今回は、7月19日に続いて、キーワード「佐藤学」さん、
佐藤学さんはこんなことを」3回目の紹介です。
教育学者・佐藤学さんは、教育現場と強い結びつきがあります。
著書等から多くのことを学んできました。
今回紹介文より強く印象に残った言葉は…
・「日本の高校ほど多様化され序列化された学校は世界に類を見ない」
・「負担する財力のある家庭とない家庭との格差
1980年代以降日本の社会と教育は緩やかに二極分化」
・「地方分権化を進めれば7~8倍に公教育の格差拡大」
・「 世界の流れは単純化、それに反して日本は複線化」
・「受験生の学力無視 → 公平感・不信感のもと」
浜松出身の女性講談師・田辺一邑さんの第11回独演会が8月18日(日)14時より、
浜松駅近くの浜松市地域情報センターホールで開かれます。
今回の演目は「青山士」他一席です。ゲストもいらっしゃいます。
青山士(あおやま あきら)さんは、静岡県磐田市生まれの土木技術者。
パナマ運河建設に関わった方として、知られる方だそうです。
不勉強なわたしは失礼ながら存じ上げませんでした。
楽しみです。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「佐藤学さんはこんなことを」③
◇教育改革論議の10の嘘(2)
□強固な常識の嘘
③「日本の教育は画一的である」はウソ
日本の高校ほど多様化され序列化された学校は世界に類を見ない
1991年 14期中教審以後 → 際限のない多様化
|
高校の生き残り競争が基盤
= 時代錯誤であり社会変化と齟齬
※ 先進諸国の教育改革は多様化を排して、高水準の共通教養の教育を標榜している
④「日本の教育は悪平等である」はウソ
過去30年間 住宅費3倍
→ 教育費は12倍
∥
負担する財力のある家庭とない家庭との格差
1980年代以降日本の社会と教育は緩やかに二極分化
|
□「日本の教育は悪平等である」という俗論は上層から発せられている
年間一人あたり公教育費
平均 小学校 84万円 中学校 92万円
↓
地域差 神奈川と埼玉では2倍の格差
沖縄や四国の県と神奈川とでは2倍以上の差
市町村 3倍以上の開き
∥
アメリカに匹敵
※ 地方分権化を進めれば7~8倍に公教育の格差拡大
|
ちなみに障害児一人あたり,年間954万円
= 義務教育段階だけで一人あたり1億円
俗論の背景
※ エリート教育と大衆教育の二分化
∥
世界の流れは単純化 それに反して日本は複線化
⑤「学力偏重の高校入試が中学生を窒息させている」はウソ
「学力偏重」よりも「人物重視」の内申書(調査書)の支配によって中学生は窒息状態
に追い込まれている
↑
□二つの改革による
①1991年「指導要録」改訂 観点別評価
関心・意欲・態度を中心に
「学力よりも人物を!」という世論を受けて
②1990年代「人物重視」の高校入試の多様化
A県 当日試験28% 内申書成績28%
残り44%が部活,生徒会,ボランティア
B県 内申書により 50%合格
特記事項により30%合格
学力試験で 10%合格
全体総合点で 10%合格
∥
※ 受験生の学力無視
公平感・不信感のもと
佐藤学さんはこんなことを」3回目の紹介です。
教育学者・佐藤学さんは、教育現場と強い結びつきがあります。
著書等から多くのことを学んできました。
今回紹介文より強く印象に残った言葉は…
・「日本の高校ほど多様化され序列化された学校は世界に類を見ない」
・「負担する財力のある家庭とない家庭との格差
1980年代以降日本の社会と教育は緩やかに二極分化」
・「地方分権化を進めれば7~8倍に公教育の格差拡大」
・「 世界の流れは単純化、それに反して日本は複線化」
・「受験生の学力無視 → 公平感・不信感のもと」
浜松出身の女性講談師・田辺一邑さんの第11回独演会が8月18日(日)14時より、
浜松駅近くの浜松市地域情報センターホールで開かれます。
今回の演目は「青山士」他一席です。ゲストもいらっしゃいます。
青山士(あおやま あきら)さんは、静岡県磐田市生まれの土木技術者。
パナマ運河建設に関わった方として、知られる方だそうです。
不勉強なわたしは失礼ながら存じ上げませんでした。
楽しみです。
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ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
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お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「佐藤学さんはこんなことを」③
◇教育改革論議の10の嘘(2)
□強固な常識の嘘
③「日本の教育は画一的である」はウソ
日本の高校ほど多様化され序列化された学校は世界に類を見ない
1991年 14期中教審以後 → 際限のない多様化
|
高校の生き残り競争が基盤
= 時代錯誤であり社会変化と齟齬
※ 先進諸国の教育改革は多様化を排して、高水準の共通教養の教育を標榜している
④「日本の教育は悪平等である」はウソ
過去30年間 住宅費3倍
→ 教育費は12倍
∥
負担する財力のある家庭とない家庭との格差
1980年代以降日本の社会と教育は緩やかに二極分化
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□「日本の教育は悪平等である」という俗論は上層から発せられている
年間一人あたり公教育費
平均 小学校 84万円 中学校 92万円
↓
地域差 神奈川と埼玉では2倍の格差
沖縄や四国の県と神奈川とでは2倍以上の差
市町村 3倍以上の開き
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アメリカに匹敵
※ 地方分権化を進めれば7~8倍に公教育の格差拡大
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ちなみに障害児一人あたり,年間954万円
= 義務教育段階だけで一人あたり1億円
俗論の背景
※ エリート教育と大衆教育の二分化
∥
世界の流れは単純化 それに反して日本は複線化
⑤「学力偏重の高校入試が中学生を窒息させている」はウソ
「学力偏重」よりも「人物重視」の内申書(調査書)の支配によって中学生は窒息状態
に追い込まれている
↑
□二つの改革による
①1991年「指導要録」改訂 観点別評価
関心・意欲・態度を中心に
「学力よりも人物を!」という世論を受けて
②1990年代「人物重視」の高校入試の多様化
A県 当日試験28% 内申書成績28%
残り44%が部活,生徒会,ボランティア
B県 内申書により 50%合格
特記事項により30%合格
学力試験で 10%合格
全体総合点で 10%合格
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※ 受験生の学力無視
公平感・不信感のもと