今回は6月9日に続いて
「向山洋一さんはこんなことを」の紹介 2回目です
間を開けて 紹介しています


向山さん
わたしが若いころ 義務教育で流行した
「教育技術法則化運動」(現在はTOSS)代表として知られます
著書も非常に多く出ています

「教育技術の法則化」については 賛否両論
しかし 若手教員の熱意を感じさせる 大きな渦となりました
いいところもあるし 考えたいところもたくさん…


昨日は1日雨
授業準備 読書 とのんびり過ごしました
散髪に行って さっぱりしました







☆向山洋一さんはこんなことを ②



◇しつけとは
 ① あいさつをすること

 ② 机といすをきちんと中へ入れること
 
 ③ 名前を呼ばれたら返事をすること


◇教師の教養
1 すべての教育課程の編成

2 重要な方針を原文で読む癖と自分なりの解釈

3 様々な指導方法の知識

4 当面する教育問題の具体的解決策


◇人間の生きがいとは
 1 自分の夢を達成すること

 2 自分の可能性を伸ばすこと  

 3 人の役に立つこと  皆で分かち合う



◇向山式ノート指導
 ① 1単元を見開き2ページで

② 教科書丸写しは認めない

③ イラスト・図解をすすめる

④ ノートづくりの時間を与える

⑤ 見開きページごとに評価する
  評価は「合格」のみ  不合格は修正・やり直し

⑥ 特に立派なノートは全員に紹介する



◇シール
 ×害  賞としてのシール

 ○益  チェックのためのシール
時間内で次々と合格させる→だめな子は残す やり直し
①力を付ける

②「授業をまじめにやらなければいつかつけが回ってくる」ことを
教える



◇最初の三日間
 ①教師自己紹介 出身・年齢・経験年数等

②質問を受ける

③「人間の生きがい」
ⅰ 自分が持っている才能を伸ばす喜び

ⅱ 人のためになることをする喜び

ⅲ 自分の描いた夢を実現することの喜び

④「人間らしさ」
○人間は間違うことができる  間違えたら直せる 動物は命にかかわる
○弱いもの・力のないものをいたわることができる
弱いものいじめはゆるさない

⑤約束  ⅰ えこはいきはしない
ⅱ 授業時間は延ばさない

⑥ルールを決める  テストや給食等  ルールについての質問を受ける



◇ノート指導
 ○教科書 
   教科書の問題番号に「できた」「できなかった」のチェックが入っているか   
  確認する。

 ○ノート ・ややこしい問題に問題をざざっと簡単にノートチェック。
・間違えた問題調べ
赤で訂正
もう一カ所やり直し(合格シール)

不合格者は休み時間・昼休み・放課後すべての時間にやらせる



◇TTの授業
 ① つまずいている子の指導 
     ぼうっとしている子・教科書を開いていない子など

② ノートチェック・練習問題チェック
  1時間の授業で五回は直接ノートに○を付ける
日付・ページ・綺麗さ・間違いなし 等の確認

 ③ 基本的しつけ



7割のできでも毎日続けていればよく分かるようになる。

「毎日の積み重ねが力を付けていく」


◇学級を組織する
 1日目 短い挨拶 全員呼名 教室・靴箱の位置を教える 座席決め(背の順)
靴箱(背の順)

 2日目 小物袋のお知らせ 自由帳のお知らせ 係 当番 日直 
     質問受け(全員前)

 3日目 漢字・計算テスト  と  楽しい授業

4日目 ノートの使い方・教科書チェック
合格印を付ける