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「教師の現在 教師の未来」油布佐和子 教育出版 1999年 ⑫(最終) [読書記録 教育]

今回は 10月10日に続いて 油布佐和子さん監修の
「教師の現在 教師の未来」紹介 12回目です
12回と長く続きましたが これが最終の紹介です


普段 現場での仕事に追われ 落ち着いて読むことのない本ですが
大変 勉強になりました


出版社の案内には

「変化しつつある社会の中で、教育の現状と意義を考察する。5では制度的な制約の
 なかで多様な役割を求められる現代の教師の現実を検証し、未来の教師像はいかに
 あるべきかを様々な視点から模索する。」

と あります


今回紹介分からは…
・「公教育の貢献を考慮に入れず,自らを拘束的にとらえるシステムという観点から
 のみ批判を行うようになってきている。」
- 教育全体を見通してではなく 自子についてのみの観点しかもたない
  そのような人が増えているように感じます
 「公教育」は何か
 「公」のもつ意味は何か
教育だけでなく ひろく考えていかなければならない課題だと思いました

・「『顔の見える学校』の教師」








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☆「教師の現在 教師の未来」油布佐和子 教育出版 1999年 ⑫(最終)

1.jpg

 
◇教師としてできること 油布佐和子

○制度疲労-教師への責任転嫁を超えて

公教育の貢献を考慮に入れず,自らを拘束的にとらえるシステムという観点から
 のみ批判を行うようになってきている。



古い制度によって生まれた新しい価値観の対立



○教育改革は学校の未来を切り開くか?
 学校への批判
①「教育の画一性や硬直性が諸教育問題の根底にある」

   → 「個人の選択の尊重」=教育の自由化の推進


  ②「学校が何もかも抱え込み肥大化・絶対化している」

→ 「学校の縮小化」外部との分担


 「学校の危機」を回避するために実施されていようとしている教育改革は「公教育」
の危機を招くことになる



○僻地校から学ぶこと

親密な教師 - 子供の関係


 教師間の意思疎通 → 仕事にゆとり

  |

教師「命の洗濯」
①学級規模縮小 - 個に応じた教育の実現
多忙解消


    ②学校規模縮小   顔の見える範囲内で



○教師に何ができるか
「顔の見える学校」の教師



○シリーズ  「子供と教育の社会学」全5巻 教育出版
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コメント 4

cheese999

阿保のみクスより、教育改革で先生、生徒にゆとりを。。。(^_0)ノ
by cheese999 (2014-10-13 13:28) 

ハマコウ

cheese999  さん ありがとうございます

政治家から信頼されていないのではないかとしか思えないこと
寂しく感じます
by ハマコウ (2014-10-13 18:25) 

まる

 こんばんは。

 多忙から解放され、ゆとりができることは
とても大切だと思います。
by まる (2014-10-14 00:00) 

ハマコウ

まる さん ありがとうございます

常に何かに追われているような社会
少しずつ変えていくように努力しなければと思っています
by ハマコウ (2014-10-14 04:24) 

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