(1)キーワード「国語」⑰-「井上ひさしと141人の仲間たちとの作文教室」文学の蔵編 本の森 1998年 (5) (2)「井上ひさしの読書眼鏡」井上ひさし 中央公論新社 【再掲載】 [読書記録 一般]
「人間は書くことを通じて考えを深めていく『生き物』です」
今回は、7月9日に続いて、
「井上ひさしと141人の仲間たちとの作文教室」5回目の紹介です。
出版社の案内には、
「当代一の文章の達人、井上ひさし氏が作文術の極意を伝授。読めばあなたも、日本語免
許皆伝。作文もエッセイも小論文も、ひさし流ならこんなに簡単に書けるようになりま
す。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「日本の指導者は及び腰のくせに威張り腐って,国民一人一人に命を懸けさせた」
「(特攻)アメリカ- 生還率50%以上でないと良い作戦でも採用しない、
日本 - 生還率10%でも採用」
・「ものを考える一番有効な方法 ~ それは書くこと」
・「『象は鼻が長い』 - 『が』は未知 『は』は明らかになったこと」
もう一つ、再掲載記事となりますが、井上ひさしさんの
「井上ひさしの読書眼鏡」を紹介します。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
(1)キーワード「国語」⑰-「井上ひさしと141人の仲間たちとの作文教室」文学の蔵編 本の森 1998年 (5)
◇4時間目
□原稿用紙
「!」「?」の後は一マス空ける
会話「 」の上に一マス空ける
日本の指導者は及び腰のくせに威張り腐って,国民一人一人に命を懸けさせた
□特攻隊1万3千人以上
一回目の神風特攻隊長・関幸雄大尉
特攻前日・新聞記者に
「日本も僕みたいな優秀なパイロットを殺すようになったらおしまいだ」
「僕は自分の妻のために死んでいく」
アメリカ 生還率50%以上でないと良い作戦でも採用しない
日本 生還率10%でも採用
□「象は鼻が長い」
文法学者・三上章の著書「象は鼻が長い」(くろしお出版)で有名に
「が」は未知 「は」は明らかになったこと
「象は鼻が長い」の「は」は主語ではない
=分かっているものをさらに前に出す役目
「人間は書くことを通じて考えを深めていく『生き物』です」
ものを考える一番有効な方法 ~ それは書くこと
恩送り ~ 江戸時代には普通の言葉
(2)「井上ひさしの読書眼鏡」井上ひさし 中央公論新社 【再掲載】
◇不眠症には辞書が効く
不眠症の場合
- 大野晋 「岩波古語辞典」を読む
井上ひさし「現代英米情報辞典」
◇知識を磨く2冊の辞典
ドミニク・フォルシェー 「年表で読む哲学思想小事典」白水社
「日本史事典」朝倉書店
◇古本今が買い時
細川護貞「情報天皇に達せず」
近衛文麿の婿(護熙首相の父)
◇歴史教科書議論を
五百旗頭真「戦争・占領・講話」書き抜き帳
岩波書店「二十世紀の定義」
◇3番目はサイモン
シェイクスピア
チューホフ
ニール・サイモン
「ニール・サイモン」自伝
◇時の流れが文化を育む
「冷泉家 時の絵巻」
◇世界の真実この一冊に
中村哲「医者 井戸を掘る」石風社
1946年福岡市生 ペシャワール会
◇優れた組織者の労作
高木仁三郎「ブルートーンの火」七つ森書簡
◇本当の学問の方法とは
「チラシで読む日本経済」澤田求・鈴木隆裕 光文社書院
広告の四大媒体
① T V 34%
② 新 聞 20%
③ 雑 誌 7.5%
④ ラジオ 3.5%
⑤ 折り込みチラシ 7%
「ウンコに学べ」有田正光・石村多門 ちくま新書
◇文化の厚み増す大事典
「日本国語大辞典」評論社
「日本人名辞典」6万5千人
◇言葉が跳ねる哲学書
「公共哲学」 佐々木毅・金泰昌 東京大学出版会
◇伊能忠敬の業績網羅
「伊能図」清水靖夫他 武揚堂
今でも実用地図
旧い地名がたくさん - 彼を取り巻く学者たちのネットワーク
◇一憲兵が取った責任
「憲兵だった父が遺したもの」 倉橋綾子 高文研
人は騙されていたという自分の愚かさにはやはり責任を持たなければならない
◇現実を正しく見るために
金子勝・大澤真幸「見たくない思想的現実を見る」岩波書店
できるところから、今すぐやらないと
今回は、7月9日に続いて、
「井上ひさしと141人の仲間たちとの作文教室」5回目の紹介です。
出版社の案内には、
「当代一の文章の達人、井上ひさし氏が作文術の極意を伝授。読めばあなたも、日本語免
許皆伝。作文もエッセイも小論文も、ひさし流ならこんなに簡単に書けるようになりま
す。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「日本の指導者は及び腰のくせに威張り腐って,国民一人一人に命を懸けさせた」
「(特攻)アメリカ- 生還率50%以上でないと良い作戦でも採用しない、
日本 - 生還率10%でも採用」
・「ものを考える一番有効な方法 ~ それは書くこと」
・「『象は鼻が長い』 - 『が』は未知 『は』は明らかになったこと」
もう一つ、再掲載記事となりますが、井上ひさしさんの
「井上ひさしの読書眼鏡」を紹介します。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
(1)キーワード「国語」⑰-「井上ひさしと141人の仲間たちとの作文教室」文学の蔵編 本の森 1998年 (5)
◇4時間目
□原稿用紙
「!」「?」の後は一マス空ける
会話「 」の上に一マス空ける
日本の指導者は及び腰のくせに威張り腐って,国民一人一人に命を懸けさせた
□特攻隊1万3千人以上
一回目の神風特攻隊長・関幸雄大尉
特攻前日・新聞記者に
「日本も僕みたいな優秀なパイロットを殺すようになったらおしまいだ」
「僕は自分の妻のために死んでいく」
アメリカ 生還率50%以上でないと良い作戦でも採用しない
日本 生還率10%でも採用
□「象は鼻が長い」
文法学者・三上章の著書「象は鼻が長い」(くろしお出版)で有名に
「が」は未知 「は」は明らかになったこと
「象は鼻が長い」の「は」は主語ではない
=分かっているものをさらに前に出す役目
「人間は書くことを通じて考えを深めていく『生き物』です」
ものを考える一番有効な方法 ~ それは書くこと
恩送り ~ 江戸時代には普通の言葉
(2)「井上ひさしの読書眼鏡」井上ひさし 中央公論新社 【再掲載】
◇不眠症には辞書が効く
不眠症の場合
- 大野晋 「岩波古語辞典」を読む
井上ひさし「現代英米情報辞典」
◇知識を磨く2冊の辞典
ドミニク・フォルシェー 「年表で読む哲学思想小事典」白水社
「日本史事典」朝倉書店
◇古本今が買い時
細川護貞「情報天皇に達せず」
近衛文麿の婿(護熙首相の父)
◇歴史教科書議論を
五百旗頭真「戦争・占領・講話」書き抜き帳
岩波書店「二十世紀の定義」
◇3番目はサイモン
シェイクスピア
チューホフ
ニール・サイモン
「ニール・サイモン」自伝
◇時の流れが文化を育む
「冷泉家 時の絵巻」
◇世界の真実この一冊に
中村哲「医者 井戸を掘る」石風社
1946年福岡市生 ペシャワール会
◇優れた組織者の労作
高木仁三郎「ブルートーンの火」七つ森書簡
◇本当の学問の方法とは
「チラシで読む日本経済」澤田求・鈴木隆裕 光文社書院
広告の四大媒体
① T V 34%
② 新 聞 20%
③ 雑 誌 7.5%
④ ラジオ 3.5%
⑤ 折り込みチラシ 7%
「ウンコに学べ」有田正光・石村多門 ちくま新書
◇文化の厚み増す大事典
「日本国語大辞典」評論社
「日本人名辞典」6万5千人
◇言葉が跳ねる哲学書
「公共哲学」 佐々木毅・金泰昌 東京大学出版会
◇伊能忠敬の業績網羅
「伊能図」清水靖夫他 武揚堂
今でも実用地図
旧い地名がたくさん - 彼を取り巻く学者たちのネットワーク
◇一憲兵が取った責任
「憲兵だった父が遺したもの」 倉橋綾子 高文研
人は騙されていたという自分の愚かさにはやはり責任を持たなければならない
◇現実を正しく見るために
金子勝・大澤真幸「見たくない思想的現実を見る」岩波書店
できるところから、今すぐやらないと
コメント 0