「発達障害の子のためのすごい道具」安部博志 小学館 2017年 ③ / 「子どもより親が怖い」諸富祥彦 青春出版社 2002年 ④(最終)【再掲載 2011.12】 [読書記録 教育]
今回は、12月13日に続いて、安部博志さんによる、
「発達障害の子のためのすごい道具」3回目の紹介です。
出版社の案内には、
「『できない』は道具を使うことで解決します。発達障害の子が困っている多くのことは、
市販されている適切な支援グッズを使うことで解決します。
できないことをその子の努力だけで解決しようとすると、親子ともに強いストレスにさ
らされます。必要なのは、その子を手助けしてくれる道具です。
ところがそのことを知らない保護者の方は多く、また支援グッズの使用感も千差万別で
す。
本書は、自らも子どもたちのためにオリジナルのグッズを手作りしている特別支援教育
の第一人者、安部博志先生が、専門家の視点で本当に役立つ支援グッズを厳選!
わが子の『困り感』に適切な支援グッズを探す手がかりとなる一冊です。
適切なグッズは親が叱る場面を減らし、親自身のストレスも軽減。
親子の関係の悪化も防ぎ、一石二鳥です。
~本書にはたとえば、こんな道具がのっています!
◎ハサミをうまく使えない子に→指を使わず手ではさむハサミ
◎あと何分がわからない→残り時間が見える時計
◎場違いな大声を出す→声の大きさを見える化したカード」
とあります。
2コマ透明傘は便利そうです。
もう一つ、再掲載となりますが、諸富祥彦さんの
「子どもより親が怖い」④を載せます。
出版から20年近く経っていますが、貴重な提言が生かされている状況にはなっていない
と感じています。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「発達障害の子のためのすごい道具」安部博志 小学館 2017年 ③
◇じっとしていられない子に
□じっとしていられず急に走り出す
リッチェル ポーチュ 2WAY チェアベルト 1,600円
㈱リッチェル
迷子紐でコントロール
□椅子をがたがた揺らす
豆椅子ボール(4個セット) 1,000円
㈱カーボーイ 0475-55-7802
□座布団ごと椅子から滑り落ちる
滑り止めシートを接着する
□傘をさすと前が見えなくなる
2コマ透明傘 1.280円
弘文堂本店 075-931-2672
□手荷物を振り回す
てぶランポケットナイロン 3,800円
ポーチをランドセルに固定 両手があく
未来工房結 050-3825-6723
□衝動的、力の加減ができない
ボトルチップス 1,500円 平和工業林
ミミンガ 2,400円 タカラトミー
調整力を養う
☆「子どもより親が怖い」諸富祥彦 青春出版社 2002年 ④(最終)【再掲載 2011.12】
〔出版社の内容紹介〕
逆ギレ、わがまま、陰口、いじめ・・・・・・子どものような親の言動が、いま、学校現場を
混乱させている。多くの教師は「親が悪いから子が荒れる」と考えるが、一方の親は「教
師が子どもをダメにする」という。すれ違う「親」と「教師」の心の壁を取り除くことは
できるのか。岐路に立つ学校教育に、カウンセラーからの提言。
◇親と教師で行う学校改革13の提言
[提言1] 親こそ教育の主体である。学校はあくまでサポート役と心得よう。
・学校任せから脱却しよう
生きる力 = サバイバル力
・新しい体制への「産みの苦しみ」
学校選択制 → 教育の二極化
・学校を休ませて旅行に行くのは是か非か
[提言2] 親と教師,必要なのは信頼できる関係づくり
・教師は親の話を聞くこと
聞く聞く
・教師にお願いをする手紙の書き方
『担任への不満穏便解決マニュアル』学陽書房
[提言3] チャータースクールが学校を変える
・市民全体で運営する公立学校
単線型→複線型
[提言4] 開かれた学校づくりには,外部から入る人間と教師の双方に相手の視点に立
つ姿勢が必要
・PTAが鍵を握る
・父親が子どものためにやれること
・スクールカウンセラーとしての体験
・学校を知らない民間人登用の問題
[提言5] 教師は保護者との関係づくりに積極的に打って出よう
・自分を語り合って親しくなる
[提言6] 教師は教科のプロである以前に人間のプロであろう
・カウンセリングの技法を身に付けよう
「授業」+「人間関係」
・「親を変えよう」とは思わないこと
[提言7] 教師受難の時代。自らを支える場所を確保しよう。
・悩める教師が学校を救う 「弱音を吐ける職員室づくり」
ホッとできる職員室を!
[提言8] 学校に「心のゆとり」を取り戻そう
・笑いが消えた職員室
・水曜日の午後を休みにした公立中学校
千葉市立小中台中学校
「水後タイム」
[提言9] 「不適格教員制度」「人事考課」が日本の学校をダメにする
・人権無視の横行の恐れがある
適正なシステムの整備を!
・職員室から逃走する教師たち
東京都のシステムに問題あり
[提言10] 読み・書き・計算の反復学習は基礎学力の定着のみならず,落ち着きある
心を育てるにも有効である
・学習量の3割減は行きすぎ
[提言11]進路教育で子どもの人生への意欲・動機づけを高めることが学力向上の最短
コース
・生きる力と基礎学力は表裏一体
・将来設計の実現に向けた「ドリカムプラン」
・ゲストティーチャー
[提言12]学校に「こころの教育」の専門家を置き,人生の基本的な構造を身に付けさ
せよう
・クラス担任だけでは荷が重い
[提言13]「自分を大切にする心」「他者を大切にする心」「集団・社会に貢献する心」
「人間を超えた地点から自分を見つめる心」の4つの心を育てよう
・自分のミッションを実感できる人間に
①自分を大切にする心
②他者を大切にする心
③集団や社会に貢献する心
④人間を超えた地点から自分を見つめる心
【理想の人間像】
◎「自分を大切にし,なりたい自分を自己決定でき,それを目指すプロセスの中で,他者
や社会に貢献する喜びを実感できる人間」
◇諸富祥彦さん(執筆当時)
千葉大学教育学部助教授
1963年福岡生 筑波大卒 同大学院博士課程修了
「教師を支える会」代表
「発達障害の子のためのすごい道具」3回目の紹介です。
出版社の案内には、
「『できない』は道具を使うことで解決します。発達障害の子が困っている多くのことは、
市販されている適切な支援グッズを使うことで解決します。
できないことをその子の努力だけで解決しようとすると、親子ともに強いストレスにさ
らされます。必要なのは、その子を手助けしてくれる道具です。
ところがそのことを知らない保護者の方は多く、また支援グッズの使用感も千差万別で
す。
本書は、自らも子どもたちのためにオリジナルのグッズを手作りしている特別支援教育
の第一人者、安部博志先生が、専門家の視点で本当に役立つ支援グッズを厳選!
わが子の『困り感』に適切な支援グッズを探す手がかりとなる一冊です。
適切なグッズは親が叱る場面を減らし、親自身のストレスも軽減。
親子の関係の悪化も防ぎ、一石二鳥です。
~本書にはたとえば、こんな道具がのっています!
◎ハサミをうまく使えない子に→指を使わず手ではさむハサミ
◎あと何分がわからない→残り時間が見える時計
◎場違いな大声を出す→声の大きさを見える化したカード」
とあります。
2コマ透明傘は便利そうです。
もう一つ、再掲載となりますが、諸富祥彦さんの
「子どもより親が怖い」④を載せます。
出版から20年近く経っていますが、貴重な提言が生かされている状況にはなっていない
と感じています。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
☆子供たちの学習に
文部科学省の
「子供の学び応援サイト(臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト)」
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。
<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆「発達障害の子のためのすごい道具」安部博志 小学館 2017年 ③
◇じっとしていられない子に
□じっとしていられず急に走り出す
リッチェル ポーチュ 2WAY チェアベルト 1,600円
㈱リッチェル
迷子紐でコントロール
□椅子をがたがた揺らす
豆椅子ボール(4個セット) 1,000円
㈱カーボーイ 0475-55-7802
□座布団ごと椅子から滑り落ちる
滑り止めシートを接着する
□傘をさすと前が見えなくなる
2コマ透明傘 1.280円
弘文堂本店 075-931-2672
□手荷物を振り回す
てぶランポケットナイロン 3,800円
ポーチをランドセルに固定 両手があく
未来工房結 050-3825-6723
□衝動的、力の加減ができない
ボトルチップス 1,500円 平和工業林
ミミンガ 2,400円 タカラトミー
調整力を養う
☆「子どもより親が怖い」諸富祥彦 青春出版社 2002年 ④(最終)【再掲載 2011.12】
〔出版社の内容紹介〕
逆ギレ、わがまま、陰口、いじめ・・・・・・子どものような親の言動が、いま、学校現場を
混乱させている。多くの教師は「親が悪いから子が荒れる」と考えるが、一方の親は「教
師が子どもをダメにする」という。すれ違う「親」と「教師」の心の壁を取り除くことは
できるのか。岐路に立つ学校教育に、カウンセラーからの提言。
◇親と教師で行う学校改革13の提言
[提言1] 親こそ教育の主体である。学校はあくまでサポート役と心得よう。
・学校任せから脱却しよう
生きる力 = サバイバル力
・新しい体制への「産みの苦しみ」
学校選択制 → 教育の二極化
・学校を休ませて旅行に行くのは是か非か
[提言2] 親と教師,必要なのは信頼できる関係づくり
・教師は親の話を聞くこと
聞く聞く
・教師にお願いをする手紙の書き方
『担任への不満穏便解決マニュアル』学陽書房
[提言3] チャータースクールが学校を変える
・市民全体で運営する公立学校
単線型→複線型
[提言4] 開かれた学校づくりには,外部から入る人間と教師の双方に相手の視点に立
つ姿勢が必要
・PTAが鍵を握る
・父親が子どものためにやれること
・スクールカウンセラーとしての体験
・学校を知らない民間人登用の問題
[提言5] 教師は保護者との関係づくりに積極的に打って出よう
・自分を語り合って親しくなる
[提言6] 教師は教科のプロである以前に人間のプロであろう
・カウンセリングの技法を身に付けよう
「授業」+「人間関係」
・「親を変えよう」とは思わないこと
[提言7] 教師受難の時代。自らを支える場所を確保しよう。
・悩める教師が学校を救う 「弱音を吐ける職員室づくり」
ホッとできる職員室を!
[提言8] 学校に「心のゆとり」を取り戻そう
・笑いが消えた職員室
・水曜日の午後を休みにした公立中学校
千葉市立小中台中学校
「水後タイム」
[提言9] 「不適格教員制度」「人事考課」が日本の学校をダメにする
・人権無視の横行の恐れがある
適正なシステムの整備を!
・職員室から逃走する教師たち
東京都のシステムに問題あり
[提言10] 読み・書き・計算の反復学習は基礎学力の定着のみならず,落ち着きある
心を育てるにも有効である
・学習量の3割減は行きすぎ
[提言11]進路教育で子どもの人生への意欲・動機づけを高めることが学力向上の最短
コース
・生きる力と基礎学力は表裏一体
・将来設計の実現に向けた「ドリカムプラン」
・ゲストティーチャー
[提言12]学校に「こころの教育」の専門家を置き,人生の基本的な構造を身に付けさ
せよう
・クラス担任だけでは荷が重い
[提言13]「自分を大切にする心」「他者を大切にする心」「集団・社会に貢献する心」
「人間を超えた地点から自分を見つめる心」の4つの心を育てよう
・自分のミッションを実感できる人間に
①自分を大切にする心
②他者を大切にする心
③集団や社会に貢献する心
④人間を超えた地点から自分を見つめる心
【理想の人間像】
◎「自分を大切にし,なりたい自分を自己決定でき,それを目指すプロセスの中で,他者
や社会に貢献する喜びを実感できる人間」
◇諸富祥彦さん(執筆当時)
千葉大学教育学部助教授
1963年福岡生 筑波大卒 同大学院博士課程修了
「教師を支える会」代表
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