
◎ もっと怒ってよい
◎ 無理して我慢していると病気になってしまいますよ
□ダイエットや禁煙と同じ
・「怒るな」と言う本はダイエット本と似たところがある
わかっちゃいるけどやめられない
・自然な気持ちで怒って、また自然に怒りを収めればいいだけのことでしょう
□「ちょい太」の方が長生きするのと似ている
・やや太めの方が長生きする
・ダイエット→ディエタ(ラテン語)が語源-「定義」意味 way of life
ダイエットは生き方そのもの
□ペコペコしたって得するわけじゃない
◎ 怒りたい感情をあえて押し殺して怒らないでいると人生がうまくいく、得をするな
んてそんなアホなことはありません = 卑屈
|
◎ ペコペコすれば得をするなんていう保証はどこにもない
□お客様を神さま扱いなんてしなくていい
・行きすぎた卑屈さはもうやめましょうよ
- 現在の日本のやり方は卑屈が過ぎる
= 金儲け第一主義
□「わたしは怒らない」はポリシーにならない
・怒ったら多くの場合で損をする
でも経済的に得をするのと、卑屈にならずに堂々と生きるのとあなたはどちらを選
ぶんですか?
|
◎ もっと自分を大切にして、卑屈にならずに堂々と行きましょうよ
「あなたの子どもが自立した大人になるために」を紹介します。
ほんの少し、はじめの部分だけの要約です。
出版社の案内には、
「女性初、民間人公立中学校校長が推し進める、横浜発・公立学校改革。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「まずは地域とつながる - 地域の核となるのは公立学校」
・「なぜ先生はこんなに大変なのか」
・「図書室のリニューアル 赤木かん子」
もう一つ、再掲載となりますが、わたしの大好きなひろさちやさんの
「怒るヒント」①を載せます。
「怒るな…」という題名の本はたくさんあるのですが、ユニークですね。
「怒る権利を持っているやつは怒っていいけど、下々の人間、つまり権力のない人間が怒
ることに対してブレーキを掛けるのが日本の文化なのです。『そんなに怒りたければ出
世しろ』が日本の文化なのです。その背景となるのが『道徳』です。」
政治家がどうして学校教育に「道徳科」を求めたのか、
もやもやしていたものが晴れました。
安心して怒るべき時には怒ることにしましょうか。
とはいうものの、自信はありません。まだまだ自分を縛っているなあ。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「あなたの子どもが自立した大人になるために」平川理恵 世界文化社 2014年
◇校長としての4年間
1校長とは
まずは地域とつながる - 地域の核となるのは公立学校
我々は公務員である
なくて困るもの
①交通費 自腹
②スクールロイヤー
③IT情報担当
校長の役割は何か
「校長とは管理者ではなく広報部長である」
2教室にて
なぜ先生はこんなに大変なのか
「これほどまでに日々献身的に細やかに生徒のためを思って心を尽くしているのかを思っ
て…」
◎初期対応
すべてのヒントは授業の中に詰まっている
①今日の授業は100点満点中自己採点では何点か?
②もう一度今日の授業をやるとしたらどこをどう直したいか?
③今日のねらいを考えると生徒はどの程度理解したか?
職員会議を変える
3学校にて
図書室のリニューアル 赤木かん子
横浜市立市ヶ尾中学校
☆「怒るヒント」ひろさちや 青春出版社 ① 2011年【再掲載 2012.4】
<出版社の案内>
「善人になるな。卑屈になるな。釈迦もキリストも、本当の人格者はちゃんと怒って生き
てきた」–ストレスがたまらない身の処し方を、仏教のエッセンスを交えて説く、ひろ流
・タブーなき処世のヒント。
◇前書き
□三毒
① 貪欲(むさぼり)
② 瞋恚(いかり)
③愚痴(おろかさ)
「精神的にうまく怒ってください」
◇日本人の「怒るとソン信仰」は狂っている
□卑怯な人ほど怒りません = 卑屈な考え方
□道徳のいかがわしさ
日本人は一歩踏み出すことをすごく怖がる
|
宗教の代わりに道徳でものを考えてしまう
◎ 道徳は必ず目上のやつが目下のやつを縛るもの
→ 日本人の「怒らない」教
まがいものの宗教
◎ 道徳はその時々の力関係や利害関係によって御都合主義的に判断される
□嫌なやつの「いいところ探し」なんて しなさんな!
親子間のみ
□いっぺん嫌ったやつは徹底的に嫌いなさい
・好きでなければ嫌って嫌いまくればいいんです
・いちばんいいのは絶交 ×ぶつぶつ言いながら付き合うこと
□「論語」も否定した「偽善」とは?
○塙保己一(1746~1821)
雪の日下駄の鼻緒を求めた店員の笑いものにされる
↓
発奮して「群書類従」
刊行時、幕府に前川という版木屋を推薦した
「わたしが今日あるのは雪の日あなたの店の前で恥ずかしい思いをさせられたあの屈辱
感のおかげです」
∥
◎ 偽善 (塙保己一がおかしい)
□「怒ると損をする」なんて犬畜生のための教え
エサがもらえなくなるから怒らない方がいいよと言っているだけ
□釈迦は「怒るな」なんて言っていない
怒るべき時に怒れない人は人間失格です
無礼な質問に対してはきちんと碇を表明しないとアメリカでは政治家失格
□「安心して怒るべき時には怒りましょうよ」
□「エライ人は怒ってよし。下々は怒るな」が日本社会の嫌らしさ
◎ 怒る権利を持っているやつは怒っていいけど、下々の人間、つまり権力のない人間
が怒ることに対してブレーキを掛けるのが日本の文化なのです
∥
◎「そんなに怒りたければ出世しろ」が日本の文化
→ その背景が道徳
◎ 日本人は宗教を持っていないからどうしても道徳でものごとを判断してしまう。そ
こに権力者や金持ちのつけいる隙を与えてしまう
□権力者に首輪をつけたことがない日本人
・日本には「マグナカルタ」に相当するものがない点
マグナカルタ ~ 国王に対して民衆が突きつけた法律契約
国民が為政者に
□だれが仕掛けたキャンペーンなのか
◎ 怒らないことが、まるで社会的に経験を積んだ魅力のある人間の証という一種の信
仰みたいなものがこの国にはあるようです
|
◎ もっと怒ってよい
◎ 無理して我慢していると病気になってしまいますよ
□ダイエットや禁煙と同じ
・「怒るな」と言う本はダイエット本と似たところがある
わかっちゃいるけどやめられない
・自然な気持ちで怒って、また自然に怒りを収めればいいだけのことでしょう
□「ちょい太」の方が長生きするのと似ている
・やや太めの方が長生きする
・ダイエット→ディエタ(ラテン語)が語源-「定義」意味 way of life
ダイエットは生き方そのもの
□ペコペコしたって得するわけじゃない
◎ 怒りたい感情をあえて押し殺して怒らないでいると人生がうまくいく、得をするな
んてそんなアホなことはありません = 卑屈
|
◎ ペコペコすれば得をするなんていう保証はどこにもない
□お客様を神さま扱いなんてしなくていい
・行きすぎた卑屈さはもうやめましょうよ
- 現在の日本のやり方は卑屈が過ぎる
= 金儲け第一主義
□「わたしは怒らない」はポリシーにならない
・怒ったら多くの場合で損をする
でも経済的に得をするのと、卑屈にならずに堂々と生きるのとあなたはどちらを選
ぶんですか?
|
◎ もっと自分を大切にして、卑屈にならずに堂々と行きましょうよ