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「観音力(かんのんりき)」玄侑宗久 PHP 2009年 ①(前半)  /「ニッポンのここがスゴイ!」堤和彦 ランダムハウスジャパン 2011年 ①【再掲載 2015.11】 [読書記録 宗教]

今回は、玄侑宗久さんの
「観音力」の紹介 1回目の紹介です。



出版社の案内には、


「本書は、『観音力』についての著者の講演とエッセイをまとめた本です。たとえば著者は
 次のように述べます。『彼の観音力を念じて、それが発揮されれば、いろいろと信じられ
 ないことが起こって自分の住む世界を変えてくれると、『観音経』には書かれています。
 観音力というのは、自分の中に眠っている他人との共振力、コミュニケーションをする力
 ですね。それに何度も呼び掛けるわけです。本来、そういうものが我々の中にはあるわけ
 ですから、それが出て来さえすれば、いろいろなことが変わっていく、ということです』
 (本文より)。観音力とは、相手や状況に応じて最も相応しい姿に変化する力。変化が激
 しく、その場その場での対応が求められる今日ですが、この「観音力」に気づけば、きっ
 と、どんな困難もふわりと乗り切れることでしょう。」


とあります。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「人間の欲求によって様々に姿を変えた観音さまだから
  日本の『八百万』とはぴったりの相性」


・「応化力(おうけりょく)  = 状況に応じて変化する心(観音様の力)」


・「『誰かのせい』と思った途端に不幸になる」


・「脳の中にはある種のソフトがあって,そのソフトによって世界を眺めている」








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浜松にもオリーブ園ができました。
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静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
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☆「観音力(かんのんりき)」玄侑宗久 PHP 2009年 ①(前半)

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◇観音力と言うこと 「今ここに大いに応ずる」
  
□仏像は人間の様々な能力の象徴

  大地の力  → お地蔵様  


  大空の力  → 虚空蔵様  


  医療・健康 → 薬師如来
  


□観音様はガンダーラから来て,補陀落山に住んでいる

  アヴァローキテーシュヴァラ(サンスクリット・梵語)観音さま


  離れて見る 音 観世音


  アヴァローキテーシュヴァラ 玄装三蔵の訳  観自在


  自在


 
□「法華経」によると阿弥陀如来の長男
 
 
 
□人間の欲求によって様々に姿を変えた観音さま

  日本の「八百万」とはぴったりの相性



□西洋の「ペルソナ」では良い個性しか認めない

  仏教-「人は六道を輪廻する」 

  善悪共に…が東洋人



□人間は状況次第でどうにもなるもの
     
  古代に多い言葉「なる」

  日本的「どう変化していようと体はあんたでしょ」



  ◎どのようにもなる心 = 出来心

  ◎悪い心も良い心も出来心
  


□説教の長さは効果に反比例する

  応化力(おうけりょく) 

  = 状況に応じて変化する心(観音様の力)
  
    正しい言葉は意外に人の心に届かない

    説教は短い言葉がよい
  


□白隠さんの観音力 

  数珠

  … 念仏を数えるための道具(何回あげたら珠を一つ動かす)


  植物は大地に根を張って「応化力」を身につけた
  
   「大いに応ずる力」植物
  

 「誰かのせい」と思った途端に不幸になる

    事故 … だれのせいでもない   

    宿命 … 動かない

    事件 … 誰かのせい

    運命 … 状況により動く

    立命 … 運命の波の上に立つ
  

 「本来のわたし」なんてどこにもいない  
   変化が楽しみ






◇ふたたびの観音力ということ  いのちは自ずと同期する
  
□観音様は出世頭 

  ヒンドゥー教からスカウトされた仏様 
持国天,増長天,広目天,多聞天 の ④種類



□相手に応じて33に変化する 

 「試しにやってみたら」を断る力(長年の個性教育の成果?)



□日本の初代の神様が3人いる理由 

  天之御中主神,神産巣日神,高御産巣日神


 「生る」という和語に観音様がフィットした


  パーソナリティとは「神様のかけら」


  むすんでひらく「出来心」
    日本 - だれでもテロリストになりうると考える


  15歳の少年になれば老眼は治る

   - 多重人格 人格が変われば身体も変わる


  我々の体は空っぽである 
    体 = 空だ 

    体そのものが空っぽ  =使う人によりいろいろ使える
  
    ◎脳の中にはある種のソフトがあって,そのソフトによって世界を眺めている


 原因は山ほどあり特定できない
拝み屋 ~ 原因が複雑で分からないことを特定してくれる


 神の生命に合わせようとする「同期」の力 三代前の○○のせいだ
蛍    光タイミング 二秒おきの西と四秒おきの東

  こおろぎ 鳴くタイミングを一致させている

  心臓も  1万個の細胞が同期して動いている


 相手を好ましいと思えば働く「応化力」 生理も近付く
     観音の力-相手の好みにまず同期してシンクロして引っ張っていく   


 コントロールの発想は心が汚れる 
   仏教「田園の思想」

   苦行では心が汚れる
  

 予想外のことが起こらないシステムは死んでいる 

分からないまま予断を持たずに状況に応じて変化しながら生きていくべき

               |

    ◎ 予想しないことが起こるから,生きていく意味がある    


 年をとるのは気のせいである
  火渡り
    ~ 熱さを感じる脳機能が休んだ状況になる
   
      お経を唱える~脳の状況を変える


「いま」に居続けるために
安心して再生しながら「いま」に居続けるのが読経

   一生次々に変化し続けていく




◇白隠さんの観音力  やほよろずに遊戯する
  
 白隠彗鶴禅師(日本臨済宗の中興の祖) 

  「隻手の声」(公案)創出  禅の日本化・庶民化


 自らが命の主人公となる


 観音様は「遊戯」のように人助けをする行動派 「道中の工夫」 


 「やほよろず」を「不二」に見つめた白隠さん





◇慈悲と智慧  観世音と観自在

  我々の同化する力を呼び覚ます「観音経」


  我々自身の中にある「対応力」と「組織力」














☆「ニッポンのここがスゴイ!」堤和彦 ランダムハウスジャパン 2011年 ①【再掲載 2015.11】

<出版社の案内>

外国人の言葉を借りて日本文化の素晴らしさを再発見。NHK‐BS1の人気番組『COOL
JAPAN』のプロデューサーの新ニッポン文化論。番組出演外国人の生声が満載。
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◇日本のポップカルチャー

□マンガ・アニメはクール



□J・POPはクール

 MEGADETH 元ギタリスト マーティ・フリードマン

 ① 正確なメロディライン 

    曲の美しさ-難しくしていない


 ② 一曲の中にジャンルまぜこぜ



□持○力と文化力がドッキングしたゲームはクール

  「たまごっち」「数独」  

 
  ゲーセン
  → アミューズメントパークに = 明るく健康的に



□ギャル文化はクール

 1993コギャル 
   
 1998ガングロ 
   
 2000ヤマンバギャル



□自由な社会がクール

  自由で安全な社会がギャルファッションを生んだ



□浮世絵はクール

  大量生産なのに一枚一枚が手作り 

  シーボルト「北斎漫画」 → ジャポニズム





◇日本のハイテク技術

□電気炊飯器はクール
   
 各国仕様



□多機能で便利な家電はクール



□ロボットはクール 
   
  福祉用ロボット



□内視鏡はクール 
   
  オリンパス



□心地よさを褒めよハイテクトイレはクール 
   
  43度の角度 

  38度が適温 →1980





◇日本のサービス業

□速くて手間が掛からない宅配便がクール 
   
  かゆいところに手が届くサービス



□安くて品揃えが豊富な100円ショップがクール

ルーツは昭和6年「高島屋十銭ストア」



□サービスが行き届いた美容室はクール



□いつでも必要なものがそろうコンビニはクール



□会話と触れ合いが楽しい商店街はクール 江東区砂町銀座商店街

  店の人との親近感

  日本の地方都市を元気にしていくために…



□斬新なアイデアで町おこし激辛商店街
   
  京都向日市商店街

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「やまと教 日本人の民族宗教」ひろさちや 新潮選書 2008年/「対ストレス 3つの言葉」高田明和 [読書記録 宗教]

今回は、ひろさちやさんの
「やまと教 日本人の民族宗教」を紹介します。



出版社の案内には、


「明治以降の国家神道はニセモノ宗教、現代仏教はインポテ宗教だ!本物の宗教は、古来
 より受け継がれた民衆のメンタリティと生活にこそある。仏教、儒教、道教、キリスト
 教など国家権力によって支配の道具とされてきた外来宗教と、民衆宗教との混淆の歴史
 をたどりながら、真の民族宗教=日本人古来の精神的基盤を明かす。」


とあります。



ひろさちやさんの本はたくさん出されています。
人気の高さが分かります。
気がつかない視点から
「弱いままでいいのだよ」「そんなに頑張らなくても大丈夫だよ」と教えてくれます。



「やさしさ、まこと、とも生き」のやまと教、なるほどと目が開かされました。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は…

・「天の昼夜 地の昼夜  人の昼夜 」


・「神道 = 古き良き時代の日本人の生き方 」
「皇室神道(弥生的)と民衆神道(縄文的) やまと教の発祥は縄文時代」


・「『尋常でないもの』『すぐれたもの』が神 = プラスもマイナスもある」


・「江戸時代前 ~ 人が死んだらホトケになり,そのホトケを各家が祀っていた。大体
  2年するとホトケは自然にカミとなった。するとカミは産土神として鎮守の森に祀ら
  れる(ムラのカミ)。」


・「盆正月は各自の家でするおまつり
だから,ほんの少し前まで(1970年代)浄土真宗ではお盆の行事をしなかった。
浄土真宗は,仏教の純粋さを守っている宗派で神社に参拝することを嫌う。お盆行事
は神道そのものだから,浄土真宗ではやらなかった。」

- およそ20年前、父を亡くしたとき、お盆飾りをどうしたものかと住職(浄土真宗高田
 派) にうかがったところ、「やらなくていい」ということでした。



もう一つ、精神科医高田明和さんの
「対ストレス 3つの言葉」を載せます。
ストレスに悩んだとき、自分に言い聞かせるように
この3つの言葉をつぶやくようにしています。




<浜松のオリーブ園>

浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト







ふじのくに魅力ある個店
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
2.jpg






<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>

  ものづくりのまちとも言われる浜松。
 山田卓司さんのすばらしい作品を 
 ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
 お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。




☆「やまと教 日本人の民族宗教」ひろさちや 新潮選書 2008年 

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◇宗教とは何か

「ノー」という名の宗教 

  日本人の民族宗教は「やまと教」



 宗教の定義

  … 人々に人間としての生きる道(生き方)を教えるものである



 神の奴隷になったユダヤ教徒



 江戸時代の一日の始まり 
   天の昼夜 … 真夜中0時過ぎに一日の始まり  現代

地の昼夜 … 日没をもって一日の始まり    古代神道

人の昼夜 … 朝の日の出をもって一日の始まり



 神道 = 古き良き時代の日本人の生き方
 
   惟神(かむながら)の道
     外国人が信者になれない民族宗教



 社会的階層と住期に応じた人間の生き方 

古代インド人 
     ① 学生期 
     ② 家住期 
     ③ 林住期
     ④ 遊行期



 日本の仏教は日本仏教(神仏混淆)



 イエスはユダヤ教徒だった
   ユダヤ教を否定したイエス



「コーラン」は全人類に与えられた啓示



 儒教プラス道教が中国の民族宗教
   (儒教…支配階級,道教…庶民)





◇仏教の伝来と神道

 仏教の伝来により気付かされた「神道」 
   初見は「日本書紀」 
  


 わが国への仏教の伝来 
   崇仏論の主張,排仏論の論理 

   試みに礼拝した結果
  


 584年
   恵便と3人の尼-巫女? 
  


 病気の平癒を祈って仏教に帰依する
   586年 用明天皇 



 ついに仏教国となった日本
 
  - 国の体制を固めるために使われたのが仏教



 初期の日本仏教のあり方 
    624年「日本書紀」寺院46寺,僧尼1385人 



 「国家仏教」 - 社会の上層部のみ



 東大寺の大仏造営と宇佐八幡宮
   720年 神仏習合





◇神道とやまと教

 日本に伝来した国家仏教は宗教でなかった

  = 仏教は文化・文明であった … 大仏



 皇室神道と民衆神道
   やまと教の発祥は縄文時代 

   東京 … 弥生的 ,大阪 … 縄文的



 縄文文化と弥生文化 

   縄文文化 → やまと教へ 

   弥生文化 → 皇室神道へ 
戦闘的な弥生文化



 ライヴァルとウェザーの本来の意味
   ライヴァル…リバーより



「まつりごと」とは何か





◇やまと教の神々

 神の語源は不明
   平田篤胤「古史伝」 … 神の「カ」は「彼の」意味,「ミ」は「霊妙なるもの」



「霊力あるもの」と「霊力そのもの」
       
  「尋常でないもの」「すぐれたもの」が神 = プラスもマイナスもある



 大リーグ級の神々が住む世界  

   天つ国 - 中つ国(地上) - 根の国



 出雲に参集する神々と留守神
  
   留守神(竈神,大黒天,亥の子神 等々)



 固有名詞の神,普通名詞の神 
  
   「神社に祀られている神」と「神社の外にいる神」



 天の神,地の神,人の神
    吉田神社 人は死んだら神となる

ホトケ - 荒御霊    カミ - 和御霊



 お寺が葬式をやるようになったのは江戸時代から

  2年まででホトケがカミに → 産土神

   江戸時代前
   ~ 人が死んだらホトケになり,そのホトケを各家が祀っていた
大体2年するとホトケは自然にカミとなった
するとカミは産土神として鎮守の森に祀られる(ムラのカミ)



  ◎江戸時代
     寺請制度 幕府が寺院に檀家の葬式をやるように命じた

それまでは家長の責任で葬式が行われた

お寺が儲けるためにはホトケの期間が長い方がよい

2年が32年になり寺の収入源となった



 年神を迎えて祀るのが正月の行事
  ホトケとカミ(祖霊)
     少しずつホトケがカミに変わっていく

→ 大体2年(3回忌)すればホトケがカミに



  ◎しかし祖霊
    7代ぐらいも(普通3,4代)100年くらい
    年に2回,正月と盆に帰る

  ◎ やまと教 = 神人共食



 お盆は御先祖様を迎えるめでたい行事 
 
   盆正月は各自の家でするおまつり

  ◎だから,ほんの少し前まで(1970年代)浄土真宗ではお盆の行事をしなかった。

◎浄土真宗は,仏教の純粋さを守っている宗派で神社に参拝することを嫌う。お盆行
   事は神道そのものだから,浄土真宗ではやらなかった。


  ◎盆はめでたいまつりの日
「庶民に関する限り,日本人の宗教はやまと教であり,そのやまと教にほんの少し仏
   教が影響を及ぼしている」





◇神様との付き合い方

 庶民の生活に密着したやまと教
 
   貧乏神ってどんな神 - 七福神の戸籍調べ



 固有名詞の神様は特別招待客
  「鬼は外」から「鬼も内」へ
  


 神をさわらぬ方法        

   貧乏神も福の神も同じ神の二面性 



 馬鹿正直の頭に鬼がある     

  「請求書の祈り」と「領収書の祈り」 


◎「ありがとう」の感謝の祈りがやまと教の祈り




◇神様は「空気」である

 神輿とは祖霊の乗り物 - 神輿振り  
  「空気のような」神



「空気」の列席の下で開かれる寄り合い



 神はブラウン運動をする微粒子である
   ハレとケの対比 

   ケガレとは何か?



 ミソキ・ハラエ・イミ → 宇宙には気が充満している




◇やまと教の教義

 三種の神器は何のシンボルか?
八咫鏡(ヤタノカガミ)・草薙剣・八尺勾玉(ヤサカニノマガタマ) 「正直・慈悲・智慧」

正直     智慧   慈悲  北畠親房



「正直・慈悲・智慧」は為政者のためのもの

や・ま・と  →  やさしさ・まこと・ともいき



 やまと教には権力を出し抜く智慧がある



 国家への忠誠よりも仲間への忠誠



 間違いばかりする人間



 やまと教 - 日本人の誇り





◇後書き

 宗教を持たない人間が心のよりどころにするのは,いわば「美学」

↑↓

 ◎ 宗教を持っている人間には「美学」なんて関係ない

昨今の日本人 ~ 完全さを求める
完全な人間なんているはずがない

 ◎◎◎ やさしさ・まこと・とも生き ◎◎◎









☆「対ストレス 3つの言葉」高田明和

困ったことは起こらない
すべてはよくなる
嫌なことは考えない

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