今回は 6月17日に続いて 苅谷剛彦さんの
「学校って何だろう」の紹介 3回目ですです


出版社の案内には


「どうして勉強するの? 校則はなぜあるの? 教科書って何だろう、先生の世界・生徒の
 世界など、学校についての常識を疑ってかかることからはじめよう。毎日中学生新
 聞連載記事をまとめたもの。」

とあります


今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「イギリスは日本を見習いナショナル・カリキュラム作り」

・「隠れたカリキュラム」
「時間を守る」「我慢する」「コミュニケーションの仕方」
- ヒドゥンカリキュラムという言葉をこのごろよく耳にします
  学校は勉強を教えるところだけではないことが大切だと考えます

・「学校は秩序を重んじる場所」
- そうであるべきだとわたしは思います





※浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー
 ものづくりの街 浜松
 行くたびに新しい感動が得られる 山田卓司さんの世界
 詳しいことはホームページをご覧になってください
 ホームページにも魅力がいっぱい詰まっています












☆「学校って何だろう」苅谷剛彦 講談社 1998年 ③



◇教科書って何だろう

 学校で教える知識


 教科書に載る知識とは 
   学習指導要領


 学校で教える知識の決め方 
   国という大きな単位 = まとまり


 先生による違い 
   「どのクラスも同じ」という仕組み


 地域ごとの教育 
   どうして国が決めるのか


 ナショナル・カリキュラム


 経済の国際競争と教育 
   1980年代 日本の教育の優秀さ


 ばらつきの少ない教育
イギリス 十年くらい前まで 地域や学校が決めていた → 学力差



日本を見習いナショナル・カリキュラム作り


 画一教育とナショナル・カリキュラム
日本はイギリスと反対の方向に…


 教科書の知識は役に立つのか
自分なりのものの見方や考え方をつくりあげるときつながりとして…

隠れたカリキュラム  もう一つの知識





◇隠れたカリキュラム

 教科書以外の知識
   隠れたカリキュラム


 授業中に何を習うのか


 時間を守る


 我慢する
   忍耐力をつける訓練


 コミュニケーションの仕方


 学校と隠れたカリキュラム
隠れたカリキュラム = 知らず知らずのうちに学校生活を通じて学ぶことから、
              ついでに教えられること

                |

   集団として活動をスムーズに行おうとすることが隠れたカリキュラムに


 男子と女子


 自分の位置


 学年と年齢 
   発達 

   年齢による区別


 「日本」というまとまり


 学校と社会 
   隠れたカリキュラム
① 学校生活をスムーズに行うために入り込む

② 知らず知らずのうちに入り込む 男女区別年齢



   学校は秩序を重んじる場所










<イベントのお知らせ>

①「いちゆうのヒトin浜松vol.7」

 浜松市出身の女性講談師 田辺一邑さんの独演会が 今夏も浜松で行われます
 お時間があればぜひご来場ください
 前座は田辺いちかさん ゲストは三遊亭万橘さんです

 日時:8月2日(日)14:00~
 場所:浜松市地域情報センターホール
 料金:前売り2500円 当日2700円
 問い合わせ:ケイ企画 河村(電話053-438-1863)



②七人の女性モデラー展 開催中

 期間:5月23日(土)〜7月26日(日
 右衛門、オオゴシトモエ、高林律子、橋上寿子、ぴあにしも、山城守子、横山千重美
 会場:浜松ジオラマファクトリー ザザシティ浜松中央館3階 (053)489-3725
 入場料:大人500円 中高校生200円 小学生100円 未就学児童:無料
 ご入場時間:AM10:00〜PM6:00(最終入場時間 PM5:30)
 休館:火・水曜日(但し祝日は営業)